00.現場

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「高台に住む、週末CAFE」の家、進捗

00.現場20.『高台に住む、週末CAFE』

 

かも.1

今日も、片道移動距離110キロ、千葉の鴨川にやってきました。

さすがに車での移動現場としては、少々距離を感じますが、

迎えてくれるこの景色で一瞬にして疲れを吹き飛ばしてくれるようです。

 

ほぼほぼ完成が近い、三浦半島油壺の現場とこの鴨川の二つの現場。

まだ使ったことは無いのですが、「東京湾フェリー」というのを使うと

なんと、横須賀の久里浜から千葉の金谷まで40分で海の上を移動出来るらしい。

それも一時間に一本、フェリーが出ていて車ごと運んでくれるようなので、

今度これを利用すれば、二件掛け持ち現場が出来るかも、、

 

 

 

 

かも.2

かも.3

かも.4

かも.5

かも.6

かも.7

「高台に住む、週末カフェ」の家。

こちらも、工事が遅れ気味ですが、9月中旬目指して現場も慌ただしく動いています。

 

これから、左官・塗装・建具など仕上げ工事が大集合してフィニッシュに向けて

どんどん様変わりしていきます。

 

 

 

 

 

 

「かなり遅れてしまってます。。。」

00.現場20.『敷地境界線がなんと 海!』

 

三浦半島の油壺で進行中の「敷地境界線がなんと 海!」の家。

 

かなり遅れてしまってます。。。

ここのところの雨続きの天候で外構がしばらく止まってしまい、

内部は内部で、なかなか手間の掛かる「地層壁」のボリュームの多さ、、

 

台風などが来ないことを祈ります。

 

 

 

海.1

今日も、朝からどんよりとした天気で、雲行きが良くない感じ。。

 

 

 

海.2

一番水辺に近い、B1フロアのBARラウンジ〜奥のリビングゾーンを見る。

内部は左官工事を残して大きな部分は完了しております。

 

 

 

海.3

海.6

海.7

リビングのアクセントタイルも控えめながら良い感じに主張しています。

このタイルの色に合わせて、TVキャビネットを仕上げていきます。

 

 

 

 

海.4

地階のパウダールームからも海に停泊したヨットが見えます。

 

 

 

海.5

1階ゲストルームは、海をイメージした深いブルーで壁を仕上げました。

 

 

さ〜、、追い込み・追い込み!

 

一般の住宅ではなかなか出来ない空間の構成など、

この週末の家(リゾートハウス)ではトライしています。

工事の完成が今から楽しみです!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「コンフォータブル・リゾートの家 引き渡し!」

00.現場20.『コンフォータブル・リゾートの家』

 

千葉県 習志野市で進めてきた「コンフォータブル・リゾートの家」

ようやく本日、室内側の引き渡しをすることが出来ました。

そして、引き続き8月中にガーデン&外構を終えて全て完成となります。

 

2台用のビルトインガレージ部分を含み、約60坪の伸びのある空間。

装飾をなるべく排除し、「左官」「土間」「タイル」「板壁」など

様々な白やオフホワイトの素材のバリエーションで構成されたシンプルな空間です。

全体的には気持ちの良い大人のリゾート空間を目指しました。

 

 

濱.1

広めのエントランスホールは、象徴的な階段デザインと古材による大きな

ハンガードア、そして足下の白黒モザイクタイルがまずは、

ゲストの目をひくこととなります。

 

 

 

 

濱.2

 

濱.3

濱.4

エントランスホールからスチールのスライドドアを開けると、

正面には出窓ベンチを用意しました。

たっぷりとした奥行きがあるので、デイベッド変わりになり読書をしたりお昼寝を

したり、そんなスペースで、この大きな出窓からは自然光をエントランスホールに

取り込みます。

 

 

 

 

 

 

濱.5

濱.6

濱.7

ザックリとした白板貼りでビーチハウスのようなシンプルな白いキッチン。

その中にスチールで黒染めされた特注のキャビネットがアクセントになってます。

大きめのアイランドカウンターを配し、奥にはキッチンパントリーと、

収納量もバッチリ確保しました。

 

 

 

 

 

 

濱.8

まだ工事途中の庭ではありますが、開口2400ミリの木製ヘーベシーベ窓は

引き込みで全開口し、そのまま外の水盤(ウォーターガーデン)へと繋がります。

地窓の様に低く設定された窓の上には、白いリゾート空間にはバッチリはまる、

写真家「芝田満之」さんの作品を用意しました。

先に見える水盤とこの水平線が重なるように見えてくる仕掛けです。

 

 

 

 

 

濱.9

 

濱.10

 

濱.20

濱.1

ダイニングゾーン〜リビングゾーン。

 

エントランスホールから、ダイニング、リビングと

すべてのフロアが土間のように、モールテックスで仕上げました。

勿論、床暖房は設置しております。

ダイニングとリビングで300ミリの高低差を設け、リビングゾーンには

大きな吹き抜けを作りました。

 

この家の家具やディスプレイ、照明器具やアートなど

トータルでインテリアコーディネートさせていただきました。

やはり、建築と同時に空間全体をインテリアコーディネートしていくことの

重要性を感じます。

 

 

 

 

 

 

濱.12

そしてダイニングの大きな目玉は、この間口4300ミリの大開口窓。

このようにすべて引き込むことが可能で、この間口が同一素材で仕上げた外部の

テラス部分にも繋がっていきます。

また、反対側には水盤に面した外への開口があり、このダイニングは二面の窓が

外と繋がる設計になっています。

まさに、高級リゾートの様な贅沢な空間。これから仕上げていく庭がとても楽しみ。

 

 

 

 

 

 

濱.13

階段ホールの壁は1階から2階までダイナミックな「地層壁」で繋げてます。

もともとこの2階の手すりは腰壁だったのですが、この「地層壁」を生かすために、

オーナーに掛け合い、見通しの良い強化透明ガラスの手すりに

変更させて頂きました。 これは正解です!

