05.家事室&ワークスペース

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「家事動線もオシャレじゃなきゃ!」

05.家事室&ワークスペース06.動線06.家創りのヒント05.ユーティリティ20.『ネイチャー・デコールで建てる二度目の家』

 

みなさん こんにちは

ネイチャー・デコールの大浦比呂志です。

 

今日は家事動線、洗濯周りの動線計画について完成したお宅のプランを見てもらいながら、そのポイントについてお話させていただきます。

ひとくちに洗濯周りの家事動線と言っても、家族構成や共働きか否か、花粉などのアレルギーがあるか否かなどによって、その家族ごとのベストな使い勝手はまちまちですが、比較的好まれる動線の事例として、洗面所(パウダールーム)〜ランドリールーム、そしてバルコニー、ランドリールームの近くにはウォークインクローゼット、この様なゾーン配置がおすすめです。

 

平面図で見るとこんな感じです。

洗面所と脱衣所を分ける、というケースもありますが、多くは洗面所で脱衣して、それを持って隣のランドリールームで洗濯機に入れ、それをバルコニーで干し、取り込んだ洗濯物をランドリールームでたたみ、アイロン掛けをし、クローゼットに仕舞う。この一連の動きを出来るだけスムーズに計画できると家事の合理化が図れます。

 

 

 

◯パウダールームに隣接したランドリールーム

ご夫婦で仕事を持たれ四人家族のこの家では、洗面ボールを二台設けました。朝の忙しい時間帯に一人が洗面所を独占するのを避けて、大きなミラーと二人が並んで朝支度出来るように、大きめでゆったりとしたパウダールームにしました。そしてここが脱衣所も兼ねます。

 

 

 

◯ランドリールーム

家事もおしゃれに楽しくですね。

ランドリールームの入口には可愛いサインをカッティングシートで作り、ランドリールームの壁面は奥様の希望で、ライムグリーンのアクセントカラーでペイント。北側のため暗くなりがちなので、天井からはトップライトで日差しをサンサンと取り込みました。とても気分があがるランドリールームです。

 

 

 

 

ランドリールームの広さは4帖。洗濯機と乾燥機はスウェーデンのASKO社のものをカウンター下にビルトイン。それでもカウンター天板の高さは作業台に適した90センチで納まりました。カウンターの長さは3メートル40センチ。このお宅ではアイロン掛けはせず、すべてスチームアイロンとのことですので、この天板では洗濯かごを置いて洗うものを仕分けたり、洗濯物をたたむのに使います。また子ども達が翌日の洋服を置いておくのにも使うようです。

ちなみに、スチームアイロンもこのランドリールームに似合いそうな海外の「Jiffy steamer」をセレクトした様です。https://jiffysteamer.com/steamers/jiffy-personal-clothing-steamer-j2000.html

天井には固定式のアイアンのハンガーガーを二本用意しました。それぞれ長さが2メートル70センチあるので、雨の日の室内干しや花粉の時期などで大活躍です。

バルコニーへのドアは通風できるジャロジー式にしていますので、作業台前の引違い窓を開けると、風の流れもバッチリです!ランドリールームには換気扇は必要ですが、なんといっても自然な風の通り道を設けることで室内干しの洗濯物がよく乾きます。

 

 

 

◯ランドリールーム〜バルコニー(物干し)

カウンターの隅にはスロップシンクを付けました。スロップとは泥水のことで、お子様の汚れた運動靴やちょっとした汚れ物、水に付け置きしたりする時にあると便利ですよ。そしてこのシンク周りに、抽斗や扉を付けた収納をまとめて、洗剤や洗濯バサミ、ハンガー類など洗濯時に必要なものをすべて収納できるようにしました。

このドアを開けると、物干し用のサービスバルコニーになります。

 

 

 

 

◯ランドリールーム〜ウォークインクローゼット

 

ランドリールームの光がWICにも差し込み、暗く籠もりがちなクローゼットに採光と通風を取り込みました。これは工事中、奥様からの要望によるものです。確かに収納量を多少犠牲にしても、この窓の追加設置は有効的でした。カウンターでたたみあげた洗濯物を振り返るとすぐにクローゼットがあり、仕舞えるというのはとても便利です。

 

このお宅では、スマートスピーカーを置いて音楽を聴き、飾り棚には自分の好きなものをディスプレーし、ハンガーは同じもので揃え、ちょっとした掃除用のハンディクリーナーも見た目重視で選んだり、生活感が出てもなるべくおしゃれをキープ出来るようにしているとのことです。

 

合理的で使いやすい家事動線も大切ですが、やはりネイチャー・デコールの家、

生活感が出ないようなおしゃれな演出、というのが欠かせませんね!

