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「プリンスがでてきそうな家!」

09.NDのオーナーさん20.『プリンスが出てきそうな家!』

 

みなさん こんにちは

ネイチャーデコールの大浦比呂志です。

 

以前こちらのブログでも紹介しましたが、

「クラシカルモダニズム」を希望されているお宅「K邸」

クラシカルモダニズムといいましても、あえてカテゴライズすれば、ということで、

一つの様式にはとらわれない、完全なる独自なスタイルになってきます。

ネイチャーデコールでもこの領域ははじめてなので、

デザインを進めていきながら、はやく具現化してみたい!

そんなおもいで、素材選びやデザイン、ディティールなどワクワクしながら

進めております。

 

これは初期段階の打合せで、オーナーのKさんが自分の実現したいイメージを

スケッチで説明してくれている様子です。

オーナーの熱量がビシビシ伝わってきますね〜

 

 

 

今回はインテリア好き、建築好き、デザイン好きのオーナーが、

いままで自宅マンションにコレクションしてきた家具や照明、ディスプレイを

中心にそれらがバッチリと空間に納まるような家にして欲しい、というオーダーから

はじまりました。

お持ちの家具も、自分でデザインして作ってもらったものや、アンティークなど、

とにかく濃厚でオリジナリティに溢れたものばかり。

今、計画している新しい家に納める家具などの一部をご紹介します。

 

 

なんかプリンスでも出てきそうですね〜

そう、はじめからプリンスのイメージが僕の中にはあって、

「プリンスがでてきそうな家!」 そんなことを頭の片隅に置きながら

プランの提案をさせていただきました。

 

 

そして初回提案のプランがこれ!

ファサードだけは、二度目の提案ですが、それ以外のインテリアシーンは

ほぼこのスケッチのイメージをベースに

更に肉つけしながら進んでおります。

 

 

 

 

 

 

 

図面にもこんな感じで、持ち込まれる家具や照明など実寸法で落とし込みながら、

スケールバランスをイメージできるように仕上げていきます。

 

自分の大切にしている、大好きな家具からはじまる家創り。

そんな流れも面白いですね!

 

この仕事が始まる前にオーナーのKさんからの熱いメッセージが今でも忘れられません。

それは長い長いメッセージのなかのほんの一節ですが、

「大浦さんの人生物語の登場人物の中に

僕ら夫婦もキャスティングしてもらいたいので、宜しくおねがいします」というもの。

こんな感じに、また熱量いっぱいの思いを共有しながら、

熱烈家創り、人生ドラマがはじまります。(笑)

 

 

場所は、遠くに海を臨む葉山。

工事は3月からのスタートで完成は10月以降の予定です。

こってりと濃厚な「プリンスが出てきそうな家!」

進捗はまたこのブログからお知らせしてまいります。

 

 

大浦比呂志(ネイチャーデコール主宰)

 

 

 

 

「本と猫のいる暮らし」

03.ペットと暮らす09.NDのオーナーさん09.想うこと11.ネイチャーデコール20.『本と猫のいる暮らし』

 

みなさん こんにちは

ネイチャーデコールの大浦比呂志です。

 

ネイチャーデコールのオーナーさんは、

スタイルをもった暮らしや趣味に特化した暮らしといった、

家を生活の中のステージとして、自分たちに合わせたライフスタイルを実現するために

家創りを考えていく方がとても多いのです。

 

ネットを覗けば断片的に、自分にとって必要な情報は容易に手に入る時代です。

だからこそ、沢山の選択肢の中から、自分たちにあった生活をイメージし、

予算の配分を考え、また長年そこで暮らすという時間の経過を視野に入れながら

創り上げていくのがとても大切で、情報に溢れ価値観が多様化してきた今だからこそ

設計者本来の力量が問われてくるのだと感じます。

 

当たり前ですが、同じ家ができることはまず無いわけで、

毎回毎回、いろいろな夢や暮らし方、こだわりを細かくヒヤリングし

デザインし設計を固めて創り上げていく。

Aさんにとって理想的で喜ばれたものが、Bさんにとってはそれがとても

苦手で嫌がられる、そんなこともよくあることです。

なので、こちらにとってもはじめて直面することも多く、

それ故一定のルールが作りにくいのも、

ネイチャーデコールの家の特徴なのかもしれない。

 

いずれにしても、全方位にパーフェクトであることなんて到底不可能なので、

僕本来のパーソナリティとかキャラクターが無理なくオーナーさんの感覚に

マッチして、そこに価値と喜びを見出してもらえるところで勝負出来れば

それが理想的。

 

