BLOG一覧

「モダンサンタフェの家・2020 上棟!」

00.現場20.『モダンサンタフェの家・2020』

 

みなさん こんにちは

ネイチャーデコールの大浦比呂志です。

 

8月1日、関東地区梅雨明けと同時に、その日を待っていたかのように、

晴天の中、さいたまの岩槻で「モダンサンタフェの家・2020」の上棟式が行われました。

 

先祖代々受け継がれてきた敷地内にあった古い日本家屋を取り壊して、

約150坪の敷地にお母様とご家族四人で住まわれる家。

ご先祖様に恥じない、素晴らしい家を創り上げたいと思います!

 

 

 

 

作り込まれた和風の庭は手を付けず、借景として生かし、新たなインテリア・デザインの大開口窓からこのように見えてきます。深い軒がある中間ゾーンのポーチがこの家の特徴のひとつです。

 

 

 

今までもネイチャーデコールの現場を数々手掛けてきてくれた、若手でいま脂の乗ってる「Eくん」が棟梁となり、この家を作り上げてくれます。

 

建物の完了は年末12月を目指し、進めて参ります。

「モダンサンタフェの家・2020」進捗はまたこちらからお知らせします。

 

 

大浦比呂志(ネイチャーデコール主宰)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「竣工撮影 梅雨の合間にまとめて〜」

03.二世帯住宅(多世帯住宅)11.ネイチャーデコール12.リノベーション12.店舗併用住宅・いえみせ20.『MAISONS en French・物語を感じる住まい』20.『店舗併用二世帯住宅』

 

みなさん こんにちは

ネイチャーデコールの大浦比呂志です。

 

ホームページサーバーのリニューアルで、しばらくの間ブログも書くことが出来ませんでした。

そんな梅雨の合間にまとめて竣工撮影が行われました。

今回の家も、またまた見応え満載ですよ〜

 

 

◯はじめのお宅は、南青山・骨董通りの裏手に建築した、「店舗併用二世帯住宅」

 

地下一階と一階部分をテナントスペースとして、二階と三階を二世帯住宅として計画しました。

70代の親世帯と40代の子世帯の幅広い生活様式とデザインの指向性を限られた空間の中にすべてモーラされています。

ハイブランドの連なる都会の喧騒を忘れてしまいそうな壁面緑化によるテナントファサード

有機的な質感と相反したモダンな表情、そして眩しいくらいなバラガンピンク!

街に異質なオーラを醸し出している建物です。

 

 

 

サンタフェをイメージした親世帯のエントランスから白いコロニアルシックのリビングダイニング、

階を一層上がり子世帯の住居部分は、モロッコテイストからナチュラルモダンそしてリゾートスタイルのリビングと、

まさに各部屋ごとに色々な国を旅しているような多彩なインテリア空間。世代を超えて自分たちそれぞれの「好き」を凝縮してしまったような楽しい住まいになりました。

 

 

 

 

 

◯次のお宅は、築年数の浅い戸建て住宅の全面リノベーションです。

 

設計の打ち合わせ中も、工事期間中も、オーナーの拘りとその熱量をビシビシ感じたこのお宅。

撮影に訪れてみると、ものの見事にオーナーの世界観が隅々まで滲み出ていました。まあお家愛が物凄い!ここまで徹底してもらえると、本当にこの家の仕事に携われたことを嬉しく思います。

もともとは、庭であった場所をサンルームにして、狭く自然光が取りづらかったLDに広がりと光を取り込むことが出来ました。このアイデアは大正解!

 

 

イメージは「MAISONS en French」

家創りの中での大きなテーマの一つに、オーナーが何年もかけて集めてこられた、アンティークの家具や小物、食器達がデザイン的にしっくりと収まる空間であること。そのひとつひとつにこだわりと思い出が詰まっていて、単なるものを超えたオーナー自身の物語を感じる住まいになりました。

徹底して「自分の好きな・自分だけの世界」にこだわり抜いた結果、洋書からそのまま飛び出してきたような、まるで日本に居ることを忘れてしまう程の、唯一無二な世界が誕生しました!

 

 

この2邸は、近々ホームページWorksにアップしていきます。

まだまだ、お見せしたいアングルやアイデアが一杯です。

10人居れば10通りの顔があり家のデザインも皆、変わってきます。

ネイチャーデコールのデザインスタイルの幅を是非御覧ください!

 

大浦比呂志(ネイチャーデコール主宰)

 

 

 

 

 

 

「コロナ禍での大変身リノベーション提案!」

03.ホームバーのある暮らし03.自宅がお店04.リゾートスタイル04.和モダンスタイル06.家創りのヒント09.NDのオーナーさん09.NDオーナーのライフスタイル12.リノベーション

 

みなさん こんにちは

ネイチャーデコールの大浦比呂志です。

 

世の中まだまだ落ち着く気配はなく、むしろ全国的にはコロナ感染者数が増えている状況。ロックダウンをせず、経済活動は動かしながらという日本型の政策が問われるのはこれからですね。老若男女関わらず、国民一人ひとりの意識が大切です。みなさんも三密を守りながら、あと少し辛抱していきましょう!

