Don't think. F E E L ! 大浦比呂志の五感で感じる暮らし

ネイチャーデコール主宰 建築デザイナー大浦比呂志のこだわりの世界観を、建築、インテリアの事例やライフスタイルにスポットをあてながら紹介して参ります。

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  • 2018/02/27

    「我が家でも使ってる断熱材・セルローズファイバー」

    00.現場06.断熱

     

    断熱材も様々有れど、この「セルローズファイバー」はお薦めの断熱材のひとつ。

    我が家でも使用しているモノで、その体感的効果は立証済みでもあります。

    今、リフォームしているお宅でも「セルローズファイバー」を使用しているので

    今回そのポイントを記事にしました。

    使用したメーカーは、「株式会社マツナガ」

    ここは責任施工で行ってくれるのも安心材料のひとつです。

     

    セルローズファイバーとはもともと、

    新聞紙や古紙を再利用してできた100%自然素材のもの。

    イニシャルコスト的に考えると確かに他の断熱と比較して

    高価であることは間違いないのですが、

    住宅という長期のスパーンで考えた場合、住宅性能を向上させていくスペックとして、

    ここにプライオリティを高めていくのも、ひとつの選択肢だと思います。

     

    IMG_9490

     

    IMG_9491

    このメーカーの特徴のひとつに、セルローズの沈下が無いよう間柱の間でシートを止め、

    吹き込みの膨らみを計算しながらパンパンに吹き込んでいく。

    コンセントボックスや筋交い、金物の隙間まで入り込み吹き込みの密度が高い、

    というのが特徴です。

     

     

     

    IMG_9492

     

     

    IMG_9493

    こんな感じで、手で触れても相当パンパンに詰まっています。

     

    セルローズファイバーのポイントは大きく以下の4点になります。

    1.断熱性能が高い *他の断熱材との性能比較表があります

    2.防音性能が高い 室内の音が外に漏れにくく、外の音も室内に伝え難い

    3.防火性能が高い 火災がおきても表面が焦げるだけ。延焼を防ぎ有毒なガスの発生が無い

    4.調湿効果が高い 壁内結露の発生を防ぐ

     

    なんかこのセールスポイントを見ただけでも優れものな感じは伝わってきます。

     

    これら、詳しくはメーカーのサイトを一度ご覧下さい。

    → 株式会社 マツナガ

     

    とはいえ、最終的に断熱材で家が出来るわけではありません。

    いくら断熱が良くても窓による通風・採光もあわせて考えなければ

    快適な環境は人工的なものだけでは得られません。

    またどんなものにも長所・短所があり最適な組み合わせを考えなければいけません。

    それはコンセプト・ライフスタイル・生活条件・立地・建築条件

    工法・形状・施工部位・施工条件・職人の技能・コスト等さまざまな要素があります。

    そう、建物はトータルバランスです。

    少しでもその人にあった理想に近づけるために最適な組み合わせを見つけ、

    満足のいく家づくりが出来る事を私たちはいつも考えています。

     

     

     

     

     

     

     

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  • 2018/02/25

    「一生モノの家って、、、」

    00.現場09.想うこと

     

    皆さま たいへんご無沙汰しております。

    約一ヶ月ぶりのブログになってしまいました。。

    こんなに間を空けてしまったのもはじめてでしょうか(汗)

    相変わらず元気に、それなりに忙しく仕事させていただいてます、生きてますよ〜!

     

    さて、久々のブログ情報は兵庫県西宮で進めてきた住宅の引渡し前、検査の模様です。

    昨日、引き渡し前検査が行われました。

    私たちの横浜からは流石に遠方にあたる現場でした。

    だからといって、仕上がりやテイストがいつもの仕事と変わってしまっては、

    設計自体も生きてこないので、今回はいつもこちらで関わってもらってる

    工務店さんに現場の管理をお願いしながら、各工事会社さんは地元の業者さんを

    ハンドリングしながら進めて参りました。

     

    今回のオーナーさんは二軒目の注文住宅。

    以前からネイチャーデコールの事は気に掛けてくれておられたようでしたが、

    はじめの家は地元の建築会社さんで建てられたようです。

    そして、終の住処となる二軒目の家でお声かけいただき、この家が実現しました。

    またしても、そんな思い入れ深い家創りでした。

     

     

     

     

    行.1

     

    行.1-2

    はじめの家に比べてこの二軒目の家は、どちらかというと直線的でモダンな要素を

    取り入れていきたい、というオーナーさんの要望でした。

    自然素材を使いながら、メンテナンス性も考慮したい、というのも

    一軒目の家の反省点からでしょう。

     

     

     

     

     

    行.2

    年齢と共に「和」の印象も取り入れたい、

    ということで、エントランスホール正面にはモダンな和室(客間)を設けました。

     

     

     

     

     

    行.3

     

    行.3-2

     