一生一度の家創り、という真剣勝負、片手間では出来ないし、量産も出来ない、

オーナーさんの相当の熱量に対して、こちらもそれ以上の熱量で向かって、

はじめてオーナーさんとのバランスがはかれる、このセッション。

そんな中、お互いにとって最終的には良かったね!と言い合えるためには、

大切にしているものの価値観が合うかどうかが重要なんですね。

 

さて、先日プレゼンを終えたこれからはじまる新たなセッションは、

「本と猫のいる暮らし」

リビング全体が書庫のような設えで、大好きな猫と暮らせる家。

実現したい生活がとても明確で、長年大切にしてきた、自分たち家族にふさわしい

家をネイチャーデコールで創り上げていきます。

 

ねこの「ぽんず」ちゃんも、

新しい家がとても楽しみらしく、打合せでもちょくちょく登場してくれました。

 

 

大浦比呂志(ネイチャーデコール主宰)

 

 

 

 

 

「懐かしい佇まいへリノベーション」

04.シャビーシックスタイル04.フレンチスタイル07.アンティーク&ヴィンテージ12.リノベーション20.『MAISONS en French・物語を感じる住まい』

 

みなさん こんにちは

ネイチャーデコールの大浦比呂志です。

 

築15年の住宅を全面リノベーションして、新たに生まれ変わりました。

新たに生まれ変わったと言いましても、このリノベーションに対しての

オーナーさんからの要望が、「ずっとそこに佇んでいたような懐かしい住まい」

というもの。

もともとの既存の建物自体も、築15年ということで、全面を改修するにも、

まだまだ新しい建物で、その家自体から味わいが出るのにも、中途半端な年代で、、

そういうことであれば、趣のある懐かしさを感じる空間にデザインしていこう〜

ということで家創りのスタートをきりました。

 

 

オーナーさんは、自分の中でこうしたい!というイメージが全体感からも細部からも

湧き上がっていて、膨大なスクラップや素材集、また自身が今までの集めて来られた

家具や食器、古い小物、テキスタイルに至るまで、スタイルの一貫性があり、

何年もかけて今回のリノベーションのために思いを寄せてきた感じが、

ひしひしと伝わってきました。

そして嬉しいことに、僕が24年前に手掛けた家の写真を雑誌から切り抜き、

好きな家にスクラップしてくれていました。

 

 

 

 

今回は「懐かしい佇まいへリノベーション」、そのお宅を紹介します。

 

玄関ホールには、アンティークのフランスのハンガードアを取り付け

収納はグレモン錠の金物を使用

 

 

 

玄関ホールの吹抜けの手すりも木製のものから、アイアンに取り替え

天井からは大きめのシャンデリアを

 

 

 

奥様の寝室の収納扉

自然に使い込まれた風合い、ブルーが良い具合にエージングされています。

 

 

 

もとは中庭だったスペースをサンルームに作り変えました。

リビングから一体感で繋がり、サンルームに設けたトップライトは、

廊下にもリビングにも光をまわします。

今まではリビング&ダイニングが少し窮屈だったので、

このサンルームのスペースがなにかと大活躍しそうです。

 

 

 

 

システムキッチンを取り払い、すべて造作でキッチンを作り変えました。

インダストリアルな大きめの照明と黒をベースにしたキャビネットで

甘くなりすぎないシックなキッチンにデザインしています。

「黒」「古材」「サブウェイタイル」にインダストリアルなエッセンスは

鉄板のスタイルですね!

 

 

 

 

トイレ&洗面スペースは、モノトーンの「白」と「黒」を基調に、

「サブウェイタイル」「モザイクタイル」にボーダーやアクセントを入れて。

 

 

工事期間的には3ヶ月位の日程でしたが、大きくイメージが様変わりしました!

ここに、オーナーさんが集めてこられた家具や小物が置かれたら、

また一段と独自の世界観が生まれてくると思います。

暮らしぶり、今から楽しみです!

 

 

大浦比呂志(ネイチャーデコール主宰)

 

 

 

「HOW TO インダストリアルスタイルの世界」

04.ブルックリンスタイル(ニューヨークスタイル)04.ロフト&SOHOスタイル06.家創りのヒント20.『casa brooklyn』の家20.『TOKYO LOFT STYLE』の家

 

みなさん こんにちは

ネイチャーデコールの大浦比呂志です。

 

インダストリアルスタイルはネイチャーデコールでもまだまだ人気のインテリアスタイル

のひとつですが、今回は今までネイチャーデコールが手掛けたインダストリアルスタイルの

インテリア事例を解説しながら、他とはひと味違う本物志向の

こだわりのあるインダストリアルスタイルの住空間

その落とし込み方を少し掘り下げてご紹介していきたいと思います。

 

