02.モールテックス

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「海が見えるバス&パウダールーム」

05.パウダールーム03.幸せバスタイム05.バスルーム03.海のそばで暮らす20.『敷地境界線がなんと 海!』02.モールテックス

 

 

ビーチリゾートのホテルの様な設えのバス&パウダールーム。

バスルームからもパウダールームからも海が見える計画で、

部屋同士も透明のテンパーライトガラスで一室空間に見えるような開放性をもたせました。

 

今回は、この空間を構成するディティールについて、少し触れていきます。

 

バス.1

バスルームから外のデッキ〜ジャクジーへ出れるように開閉されます。

パウダールームの洗面台の背面も透明ガラスFIX。

ここはどちらの部屋も壁にはしないで、ガラスで外と繋げています。

この部分のガラスは、ハーフミラー効果があるもので、

光が反射して昼間の室内が見えにくいので、プライバシーを守ることができます。

夜はブラインドを閉めれるようになっています。

 

 

 

 

 

バス.2

天井材も、床・壁材もバスとパウダーを分けることなく、

同じ素材で仕上げています。

それによって、より広がりが感じられるようにしています。

 

 

 

 

 

バス.3

給湯リモコンって生活感があって結構目立つモノ。

かといって、目立たない場所に持っていくと、使いにくくなってしまうし、、、

そこで、リモコンをスチール製の黒皮仕上げしたボックスでカバーリングしました。

 

 

 

 

 

バス.4

有効ワイド1600㎜という、二人で使用しても大丈夫な大きな流し場を、

天板と一体成形で作りました。

ここも天板全体を同一素材でシンプルにまとめています。

天板の厚みは250㎜で素材自体のボリューム感を出すようにデザイン。

シンプルなだけに、この素材の塊、表情がとても大切になってきます。

 

 

 

 

 

 

バス.5

天板から自立したミラー面がスッキリと見えるように、収納は側面からスライド式に。

洗面台回りの細かなモノはすべてこのスライド型収納に納めていきます。

反対側にはハンドタオル用のフックを取り付けてます。

 

 

 

 

 

 

バス.6

ミラーに直接、工業系レセップを取付け、直径95ミリの大きめのLEDの裸電球を。

これは、LED電球でもフィラメント電球のように懐かしさを感じる電球です。

 

 

 

 

 

バス.7

水栓も蛇口も照明と同様にミラーへ直接取り付ける感じで。

ミラーから付き出してくるような、水栓がなかなか面白いです。

 

 

 

 

 

バス.8

スイッチプレートやコンセントプレートも、トグルスイッチなどシンプルなモノで。

 

 

住宅の中には数十というパーツがありますが、

こうした、こまかなディティールの総体が空間にしっくり馴染んでいくと、

飽きの来ない、エッジの効いたものへとなっていきます。

 

 

 

 

 

 

「アーティスティックな階段」

02.壁材・左官05.階段20.『敷地境界線がなんと 海!』02.モールテックス02.床材・モールテックス

 

アーティスティックな階段が出来上がりました。

「敷地境界線がなんと海!」の家にデザインされたこの階段。

海に面した地階にあるリビングゾーンにアクセスします。

階段はシンプルな直線の一本階段。

 

階段.1

 

 

 

 

 

階段.2

 

階段.3

階段の素材を途中から切り替え、地階の床の仕上げと同化させるために

「モールテックス」で一体化しています。

 

 

 

 

階段.4

階段の照明は下から浮かび上がる間接照明で誘導。

 

 

 

階段.5

シンプルなロートアイアンの手すり。

 

 

 

階段.6

 

階段.7

 

階段.9

 

階段の吹き抜けを横断するガラス床、手すりも強化ガラスで。

この、ガラス床を渡るとダイニングゾーン。

下からの間接照明と、天井の間接照明の浮遊感、

照明による演出効果で気持ちが上がります。

 

 

 

 

 

階段.8

一番のポイントはこの圧倒的な素材感の「地層壁」

立ち上がり5メートル以上にそびえ立つ「地層壁」は圧巻!

この家を印象付けるメインマテリアルとなっています。

 

またひとつ、特徴的な階段がデザインされました。

 

 

 

 

 

 

「モールテックスで仕上げたパウダールーム」

05.パウダールーム02.モールテックス02.床材・モールテックス20.『コンフォータブル・リゾートの家』

 

そろそろ引き渡し間際の千葉県、習志野市で進めているお家。

この家のパウダールームは「モールテックス」を随所に使用しています。

このブログでも、「モールテックス」の利点は何度かお話ししていますが、

その独特な風合いが、今とてもお気に入りのマテリアルのひとつです。

 

 

モール.1

階段吹き抜けの地層壁のドアを開けて、2階にあるパウダールームへ。

 

 

 

モール.2

パウダールームの天板、それに繋がる壁、そして床の一部が「モールテックス」の

仕上げで統一されています。

そして隣のバスルームも、「モールテックス」の壁、チーク材の天井で、

トーメーガラスを通してパウダールームと同一素材で繋がっています。

 

 

 

 

 

モール.3

「モールテックス」の天板に白で染色された古材の太いミラーフレームが

よく似合ってますね。

 

 

 

 

モール.4

壁部分の「モールテックス」

水廻りに特に強い素材なので、パウダールームやバスルームの壁には最適。

この独特なムラ感が何とも言えず、良い風合いです。

 

 

 

 

モール.5

壁から少し床まで折り返し使用し、それに合わせて床には柄タイルを貼ってます。

 

 

 

 

モール.6

 

モール.7

トイレの手洗い部分にも「モールテックス」を使用。

デコラティブなミラーフレームと良い感じにマッチング!

