モダンサンタフェの家・2020
オーナーさんとの出会いは、
ネイチャー・デコールのホームページのシステム作りを依頼した会社の担当者で、うちのコンセプトや様々な画像、実例、Q&A等々ホームページのシステムに関わる事を無理難題を言いながら製作してもらった事がはじまりです。
その後も様々な事例を見てもらいながら、約10年近い歳月がながれ、ようやく満を持して今度は自分の家を!ということでお声がけをいただき、実現に至りました。
今回の家創りに関して、いままで作りためた膨大なリクエストシートをご用意いただき、そのリクエストシートの画像には、古くからのネイチャー・デコールの家の画像集をスクラップされ、イメージだけでなく、どんな家にしたいかの全体像やテーマ、新しい家で成長する子どもたちへの思い、そしてどんな家庭にしたいのか、まで、多岐にわたるリクエストを、「家族の想い集」として資料作りしてくれていました。
そんな訳で、なんとも感慨深い仕事となりました。
期待半分、不安半分の中でスタートした家づくりでしたが、最後まで伴走いただき、大変満足のいく家になりました。
冒頭文でも紹介されていましたが、もともとホームページをリニューアルする際の現場監督を担当したことが出会いのきっかけです。当時は主に建築系(設計事務所、工務店、リフォーム会社など)のホームページ制作を担当していましたが、その中でやはり光っていたのがNATURE DECORさん。当時20代半ばだった自分にとって、他社とは一線を画した家はとても魅力的で「いつかこんな写真の家に住みたい!」と決意したのを今でも覚えています。
妻と結婚した後、ライフプランを考えた時にも「やはり住まいはNATURE DECORで」という想いは強く残っていました。大浦さんの家で催されたオープンハウスに二人で参加して、将来のマイホームへの夢を膨らませたものです。
実際にお声がけをしたのはそれから約8年後。家の間取りが生活に適していないことや耐震診断で危険な状態だと判明したことを踏まえて、家の建て替えを決意。改めて家づくりに関する様々な情報を収集し、ハウスメーカー含めて会社をいくつも探しましたが、やはり頭の中にあったのはNATURE DECORそして大浦さん。「ご無沙汰しております」という電話の第一声がどこか緊張してしまったのが、今では不思議なくらいです。
二世帯住宅ということで、世帯ごとの要望はかなり複雑で紐解くのが難しかったものと思います。
こういう家にしたい!という要望はあるものの、他のオーナーさんのようなデザインへの強いこだわりや思い出・収集物はさほどなく、和風→洋風への大胆な舵切りとなる今回の家づくりをきっかけに、新しく収集していく考えでした。また家づくりにあたって自分の中で住宅性能(高気密・高断熱)の優先順位がかなり高く、NATURE DECORのデザインと住宅性能の両立ができるのか(元々NATURE DECORは住宅性能をウリとした設計事務所ではないため)、費用面や動線・建築期間などのバランスを踏まえて提案をいただけるのかという不安がありました。
が、大浦さんからの最初のプレゼンでその不安は見事に無くなりました。初回ヒアリング時にお話した希望のデザインの方向性とマッチしつつ、色々な遊びというかゆとりのあるデザイン提案は大変気に入りました。自分が期待する住宅性能もありながら、自分たちの求めるデザイン性のある家になりそうだと感じ、プレゼンの時のスケッチはすぐに取り出せるようにして度々眺めては期待に胸を膨らませていました。
間取りも想像以上でした。インターネットや動画で調べたり、素人ながら間取りソフトを毎夜操作しながら研究していたのですが、満足いくものは自身で見つけられず……今の間取りはシンプルながらも機能的な動線で暮らしやすいです。十分な収納もあり、生活感も極力抑えられるようになっており、急な来客でも慌てず対応可能です。
申し訳ないことに、他のオーナーさんで初回プレゼンで感動した、とおっしゃっている方もいましたが、自分の中では大きな感動はありませんでした。それはネガティブな意味ではなく「そうだよね、こういう家だよね」と自分の中でかなりしっくりきたということです。妻は凄すぎて言葉にならなかったと言っていました。二人の反応が薄くて不安にさせてしまったかもしれません。笑
施工時はリモートワークになったこともあり、2日に一回もの頻度で現場に顔出ししていました。笑。各工事での確認点はその場で色々質問いただき、自分も知りたいことをバシバシ質問しました。調整事項があれば現場と大浦さんとで調整しながら進めていただけたので安心でした。
プラン調整についても相談できたのは嬉しかったです。調査の結果、地盤改良が必要となり、想定外の費用がかさんでしまったのですが、調整案を一緒に決めていけたので建築に関する大幅な予算オーバーはありませんでした。また、ここだけはこだわった方が良い、というアドバイスもあり、結果、快適な住まいに繋がったと思います。
このオーナーズボイスは住み始めてから約1年が経ってから書いていますが、この1年、とても快適でした。