一般的にインダストリアルの意味は、「工業用」とか「工業的」ということですが、

それを空間に取り入れていく場合、「粗削りで無骨な」という印象になってくるのが

特徴です。簡単にイメージしてもらえるのが古い倉庫の空間や素材、アイテムを

今のインテリアにアレンジしていくイメージです。

インテリアスタイルのカテゴリーとして、類似のイメージとしては、

「ロフトスタイル」「SOHOスタイル」「ブルックリンスタイル」などもありますが、

ネイチャーデコールでは、それらをすべてミックスしてさらに、粗削りで無骨な中にも

ナチュラルで温かみのある質感を融合させた空間創りをしていきます。

それがネイチャーデコール流インダストリアルなデザインとなります。

 

まずは、インダストリアルスタイルを住宅に取り入れたインテリアと空間、

そして、それらを構成していく「アイテム」「マテリアル」「ディテール」と

詳細まで実例画像をもとにご紹介していきます。

 

◯インダストリアルスタイルのインテリアと空間

これは2011年の事例で「大田区・K邸」

ロフト空間の様に大きな吹き抜けのある家で、「ブリック」「スチール」「古い木」

「大きなインダストリアル照明」「スチールの螺旋階段」などで、インダストリアルな

デザインを演出しています。

開放的な吹き抜け空間のリビングに対して、天井高を抑えたBARカウンター併設の

オープンスタイルのキッチン、そして小さな螺旋階段を登るとDENがある、

インダストリアルで男の隠れ家的なインテリアがワクワクさせます。

 

 

 

これは2019年の事例で「平塚市・O邸」

長いアイランド+ダイニングテーブル一体型のキッチンが特徴の家です。

二階LDKの勾配天井を生かし、中二階にはワークスペースとライブラリーがあります。

「ブリック」「モルタル」「スチール」「古い木」「インダストリアル照明」といった

インダストリアルスタイルには欠かせないアイテムを取り入れながら、冷たく無機質

になるすぎないように、ラフなホワイトペイントの天井などを組み合わせています。

 

 

 

これは2010年の事例で「藤沢市・S邸」

LDKとリビング階段がコンパクトなスペースにバランス良くレイアウトされています。

インダストリアルスタイルの特徴である、工業的なスチール素材が多様されながらも

白い左官の壁と古材の床で温かな印象を与えています。

 

 

 

◯インダストリアルなアイテム

「ドア」「門扉」「ライト」「階段」「グラフィックス」など、インダストリアルな

空間を構成するアイテム類ですが、こういう部分にその家だけのオリジナリティのある

製作品やひと手間加えた仕上げやデザインを入れていくことで、

ひとくちでインダストリアルという枠には納まらない

どこにもないオンリーワンな空間になります。

 

 

 

 

 

◯インダストリアルなマテリアル

インダストリアルなインテリアを構成するマテリアル(素材)は、

粗削りで、工業的、ヴィンテージ感のあるものなど、どちらかというと男性的なもの

という印象がありますが、昨今はこのような素材を好む女性も多くやはりひとつの

スタイルとしての市民権を得たようにも感じます。

 

「ブリック」

このようにブリックでも倉庫で使われているような赤レンガから、

ニューヨークのSOHOをイメージしたホワイトペンとされたもの、

ゴツゴツとテクスチャのあるものなど、いろいろな表情があります。

 

 

「古材の床や壁」

古材をヘリンボーンにしたフローリング

実際アメリカの体育館で使われていた床を厚塗りのウレタンでコーティングしたもの

古い足場板を貼り込んだ壁

 

 

「モルタル柄のタイル・スチール素材」

 

 

 

 

◯インダストリアルなディティール

黒染のスチールプレートと鉄のリベット

 

スチール窓枠のディテール

 

古材に鉄のリベットを打ち込む、真鍮古味色のBARの足掛け

 

重厚な鉄のノッカーとリベット打ちされた玄関ドア

 

工場のような露出された配管とコンセントボックス

 

 

ながながとインダストリアルデザインのHOW TOを、

ネイチャーデコールの事例の中から具体的にご紹介してきました。

 

というのも、ネイチャーデコールではじめてインダストリアルスタイルの家を

手掛けたのが、今から10年以上も前になりますが、いまだにお客さんからの

オーダーがあります。それはもう一過性のインテリアのトレンドとかではなく、

ひとつのスタイルとして確実に定着したのが、インダストリアルスタイルだと

感じております。

なので、今回はインテリアのちょっとした模様替えというような

目先を変える部屋作りのお話ではなく、本気で家創りのコンセプトとして1から

インダストリアルスタイルを取り入れていきたい、と考えてる人に向けて、

そのポイントをお話しました。

最近はファッションと同様にインテリアの情報量も多く、

トレンドの鮮度もなかなか長持ちしませんが、10年間好きでいれるものって

多分本当に自分にフィットしているものだと思います。

そして想像してみてください、

更に10年後、20年後そのもっと先まで、その空間を好きで居れますか?

