BLOG一覧

「こんなキッチン もっと提案したい!」

03.こだわりのキッチン05.キッチン05.収納05.バーコーナー

 

ネイチャー・デコールオフィスのカウンターは、
住宅での新しいデザインの提案ということで、そのひとつのサンプルとして作りました。

 

その昔、古いフランスの 飲食店の厨房で使っていた、ステンレス製の業務用
吊り戸棚をなにかの雑誌で見てからずっとそれが頭の中にあり 、
いつか自分でも作ってみたい、、そんなところから始まったものです。

写真 1

これが、その全景です。

オフィスに来られたお客さんはよく、「これ冷蔵庫ですか?」 などと聞かれますが
これが、立派な収納なんです。

 

 

写真 2

写真 2-2

写真 3

こんな感じで、扉と引き出しになっています。

素材は、2㎜のアルミの板を角にアールを取るなどして、成形して作っています。

引き出しの中は、一般的な木製の箱で出来ています。

 

 

写真 7

写真 8

引き手や開閉レバーの部分も、あえてハードなイメージを強調するために
このような、ごつい金物を使用しています。

 

 

 

写真 6コピー

写真 5

それに組み合わせたカウンターがこれ!

PARISの古いBARに行くとよく目にするジンク(亜鉛)のカウンターがありますね、
あの匂いを忠実に再現して、この扉と引き出しのデザインに合わせて作りました。

 

 

 

パリカウンター

歴史を感じるPARISの古いBARのカウンターはこんな感じでした。

こちらで作ったカウンターは扉などと同じくアルミですが、
なかなか上手く再現出来てませんか?

こういった造作と質感の収納に対して、ざっくりとした白板貼りの壁をあえて
ぶつけてくるのが、このデザインのポイントでもあります。

実際、このデザインのオーダーキッチンはまだ一回しか手掛けてませんが、
その家にとって、とても象徴的でオリジナリティのあるキッチンになることでしよう。

折角のオーダーメードキッチン、もっともっと自由な発想で、こうした新しいデザインの
ものを提案していきたいですね。

 

「3帖の小空間にイメージは広がる」

06.家創りのヒント05.DEN・仕事部屋20.『外を閉じて、中に開く』

 

この事例は、ご夫婦それぞれに3帖のDENを1階と2階に分け、
個々の趣味や持ち込んだ仕事に没頭できるように計画したものです。

DEN

1 のコピー
一階の玄関ホール脇には、ご主人のDENを設けました。

一面ガラス張りにして、閉塞感が出ないように、玄関ホールと
一体感を出したような設えとなってます。

2 のコピー
そして、こちらは2階の奥様のDENスペース。

このスペースも1階同様に、壁で仕切らず、リビングと繋がる
壁面一面を木製の格子ガラスのスクリーンにして、
リビングに居る人の気配を感じながら使えるDENになってます。

3帖の小空間でも、ここは別世界。
個々の空想の世界を広げられる、、そんなスペースです。

 

お菓子や ビスキュイさん、遂にリニューアルオープン!

01.アイアン04.サンタフェスタイル00.現場05.外観05.ガーデン&外構11.ネイチャー・デコール09.NDのオーナーさん01.サイン・看板・ロゴデザイン12.ショップデザイン20.『お菓子屋 ビスキュイ』

 

三回目のリニューアルで引き続きショップデザインを手掛けさせて頂いていた、
柴又の「お菓子や ビスキュイ」さんが昨日リニューアルオープン しました!

丁度10年前にケーキ店の新築を行い、その3年後 イートインコーナーを併設した
カフェを増築し、そして今回はバームクーヘン工房の新設とケーキ店の増築を
行いました。

ビスキュイ
これは、ケーキ店のファサードです。
モダンサンタフェをテーマにファサードはデザインしています。

このビスキュイさんでは、
建築デザインからサイン計画、そしてガーデンデザインとトータルにデザイン提案
させて頂いてます。

 

 

1

JPG

受付
そして、2014年10月11日 リニューアルオープン当日。

まだ、お店がオープンする9時前から、新柴又の駅を降りるやいなや
この行列、、
前回のオープン時も1000人の人が並んだという伝説が、
また塗り替えられるか、今回の最高時にはなんと、4時間待ちにもなったようです!

ディズニーランドのアトラクションでもそんなに並ばないですよね!

