05.リビング

BLOG一覧

「BESTリビング・2017」

05.リビング

 

リビングルームは家族が集い、家の中でも最も過ごす時間の長い場所。

生活の中心となるリビングはとても重要であり、そのお宅を印象付ける空間です。

2017年は多岐に渡るオーナーさんからのオーダーで、

個性的であり様々なテイストのリビングルームをデザインさせていただきました。

 

そんな訳で、今回はBESTリビング・2017

僕の中でも特に印象的だったリビングをご紹介させていただきます。

 

 

 

1. 海に開いた大開口リビング

リビング.1

海に面した6メートル以上の開口が直接、海に繋がる。

視界に広がるヨットハーバー、海を楽しむ為に計画されたビーチハウスのリビングルーム。

敷地境界線がなんと海! 建築と目の前の自然が手を取り合って生まれたここだけの世界。

まさに人生の質をあげるための贅沢空間です。

 

 

 

2. ヨーロッパの田舎の古民家を再現したリビング

リビング.3

石積みの分厚い壁、ロートアイアンのシャンデリア、アンティークの扉、素焼きのタイル

ヨーロッパのどこかの国の古民家を再現したら、、そんなストーリーで創りあげたリビング。

古さと新しさの融合で、トレンドに左右されない「腑に落ちる心地よさ」。

20年後、30年後の先を想像してもこの空間の心地よさは変わらないでしょう。

 

 

 

 

3. 毎日がリゾートを感じるリビング

リビング.2

庭と繋がる大開口窓からの自然光、白い素材のハーモニー。

家に居ながらにして毎日がリゾート、

ナチュラルでコージーで、人も家もおおらかに調和していくような無理のない空間。

 

 

 

 

4. 落ち着いた大人リビング

リビング.4

色調も素材も統一させながら、上質で落ち着いた大人リビング。

リビングの広さにバランスを持たせた、程よい高さの勾配天井が落ち着きのポイント。

重厚で大きなチェスターフィールドをゆったり配置出来る広さが贅沢ですね。

 

 

 

 

5. 緑を感じながらエバーグリーンなリビング

リビング.5

グリーンルーム(サンルーム)に隣接したリビングはいつも緑を感じながら過ごせる。

「緑に溢れる家にしたい」というところからはじまったこのお宅。

趣味のあるライフスタイルを暮らしの中心に考えた、理想的なリビングではないでしょうか。

 

 

 

 

6. モダンサファリスタイルのリビング

リビング.6

流木のパーテーションや階段の手すり、アフリカンアートの壁、茶褐色の床、網代の天井

この空間は「モダンサファリ」がテーマ。まだ他では見ないインテリアスタイルですが、

やはりプリミティブなものは共通して落ち着きますね。人を包み込む大らかさが

そのポイントですかね。

 

 

 

このようにスタイルの違う色々なタイプのリビングをデザインしました。

自分たちの作風を限定しないから、それを可能にしていると思います。

 

最近感じるのですが、はじめての家創りの相談に来られる方々は、

一昔前と違って、色々なところから自分たちの好きな画像を集めてこられ、

やりたい事をとても明確に整理されています。

しかし、なかなか他に相談に行っても伝わらない、伝え方が難しい、、

そんな話しも良く耳にします。

 

そんな時こそが、自分の出番だと思います。

お気に入りの画像から指向性を分析し、バラバラのイメージでも

そこになにか共通性を探し

全体のバランスを図りながら、そのイメージの希望を具現化させていく。

 

そうして出来上がったのが、これらのリビングデザインです。

 

どうして、どこに行ってもなかなかイメージが伝わらないの〜とお悩みの方、

是非一度お問い合わせ下さいね。

必ず、その問題を解決します!

 

 

 

 

 

 

 

 

「インテリアがイメージチェンジされました!」

08.インテリアコーディネート05.リビング20.『地中海の白い家』09.NDオーナーのライフスタイル04.地中海スタイル

 

以前リノベーションさせていただいた、「地中海の白い家」のリビング。

 

インテリアがイメージチェンジされました。

 

 

○ イメージチェンジ後のリビング

中.1

 

 

○ 以前のリビング

中.1-2

今回は、造作ソファの張地を変え、クッションカバーを変え、そしてアクセントに

大きなカラフルラグを入れてもらいました。

 

結構、部屋の印象が変わりましたね。

 

ブルー系の色がお好みのオーナーの希望もあり、ソファー全体を鮮やかなブルーで

整えてもらってます。

今回のインテリアコーディネートの提案は、いつもネイチャー・デコールの家で

カーテンなどのフィニッシュワークに関わってもらってる、

ロブジェの吉野氏によるものです。

 

 

 

 

 

中.3

 