我が家は「ND基準・S仕様」で建築し、かつパッシブデザインも意識された設計になっているため、冬はさほど寒くなく、夏の暑い日もエアコン弱運転で十分快適です。そのため、光熱費が建て替え前(築55年の木造平屋建て)に比べ、1/4程度になったのは驚きでした(オール電化にもしました)。
またその仕様上、防音性能も高く、家の前は県道で大型トラックの往来も多くあるのですがほとんど聞こえません(微妙な揺れで気づく程度です)。試しに家の中でウーファーを用いながらロックのコンサートを爆音で流してみたのですが、外にもほぼ漏れません。これもまた驚きでした。反面、家の中は音が響くため、間取りによっては夜中の物音は配慮しないといけないなと感じます。我が家のLDK+子世帯はリビング階段を採用し音の仕切りがありませんため、吹き抜けがなくとも一階での物音がダイレクトに寝室に響きます。
それでも、これからプランされる方は絶対にS仕様がオススメです。さほど費用を増やさなくてもS仕様になれ、快適性やランニングコストは大きく変わると思います。
デザイン面では提案時のラフスケッチでイメージした以上の落ち着きと安らぎがあります。我が家は光がさんさんと入る明るい家ではなく落ち着きのある家を希望し、また親戚や友人が多く集まるため開放的なLDKが特徴なのですが、石垣のアクセントウォールやバーカウンター、古材やタイルが見事に調和しており、来客時にも素敵な時間を提供できています。ご近所さんに「一階でカフェをはじめるんですか?」と言われた時には少しにんまりしてしまいました。
今ではジャズを流しながら家族で食事をしたり、薄暗く調光してバーカウンターでランタンを灯しながらウイスキーロックを嗜んだりと、カフェやショットバーでの充実時間を家で堪能しています。またハウスパーティーをしたり仲間とアコースティックセッションをしたりと、友人や仲間との余暇も充実しており、それらをしたいと思わせてくれるのもデザインや空間の影響だと感じます。
元々のこだわりアイテムや家具がありませんでしたので、住み始めてから色々と気にかけて、この素敵な家に合うものを集めるようになりました。ニッチや飾り棚も多く、LDK以外は基本シンプルにしましたので、これから家のデザインバランスを考えながらさらに魅力を高めていけるような住まいづくりをしていきたいと思います。
「過ごし方に合わせた家づくり」ではありましたが「新しい家に合わせた過ごし方」を模索していけるのも一つの楽しみになりました。生活感を出さないようにしていきたい(しかしなかなか難しい……)と思いつつ、さらに良い家にできればな、と。それを実現できる家になったことは大変喜ばしいなと思います。
大浦さんには、良いアイテムを見つけた時に我が家を頭の隅にでも思い出していただき、合いそうだなと思ったらこれからもアドバイスをもらいたいですね。笑。
まだ幼い子供たちも伸び伸びと走り回り、老いた親も不便なく暮らしていますので、我が家には大浦さんから提案いただいたモダンサンタフェの家・2020「デザイン×住宅性能×間取り×過ごし方」に大変満足しています。
冒頭文でも紹介されていましたが、もともとホームページをリニューアルする際の現場監督を担当したことが出会いのきっかけです。当時は主に建築系(設計事務所、工務店、リフォーム会社など)のホームページ制作を担当していましたが、その中でやはり光っていたのがNATURE DECORさん。当時20代半ばだった自分にとって、他社とは一線を画した家はとても魅力的で「いつかこんな写真の家に住みたい!」と決意したのを今でも覚えています。
妻と結婚した後、ライフプランを考えた時にも「やはり住まいはNATURE DECORで」という想いは強く残っていました。大浦さんの家で催されたオープンハウスに二人で参加して、将来のマイホームへの夢を膨らませたものです。
実際にお声がけをしたのはそれから約8年後。家の間取りが生活に適していないことや耐震診断で危険な状態だと判明したことを踏まえて、家の建て替えを決意。改めて家づくりに関する様々な情報を収集し、ハウスメーカー含めて会社をいくつも探しましたが、やはり頭の中にあったのはNATURE DECORそして大浦さん。「ご無沙汰しております」という電話の第一声がどこか緊張してしまったのが、今では不思議なくらいです。
二世帯住宅ということで、世帯ごとの要望はかなり複雑で紐解くのが難しかったものと思います。
こういう家にしたい!という要望はあるものの、他のオーナーさんのようなデザインへの強いこだわりや思い出・収集物はさほどなく、和風→洋風への大胆な舵切りとなる今回の家づくりをきっかけに、新しく収集していく考えでした。また家づくりにあたって自分の中で住宅性能(高気密・高断熱)の優先順位がかなり高く、NATURE DECORのデザインと住宅性能の両立ができるのか(元々NATURE DECORは住宅性能をウリとした設計事務所ではないため)、費用面や動線・建築期間などのバランスを踏まえて提案をいただけるのかという不安がありました。
