03.海のそばで暮らす

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「海が見えるバス&パウダールーム」

05.パウダールーム03.幸せバスタイム05.バスルーム03.海のそばで暮らす20.『敷地境界線がなんと 海!』02.モールテックス

 

 

ビーチリゾートのホテルの様な設えのバス&パウダールーム。

バスルームからもパウダールームからも海が見える計画で、

部屋同士も透明のテンパーライトガラスで一室空間に見えるような開放性をもたせました。

 

今回は、この空間を構成するディティールについて、少し触れていきます。

 

バス.1

バスルームから外のデッキ〜ジャクジーへ出れるように開閉されます。

パウダールームの洗面台の背面も透明ガラスFIX。

ここはどちらの部屋も壁にはしないで、ガラスで外と繋げています。

この部分のガラスは、ハーフミラー効果があるもので、

光が反射して昼間の室内が見えにくいので、プライバシーを守ることができます。

夜はブラインドを閉めれるようになっています。

 

 

 

 

 

バス.2

天井材も、床・壁材もバスとパウダーを分けることなく、

同じ素材で仕上げています。

それによって、より広がりが感じられるようにしています。

 

 

 

 

 

バス.3

給湯リモコンって生活感があって結構目立つモノ。

かといって、目立たない場所に持っていくと、使いにくくなってしまうし、、、

そこで、リモコンをスチール製の黒皮仕上げしたボックスでカバーリングしました。

 

 

 

 

 

バス.4

有効ワイド1600㎜という、二人で使用しても大丈夫な大きな流し場を、

天板と一体成形で作りました。

ここも天板全体を同一素材でシンプルにまとめています。

天板の厚みは250㎜で素材自体のボリューム感を出すようにデザイン。

シンプルなだけに、この素材の塊、表情がとても大切になってきます。

 

 

 

 

 

 

バス.5

天板から自立したミラー面がスッキリと見えるように、収納は側面からスライド式に。

洗面台回りの細かなモノはすべてこのスライド型収納に納めていきます。

反対側にはハンドタオル用のフックを取り付けてます。

 

 

 

 

 

 

バス.6

ミラーに直接、工業系レセップを取付け、直径95ミリの大きめのLEDの裸電球を。

これは、LED電球でもフィラメント電球のように懐かしさを感じる電球です。

 

 

 

 

 

バス.7

水栓も蛇口も照明と同様にミラーへ直接取り付ける感じで。

ミラーから付き出してくるような、水栓がなかなか面白いです。

 

 

 

 

 

バス.8

スイッチプレートやコンセントプレートも、トグルスイッチなどシンプルなモノで。

 

 

住宅の中には数十というパーツがありますが、

こうした、こまかなディティールの総体が空間にしっくり馴染んでいくと、

飽きの来ない、エッジの効いたものへとなっていきます。

 

 

 

 

 

 

「海がより迫ってきました!」

00.現場03.ウィークエンド・ハウス12.別荘04.ビーチハウススタイル03.海のそばで暮らす03.眺望を取り込む20.『敷地境界線がなんと 海!』06.地盤.・基礎工事

 

今、三浦半島の先端、油壺で進めているプロジェクト。

プロジェクトタイトル・「敷地境界がなんと海!」の家。

 

岩盤の削り出しで、予定よりもかなり時間が掛かってしまいましたが、

本日ようやく配筋工事が終わり、コンクリートの打設前に配筋チェックに行ってきました。

 

 

 

油.1

三浦半島の、のどかな畑をどこまでも抜けていくと、今回の別荘エリアに入っていきます。

この視界の広がる畑の先にまさかそのような別荘が出現するとは、

ここからは想像できません。

まさに週末の家・プライベートゾーンです。

 

 

 

 

 

油.2

 

油.3

ヨットが停泊した、油壷の海には青空がよく似合う。

水の透明度も良く、穏やかでとても良い気が流れている場所です。

 

 

 

 

 

油.4

 

油.5

 

油.6

技術担当者が図面と照らし合わせながら、確認をしていきます。

画像からも伝わる通り、とても丁寧な仕事をしていただいてました。

 

配筋を見ただけでは、高層のビルでも建つのではないか?というくらいの

配筋量で建物を支える強固な足回りがしっかりと出来上がっていきます。

 

 

 

 

 

 

 

油.8

もともとあった地盤を切り下げ、より海面に近づけるための掘削作業が大変でした。

この作業により、海がより迫ってきました。

 

この家の計画は、3層で海面に近い地階部分にリビングとラウンジバーそして

バスルームとその先のデッキにはジャクジーを設けました。

1階部分は、ダイニングとゲストルーム、2階部分に広いデッキ付きのマスターベッドルーム

といった、ゾーニングです。

リビングとダイニングの階層を分けるというのも、新しい試みです。

 

 

油.7

そしてこの自然の岩盤面、歴史を感じる地層壁として、

リビングから見えるように取り込んでしまう、というのも今回のデザインの

ポイントの一つでもあります。

実際、削り出すまではどんな岩盤が出現するかは全くの未知でしたが、

この岩盤、素晴らしい! もうこれだけでも大きなポイントです。

 

スケジュールは大幅にずれ込んできてしまってますが、

この夏の竣工を目指して、丁寧に作り込んで参ります。

 

 

「ゼロベースからの再スタート」

00.現場03.ウィークエンド・ハウス12.別荘03.海のそばで暮らす03.眺望を取り込む20.『敷地境界線がなんと 海!』

 

敷地境界線がなんと 海!