    行.4

     

    行.5

    長いアプローチには、適度にフォーカルポイントを設けながら、

    外の借景や額縁を通して他の部屋のシーンや素材感が覗える様に設えてます。

    ポイントに「黒」を使い、ラインも直線的にシャープな印象を持たせながら、

    自然素材やボリュームのある古材の壁を対比させています。

     

     

     

     

     

    行.6

     

    行.7

    部屋の中心にくる階段はシンプルながら、空間を引き締めるシンボリックな

    役割を果たしています。

    ここでも、古材の大きな壁面が空間の中で圧倒的な存在感を見せています。

     

     

     

     

    行.8

     

    行.9

    色々なデザインのキッチン提案をしましたが、結果的に造作キッチンを止め、

    お金は掛かるけど高級システムキッチンで落ち着きました。

    メーカーは「キッチンハウス」のものを採用。

    このあたりも、以前の家での反省点でシステムキッチンを思い切られた様です。

     

     

     

     

     

    行.10

    行.ラスト

    シンプルな水廻り ミラーフレームに古材を使う。

     

    キッチンパントリー〜ユーティリティ〜パウダールーム〜ドレッシングルーム

    〜バスルームと、すべて引き戸で一直線に繋がる同線はとても合理的且つ機能的。

     

     

     

     

    今回の家は延べ床面積、約62坪。

    装飾性の高い一軒目の家に比べて、非常にシンプルで機能的。

    60代のオーナーさんは、この家を終の住処となるように、

    今までの暮らしで感じてきたこと、生活動線やメンテナンス性、等々

    プライオリティを整理しながら、設計中も工事期間中も何度も何度も自分で修正を繰り返し、

    ようやくこの家を完成させました。

     

    先々の生活スタイルを見越しながら一生の家を設計していくことって、

    実際とても大変な事ではあるのですが、

    初回面談からヒヤリングを細かくしていくことで、出来る限り一生モノの家を

    目指していくのが、ネイチャーデコールの家創りの考えでもあります。

     

    もしこのお宅、、一軒目の家でお声かけいただいたら、

    どんな家になっていたんだろう?

    帰りの新幹線でそんなことを考えていました。

     

    また、今回のオーナーさんとの出会いに感謝です!

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

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  • 2018/01/29

    「生まれ変わるキッチン」

    05.キッチン12.リノベーション

     

    大田区で進めてきたリフォーム案件。

    中古の3階建ての家をまるごと一軒リフォームしました。

    リビング&ダイニングにはまだ家具や照明が納まってないので、

    今回は生まれ変わったキッチン部分をご紹介します。

     

     

    キッチン.6

    キッチン.7

    中古の建物の内見の状況です。

    まだ以前の住人の方も引っ越しの準備で居る時で雑然としています。

    この状況を見て、購入すべきがどうか、、

    この家でリフォームによりどんな事が可能か、そんな相談を現地で打合せしたときの画像。

     

     

     

     

     

     

    そして生まれ変わったのがこのキッチン。

    キッチン.2

    白を基調にダークトーンのキャビネットでシックで清潔感のあるキッチンデザイン。

     

     

     

     

    キッチン.3

    今回使った天板は、最も強い石のひとつであるクォーツ(水晶)を原材料に

    使った人工大理石。 一般的な人工大理石に比べて、表面が非常に固いのが特徴。

    石の柄もとても品良く高級感があります。

     

     

     

     

     

    キッチン.4

    白いレンジフードもスタイリッシュでなかなか良いですね。

     

     

     

     

    キッチン.5

    キッチン収納もすべてダークトーンでまとめています。

    ワイド2600㎜の壁面収納で収納量も十分に確保。

     

     

    キッチンの印象も使い勝手もガラリと一新しました!

     

     

     

     

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  • 2018/01/21

    「海が見えるバス&パウダールーム」

    02.モールテックス03.幸せバスタイム03.海のそばで暮らす05.バスルーム05.パウダールーム20.『敷地境界線がなんと 海!』

     

     

    ビーチリゾートのホテルの様な設えのバス&パウダールーム。

    バスルームからもパウダールームからも海が見える計画で、

    部屋同士も透明のテンパーライトガラスで一室空間に見えるような開放性をもたせました。

     

    今回は、この空間を構成するディティールについて、少し触れていきます。

     

    バス.1

    バスルームから外のデッキ〜ジャクジーへ出れるように開閉されます。

    パウダールームの洗面台の背面も透明ガラスFIX。

    ここはどちらの部屋も壁にはしないで、ガラスで外と繋げています。

    この部分のガラスは、ハーフミラー効果があるもので、

    光が反射して昼間の室内が見えにくいので、プライバシーを守ることができます。

    夜はブラインドを閉めれるようになっています。

     

     

     

     

     