が、大浦さんからの最初のプレゼンでその不安は見事に無くなりました。初回ヒアリング時にお話した希望のデザインの方向性とマッチしつつ、色々な遊びというかゆとりのあるデザイン提案は大変気に入りました。自分が期待する住宅性能もありながら、自分たちの求めるデザイン性のある家になりそうだと感じ、プレゼンの時のスケッチはすぐに取り出せるようにして度々眺めては期待に胸を膨らませていました。
間取りも想像以上でした。インターネットや動画で調べたり、素人ながら間取りソフトを毎夜操作しながら研究していたのですが、満足いくものは自身で見つけられず……今の間取りはシンプルながらも機能的な動線で暮らしやすいです。十分な収納もあり、生活感も極力抑えられるようになっており、急な来客でも慌てず対応可能です。
申し訳ないことに、他のオーナーさんで初回プレゼンで感動した、とおっしゃっている方もいましたが、自分の中では大きな感動はありませんでした。それはネガティブな意味ではなく「そうだよね、こういう家だよね」と自分の中でかなりしっくりきたということです。妻は凄すぎて言葉にならなかったと言っていました。二人の反応が薄くて不安にさせてしまったかもしれません。笑
施工時はリモートワークになったこともあり、2日に一回もの頻度で現場に顔出ししていました。笑。各工事での確認点はその場で色々質問いただき、自分も知りたいことをバシバシ質問しました。調整事項があれば現場と大浦さんとで調整しながら進めていただけたので安心でした。
プラン調整についても相談できたのは嬉しかったです。調査の結果、地盤改良が必要となり、想定外の費用がかさんでしまったのですが、調整案を一緒に決めていけたので建築に関する大幅な予算オーバーはありませんでした。また、ここだけはこだわった方が良い、というアドバイスもあり、結果、快適な住まいに繋がったと思います。
このオーナーズボイスは住み始めてから約1年が経ってから書いていますが、この1年、とても快適でした。
我が家は「ND基準・S仕様」で建築し、かつパッシブデザインも意識された設計になっているため、冬はさほど寒くなく、夏の暑い日もエアコン弱運転で十分快適です。そのため、光熱費が建て替え前(築55年の木造平屋建て)に比べ、1/4程度になったのは驚きでした(オール電化にもしました)。
またその仕様上、防音性能も高く、家の前は県道で大型トラックの往来も多くあるのですがほとんど聞こえません(微妙な揺れで気づく程度です)。試しに家の中でウーファーを用いながらロックのコンサートを爆音で流してみたのですが、外にもほぼ漏れません。これもまた驚きでした。反面、家の中は音が響くため、間取りによっては夜中の物音は配慮しないといけないなと感じます。我が家のLDK+子世帯はリビング階段を採用し音の仕切りがありませんため、吹き抜けがなくとも一階での物音がダイレクトに寝室に響きます。
それでも、これからプランされる方は絶対にS仕様がオススメです。さほど費用を増やさなくてもS仕様になれ、快適性やランニングコストは大きく変わると思います。
デザイン面では提案時のラフスケッチでイメージした以上の落ち着きと安らぎがあります。我が家は光がさんさんと入る明るい家ではなく落ち着きのある家を希望し、また親戚や友人が多く集まるため開放的なLDKが特徴なのですが、石垣のアクセントウォールやバーカウンター、古材やタイルが見事に調和しており、来客時にも素敵な時間を提供できています。ご近所さんに「一階でカフェをはじめるんですか?」と言われた時には少しにんまりしてしまいました。
今ではジャズを流しながら家族で食事をしたり、薄暗く調光してバーカウンターでランタンを灯しながらウイスキーロックを嗜んだりと、カフェやショットバーでの充実時間を家で堪能しています。またハウスパーティーをしたり仲間とアコースティックセッションをしたりと、友人や仲間との余暇も充実しており、それらをしたいと思わせてくれるのもデザインや空間の影響だと感じます。
元々のこだわりアイテムや家具がありませんでしたので、住み始めてから色々と気にかけて、この素敵な家に合うものを集めるようになりました。ニッチや飾り棚も多く、LDK以外は基本シンプルにしましたので、これから家のデザインバランスを考えながらさらに魅力を高めていけるような住まいづくりをしていきたいと思います。
「過ごし方に合わせた家づくり」ではありましたが「新しい家に合わせた過ごし方」を模索していけるのも一つの楽しみになりました。生活感を出さないようにしていきたい(しかしなかなか難しい……)と思いつつ、さらに良い家にできればな、と。それを実現できる家になったことは大変喜ばしいなと思います。
大浦さんには、良いアイテムを見つけた時に我が家を頭の隅にでも思い出していただき、合いそうだなと思ったらこれからもアドバイスをもらいたいですね。笑。
まだ幼い子供たちも伸び伸びと走り回り、老いた親も不便なく暮らしていますので、我が家には大浦さんから提案いただいたモダンサンタフェの家・2020「デザイン×住宅性能×間取り×過ごし方」に大変満足しています。