中.4

ソファに使用されている素材は「アルカンターラ」といって、車のシートなどに

使用されている素材で、天然スエードに近い触感ですが、

ポリエステルとポリウレタンから出来ているもので、耐久性とクリーニング性が

利点の素材です。

このお宅の大きなわんちゃんがソファーが大好きでいつもこの場所でお昼寝

したりしてるので、そういった点でも丁度良い素材です。

 

クッションの色添えのくずし加減も、なかなかセンス良いですね〜

流石カーテンの魔術師(笑)

ネイチャー・デコールの家のフィニッシュワークで

カーテンやクッションの提案に参加してもらってる吉野氏は

いつも、皆さんに喜んでいただけ、とても評判の良いセンスの持ち主なんです。

 

 

 

 

 

中.5

 

中.6

このお宅には、いつ伺っても綺麗な花が飾られ、ニッチやカウンターなどで

季節感と彩りが感じられます。

 

インテリアにこだわり、部屋を綺麗に掃除すると気持ちが上向きになってくると言って

いつもきれいに整理整頓され、花を絶やさない。

日々、とても丁寧に暮らされてる様子が隅々から覗えます。

 

こんなに愛着をもって暮らされてる姿を見ると、

この家のデザインに関わらせていただけたこと、本当にありがたい限りです。

 

 

 

「テレビは隠して、、、」

01.ドア06.家創りのヒント05.リビング07.アンティーク&ヴィンテージ12.リノベーション05.収納20.『ジュエリーデザイナーの家』

 

リビングのテレビ、、ほとんどの方にとって、どうしても必要なモノではありますが、

その存在感はなかなかなもので、空間の中で主張してくるのは否めません。。

 

海外の事例などを見ると、リビングの真ん中にはドーンと暖炉などがあり、

テレビが目立たない家、なんていうのもよく目にしますが、

現実にはそうはいかないものですね。

 

そこで今回は、そんなテレビの存在を感じさせることなく、

上手にリビングに組み込んだ事例をご紹介します。

 

テレビ.1

テレビ.2

こんな重厚なアンティークの扉を開けると、中にテレビが。

 

扉を閉めてる状態では、そのアンティークの扉のインパクトが

このリビングの大切なインテリアのエレメントとなってきます。

 

テレビの上部に可動棚を増やしていけば、充分な収納にもなってきますね。

 

 

このお宅、WORKSに新作事例としてアップされました。

「ジュエリーデザイナーの家」→ https://www.nature-decor.com/works/detail104.html

是非 ご覧下さい!

 

 

 

「自分の好きな家具が似合う家創り」

08.インテリアコーディネート08.チェア06.家創りのヒント05.リビング05.ダイニング08.ソファ08.テーブル

 

 

自分の好きな家具や雑貨が似合う家創り、そんなインテリアから入った家創りが
あっても良いと思う。
愛着もった大切な家具や好きなテイスト、世界観に囲まれながら生活していくこと、
むしろ、一番近い身の回りのものだからこそ、
そこにこだわっていくことは、価値のある豊かな生活。

 

一生使える定番の名作家具も良いが、その時代感にフィットしたものを
チョイスしながら、トレンドにあわせて、入れ替えたり加えたりしながら
ファッションの様に自由にインテリアを楽しんでいくことが なんとなく今の時代っぽいのかも。

 

ネイチャー・デコールで家を建てようというオーナーさんからここ何年か
よく耳にする家具やインテリアのスタイルとして、
「TRUCK」「ロンハーマン」「サラグレース」そんなお店が多いですね。

 

「TRUCK」であれば、カフェやインダストリアルな空間を嗜好するお客さん、
「ロンハーマン」であれば、明るいカリフォルニアスタイルを嗜好するお客さん
「サラグレース」は女性が多く、シャビーやシックなフレンチな空間を嗜好するお客さん

 

そのひとつのワードから、創り上げたい空間のイメージの方向性を掴んでいくことが出来ます。
もちろん、それらをミックスしたようなオリジナルなものを求めてこられる人も沢山居ますが、、

 

そんな自分の好きな家具や雑貨がマッチしてるリビングやダイニングの事例を
いくつかご紹介していきます。

 

 

1.「TRUCK」の家具が似合う家
1
リビングのソファなどをTRUCKの家具でコーディネート。

オリジナルのテレビ台や空間全体のトーンやマテリアルも違和感なく、
どこ懐かしい落ち着きのある、空間に仕上がってます。
時代感を取り入れながらも、飽きの来ない空間です。

 

 

2.「ロンハーマン」な空間
1
2
「ロンハーマン」と「ヘザーブラウン」が似合う空間を、というオーダー
ではじまりました。
オーナーがハワイに行くたびに集めてきた「ヘザーブラウン」の絵、
白い板貼りの壁、青い海や空を感じさせるブルーのアクセントカラーが
明るいカリフォルニアなイメージ。

