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「ブリックを決める」

02.ブリック02.壁材・ブリック

 

ネイチャー・デコールの家にはよく、アクセントウォールにブリックを使用します。

今回はそのブリックを選定していくまでのプロセスを簡単に紹介します。

 

ブリックといってもその種類は多種多様にあります。

はじめに、その家全体のインテリアイメージに合わせたものを、
数ある中から方向性のしぼり込みをおこなっていきます。

 

今回はどちらかというと、赤系や白系のブリックではなく、
グレーや黒に振られたカラー がインテリアに求められていましたので、
まずは、カラーのしぼり込みを中心に以下のブリックを選定。

写真 5

写真 4
色の方向性が一緒でも、並べたときの印象が随分異なりますね。

色も濃い~薄いでかなり巾がありますので、
一枚だけを見ていても分かり難いので、
メーカーさんに依頼してこのように一部貼りあげたサンプルボードを
依頼して検討しています。

 

 

◯今回セレクトしたもの タイプ.1
写真 1
これは、オランダタイプのブリックで、細く形も不揃いで、
とても、アンティーク感のある仕上がりになっていきます。

細いブリックで、あえて目地を広くとって仕上げていくと、
より、この素材の良さが引き出せるでしょう。

 

 

◯今回セレクトしたもの タイプ.2
写真 2
タイプ.1に比べてブリック自体の形状はスタンダードな物になります。

全体的に薄グレーの色味で、クラシカルな印象に仕上がります。

目地も広めに取り、ブリックの表面にかぶさるように入れていくのが
ポイントです。一般的な目地の納め方としては、ブリックよりも
少し抑えていれていきますが、ラフさ古びた感を出すために、
ここをあえてかぶせるように意識して仕上げていきます。

 

 

◯今回セレクトしたもの タイプ.3
写真 3
これは、タイプ.2と同じ貼り方、目地のバランスですが、
ブリック自体に白い粉をふいたものが含まれているタイプです。

グレー系でも若干、白いものが加わることでまた印象が少し変わります。

タイプ.2もタイプ.3もこの貼り方をイギリス貼りといいます。
小さいサイズのブリックを列を交互に入れていく貼り方です。

 

アクセントウォールのブリックを計画するのにも、
1.全体のインテリアにあわせたカラーリングを決める。
2.ブリック自体の種類を決める。
3.貼り方のパターンを決める。
4.目地の色を決める。
5.目地の入れ方を指定する。
ざっと、これだけのことを、サンプルボードをつくるうえで検討していきます。
そして、出来上がってきたサンプルボードをオーナーさんにも見てもらいながら
それを、空間にあてはめたときの、全体感を今度は俯瞰して考えていくわけです。

 

家をつくるうえで、このように決めることがなんて多いことでしょう。

 

同じ家が絶対に出来ない、ということは
壁ひとつをとっても、このようなプロセスがあるからなんです。

ブリック
5年前に竣工した事例 カウンターバーの背面のブリックウォールです。

 

上記のプロセスで決めたブリックに対して、
トップライトの自然光や下からの人工的な間接照明を用いて、
昼でも夜でも、ブリックのテクスチャーがより表現出来るような
工夫を加えて、この事例を納めました。

 

「アイアン門扉、かなりの存在感!」

01.アイアン20.『一枚の古い旅行写真から』の家

いよいよ7月の上旬には完成予定の「横浜市青葉区 PARISスタイルの家」

ここはPARISか! あざみ野の桜並木のランドマークになることでしょう。
かなりディティールを忠実に再現した、
本物感溢れる感じの家になっています。
◯◯風なんていう、フェイクは作れませんからね、
リアルを再現、それが大切です。

そして、外構も着々と進み、ようやくアイアン門扉が取り付きました!

街並みにも 異彩を放ってるこのアイアン門扉はかなりの存在感です。

以前にも製作風景でご紹介しましたが、
モチーフは「ギマール」
実際は鋳造で作られているものを、今回は鍛造で挑戦しました。

製作は、金属造形家の加成幸男さんによるものです。

写真 2

写真 1
有機的な柔らかいラインが綺麗に出ています。

原案にアレンジを加えてデザインしたのが、この家のオーナーさんです。

こうしたい! という情熱がなせる技ですね。 

デザインもそれに合わせた寸法も、素材までも、無いものは創ってしまえ!
これ、ネイチャー・デコールスピリッツです。 

写真 4

写真 3

写真 5

細部にわたる繊細なディティール。

どこにもない、「一点もの」
エントランス門扉が、世界にひとつの一点ものなんて、それだけで夢がありますね!

