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「四世代、一つ屋根の下」の家 引渡し

00.現場03.二世帯住宅(多世帯住宅)20.『四世代、一つ屋根の下』05.コの字型&L字型の家

 

杉並区で進めてきた「四世代、一つ屋根の下」の家、本日ようやく引渡し!

 

あいにくの雨で、外観がご紹介出来ませんが、

外観と庭作りは秋の植栽を仕上げた時にまとめてご紹介させていただきます。

 

まずは、LDKを中心とした、室内側を少しだけ、、

 

このお宅は、白を基調に奇をてらわず、シンプルで飽きの来ないインテリアデザインで

ベーシックなネイチャー・デコールスタイルの家です。

 

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天井までの壁面全体がシューズボックスとなっていて、4世代分のたっぷり収納。

 

家具としての存在感を無くし、ひとつの壁装材としてオークの素材感を見せ

上下の間接照明で、室内に誘導していきます。

 

すると、正面にはピクチャーウインドがあり、四季を感じられる坪庭としました、

 

 

 

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エントランスホールから、古材のオリジナル製作のハンガードアをあけると、

リビングへ。

 

 

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階段も床材と共材でオークで仕上げました。

 

踏み板も蹴込みもオーク材で、スッキリとシンプルな階段デザインです。

 

 

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リビング全景

まだ、ソファーもセンターテーブルの設置もしてないのでなんだかガラーンとしてますね〜

 

天井からは、GEROGE NELSONの形状違いの照明がランダムに4灯取付きます。

 

 

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w.2000×d.900のアイランドカウンターのある、大きなL型キッチン。

 

食洗機はミーレ・ワイド600タイプ、

ご家族の多いこの家、ここにもたっぷりの収納を用意しました。

 

 

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ダイニングコーナー

椅子は、CARL HANSEN CH36をセレクトし、

テーブルはヘムロックの古材を使いシャビーに仕上げたオリジナル製作品。

サイズも大家族用に、w.2800×d.900のビッグテーブルです。

 

 

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ダイニング全景

天井からの柔らかい関節照明がブリックのテクスチャーを良い感じに照らしてます。

テーブル上の白いシンプルな照明は、コンランショップ。

 

 

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リビングの一角には、二畳ほどのこんなお籠もりコーナーもあります。

40㎝あがった下部には、アルバムや本なども収納出来る引き出しを設けてます。

 

 

 

DKシーン

 

リビングシー%s

この、ダイニングシーンとリビングシーンのスケッチは、

はじめてのプレゼンテーション時にオーナーさんに提出したものです。

 

全体の空間構成、素材、家具、照明もすべてはじめにご提案したままで、

もうこの段階から、インテリアも含めてこの家のエレメントをトータルで

イメージしながらご提案していくのが、ネイチャー・デコール流です。

 

○ Director:大浦比呂志

○ Designer:岡田美和子(ネイチャー・デコール・カナダブランチ)

 

 

 

 

 

 

 

「ゼロベースからの再スタート」

00.現場03.ウィークエンド・ハウス12.別荘03.海のそばで暮らす03.眺望を取り込む20.『敷地境界線がなんと 海!』

 

敷地境界線がなんと 海!

三浦半島の先端、油壺ビーチハウスプロジェクトが、
規制や諸々な諸条件の見直しにより基本デザインが
ゼロベースからの再スタートとなり、
地鎮祭から約1年3ヶ月経過したのち、
ようやく先日現場がはじまりました。

あぶら.2
あぶら.1

地鎮祭を済ませてからのゼロベースの設計見直し、、
こんなケースは今回初めてですが、
オーナーさんにも多大なご迷惑をお掛けしながらも、
寛大なるご理解をいただき、
仕切直しのチャンスをいただけました。

そうとなれば、前回のデザインを超える、
それ以上のものを提供出来なければ、意味がありません。

コンセプトも建築形状も間取りも全て再考し、
この恵まれた敷地を最大限に生かし、
パワーアップしたものが、これです!