そこに無理を感じなければそれはあなただけのオリジナルな「場」になっていきます。

 

そんな方たちの家創りの参考になれば幸いです。

自分仕様のインダストリアルスタイルの家創りをお考えの方は、是非ご相談ください。

 

 

◯今までネイチャーデコールで手掛けた

「インダストリアルスタイル住宅の事例」も御覧ください。

 

・ロフトスタイルの家 https://www.nature-decor.com/works/works124/

・TOKYO LOFT STYLE https://www.nature-decor.com/works/works19/

・パーティ大好き!HOME https://www.nature-decor.com/works/works18/

・COOL LOFT https://www.nature-decor.com/works/works16/

 

 

 

大浦比呂志(ネイチャーデコール主宰)

 

 

 

「アイランド+ダイニングテーブル一体型キッチン」

05.キッチン

 

みなさん こんにちは

ネイチャーデコールの大浦比呂志です。

 

今回はネイチャーデコールでも注文の多い

人気のアイランド+ダイニングテーブル一体型キッチンの最近の実例と

その魅力を紹介させていただきます。

 

一口にアイランド+ダイニングテーブル一体型キッチンといっても、

その家のデザインコンセプトによって、様々なスタイルを作り上げてきました。

このデザインのバリエーションを御覧ください。

家の特徴に応じて、自由にオリジナリティのあるキッチンをデザインすることが可能です。

 

○インダストリアルスタイル

 

◯和モダンテイストミックススタイル

 

◯ブルックリンスタイル

 

◯ナチュラルモダンスタイル

 

それでは、アイランド+ダイニングテーブル一体型キッチンの魅力ポイントを紹介します。

 

1 空間の主役になる

全長6メートル以上のビッグカウンターはなんといっても家の主役になります。

その存在感、開放感は空間の中で最も目を引くゾーンとなっていきます。

上の画像のように、その家のデザインコンセプトに合わせて重要なデザインの要となり

その家らしさを最も表現しやすい場所です。

 

2 コミニュケーションがとりやすい

キッチンに立ちながら、ダイニングにもリビングにも目が行き届き、会話をしながら

調理をしたり、ゲストを招いたと時もキッチンの中でひとり孤立することもなく、

一体感が生まれる。

 

3 大勢で調理ができる

ワークスペースを広めに確保することでゆったり作業ができ、夫婦でキッチンに立っても

お嬢さんがお手伝いに一緒に立っても、また仲間が大勢集まるホームパーティの場面でも

とにかく大勢で囲んで調理ができる。

 

4 子供の勉強を見ながらキッチンができる

ダイニングテーブルはそのまま子供の勉強机にも、

そんな時でもキッチンに立ちながら近くで子供の勉強を見てあげることができる。

 

5 十分な収納スペースを確保できる

キッチンはなにかと物が溢れやすい場所、

キッチンの背面や足元、また奥行きのあるカウンターでは両面使用の収納など、

隙間なく収納を計画していくことができる、しまい込む収納だけでなく、

オープン棚やワインホルダーなど見せる収納も入れていくとキッチンが楽しくなります。

 

6 合理的な動線で配膳も楽

ダイニングテーブルへ出す〜下げるがとっても楽、そして洗ったものもすぐにしまえる

収納に囲まれていて、更にはキッチン脇に食品庫、その外には生ゴミが出せるベランダなど

動線を計画的にデザインすることで日々の仕事がとっても楽になります。

ただし、キッチンの高さは一般的に850ミリ〜、ダイニングテーブルの高さは730ミリ前後と

天板を一枚にフラットで見せていくには100ミリくらいの差が出てきます。

そのために、ネイチャーデコールではビジュアルを優先させて、その分の段差を床に

付けていきます。作業の場所とダイニングの場所に段差が生まれるので動き的には全く

問題は無いようです。

 

 

以上がアイランド+ダイニングテーブル一体型キッチンの魅力ポイントですが、

そのスペースが確保できるお家には是非取り入れていただきたい計画です。

 

キッチンは家のへそであり、ステージでもあります。

料理が楽しく、デザイン性の高い使い勝手の良いキッチンを提案していきたいですね。

 

大浦比呂志(ネイチャーデコール主宰)