 

コロナ禍において、家の中での過ごし方や暮らしの価値観、プライオリティが本当に変わってきたな〜と感じる昨今ですが、僕らの業界においても、家での過ごし方をいかに豊かに楽しくしていくか、というテーマでちょっとしたリフォームや模様替えが増えてきている、とも聞いております。

 

そんな中、今回はいまデザインを進めているリノベーションのお宅の事例のお話をさせていただきます。そのお宅は築年数の経った、和のデザインを取り入れた趣のある住宅。外観的にはその佇まいを残しながらも、メンテナンスをしっかり入れ、内部は老朽化した設備を入れ替え、断熱も最新のものとし、趣は残しながらもレイアウトもイメージも大幅に変えていこう、という全面リノベーションの計画になりました。

 

リビングゾーンはいまあるデザインを最大限に生かしながら、「和の印象」を少し「アジアンテイスト」にふっていこうということで、イメージとしては租界時代の文化が融合した世界観をモチーフにしていきたい、というオーナーさんからの要望のもとこのようなスケッチでデザイン提案しました。

 

 

このプランを進めていた時期はコロナも、まだいまほど騒がれていない時期で、はじめのオーナーさんの希望をヒヤリングした頃は、コンセプトの一つにここからこだわった音楽をミニライブで定期的に発信し、気の合う人たちがワイワイと集まってこれるようなそんな場所にしよう、そして街に開かれたサロン的な場所にしよう、インテリアのイメージは外観から発する和のデザインから全く印象を変えた、土っぽいリゾートの様なデザインにしたい。そんなオーダーをいただき、このようなスケッチでサロンのデザインを提案しました。

二階のフロアをぶち抜き、その分天井高のある大きな吹き抜けと、今までは自然光が取り込めなかった空間に吹き抜けからのハイサイド窓を設けることで、日差しもサンサンでいつも明るい空間になるような設計をしました。また大勢の人が高低差のあるベンチでミニライブが楽しめるような変則的なベンチ、そこはデイベッドとしてお昼寝コーナーにもなります。

このように、気の合う仲間たちがワイワイと楽しめるような、開放的な空間を創ろう!というのが当初のコンセプトでした。

 

 

 

ところが、その後コロナが世界的に広まり、その空間のコンセプト自体も一から見直していくこととなりました。まずは、大勢でワイワイと、、ということではなく、しっぽりとしたおもてなしの場にしていこう、というもの。そうなると大きくコンセプトも空間の表現も変わってきます。そこでオーナーから出されたテーマが、品の良い少人数対応のカウンターのある、小料理屋さんの様な空間にしたい、というもの。土っぽいリゾートの様な開放的な空間から、しっぽりとした和風小料理屋空間へ。なんと180度も違うインテリアデザインになってきました

しかし、それをなんなりとやってのけるのがネイチャーデコールマジック!(笑)

そして提案した新たなデザインスケッチがこんな感じです。上のスケッチと同じアングルからの見えがかりです。

開放的に光を取り込むためにぶち壊した天井は閉じ、窓には和風組子の障子を入れて逆に光を殺して、照明の調光で空間を演出。分厚い無垢のカウンター(出来れば桧が良いな〜)にゆったりとしたシート、カウンターの中からお客さんをもてなすような小料理屋スタイル。

要所、要所に和の趣を散りばめた、落ち着いた和モダンスタイルに大変身しました!

 

同じ空間でも、そこでどう過ごしたいか、どう楽しみたいかでデザインの提案は全く変わってきます。自分のライフスタイルをしっかり見つめたリノベーション、それこそが価値のあるリノベーションだと思います。

そして、その人のライフスタイルを空間にデザインするネイチャーデコールは、デザイン提案の巾を持ち合わせてますので、いかようにもデザインで生活に彩りをつけていくことが出来ます。

 

暮らしやすさは勿論のこと、自分にあった、自分だけのデザインを身にまとうことで、暮らしはより一層豊かに生まれ変わります。それがネイチャーデコールの提案するリノベーションのあり方です。

 

大浦比呂志(ネイチャーデコール主宰)

 

 

 

 

 

「気密性能測定結果 C値0.5!」

00.現場06.断熱11.ネイチャーデコール

 

みなさん こんにちは

ネイチャーデコールの大浦比呂志です。

 

