「エージングWORKS」
「エージングペイント」


ネイチャー・デコール主宰 建築デザイナー大浦比呂志のこだわりの世界観を、建築、インテリアの事例やライフスタイルにスポットをあてながら紹介して参ります。
「エージングペイント」
まだ夕方、18時位な時間なんだけど、
06.家創りのヒント09.NDのオーナーさん01.ホームグラフィクス20.『casa brooklyn』の家04.ブルックリンスタイル(ニューヨークスタイル)
オシャレなショップを見ると、ショップの内装デザインもさることながら、
サインやガラスにちょっと入ってるロゴ、店内の壁に直接描かれたグラフィック、
そういったグラフィックデザインのセンスに溢れたお店も目にします。
そんなグラフィックの要素を、もっと住宅に取り入れても良いのでは、、
たとえば、表札や住所プレート、オリジナルのデザインパネル、
各室毎のルーム表示、また直接壁面にレタリングしてみたり、、、
そう考えると、以外と住宅にもグラフィックを取り込める要素、色々ありますね?
「ホームグラフィックス」と名付けて、これから色々と提案してみたいと考えてます。
今、設計に取りかかってるお宅では 、エントランスのガラス面に表札と住所表示を
兼ねたサインを考えてます。
「ゴールドリーフ.レタリング」といって海外でもよく使われる手法で、
もともとはガラス面に金箔とペイントを使って文字をレタリングしていくこの手法。
とてもクラシカルな雰囲気が出てきます。
黒いエントランスにこのクラシックゴールドでレタリングされたら、いきなり
ショップファサードのような設えになってきますね。
そして、「ブルックリンスタイル」がインテリアデザインのテーマのそのお宅、
ブリックが貼られた壁面にはまさにブルックリンスタイルのビンテージサブウェイサインを
オリジナルでデザインしていきます。
何か意味をもたせた言葉や、その家のメッセージが表現出来たら尚良いですね。
さらに、LDKには象徴的なパネルデザインと、
造作する大きなブックシェルフには、ブックストア的なサインを組み込んでしまい
エージング感を出した文字表現で、よりオリジナルなビンテージ感を楽しんでみよう?
などと、色々と妄想しております。
一緒にデザインに参加してくれているのは、
ネイチャー・デコールの家のオーナーさんであり、友人のグラフィックデザイナーの方。
NDの家を熟知してくれてるだけに、とても、面白いコラボレーションが出来そう。
床や壁といった素材にこだわるように、またオリジナルの造作家具を製作するように、
その家だけのメッセージ性のある、オリジナルな「ホームグラフィックス」
これ、新しい発想ですね!
これから、どんどん、提案して参ります。
00.現場06.断熱03.二世帯住宅(多世帯住宅)06.躯体工事20.『四世代、一つ屋根の下』05.中庭
ホームページのWORKS内に、ネイチャー・デコールの家に住み始めて10年目のオーナーさんから、
“オーナーズボイス”をいただきました。
ネイチャー・デコールには、色々なご職業のオーナーさんがいらっしゃいますが、
このオーナーさんとは、もともと仕事を通じての関係でした。
その仕事というのも、住宅のサッシやドア、その他輸入建材を扱う会社の営業さんで、
ネイチャー・デコールに出入りしていた営業さんのひとり。
彼自身も仕事を通じて色々な設計事務所やデザイナーの仕事も見てきた上で、
私どもに声を掛けて頂けた、というのはとても嬉しい限りす。
先日、久々に彼と二人で一杯やりに行った時の話で、
「オーナーズボイス」も住み始めて日の浅い家もあれば、何年も住んでからの
オーナーさんの声も聞いてみたい、そんな経緯でメッセージをいただけました。
家は出来上がって終わり、ではなく、実際に住み始めてみると
予想以上のことも、予想外のこともあります。
むしろ想定の範囲だけであったら、その時はマックスの喜びも愛着は段々と薄らいでいくのでしょう。
時に手間がかかってみたり、思うようにいかないことも、
そこに家族が合わせ、家も自分にフィットしてきて、
家が自分の一部のような、自分が家の一部のような、そんな調和が生まれてくるのだと思います。
今回のオーナーさんからいただいた言葉からも、
そんな「家」と「家族」の関係性がみられます。
温かいお言葉に、心より感謝いたします!
○オーナーズボイスはこちらから →
https://www.nature-decor.com/works/detail33.html