00.現場

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「デイジイ麹町店・引渡し検査」

00.現場12.ショップデザイン20.『街で人気のパン屋さん』

 

みなさん こんにちは

ネイチャーデコールの大浦比呂志です。

 

去年2月にオープンした、東京八重洲店に続き「デイジイ麹町店」の

引渡し検査が先日行われました。

「街で人気のパン屋さん.デイジイ」もこのお店で丁度4店舗目の

デザインをやらせて頂く事になりました。

 

埼玉・川口発のデイジイ そのおいしさが評価されファンを増やし、

これからもどんどん出店予定の計画があります。

 

今回は、今後の多店舗展開を見越し、1962年創業のお店ではありますが

ロゴマーク・キャラクター・包材関係・店舗カラー・共通マテリアルなど

ブランディングを図るべく新たにご提案し、このお店から

心機一転生まれ変わりました。

まだ微調整はあるものの、基本ベースはこの麹町店を皮切りに

今後統一感をもたせたお店創りになっていきます。

S Iデザインをトータルで担当されたのは、

ネイチャーデコールの家の古いOBでもある、Mさん。

こんなかたちで、一緒に仕事に関われるなんて、有りがたい話です。

 

 

 

 

 

 

ファサードはオーセンティクなブリティッシュスタイルでデザイン。

ガラス面のロゴは「ゴールドリーフサイン」、

ゴールドリーフは古くから使われてきた手法で、金箔を使って文字を彩る。

手間と時間は要しますが、クラシカルな風合いと風格が生まれて来ます。

結構、良い感じにかっこよくなったと思います。

 

 

 

 

エントランスのドアを入ると足もとには、

ニューヨークヘキサゴンの白と黒のモザイクタイルでロゴをあしらう。

 

 

お店のはじめの顔となるレジカンター

ここをしっかりデザインしておく事で、お店としての初対面の印象が

お店のグレード感として左右します。

レジの位置をハッキリ印すために足下にモザイクタイルを。

オーバーサイズのエナメルペンダントライトがピッタリはまる。

 

 

 

 

 

1階部分は販売ゾーン、

階段をあがり、2階部分がイートインゾーンとなります。

 

 

 

デイジイのオーナーをモノクロ写真でパネリング。

職人の風格、渋いです!

 

 

 

 

 

 

イートインの客席は32席

スタイルの違う4つのコーナーがあり、

その日の気分で席をチョイスすることが出来ます。

外には8席のバルコニー席(喫煙ゾーン)も用意されています。

 

 

 

 

トイレはグリーンのアンティークのドアを開けると、

内部は深いブルーを基調とした内装で。

 

これからオペーレーション、最終的な微調整を済ませて、

プレオープンが4月15日の予定です。

プレオープン期間中は朝10時スタート予定で、

その後正式なグランドオープンは5月のGW明けとなります。

 

おいしいパンを求めに、是非麹町まで足を伸ばして下さい!

場所は麹町駅前 麹町プリンス通り沿い

千代田区麹町4-3 紅谷ビル1.2階

 

よろしくおねがいします!

 

 

大浦比呂志(ネイチャーデコール主宰)

 

 

「ロフトスタイルの家、引渡し」

00.現場04.ブルックリンスタイル(ニューヨークスタイル)04.ロフト&SOHOスタイル05.二階LDK20.『ロフトスタイルの家・2019』

 

みなさん こんにちは

ネイチャーデコールの大浦比呂志です。

 

「ロフトスタイルの家・2019」本日引渡しでした。

初回のプレゼンテーションから引渡しまで、実にスムーズにクリエイティビティを

高めながら設計者もオーナーも共に満足のいく結果となりました。

本来それが一番良い形の家創りのあり方です。

 

今回の経緯を振り返り具体的にどういうことだったか、というと

初回プレゼン時にオーナーさん側から、かなり明確なデザインのテーマを

いただき、合わせて絶対守っていきたい、という予算のマックスを

ギリギリまで絞り出していただき、後は細部に渡るまでその条件の中で

完成まで引っ張って欲しい、というとてもシンプルだけどお互いの

信頼関係のもと任せてもらう、そんな進め方だったので、

まさに自分の家のように、オーナーになりきりその家族をイメージした

物語を作り、その上で、ゾーニングも、素材も、カラーリングも、

家具もすべてのことを

こちら側でハンドリングできたので、絶対に食い違いや

失敗のない進め方であった。

 