ここのところ、このブログでも気密断熱に関する、住宅性能についての話が多くなってしまってますが、今日はいよいよ今までやってきたことが、数値となって試される日です。

ネイチャーデコールの新しい住宅性能基準では、気密性能測定(C値測定)を「気密断熱工事完了時」と「工事完成時」の2回行い、気密性能の確保を標準として行います。今日は進行中の葉山の家で、その1回目の気密性能測定の日です。

それもオーナーさん立ち会いということも有り、朝から現場も緊張感漂うムードです。^_^;

 

 

 

 

 

気密性能測定(C値測定)は専門の気密測定業者が上のような測定器を使い、換気口など計画的にあけた穴を全部ふさぎ、室内の空気を送風機で強制的に外に排出します。この時に生じる気圧差と風量でC値を算出します。

値が小さいほど気密性能が優れている、ということです。

C値に関しては、どんなに最高の建材を使っても、腕の悪い職人が施工すると精度が低く、隙間の大きい家になってしまいます。

C値を測定することは、その家を施工した職人の腕が試されるということなんです。

 

 

 

測定がはじまりしばらくすると、壁も天井も気密シートがパンパンに膨らみ引っ張られていく様子がわかります。他に隙間や穴があるとそちらから引っ張れれていくため、いかに隙間が少ない家であるかが既に感じ取れますね。

 

 

 

 

気密測定1回目の結果です。

 

やりましたC値0.5!

 

0.5という数値がどういうことかというと、1階も2階も合わせた、建物全体に対してハガキサイズの半分程度の隙間しか無い、ということです。更にそれを1回目の測定ではじき出した数値であるということ。本来は何度かの測定をしながら隙間の感じるところを手直しして塞ぎながら行っていくようです。この結果を見たときはオーナーさんはじめ、現場で関わってくれた大工さん、監督、設計監理者みなで歓喜しました。

正直、はじめての取り組みで、この結果が出せたということは本当に驚きでした。

数々の測定をしてこられた、気密測定の業者さんも、エコ住宅とか気密断熱工事を付加価値にしている建設会社でもなかなかここまでの数値は出せない、と驚いていました。特にネイチャーデコールの家の場合は変形していたり、ロフトやスキップフロアがあったり、開放性が良いデッキ繋がりの大きな掃き出し窓があったりと、、要はプライオリティの一番を気密断熱で設計した家ではなく、あくまでも快適でかっこいいデザイン性を何より尊重させた設計でのその結果であったからです。ブログをご覧になってるみなさんも、是非「大手ハウスメーカーC値ランキング一覧」なるものを見てください。気密断熱好きなみなさんがご存知の「某・◯条工務店」でも、平均測定値0.5は出ていないようです。

 

今回の葉山の家では、デザイン性・住宅性能・コストバランス・メンテナンス性と多岐にわたるご要望をいただき、設計段階からそして現場でもひとつひとつハードルを超えながらここまで来ましたが、ひとえにオーナーさんの高い理想と熱意が自分たち皆を引き上げてくれています。

この気密C値においても、1は切って欲しい、できれば0.5以下を目指したい!はじめにこれを要求されたときは皆で頭を抱えてしまいました。更にいうとお金をかけて専門業者を入れて現場発泡ウレタン吹付け断熱を使えばある程度の数値は見込めるが、お金を極力かけずに、大工さんがグラスウールと気密シートを使ってそのクオリティを目指して欲しい、というリクエスト。。そうなると、いつもの大工さんの腕を総動員して職人の技で最大限に出来ることをやるしかないね!そんな意気込みでこの工事を進めてきました。なのでこの結果は、設計監理力と施工技術力の確かな証明にもなるということですが、なによりこの結果を見てだれよりも先にオーナーさんが、現場で同じことを言ってくれたことが、皆にとっても一番のねぎらいのお言葉となりました。本当にオーナーさん、そして技を見せてくれた大工さんには感謝しかありません!

 

誤解がないように言いますが、当たり前ですがネイチャーデコールは気密断熱に一番の付加価値をおいた設計事務所ではありません(笑)

2020年4月から社内で改定された新しい住宅性能基準を設けたので今後はそれらを標準として大切に考えていきますが、あくまでも私達はデザインで豊かになる暮らし、ここがなによりも一番肝心だと思っております。デザインが人に与える力って本当に凄いことなんです。数値やスペックで測れないものだからこそ、価値のあるもので、ここは誰でもが出来ることではないんです。そんな想いとまたこれからの決意をあらためて感じ取れた、この気密測定の結果でした。

 

 

大浦比呂志(ネイチャーデコール主宰)

 

 

 

 

 

 

 

「ネイチャーデコール・住宅性能基準 気密断熱工事」

00.現場06.断熱11.ネイチャーデコール

 

みなさん こんにちは

ネイチャーデコールの大浦比呂志です。

 