あぶら.3 
海側から見たイメージ
海にせり出すウッドデッキが建物全体にまわってきます。

あぶら.4
地階にあるリビングスペースは、
間口6.5メートルの引き込みサッシが
デッキへと広がり、そのまま海に繋がっていきます。

リビングスペースを中心に、
右にボートハウス、左にバーラウンジを配置。
このボートハウスからボートを出し、
停泊してる自分のヨットまで漕いでいきます。


あぶら.5鳥観で見た、海側からの全景。


あぶら.7海とは反対側のエントランス方向からのイメージ。
こちらの面は、窓を無くし無表情なファサードデザインに。
重なるキュービックな白い箱に、
突き刺さるようなガラスで覆われた部分が
エントランスホールになります。



今回は、若手建築家チームのKiki ARCHiさんと
ネイチャー・デコールとのはじめてのコラボレーション
によるデザイン&設計案件です。
総合窓口.ディレクションはネイチャー・デコール監修のもと、
いつもとはひと味違う建築的な切り口とエッジの効いた空間構成を
若いパワーと新しい発想でKiki ARCHiさんに担当してもらいました。

こういったコラボレーションって面白いですよね~。
新しい発見、そしてプランを構築していく上での、
プライオリティの違いなど、お互いの強みを生かした、
かなりデザイン性の高いものが生まれそうです。

楽しむためのビーチハウス 完成は2017春予定
また、こちらのブログで進捗をお知らせします。


「8月引き渡しの2件の現場」

00.現場20.『ワンニャン・ライフ』20.『四世代、一つ屋根の下』05.中庭05.コの字型&L字型の家

 

8月は2件の住宅の引き渡しが控えています。

今日は朝から現場DAYということで、追い込み中の現場をまわります。

今日も朝から暑っいですね〜

 

まず、午前中は小平で進行中の現場から。

 

1.「小平の家」

荒1

荒2

この現場は月末ギリギリに、外構を除いた建物の引き渡しですが、

かなり立て込んで来ていて、仕上げ工事が重なり気味です。

壁も天井も左官の仕上げですが、まだ下塗りの状態。。

この3週間にかかっています。

 

現場監督、頼むよ〜!

 

荒3

今回は、高さ2.4メートルのフランスのアンティークドアを玄関に採用しました。

使えない金物を日本仕様に付け替え、割れていたガラスを交換、

住宅仕様に整え、塗装の下塗りが終わった状態です。

 

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オリジナルのテレビキャビネットもようやく今日、現場に納められました。

白いシャビーな仕上げ、なかなかうまく出来上がってました。

 

 

 

 

2.杉並「四世代ひとつ屋根の下に暮らす家」

渕トップ

渕 中庭

そして午後からは、杉並の現場へ。

8月18日の引き渡しに向けて、室内養生も剥がされ全貌が少し見えてきました。

コの字型の家で、その中庭の大きなデッキが特徴的な家です。

 

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床のフローリングと質感を合わせた、オーク材を使ったシンプルでモダンな階段。

 

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全体的に「白」を基調とした、清潔感のある開放的で伸びのあるLDK。

 

安定感のあるネイチャー・デコール鉄板のイメージが出来上がってます。

 
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エントランスホールからリビングへは、古材で作ったハンガードア。

小さな坪庭が、玄関からもリビングからも見えます。

 

 

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洗面台の「モールテックス」もまだ仕上げ途中ではありますが、良いムラ具合。

トイレのサックスブルーがアクセントカラー。

 

 

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ガレージの床はモルタルの洗い出し仕上げ。

 

外構や植栽は残ってしまいますが、

ここは、余裕をもった引き渡しが出来そうです。

「人生の質をあげる贅沢空間」

06.家創りのヒント20.『地中海の白い家』05.ガーデン&外構03.庭で過ごす03.ギャラリーハウス(趣味の家)05.サンルーム03.自宅サロンとお教室03.ボタニカルライフ20.『ボタニカル・ライフ』

 

今回は建物プラスアルファーの高付加価値スペースの提案です。

ちょっとした庭があったり、屋上があったり、大きな木があったり、、

そんなスペースに自分の趣味を反映出来るような小さな別世界があったら

なんて幸せなんでしょう〜。

ここは、実用的な生活の場ではなく、まさに人生の質をあげるための贅沢空間です。

 