普段の土日でも、ポーターさんを付けてお店に誘導するとのことですが、
そのお客様の愛されてる一番の秘訣は、なんといっても老若男女を問わない、
広いターゲットに向けて、誰でも美味しい!と言える、そんな昔ながらの
素朴な味をベースにしながら、日進月歩 常に新しい驚きをトッピングしているところに
あるようです。

ビスキュイさんは、数あるオシャレなケーキ屋さんの中でも、
いつも東京の売れてるお店ベスト10に入っている、
そんな人気のケーキ屋さんです。

ショップ全景

1

2

3

新しくなったショップの全景と、ガーデンを含めた外観のデザインを
少し紹介します。

ショップを彩どるガーデン計画はやはりかかすことは出来ませんね。

ガーデンは、いつものガーデン&ファニチャーズさんが
軽井沢から駆けつけ施工して頂きました。

1

2

3

天井

そしてオリジナリティのある、サインとグラフィックデザインを加えて
ようやくお店らしい構えが出来上がってきます。

ビスキュイさんのケーキをモチーフに 、ロートアイアンで作った
正面の大きなアイアンサインが特に美味しく表現出来ました。
また、天井に描いた「バームクーヘン物語」も、
可愛らしく、プスッ!と笑えるものになりました。

 

この爆発的な発進力と話題性は、住宅デザインとは
またひと味違ったショップデザインの醍醐味です。

ネイチャー・デコールの掲げてるコンセプトのひとつに、
「お店のような家 家のようなお店」…というのがあります。

お店において、家に居るときの寛ぎ感や居心地の良さというのは欠かせない付加価値に繋がります。
また家においては、お店のような非日常性やホスピタリティというのが、
生活感の伴う家の中での、大切なスパイスにもなります。
それは、単に表層の色や素材の目先を変える事ではなく、
人の心理をも左右する内面的なものをデザインしていくことだと考えます。

ネイチャー・デコールの他とは視点の違う、
住宅デザインのベースというのは、こんなところから生まれています。

 

「ワンちゃんの居るお宅にはオススメ!」

06.家創りのヒント03.ペットと暮らす

 

ワンちゃんの居るお宅でいつも悩ましいのが、床の滑り。
特に大型犬を飼ってるお宅では、滑りやすい階段はいつも材料や仕上げを考えてしまいます。

そんな時にオススメなのが、これ!

1
2

3

その名も「オールマイティ」というノンスリップ塗料で、
ネットで購入出来るものです。

大型犬のホワイトシェパード「ハンク君」というパートナーが居るこのお宅では、
愛犬家のオーナー自らこの塗料を見つけて現場に支給して塗装屋さんが施工しました。

着色を済ませ、トップコートを仕上げる前にこの「オールマイティ」を塗布。
無色透明なので、塗りむらも気にならず、DIYで一般の人でも施工が可能です。

4

5

6

施工後の感じは、こんな具合。

ほとんど見た目ではノンスリップ塗装を施したのが分からないので、
色やイメージを損なうことがありません。

触った感じも、粗めのサンドペーパーの様で、グリップが効いて、
確かにこれなら、階段を大型犬が駆け抜けても、
ツルッと、滑ることもなく安心ですね。

そして、このお宅では階段下がワンちゃんスペースになっています。
普段は、家を自由に行き来していますが、休むときはやはりワンちゃん、
こういう狭い空間が落ち着くんですよね。

階段下にはお休み用のクッションがおいてあります。

また、床は粗相をしても簡単に洗い流せるように水栓を付け、タイル貼りにしてあります。
そして小さな、窓も設けてあり、気になる匂いもここからしっかり換気できるように
なっています。

半句

精悍で凛々しい「ハンク君」。アイアンのフェンスの奥からこちらを見つめてますね。

こんな良いスペースを、オーナーさんから与えてもらい、君は幸せ者だよ!

 

「北欧テイストをトッピング!」

08.インテリアコーディネート09.マイセレクション

 

家創りのフィニッシュは、インテリアコーディネート。

建築もインテリアもガーデンも統一したコンセプトでデザイン提案していくのが
ネイチャー・デコール流の家創りです。

そんなインテリアで最近、お気に入りのイスを紹介します。

 

 

1

最近お気に入りと言っても、定番.名作家具で、フィンランドのエーロ.サーリネン
デザインのチューリップチェアです。

チューリップの花のような形から名付けられたイスです。

この事例は、シンプルなフレンチスタイルのインテリアに、イスやペンダントライトで
北欧テイストをトッピングしたインテリアコーディネートです。

無垢のオーク古材で製作したガッツリとしたテーブルと
相反した造形的な柔らかなラインの北欧デザインを合わせてみました。

遊び心のあるカラフルな時計もこちらで提案したモノです。

2

チューリップチェアは、座面の素材はFRPで回転機能があり、
座り心地もなかなかグッド!です。

リーズナブルなリプロダクトもあり、
インテリアコーディネートの巾を広げてくれる、オススメの一点です。