「地層壁(版築壁)の完成!」
今 進行中の住宅で試みた地層壁(版築壁)が遂に完成!
小石や砂利、藁(わら)や粘土を混ぜて丈夫にする。
一層は10㎝より低くするほうがより丈夫になる。3、たたき棒などで固く突き固める。
厚みがある場合は人力で踏み固めることもある。4、板の高さいっぱいまで固めたら
板を継ぎ足すか、板をはずして次の型枠をつくる。


ネイチャー・デコール主宰 建築デザイナー大浦比呂志のこだわりの世界観を、建築、インテリアの事例やライフスタイルにスポットをあてながら紹介して参ります。
今 進行中の住宅で試みた地層壁(版築壁)が遂に完成!
世田谷区 東玉川で進めてきたお宅、
キッチンパーテーションの腰壁には、
00.現場12.リノベーション12.店舗併用住宅・いえみせ03.自宅がお店20.『ON THE HILL COFFEE』
「On the hill coffee」チョークアートが完成しました!
00.現場12.リノベーション12.店舗併用住宅・いえみせ03.自宅がお店20.『ON THE HILL COFFEE』
いま進行中の「いえみせ リノベーションカフェ」が秋のオープンに向けて
着々と内装が出来上がってきました。
カウンターにはこれからメニューが取り付き、
天井からは、大きなインダストリアルな照明が吊られます。
この部分、やはり天井を取り壊し高さを持たせたことは正解でした。
この壁紙、「遊び」で取り入れたのですが、
これがなかなかリアルで良くできてます。
書棚の一部に隠し扉を設けて、その裏には隠れた部屋が…
そんな仕掛けも出来そうですね。。
サインはこれから製作ですが、ロゴが入るとお店らしい
面構えになることでしょう。
今日はデッキの塗装の日。
来年のいま頃は、この広いデッキで美味しいおとしたてのコーヒーがいただけます。
一番良い時期ですね。
完成まで、あともう一歩です。
「こんなことを、現場でやってるの?!」
、、、つい、そう叫んでしまいました。
それは、ストックルーム内の棚板の製作なのですが、
不定形のアールの壁に合わせた棚板作りを、現場で、しかも大工さんが
一枚一枚そのアールに合わせて作っていたのです。
勿論、アールを割り出し、その型をもとに家具屋さんで製作していくものと思っていて、
そもそも現場で作れるとは、全く考えていなかったので驚いてしまいました。
その棚板とは、こんな感じです。
一定寸法でないアール、しかも棚板はそれぞれ可動式になっています。
固定ならまだしも、この可動ということでも、相当気を使わねばなりません。。
この精度は、現場製作で出来る精度ではないですね!
本当に大工さんの”技”に脱帽しました。
こうした、プロ集団と創り上げていく仕事は、
デザイナーとして、とっても安心です!
職人さんの”技”に感謝ですね。