いつも、こんな進め方で出来ていけば間違いなく皆がハッピーな家が

生まれていくはず! とあらためて感じた今回のプロジェクトでした。

 

そんな訳で今回出来上がった家の全体感を簡単にご紹介していきます。

ディテールに付いてはまた、回をあらためてお話ししていきます。

 

デザインのテーマが「ロフトスタイルの家」

 

外観は黒のガルバリウム鋼板と古レンガ、それにスチールといった

素材構成で固め、外に対して窓が無くそれぞれの素材感をもたせながらも、

無機質なイメージでファサードをデザイン。

 

 

床から浮かせたステップをあがり、

亜鉛ドブ付け仕上げのアイアンの無骨なオリジナル門扉

 

 

エントランスポーチから重厚な玄関ドアを見る

このスチールのドアもデザインをおこしたオリジナルの製作品

ガッツリした大きな鉄のノッカーを付けたい、というのは

オーナーの希望。

 

 

 

重厚なスチールのドアを開けると、段差のない土間の

エントランスホール。

そのままシューズストックへとアプローチ出来ます。

 

 

 

2階のストーブのある空間。

この上にロフトがあるため、ここは天井をあえて低く抑えて設計。

ストーブ脇のスチールの螺旋階段からロフトに上がっていけます。

 

 

 

2階にLDKをもっていったのは、

高台の敷地からの、こののどかな眺望を取り入れたかったから。

リビング繋がりの広いデッキは、これからかなり活躍しそう。

 

 

 

巾の広いダメージ加工のオーク材は床から壁に同じ流れで立ち上がって

いき、吹き抜けのリビングは、より広がりを感じます。

 

 

 

 

 

北側のトップライトからの安定した光でいつも日射しが差し込む、

屋根勾配を生かした高天井、

床に高低差をもたせ、ロフトから見下ろすダイニングキッチン、

ロフト下のお籠もりストーブスペース、

ダイニングテーブルからは、リビングの先に抜けの良い眺望

奥行きと長さのあるキッチンがそのままダイニングに繋がる大カウンター

場所を移動するごとに違うシーンがあり、

どの場所でも落ち着いてしまう。

気持ちが良い!と感じる空間のポイントが随所にちりばめられています。

 

 

 

 

パウダールームのドアにもホームグラフィックスを、

期待感でドアを開けてみたくなる、そんなパウダールーム

 

 

 

 

 

薄いグレーの壁、表情のあるタイルはパウダールームの

床からバスの壁に貼り上げ一体感を演出。

水栓やタオルバー、サッシの枠廻りは「黒」で統一。

そしてこのバスタブが特別な感じで、バスに入ると引き込みサッシで

外のデッキに繋がり開放感いっぱいのバスルームです。

 

 

 

さ〜、こんなに可愛い女の子が、この先この家を人生のステージに

どのように感性を養っていくのか、

家が与える影響力は大きなものなので、とても楽しみです!

 

 

家創りは本来生活の質をあげるもの、

家を通してもっと自分自身を楽しもう! ワクワク人生を楽しもう!

そんなことを常日頃から思っている僕を、

最後まで信じてくれてありがとうございました。

お陰で良い結果が残せたことと思います。

 

また、名残惜しい引き渡しとなってしまいました。。

 

 

大浦比呂志(ネイチャーデコール主宰)

 

 

 

 

 

「中庭のあるアトリエ空間併設の家 上棟です」

00.現場20.『中庭のあるアトリエ併設の家』

 

みなさん こんにちは

ネイチャーデコールの大浦比呂志です。

 

先日、東京立川市で上棟式がおこなわれました。

延べ床面積は約70坪、

中庭のあるアトリエ空間併設のお宅です。

このオーナーご家族は、以前このブログでも紹介させていただきましたが、

とても趣味性が高く、今回併設されるアトリエでも自分の趣味を生かした

開放的なオープンスペースになる予定です。

 

以前ご紹介のブログは以下です。

 

「自宅併設のアトリエ空間」

 

 

 

ご両親と娘さんの3人といった家族構成ですが、

中庭を中心にLDKとご両親の部屋のある大きな1階部分と、

2階には娘さんの部屋とシャワールーム、書斎スペースといった、

とても、伸びのある贅沢なフロア構成になっています。

 

