02.床材・フローリング

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「無垢フローリングが良い、、は昔の話し」

02.床材・フローリング20.『casa brooklyn』の家

 

よく昔は、床に20ミリの無垢のフローリングを使って、、、などとその素材の

厚さを誇らしげに語ったりもしたものです。

新建材のフローリングよりも、見た目の質感も温かさも感じるのが無垢材の良さです。

 

しかし昨今、床暖房の一般的な普及で、無垢材はほとんど使われなくなってきました。

質感の良い無垢材でも、床暖房の熱によって反りや隙間など木の動きが出てしまう。

かといって、床暖房の普及と共に出てきた、

いわゆるメーカー押しの「床暖房専用フローリング」では、価格も高い割に良い素材の

ものが選べず、なかなか選択の巾が限られていたところに、

最近では、複合フローリング(エンジニアフローリング)で、あらゆる樹種を扱っている

メーカーも出てきました。

 

ネイチャー・デコールで作る家で、床暖房があるところはほとんどが、

その複合フローリングを使用しています。

 

 

複合フローリング.1

 

 

フローリングの断面とスペックはこの写真の通りです。

 

表面には4㎜の無垢材を使い、合板が芯材となっているため、

大量生産の新建材フローリングとは全く異なり、

無垢感・木質感の仕上がりでありながら、床暖房でも木が動くことなく安心して

使用出来ます。

 

また、あらゆる樹種の中から選べるのも最大の魅力であることと、

複合フローリングのため、フローリングの板巾も180㎜〜220㎜といった

存在感のある太い巾で仕上げる事が出来る事もメリットです。

 

 

 

 

 

 

○先日竣工した「casa brooklyn」の家の事例でも、この複合フローリングを使用してます。

複合フローリング.2

 

複合フローリング.3

板巾190ミリの巾の広いヨーロピアンオークで、

ダーク色〜グレー色を基調とし、経年した風合いを表現した床材です。

 

こうして仕上がりを見ると、とても4ミリの表面無垢材には見えませんよね。

 

無垢材と比較しても、決して安価な素材ではないのですが、

あらゆるメリットを考え、この複合フローリングは今後益々、定番化していきそうです。

 

 

「こんな床材も面白い」

02.古材02.床材・フローリング07.アンティーク&ヴィンテージ

 

今回はちょっと面白い床材の紹介。

最近は結構「ヘリンボーン」も人気の床パターンのひとつですが、

そのヘリンボーンでこんなタイプのモノを使いました。

 

●事例 1

写真 1

写真 3

写真 2

古材を白くペイントしたヘリンボーン

上の事例は、壁面に同じく白の板を乱貼りしコーディネートしたものです。

 

 

●事例 2

写真 5

これは、変則的なパーケット貼り

パーケットの様でもありヘリンボーンの様でもあるパターン。

写真 4

床から壁にかけて同じ変則パーケットで仕上げた事例です。

 

 

●事例 3

写真 2

写真 1

これは、900角でパーケットを組んだパターン。

 

「ヘリンボーン 迫力の貼りあがり」

00.現場02.床材・フローリング12.リノベーション

 

ヘリンボーン 迫力の貼りあがりです。

逗子 邸宅街の大がかりなリノベーション。

長い廊下と斜めの壁に施工がとても大変でした。

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一日に数平米も進まないこのフローリングは、大勢で一斉に施工することが出来ず、
腕の良い大工さんが一人で何日もかけて、
この様に納めてくれました。

キッチンの足元にも、綺麗に施工されてます。

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今回使用したのは、
w.58. L.406のサイズで巾の狭い、
オーク材を使いました。

フレンチヘリンボーン やはり大きな広い面に施工すると、映えますね。

「男のSOHO」

02.古材01.アイアン04.ロフト&SOHOスタイル06.家創りのヒント02.床材・テラコッタ02.床材・フローリング05.DEN・仕事部屋

 

「男のSOHO」そんなフレーズがフィットする、快適なSOHOの事例を紹介します。

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2階の一角に位置するそのスペースは、まさにその家の司令塔の様に、
アイアンのガラス越しに部屋全体が見渡せます。

アーロンチェアがこんな空間には似合いますね!

 

 

 

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デスク前のアイアンパーテーションが、
一部この様に回転します。

 

 

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そのSOHOスペースは、ご主人自慢のBARカウンターの上にあり、
スチールの螺旋階段を登ってアクセスします。

そう、この家には階段が二つあるんです。

子供の頃に想像した、秘密基地の様にワクワクする、大人の遊び空間です。

 

 

 

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SOHOから見下ろす、一階のスペースはこんな感じ。

 

古材のヘリンボーンのフローリングとグレーテラコッタが良いバランスで配置されてます。

グレーテラコッタの地窓から見える、
ミニマムガーデンの静けさも、

この空間をより洗練させてます。

 

「逗子 邸宅街のリノベーション」

00.現場02.床材・フローリング12.リノベーション05.ガレージ03.海のそばで暮らす

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以前にもお話しました、逗子の邸宅街で、
大がかりなリノベーションが始まりました。

築18年近く経過したこの建物は、
著名なイラストレーターが当時、海外から材料と作り手を集めて建設した、贅沢の極みの様な海外仕様のアメリカンな家。

それを購入した新しいオーナーの依頼でこのリノベーションがスタートしました。

 

 

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このドアもカラーリングして、金物を使い大きく印象を変えて行きます。

床にもしっかり、防水工事が施されました。

 

 

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流石、海の近くの家なので、はじめから、こんな外シャワーが付いています。

良いですね!

階段も全て以前のタイルが剥がされ、
ここに新たなタイルが貼られます。

 

 

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早速、床のフレンチヘリンボーン貼り工事がはじまってます。

ただ、斜めの壁などもあり、コーナーを納めるのに相当の手間が掛かっている様で、
なかなか貼り進まない感じです。

大工さん、ホントにご苦労様です!

養生をはがして、少しだけ貼り上がりを見せてもらいましたが、想像通り、
これがなかなか素敵です。

 

 

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さて、トップライトの光が射し込む、高天井のリビングの大きな壁。
ここにどの様な素材でインパクトを与えていくか…
一度ご提案したプランを再考中です。

 

 

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現状のビルトインガレージの中ですが、
ガレージの床にフローリングを貼ってしまう…という大胆な発想、
はじめて見ました。