ブルーと白の「セブンスチェア」に古材のオーク材のオリジナルテーブルを合わせました。

 

 

3.「サラグレース」の雑貨や小物が大好きなオーナーさんの場合
1
ベースとなる、ダイニングの椅子、テーブル、照明などはネイチャー・デコールで
製作したり個人輸入してきたものをご提案。

この空間に、「サラグレース」の小物をオーナーさんがコーディネート
していくようです。
甘くなりすぎない「フレンチシック」や「シャビー」な空間に仕立ててます。

 

 

4.「パシフィックファニチャー」の家具でまとめたリビング
1
ソファやセンターテーブルなど「パシフィックファニチャーサービス」の
家具を取り入れながらも、パシフィック色を強調せず、
全体的には、北欧タッチの要素を感じさせながらモダンにまとめたリビングルーム。

ラグやクッション、照明、カーテンなどもトータルでインテリアコーディネートしてます。

 

 

5.定番チェアにオリジナルのテーブルをコーディネート
1
定番の白いチューリップチェアにオリジナル製作のテーブルをコーディネート
した、ダイニングです。

こういった名作チェアも、すべてをデザイナーズ家具でまとめてしまうと、
堅苦しいイメージになり、オリジナリティも無くなってしまいます。
そこで、古材とアイアンを使ったオリジナル製作のテーブルでくずしていくことで、
新しいコーディネートになってきます。
洋服で言うところの、ドレスダウンですね。

 

こんな感じで、家具や照明などのインテリアによって、
空間は大きく変わっていきます。

 

しっかしこのスタイル表現の巾、凄いな、、(自画自讃…笑)
どんなトレンドでも調理しちゃいますよ!

自分はどんな家具が好きなのか?
そこから家全体を決めていく家創りも良いのではないでしょうか。

 

「リビングを広く見せるための7つの設計手法」

06.家創りのヒント05.リビング05.高天井07.窓

 

部屋はゆとりを持って計画したいもの。

 

そこで、少しでも部屋が広く見える、広く感じられるための、7つのポイントと設計手法を僕の自宅のリビングで具体的な例をもとにお話ししていきます。
1.視線を外に繋げていく。





部屋を室内空間だけに留めておかず、ピクチャーウインドや大きなドアなどにより、視線が外にも繋がるようにする。
その際に、床の素材なども内外で合わせる事で、一体感が出てきます。
…それにしても、このニコルの姿勢は困ったものだ。。。
2.床面積プラス容積で広がりを
吹抜けです。
一般天井高の2500㎜前後に比べて、この縦への開放性は想像以上に広がりを感じさせます。ただし注意したいのは、ただ吹抜けが高ければ良いというものではありません。その空間にあった程よい高さをしっかり計画していかないと、かえって落ち着かない…という事にもなりかねません。
3.出窓効果
そのままフラットな壁に取付く窓に比べて、250㎜程度の出窓を作ることで、印象はかなり違います。それにより空間にも立体感が生まれてきます。
どうしても、そこまでの寸法が確保出来無い、という場合でも壁一枚分の出窓があることで、広がりが生まれます。
4.部屋を仕切らず繋がりをもたせる
部屋を仕切るのは低い腰壁、そして床に段差を付けたり、床の素材を変えたり、部屋ごとの天井高を変えることで、家のゾーニング分けをします。
壁で仕切って部屋を分けずに、家全体に一体感をもたせて繋げて見せることで、
視線が奥に通り、視覚的に広く感じられます。
5.しっかりとした収納計画
はじめにしっかりとした収納計画をしておかないと、部屋はあっという間にもので溢れてしまいます。
どこになにを仕舞うか、適材適所に必要な収納をインテリアに合わせた造作家具でデザインしトータルバランスが図れれば、ストレスの無い暮らしができるでしょう。ものが溢れないスッキリした広い部屋は収納計画からはじまります。
6.インテリアグリーンの活用
適度なインテリアグリーンで息の抜けるスポットをつくることで、空間に広がりと潤いが加わる。
7.小物で雑音を出しすぎない
ディスプレイも引き算、間引くところから。
いくら好きなものでも、ごちゃごちゃと細かな飾り付けが多くなると、掃除も行き届かなくなってきます。
旅の思い出やお気に入りのディスプレイもテーマを決めて抑えていくことで、より一層引き立ち、部屋の演出ポイントとして広がりが生まれます。
実際、我が家のリビングは10帖そこそこの広さです。
けっして広いとは言えないリビングですが、来てくれた人は皆さん、「広いリビングですね!」と言っていただけます。
それは、細かな設計手法で物理的な帖数以上の、広がりを感じさせることが可能です。