ダイニングキッチンからも、リビングからも中庭が覗え、

部屋全体に明るい日射しと風が吹き抜けるような、開放的なゾーニングと

なります。

 

 

 

そしてこのスケッチはアトリエ部分

以前から集められてきた、アンティークの家具や照明、小物なども

新しい家に違和感なくコーディネートしております。

このアトリエ空間から、地域に新しい情報や豊かな暮らしが発信されるのが

今から楽しみです。

 

 

 

ネイチャーデコール定番のゾーニング

玄関入って正面には四季を感じる植栽ガーデンを見るピクチャーウインドが

 

 

 

12帖と決して広くは無い中庭ですが、

リビングからもダイニングからもアクセス出来、

活用性の高い、とても豊かなスペースとなる事でしょう。

 

 

 

4寸柱の力強い構造体に守られ、しっかりとした骨格が覗えます。

 

 

 

オーナーさんと工務店で、集合写真

 

8月末の竣工を目標にこれから始動します。

進捗は、またこのブログからお知らせしていきます。お楽しみに!

 

 

大浦比呂志(ネイチャーデコール主宰)

 

 

 

 

 

 

 

「仕上げ工事が出来上がってきました!」

00.現場04.ブルックリンスタイル(ニューヨークスタイル)04.ロフト&SOHOスタイル20.『ロフトスタイルの家・2019』

みなさん こんにちは

ネイチャーデコールの大浦比呂志です。

 

いま、平塚市で進めている、「ロフトスタイルの家」

段々と仕上げ工事が出来上がってきました!

外のテラスからの眺めを生かすために、

この家は、2階にLDKをもってきました。

 

01-5aスケッチ

 

01-6スケッチ

プレゼン時のダイニング&キッチン部分のイメージスケッチですが、

現在、ほぼこのスケッチのまま仕上がってきています。

ご覧の通り、テーマは「ロフト」

木造の家でありながら、インダストリアルで倉庫なような空間を

オーナーが希望され、デザインの方向が固まりました。

 

 

 

 

現場.1

 

現場.2

2階の利点を生かし、屋根勾配なりの高天井を設け、

北側のトップライトからは、一日を通して安定した光が差込みます。

 

床部分にも段差を付けてフロアごとにゾーニングをしています。

また、キッチンカウンターとひと繋がりになるダイニングテーブル

高さをキッチン作業台と揃えるために、キッチン部分を

15センチ程低く設定しています。

ここにダイニングテーブルが繋がると、約5メートルの

迫力あるロングカウンターになります。

 

 

 

 

 

現場.3

 

現場3-2

ファイヤープレイスゾーンはあえて天井を抑えて、

落ち着いたお籠もり空間としています。

ゾーンを変えたお籠もり空間は最近のネイチャーデコール設計では

必殺技化しています(笑)

 

木製の柱にはわざわざスチール鋼板を巻き込み、ロフト感を演出

煉瓦も質感のあるアンティークなものをセレクトしています。

ここに入れる目地は、「オーバーグラウトジョイント」と言って

煉瓦に重ねてくるような納め方で、

それにより更に時代感が出てきます。

 

 

 

 

 

現場.4

このメープルの古材のフローリングもかなり良い感じ。

あえて、肉厚の光沢ウレタンで仕上げる事で、古材の印象を

引き立たせているのと、素足でも足に優しい質感となります。

この素材、床暖房にはNGですので、ご注意下さい。

 

 

 

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現場.5

キッチンはデザインモルタルで、モルタルの素地に近いイメージを。

この素材は、表面の強度が高く割れに強く、熱にも強い、

汚れなどにもストレス無く手入れ出来るので、万能マテリアル。

大きなインダストリアル照明がたまらなくマッチしますね〜

 

ダイニングゾーンの床には800角の大判のモルタル調タイル、

このタイル、なかなかの精度でここまで質感を表現出来るのは

すばらしい! 素材として、とても安心感があります。

 

こんな感じで、3月末の完成に向けて追い込み中です。

このお宅は、アートパネルなどホームグラフィックも依頼されていて

これからの仕上がりが楽しみです。

 

 

 

 

 

大浦比呂志(ネイチャーデコール主宰)

 

 

 

 

 

「空間の神はディテールに宿る・その2」

00.現場001.大工の技01.アイアン02.ガラス02.古材02.床材・その他08.アート&ディスプレイ20.『ミシュラン2スター・鮨の名店』

 