 

 

大浦比呂志(ネイチャー・デコール主宰)

 

 

 

 

 

 

「DEN&WORKROOM」

05.家事室&ワークスペース06.家創りのヒント05.DEN・仕事部屋09.NDオーナーのライフスタイル

 

今回は、DENとWORKROOMの特徴的な事例のいくつかをご紹介します。

自分だけの「隠れ家」とか「秘密基地」は大人になっても憧れのスペースでしょう。

どこも決して広くは無いスペースを自分なりに使いやすく工夫しながら
自分らしいスペースに仕立てて活用しています。

 

 

1. ガレージ脇に隣接し、直接ガレージからもアクセスできるDEN
西迫潤

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ここは細長い三畳くらいのスペースに、趣味であるカメラやミニカーなどを
きれいに陳列ケースに並べ、まさに男の趣味空間が実現しました。
この細長い空間が、「籠もり感」となり、とても落ち着きそうですね。

 

 

2. ベッドルームに隣接したWORKROOM
西迫真

主寝室と同一フロアにある、このご主人のワークスペース。
ここは、約4帖ほどのスペースに段差を付けて、寝室よりも300㎜
床を上げて、フロアに変化を付けたスペースとしました。

 

 

3. アトリエスペース
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キッチンのすぐ脇にあり、リビングからもアイアンフェンスを通して
見える位置に計画した、奥様のアトリエスペース。
個室空間でありながら、家族の気配を感じ取れるように緩く仕切ってます。

 

 

4. LDKが見渡せる2階部分にあるDEN
加藤邸

吹き抜けを通して、1階のLDKがガラス張りで見渡せるDEN。
家の中心に位置した司令塔のような感じですね。
このスペースへは、螺旋階段で直接アクセス出来る様に計画されてます。

 

 

5. ご夫婦、それぞれ独立したDEN
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ご夫婦、それぞれ3帖のスペースをフロアを分けて、1階と2階に計画しました。
お互いに仕事を持っているご夫婦のための独立した空間です。
お部屋の印象も、ご夫婦それぞれの趣味で作られました。

 

 

家族の数だけ、家のスタイルがあるように、DENやWORKROOMを見ても
ネイチャー・デコールのオーナー宅は様々で、個性的ですね。

 

「奥様自慢のアトリエスペース完成!」

01.アイアン05.家事室&ワークスペース06.家創りのヒント09.NDオーナーのライフスタイル03.ギャラリーハウス(趣味の家)20.『ホーム・スィート・ホーム 2』

 

奥様自慢のアトリエスペースが完成しました!

自宅で洋服やバッグ、クッションカバーを生地を選びデザインし製作して、オリジナルを少量ずつネットで販売しております。

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このアイアン越しに見えるのが、そのアトリエです。

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アトリエはこんな様子で、ストックする生地の大きさや材料、道具達の大きさを聞きながら、それに合わせて、オリジナルで作業スペースの家具を造作しました。

素材にこだわる奥様の要望で作業台の天板にはネイチャー・デコールらしく、古材を使ってます。

家具の色も、フレンチシックをイメージしたものでカラーリングされてます。
そこに取り付く取っ手の一部には、奥様の見たてにより、人気の「オルネ ド フォイユ」で購入。

さりげなく、椅子が二つ用意されているのは、年頃のお嬢さんが一緒に手伝ったりする時のものなんでしょうね。

そのアトリエから生まれた、オリジナル作品の一部をご紹介します。
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この家の、このアトリエの世界観にピッタリな作品ですね!
素敵です。

これからも、魅力的な作品 どんどん生み出していって下さい!

「ホームオフィス」

01.アイアン04.ロフト&SOHOスタイル05.スキップフロア05.家事室&ワークスペース06.動線06.家創りのヒント20.『SOHOが部屋の中心』の家

投稿写真
「ホームオフィス」
自宅に仕事を持ち込む人の為のホームオフィス。 リビングの一角に、床に段差を持たせ、スチールのパーテーションで仕切り、緩くLDKと繋げたレイアウトです。