三浦半島の先端、油壺ビーチハウスプロジェクトが、
規制や諸々な諸条件の見直しにより基本デザインが
ゼロベースからの再スタートとなり、
地鎮祭から約1年3ヶ月経過したのち、
ようやく先日現場がはじまりました。

あぶら.2
あぶら.1

地鎮祭を済ませてからのゼロベースの設計見直し、、
こんなケースは今回初めてですが、
オーナーさんにも多大なご迷惑をお掛けしながらも、
寛大なるご理解をいただき、
仕切直しのチャンスをいただけました。

そうとなれば、前回のデザインを超える、
それ以上のものを提供出来なければ、意味がありません。

コンセプトも建築形状も間取りも全て再考し、
この恵まれた敷地を最大限に生かし、
パワーアップしたものが、これです!

あぶら.3 
海側から見たイメージ
海にせり出すウッドデッキが建物全体にまわってきます。

あぶら.4
地階にあるリビングスペースは、
間口6.5メートルの引き込みサッシが
デッキへと広がり、そのまま海に繋がっていきます。

リビングスペースを中心に、
右にボートハウス、左にバーラウンジを配置。
このボートハウスからボートを出し、
停泊してる自分のヨットまで漕いでいきます。


あぶら.5鳥観で見た、海側からの全景。


あぶら.7海とは反対側のエントランス方向からのイメージ。
こちらの面は、窓を無くし無表情なファサードデザインに。
重なるキュービックな白い箱に、
突き刺さるようなガラスで覆われた部分が
エントランスホールになります。



今回は、若手建築家チームのKiki ARCHiさんと
ネイチャー・デコールとのはじめてのコラボレーション
によるデザイン&設計案件です。
総合窓口.ディレクションはネイチャー・デコール監修のもと、
いつもとはひと味違う建築的な切り口とエッジの効いた空間構成を
若いパワーと新しい発想でKiki ARCHiさんに担当してもらいました。

こういったコラボレーションって面白いですよね~。
新しい発見、そしてプランを構築していく上での、
プライオリティの違いなど、お互いの強みを生かした、
かなりデザイン性の高いものが生まれそうです。

楽しむためのビーチハウス 完成は2017春予定
また、こちらのブログで進捗をお知らせします。


「敷地境界線がなんと 海!」

00.現場03.ウィークエンド・ハウス03.海のそばで暮らす03.眺望を取り込む20.『敷地境界線がなんと 海!』

鎌倉そして横須賀の秋谷と海方面の案件がどんどん動き出している中、
本日は、三浦半島の先端、「油壺」で新たに地鎮祭が行われました!

目の前には停泊したヨット、そして敷地の境界線が海、という
サイコーなロケーションでのプロジェクトです。

建物からこんな至近距離に海が見えるのもはじめての経験です。

また、停泊している自分のヨットまではボートで行くようです。

まさに、楽しむ為にあるビーチハウスの計画です。

◯油壺 ビーチハウス 地鎮祭
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今日は、晴天の青空には恵まれませんでしたが、
透明感のある穏やかな海は、日本であることを忘れさせます。

◯横須賀 秋谷のリゾートハウス 棟上げ
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そして、午後からは横須賀、秋谷の家の棟上げがありました。

2階に予定されている、カバードテラスからの、遠くの海見えも
落ち着いた感じで、とてもリラックス出来そうです。

海を感じる暮らし やはり良いですね!

 

「逗子 邸宅街のリノベーション」

00.現場02.床材・フローリング12.リノベーション05.ガレージ03.海のそばで暮らす

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以前にもお話しました、逗子の邸宅街で、
大がかりなリノベーションが始まりました。

築18年近く経過したこの建物は、
著名なイラストレーターが当時、海外から材料と作り手を集めて建設した、贅沢の極みの様な海外仕様のアメリカンな家。

それを購入した新しいオーナーの依頼でこのリノベーションがスタートしました。

 

 

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このドアもカラーリングして、金物を使い大きく印象を変えて行きます。

床にもしっかり、防水工事が施されました。

 

 

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流石、海の近くの家なので、はじめから、こんな外シャワーが付いています。

良いですね!

階段も全て以前のタイルが剥がされ、
ここに新たなタイルが貼られます。

 

 

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早速、床のフレンチヘリンボーン貼り工事がはじまってます。

ただ、斜めの壁などもあり、コーナーを納めるのに相当の手間が掛かっている様で、
なかなか貼り進まない感じです。

大工さん、ホントにご苦労様です!

養生をはがして、少しだけ貼り上がりを見せてもらいましたが、想像通り、
これがなかなか素敵です。

 

 

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さて、トップライトの光が射し込む、高天井のリビングの大きな壁。
ここにどの様な素材でインパクトを与えていくか…
一度ご提案したプランを再考中です。

 

 

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現状のビルトインガレージの中ですが、
ガレージの床にフローリングを貼ってしまう…という大胆な発想、
はじめて見ました。