皆さん こんにちは

ネイチャーデコールの大浦比呂志です。

 

「空間の神はディテールに宿る・その2」として、

この夏から手掛けてきたショップデザインの中のエレメント集。

 

先日に引き続き、

空間の中の細部に魂として宿っていく、作り手の手から生まれたモノや表現。

そんな空間のエレメント、アートワークスの一部を

製作中の風景〜完成し納まっている様子お見せします。

 

 

 

 

○ 古材のランダムパッチワーク&レジンフィニッシュのカウンター

空間.5-3

 

空間.5

空間.5-2

長さも巾も厚みも違う荒削りな古材、

色味や傷具合の表情も違うものを、感覚的にバランスを見ながら並べていき、

ベースとなる古材のパッチワークを決めていきます、どこをとっても人任せには出来ない所。

それだけでも充分なオリジナル感はあるのですが、今回はその上から「レジン」(合成樹脂)

で仕上げるという手法。ベースの古材に段差があるので厚い部分では10㎜近く肉厚にレジンを

乗せていく。レジンを通して古材を見ていくような独特な仕上げ感と質感。

このレジンの作業は工場で何工程にもおよぶ肉付けを行い、

更に磨きあげ、最終フィニッシュは現場に納品後、ジョイント部分や磨き出しを行うという

相当な手間の掛かるもの。

完全に硬化するまでは時間を要するので、非常にデリケートな仕上げではあるが、

出来上がりは唯一無二のものであり、今後色々な可能性を感じる素材である。

 

 

 

 

 

 

 

○ オリジナルアイアンワークのモノ達

空間.7

空間.7-2

空間.7-3

空間.7-4

空間.7-5

空間.7-6

手すりや真鍮のハンガー、ファサードやドアなど、この空間には多くのアイアンワークが

活躍しています。木と違って有機的な動きを出していくことが出来るアイアンは、

ある程度の全体のイメージや、やりたい方向性を作り手にお伝えし、あとはお任せする。

作り手の力量がわかっていれば、この部分は細かな口を出さない、それが一番。

鉄や真鍮の錆の度合いやタイミングもやはり鉄をあつかい慣れてるプロに委ねるのが

間違いないと思った。

鉄って、冷たいイメージだったけど、柔軟で色々な表情を見せてくれて、

木と同様にむしろ暖かく感じた。

 

 

 

 

 

 

 

○ モダン床の間の設え

空間.8

空間.6-2

 

空間.8-3

茶室の佇まいの侘びさび壁に「モダンな床の間の設え」を。

ハレとケ、静と動、煌びやかさと静けさ、

この空間はそんな対極なエレメントをぶつけながら構成。

侘びさび壁の「静」の表情とは相反した煌びやかな「動」の表現として、

キラキラとして真っ黒で白い斑がくっきりした、スペイン産大理石「ネロマルキーナ」

金沢の純金箔をエージングした建具、そして一本の桧の床柱を立てることで、

モダンな床の間と設えました。

そして本来、床の間に生ける花を、天井から吊り下げることで立体生け花と見立てています。

 

 

 

 

 

 

 

○ 様々な木の表情

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ウォールナット材亀甲彫りのカウンター

 

 

 

空間.10-2

古材ハンドヒューン仕上げのハンガードア

 

 

 

空間.10-3

バンブークラッシック フローリング

 

様々な木の表情が、空間に優しさと落ち着きを与えてくれます。

鉄の素材とも左官の質感とも調和してくれる「木」

空間を繋ぎとめてくれる、「かすがい」の様な役割を果たしながらも、

しっかりその存在感を表してくれています。

 

 

 

 

いかがですか?

前回から二度にわたって、ガラス・アイアン・木工・ペイント・工芸など

様々なアーティストの共演とセッションを紹介して参りました。

 

デザインや設計の仕事をしていると、ついつい、いつもやっているあんぱいな

パターンワークに陥りがちですが、

まだまだ新しい創作やアーティストとの関わりにより新しい発見があります。

発想は柔軟に、そしてそれを具現化するために製作過程に積極的に関わり、

デザイナーも作り手もひとつのチームとして、

ワクワクとしたモノ作りが出来たら、その熱や想いが必ずや空間に宿り、

命を吹き込むことが出来ると、確信しています。

 

空間作りの可能性、本当に楽しみですね!

 

 

 

大浦比呂志(ネイチャーデコール主宰)