 

 

 

 

モール.8

トイレの中にはこんな可愛い表示プレートも(笑)

 

このように様々な素材とマッチング出来るのも、「モールテックス」の魅力です。

 

 

 

 

「フロア面積20坪弱の雑居ビルの一室が生まれ変わりました」

12.リノベーション04.フレンチスタイル02.モールテックス

横浜市・菊名駅前の古い雑居ビル。

もともとは事務所などが入っていた、約20坪の一室をご夫婦2人で使用するスペースに

フルリノベーションしました。

LDKとバス&トイレ、1ベッドルームというコンパクトな計画です。

 

 

松葉.1-1

このフロアの位置するのは3階部分で、3階までは階段で。

エントランスホールやドア廻りも新しく製作しました。

アンティークガラスを入れた、スチールドア&パーテーション。

 

 

 

 

 

松葉.1

 

松葉.2

エントランスを入ると、コの字のゆったりとしたカウンターキッチン。

このスペースを利用して料理教室を計画している奥様。

キッチンは中心的な存在です。

 

 

 

 

 

松葉.3

 

松葉.4

 

松葉.2

ダイニング&キッチンから30センチの高低差を付けたリビングゾーン。

ブルーグレーのアクセントカラーの壁に、奥行きの深い造り付けのベンチソファ。

部屋のカラートーンを、ブルー〜淡いグレーのトーンでソファもカーテンも壁も

バランス良くコーディネートし、狭いながら落ちついたシックなイメージでまとめています。

LDとリビングを緩く仕切るのは、バイオエタノール暖炉。

リビングからもダイニングからも、火を楽しむことができる仕掛けです。

 

 

 

 

 

 

松葉.11

インパクトのあるシャンデリアが特徴のリビングスペース。

グロスのテカリを付けた濃い目のヘリンボーンの床に、オークの古材で製作した

オリジナルダイニングテーブルを合わせています。

 

 

 

 

 

松葉.6

傷や汚れなどのストレス無くキッチンワークが出来るように、

カウンタートップはお馴染みのモールテックスを使用。

 

 

 

 

 

 

松葉.7

松葉.1

エントランスホールから玄関の中側までの床はモザイクタイルのパターン貼り

 

 

 

松葉.8

 

松葉.9

 

松葉.10

もともとは事務所だったので、バスや洗面所も無かったのですが、

今回は少し広めの明るいパウダールームを作ることが出来ました。

 

諦めないで下さい! 小さなスペースでも、古い建物でも、

どんな空間でも、デザインで再生することが可能ですよ〜!

 

 

 

 

 

「色々な場所で活躍してます!」

02.左官20.『ボタニカル・ライフ』02.モールテックス02.床材・モールテックス

 

最近お気に入りの万能マテリアルの「モールテックス」

 

デザインコンクリートの塗り床は、海外の住宅事例では以前からよく目にする材料で、

まだ日本には上陸して久しいのですが、店舗などを中心に最近では住宅などでの

施工事例でも使われ出しています。

ただ、まだまだ一般住宅の床として使用してる例は少ないようです。

 

その「モールテックス」を今回完成した家では、色々な場所で使用しました。

 

 

1. リビングの床や階段に使用

モール.1

 

モール.2

 

モール.3

このお宅では、玄関前のアプローチ〜玄関ホール、そしてリビングルーム〜階段と

シームレスで使用しています。リビングの床では床暖房も敷設。

クラックが出るモルタルと比べて薄い塗り厚でも、割れが出ないのが最大の魅力かも

しれません。クラックを逃がすための化粧目地も入れる必要が無いので、

空間の一体化が視覚的に図れます。

写真からは分かり難いですが、これはSAND LIGHTというカラーです。

 

 

 

 

 

2. プランター台の棚に使用

モール.4

 

モール.5

これは、床と色を変えてグレー系のモールテックスで仕上げてます。

プランター台の棚として、ここにはグリーンが陳列されます。

防水性が良いので、直接水やりして水がかかってしまっても問題ありません。

 

 

 

 

 

3. 玄関脇のベンチとして使用

モール.6

 

モール.7

床にも使用できる強度、耐久性があるので、ベンチなどの使用でも大丈夫。

床と同じ色・表情で玄関脇の靴を履いたり、ちょっと荷物を置いておけるようにと

ベンチを作りました。

ベンチには100㎜という厚みを持たせ、なかなかの存在感が出ています。

 

 

 

 

 

モール.8

大きな床面においては、トップコートの保護材によって汚れ防止加工をしていますので、

神経質に汚れを気にせず、ガシガシ使えるのがノンストレスです。

 

僕が一番好きなのは、このニュアンス。

飽きの来ない、独特な表情と質感はどんなインテリアにもマッチしますね。