 

「住まいがリゾート ”WORKS”更新しました!」

09.NDのオーナーさん20.『COZYな時間の流れる家』09.想うこと

 

「住まいがリゾート ”WORKS”更新しました!」

HP内に、新しい事例の”WORKS”と”オーナーズボイス”をアップしました。
、、、なんですかね~ 最近は年のせいなのか涙腺がとてもゆるくなってきました。
こうして、一緒に創り上げた家について、オーナーさんからお言葉をいただくと、
色々な出来事や、問題、交わした言葉など、シチュエーションが
映像のごとく思い出され、そして感慨深くなってしまう。
確かに住宅設計というものは、何十、何百というチェック事項をクリアしながら、
完成までもっていくわけですが、地雷のごとくそのひとつひとつの確認事項や伝達事項を、
なにひとつのミスもなく納めきる、ということは到底不可能に近いことです。
伝達のタイミングや説明の仕方、そして何十業種の絡む現場での指示、監理。
モノの大小に関わらず、ちょっとしたボタンの掛け違いから信頼関係が損なわれ、
最悪の状況になってしまうことだってあります。
勿論、はじめから悪意など誰にもあるわけではないのですが、
人生最大の買い物となる家に対しての、建て主さんのパワーというものもまた人生最大で、
そのパワーを受け止めていくだけの、覚悟と気構えがないと、
表面のきれい事だけでは出来ないのが、
自分たちがやっている住宅設計の仕事なんだと思います。
「個に対して深く向き合う」そんなふうに感じます。
だからこそ、そこをこえた先に、「ねぎらいの言葉」をいただけた時は、
色々あったこれまでのえぐられるような苦労も、一気に最大の喜びへと変わり、
なにものにも変えられない「かけがえのない仕事」になってきます。
そしてすべては「感謝」の気持ちとなっていきます。
またひとつ、大きな経験をさせていただいた今回のオーナーさんに、心より感謝致します!

◯オーナーズボイスはこちらから → https://www.nature-decor.com/works/detail98.html

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「フォーカルポイントの緑たち」

01.アイアン05.玄関・アプローチ05.ガーデン&外構

スペースの大小に関わらず、

ちょっとしたスペースに、その家の
フォーカルポイントとなる緑を配置してあげることで、
エントランスから導かれる期待感や
その先に繋がる、奥行き感を演出することが出来ます。
今回は、そんな樹木による、
フォーカルポイントを作った事例を
紹介します。
オリジナルのアイアン門扉から見た、
ポーチの樹木です。
天然木のアオダモの株立ちです。
玄関ポーチ脇のエントランス樹木。
こちらは、天然木アオハダの株立ちです。
かなりインパクトのある、
オリジナルアイアンドアから見えるのが
山紅葉の株立ちです。
玄関へと繋ぐエントランスポーチの部分に植えたものです。
これは玄関ホールのピクチャーウインドから見る坪庭での植栽計画です。
山紅葉の株立ちを鉢植えにしました。
四季を感じるエントランス回りの演出。
やはり植栽がしっくりおさまらないと、
家も生き生きと感じないですね。
この植栽の事例は、ネイチャー・デコール
パートナーの「テラシエラ」さんに
お願いしたものです。
我が家の剪定もいつもお願いしてる、
頼りになる「庭師」です。
ガーデナーと言うより、「庭師」という
響きがふさわしい、ストイックな職人さんです。

「階段デザインも様々」

02.古材00.現場05.階段

 

家のデザインが違えば、当然その家のエレメントとなる、

階段のデザインも家のデザインに合わせて変わってくるもの。

今、ほぼ進捗状況の近い現場、「鎌倉の家」と「八ヶ岳の家」の階段のデザインを

途中段階ではありますが、少しだけご紹介します。

 

1.「鎌倉の家」の階段


写真 1


写真 2

この家は「サンタフェデザイン」がテーマです。

階段の踏み板には古材を使用してます。

そしてまだ下地の状態ですが、蹴上げの部分や手すりの壁の部分には

こってり厚塗りの左官が塗られます。

スタートのアールのところがまだいまひとつダイナミックさに欠けてるので、

もっと大きなアールを描くように下地を作り替えてもらうよう指示しました。

この内側には、ロートアイアンの手すりが取り付きます。

 

 

2.「八ヶ岳の家」の階段


写真 3


写真 4

「エクレクティック(折衷)」がテーマのこの家は、

自然素材を使いながらシンプルで色々なデザイン要素がミックスされた家です。

この家では壁から持ち出しの階段板を細いスチールの手すりで

つないだ、スケルトン階段をデザインしました。

階段の踏み板にはオーク材、スチールは素地を生かした黒皮の仕上げです。

この対照的なデザインの階段。

どちらも、魅力的な家になりますよ。

また、進捗を紹介しますね。