もうひとつ1

この家は、庭の一角にサンルームを作った事例です。

リビングに隣接したこのスペースでは、明るい時は外を感じながら食事をしたり、

夜にはキャンドルを灯しながら、家族で団らんしたり、

ガラスに覆われた自然光が溢れる、第二のリビングやダイニングとして活用されてます。

また、ここでは奥様の自宅サロンとして、アロマセラピー教室なども行われていて、

開放スペースとしてサロンに来客するお客様に、非日常な心地よい異空間を提供しております。

 

 

そこで、今計画中のいくつかの人生の質をあげるための贅沢空間をご紹介します。

 

これらの計画は、初期の建築の提案と合わせて、パートナーである

軽井沢のガーデン&ファニチャーズ、長谷川さんとのコラボレーションで行われたデザインです。

 

 

1.サンルームのある家

もうひとつ2

今、横浜市金沢区で設計中の「ボタニカル・ライフ」の家。

 

約6帖のサンルームスペースは、リビングルームと間口2メートルの引き込みサッシで

繋がり一体空間となります。

サンルームから直接全開口折れ戸で、ガーデンスペースとも繋がり、

リビングとガーデンとの中間ゾーンにあるサンルームで、

リビング〜サンルーム〜ガーデンと回遊性を確保しました。

床も水でザブザブ流せるような、アクセントのあるモザイクタイルにします。

古材を一面貼った壁には、何段もの棚が用意され、ボタニカルショップさながら、

植物好きの奥様のために、変わった観葉植物や多肉植物、花器などが並べられるようなデザインになっています。

 

 

2.屋上CABIN

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二年ほど前にリノベーションしたお宅の屋上部分に現在計画中の屋上CABIN。

 

屋上で火を囲みながら、無心になれる場所。そんな場所、自分は大好きです!

屋根のある小さなキャビンは奥行きのあるDAY BEDが設えてあり、風を感じながら

お昼寝が出来ます。キャビンには折れ戸が付いて居て、戸を閉めてしまえばそのままアウトドアの家具やグッズがしまい込めるようにもなっています。

 

キャビンからはパーゴラのついたデッキが伸び、パーゴラに一部葦簀をかけリゾート感をより演出しています。

 

「アーバンキャンプ」、大勢の人が集まったときは芝の上にテントを張って、キャンプをしても楽しいですね〜

 

 

 

3.ツリーハウスのある家

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「ツリーハウス」もうこんな言葉にすぐ興奮してしまう自分です。

 

先日プレゼンテーションした住宅の庭に提案したこのツリーハウス案。

 

流石に、大がかりな計画なので費用面も含めまだ最終決定には至っておりませんが

この夢のツリーハウス、是非実現させたいです!

 

実は、この家の庭にはツリーハウスにふさわしい大きな木とホストツリーが無いため、このプランでは大きな木を植えてそこに絡みつくようにタイニーハウスを作ったツリーハウス風な計画なんです。

 

ツリーハウスの中は勾配天井の吹き抜けになっていて、段差を持たせてロフトベッドになっています。外には階段で高低差を付けたベンチ付きのデッキテラス。

こんな空間があると、家に戻ってこなくなってしまいそう(笑)

 

 

いかがでしょう、この三つの計画。

 

確かに、贅沢な空間ではありますが、こんなことにプライオリティを持たせた生活は、

必ずや人生の質をあげてくれるのではないかと思います。

 

 

 

 

 

 

「この大工さん達に託されます」

00.現場20.『三度目の家物語』03.平屋に住みたい

 

今月のもう一軒目の上棟式が昨日行われました。

 

このお宅は、平屋建ての建築面積78坪という大きく伸びのある家です。

オーナーさんは、今回でなんと三度目の注文住宅での家作りになります。

年齢も70代のご高齢のご夫婦お二人が住まわれる家。

正に、「終の棲家」となるように、血の通った温かい家を創り上げていきたいと思います。

 

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そして、現場は左側の棟梁を中心に、この三人の大工さんに託されます。

ホントに良い笑顔ですね〜 職人の自信を感じます。

この棟梁とも、もう20年以上のつきあいで、最高の腕を持った信頼おける職人です。

今回の現場でも、腕と柔軟なアイデアを十分発揮してくれるでしょう!

いつも、こんな頼りになる人たちに助けられながら、やってこれてるんですね〜

 

 

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オーナーさんとともに、四方のお清めを。

 

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流石に、大きな現場です。

 

来年早々のお引き渡しに向けて、この現場も動き出します。