ネイチャーデコール・住宅性能基準の気密断熱工事について、先日もお話したとおり、今後は「ND標準仕様」と「ND標準・S仕様」とお客様の予算に合わせた2つの断熱性能のグレードを用意しました。

 

●気密断熱について

どちらの仕様においても、断熱等級計算を行い、断熱等級4以上のZEHクラスまたはGクラスを標準にしていきます。

・床・壁・天井:気密防湿フィルム貼り

・気密性能測定は「気密断熱工事完了時」と「工事完成時」の2回行い、気密性能の確保を標準として行います。

・「ND標準仕様」と「ND標準・S仕様」によりサッシ断熱性能のグレードを選定

・ガラス:Low-E複層ガラス 日射取得型または日射遮蔽型は配置計画により選定

・第一種換気設備としてダクトレス熱交換型換気システムの導入

以上が、気密断熱について、行うべき内容です。

 

今回は家創りの現場から、2020年4月から社内改定されたネイチャーデコールの住宅性能基準の「気密断熱工事」について現在葉山で進行中の「プリンスがでてきそうな家!」の現場を例に、主だった部位の施工注意点を説明していきたいと思います。

 

◯ 床・天井の取り合い

床と壁、壁と天井が取り合う箇所では、床及び天井の下地材と壁下地材の取り合いに隙間が出来るため、床及び天井と壁の気密シートを互いに重ねられるように余長を確保し、重ね端部は気密テープでしっかりと目止めすることが大切です。

 

 

 

◯ 窓の開口部

窓で気密断熱を確保しようとする場合は、窓の気密断熱性に加えて、窓サッシの構造上、壁面に取り付け用の隙間が出来るため、この隙間への断熱材の充填と気密処理をすることが大切です。

 

 

 

◯ スイッチ・コンセントボックス

外壁で気密断熱を確保しようとする場合は、スイッチやコンセントの取り付けボックス周りに隙間ができるため、気密カバーで気密処理をしてこの裏側へも断熱材の充填をすることが大切です。

 

 

 

◯ 天井ダウンライト

天井で気密断熱を確保しようとする場合は、照明器具本体が断熱対応器具であることに加えて、気密対応器具でなくても気密が確保できるように、スイッチやコンセントと同様、気密カバーや現場製作の気密ボックスを設け、これの裏へも断熱材の充填をすることが大切です。

 

 

 

◯ ダクト・配管・配線の取り合い

ダクト、配管、配線を床及び天井や外壁を貫通させる箇所では、予め下地材に開けた穴と、ダクト、配管、配線の周りに隙間が出来るため、この隙間への断熱材の充填と気密処理をすることが大切です。

 

 

 

◯ ユニットバス

床で気密断熱を確保しようとする場合は、ユニットバスの構造上、床面に取り付け用の隙間ができるため、床下での気密断熱が必要となり、底版及び立ち上がりへの断熱と、土台との取り合いでの気密処理が大切です。

 

 

 

◯ 玄関土間

床で気密断熱を確保しようとする場合は、玄関土間には床がないことから、基礎の底版と立ち上がり部分での気密断熱が必要となり、底版及び立ち上がりへの断熱と、土台との取り合いでの気密処理が大切です。

 

 

 

◯ 引き金物部分

土台桁梁に取り付ける引き金物は、取り付け箇所によっては、金物が断熱材を貫通していることで外気からの熱橋(ヒートブリッジ)となるため、断熱材に包まれる箇所以外は、熱橋対策をすることが望ましいです。

 

 

 

◯ ホールダウン金物

ホールダウン金物は、床で気密断熱を確保しようとする場合は、外気に触れる基礎コンクリートに埋め込まれていることから熱橋(ヒートブリッジ)となるため、断熱材に包まれる箇所以外は、熱橋対策をすることが望ましいです。

 

 

「気密断熱」には壁内結露防止のための「防湿」も必須です。
主流の気密断熱工法では、気密を気密シートで確保するものであるため、この気密シートの透湿抵抗性能を利用して防湿を兼ねています。
一方、断熱材の厚さや仕上材下地材の透湿抵抗値を検討することで、気密シートを使用しない場合でも壁内結露の防止ができる方法もあり、この場合は、合板や石膏ボード等の面材を使用し、これらの目地部分に気密テープを貼ることで気密を確保します。

 

以上、各部位ごとの施工上の注意点を抜粋してポイントだけお話してきました。

 

よく一般のお客さんから、断熱材は一体なのが良いの?という質問をうけますが、正直コレには答えがありません。断熱材にもグレード(費用)の幅がありますので、予算に応じた費用対効果という点もありますが、材料の選定とともに施工精度という部分がもっともその良し悪しに影響を及ぼしてきます。どんな断熱材を使う場合でも、基本に則った丁寧な施工、そこに時間と手間を掛けることがなにより大切です。

 

 

大浦比呂志(ネイチャーデコール主宰)