    バス.2

    天井材も、床・壁材もバスとパウダーを分けることなく、

    同じ素材で仕上げています。

    それによって、より広がりが感じられるようにしています。

     

     

     

     

     

    バス.3

    給湯リモコンって生活感があって結構目立つモノ。

    かといって、目立たない場所に持っていくと、使いにくくなってしまうし、、、

    そこで、リモコンをスチール製の黒皮仕上げしたボックスでカバーリングしました。

     

     

     

     

     

    バス.4

    有効ワイド1600㎜という、二人で使用しても大丈夫な大きな流し場を、

    天板と一体成形で作りました。

    ここも天板全体を同一素材でシンプルにまとめています。

    天板の厚みは250㎜で素材自体のボリューム感を出すようにデザイン。

    シンプルなだけに、この素材の塊、表情がとても大切になってきます。

     

     

     

     

     

     

    バス.5

    天板から自立したミラー面がスッキリと見えるように、収納は側面からスライド式に。

    洗面台回りの細かなモノはすべてこのスライド型収納に納めていきます。

    反対側にはハンドタオル用のフックを取り付けてます。

     

     

     

     

     

     

    バス.6

    ミラーに直接、工業系レセップを取付け、直径95ミリの大きめのLEDの裸電球を。

    これは、LED電球でもフィラメント電球のように懐かしさを感じる電球です。

     

     

     

     

     

    バス.7

    水栓も蛇口も照明と同様にミラーへ直接取り付ける感じで。

    ミラーから付き出してくるような、水栓がなかなか面白いです。

     

     

     

     

     

    バス.8

    スイッチプレートやコンセントプレートも、トグルスイッチなどシンプルなモノで。

     

     

    住宅の中には数十というパーツがありますが、

    こうした、こまかなディティールの総体が空間にしっくり馴染んでいくと、

    飽きの来ない、エッジの効いたものへとなっていきます。

     

     

     

     

     

     

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  • 2018/01/15

    「火をインテリアに取り入れる」

    01.擬石・擬木・造形03.暖炉の火を楽しむ20.『海外生活経験をベースに』

     

     

    このブログでもなんどかお話ししている「バイオエタノール暖炉」

     

    去年の7月にお引き渡しをした横浜市のY様邸

    昨日お呼ばれして、素敵な暮らしぶりを覗かせていただきました。

    お引っ越しされてから、夜の感じを見せて頂いたのがはじめてでしたが、

    その中で特に印象的だったのが、「バイオエタノール暖炉」の活躍ぶり。

     

    最近のネイチャーデコールの家でもよく提案させてもらってる、

    お気に入りのアイテムのひとつです。

    実際、お使いの様子を体験してみると、これがやはり良い!

     

    暖炉やストーブの様に、その存在を主張し過ぎないのが

    気に入っているポイントのひとつなんです。

    勿論、暖炉ありきで部屋のインテリアの中心的存在でデザインしていくケースもありますが、

    この「バイオエタノール暖炉」は、造作の家具などと一体化させることで、

    家具の一部として、必要なシーズンだけ活躍してもらえる、そんな暖炉なんですね。

     

     

     

    暖炉.1

    この様に、造作家具の天板に仕込むことが可能。

    普段はフラットな天板にステンレスのカバーが付いているだけで、とてもスッキリ

    その存在が気付きません。

     

     

     

     

    暖炉.2

    暖炉.3

    インテリアの一部として、「火」を取り込む。

    これがこの「バイオエタノール暖炉」の良さです。

     

    火が燃えてるように見える、フェイクのガス温風ヒーターなどと比べても、

    こちらは本当の火なので、その動きを眺めているだけで、とても癒されます。

    擬石の壁にもこの火がよく似合ってます。

     

     

     

     

     

    暖炉.4

    熱ガード様に耐熱ガラススクリーンを置き型式で用意しました。

    ガラスを通して、火を楽しむのもまた良しで、この感じもなかなか素敵です。

    ガラスへの火の映り込みにより、奥行きを感じます。

     

    気になる回りへの熱の伝わりですが、火のまわりの天板や背面を触れてみても、

    あつ!と、熱を伝えているわけでもなく、手で触れても熱さを感じないです。

    それでいて、ある程度の部屋を暖めていく、補助暖房としての役割も十分果たしています。

    たまに窓を開けるなどして、換気だけは注意して使って下さい、

    とメーカー側では言ってます。

     

    この日は、温度設定低めの床暖房との併用で使用されていましたが、

    寒い日にもかかわらず、程よい温熱環境でした。

     

     

     

     

     

    暖炉.5

    ゆるめのジャズをBGMに、「バイオエタノール暖炉」の火を楽しみ、

    すっかり落ち着いてしまい、オーナーさんが2本目の赤ワインを抜く頃には、

    我が家に居るようにリラックスしていました、、(汗)

     

    Yさん 本当に遅くまでありがとうございました。

     

     

     

     

     

     

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