 

 

 

 

 

 

濱.14

 

濱.19

 

濱.16

こんなパウダールーム〜バスルームも、作ってみたかったー、を提案

そして、そのまま具現化することが出来ました!

お風呂も開放的、毎日の入浴が楽しみになりそう〜

 

 

 

 

 

 

濱.18

バスルームの脇にはランドリールームもあり、

そのままそとのデッキに出て、洗濯モノを干すことが出来ます。

 

 

んん〜、、このお宅はまだまだ細かな見せ場が沢山。

引き続き、ガーデン工事の進捗もお知らせします。

 

ガーデンが出来て、内と外が繋がり

ようやく「コンフォータブル・リゾートの家」が完成です!

 

 

「サファリスタイルの家・上棟」

00.現場20.「サファリスタイルの家」

 

この時期の棟上げは本当に辛そうです。

炎天下の中、千葉県印西市で上棟式が行われました。

 

五十嵐.1

 

五十嵐スケッチ.1

 

五十嵐スケッチ.2

 

今回の家は、またまた新たなテーマがオーナーから提示されました。

このスケッチはプレゼン時のものですが、ディテールはかなり土っぽい感じです、

テーマはなんと「サファリスタイル」!

 

オーナーが新婚旅行で訪れた地、アフリカのケニアで体験したサファリバンガロー、

このエッセンスを日常の家にたっぷりと取り入れていきたい、

そんな要望からデザインはスタートしました。

なんか遊び心いっぱいで、またしてもワクワクしてしまう仕事になりました。

 

随所に新しい試みをトライしてみようと思っております。

コージーで裸足が似合うリラックスした家。

「サファリスタイル」ブームも来るかも知れませんね(笑)

 

 

 

 

 

五十嵐.2

 

五十嵐.3

 

五十嵐.4

当日は、お二人のご両親も駆けつけ、とてもにぎやかな上棟式となりました。

先日の横浜市青葉区の家の仕事を納めて頂いた、

若手で信頼おける棟梁が、またこの家をしっかり面倒見てくれます。

 

完成は11月ころを目指しております。

「サファリスタイルの家」の進捗は、またこちらからお伝えして参ります。

 

 

「プレゼンからちょうど一年、今日は引渡しの日」

00.現場20.『海外生活経験をベースに』

 

「初回のご提案(プレゼン)から一年間で、竣工になります、、」

はじめて、家創りの相談に来られたお客さんにいつもお伝えしております。

 

初回提案後に、約4ヶ月の設計期間、そして見積調整〜工事契約、

工事期間が約5ヶ月、そんな流れでネイチャー・デコールの家創りは進められます。

そして、ちょうど一年前、あの日もかなり暑い日だったと記憶してますが、

オーナーさんのお宅でプレゼンテーションが行われ、本日無事にお引渡しを迎える事が

出来たのが、横浜市青葉区で進めてきた「海外生活経験をベースに」の家。

 

いつもの通り、まだガーデン工事や外構工事といった、お楽しみもまだまだ残している

状況ではありますが、明日の引っ越しに向けて、先行して建築側の引き渡しです。

 

本当に、建築〜インテリア〜ガーデンとモノ作りやデザインが大好きなオーナーさんで、

私も本日まで最高のモチベーションで、気持ちよく仕事をさせていただけました。

 

そのように、オーナーさんと同じ波長で仕事が出来ると言うことはとても大切なことで、

その波長が信頼感となり、そこに調和が生まれて良い仕事は出来ていくのだと思います。

また、このようなモノ作りの機会を与えていただき、感謝に尽きます!

 

 

まだガランとした空間ではありますが、このお宅のポイントを少しだけ覗いてみましょう。

 

 

山中.1

表情のある古レンガの貼られた玄関まわり。

外構や植栽が7月末には整って参ります。

ガーデンは建築プランと同時に、いつものガーデン&ファニチャーズ長谷川さんの方で

計画をしてもらってます。

 

 

 

 

 

山中.2

エントランスホール・モダンな横格子のシューズボックスの扉、

上下の間接照明で正面の中庭まで誘導してくれます。

モールテックスのベンチはガラスを通して室内から中庭まで繋がっています。

中庭には四季を感じるシンボルツリーが植えられます。

 

 

 

 

山中.3

 

山中.4

エントランスホールから一枚の重厚なドアを開けて、リビングルームに。

このドアは以前こちらのブログでも紹介しましたが、丁度この家を計画中の時に

出逢うことが出来ました!

19世紀、1850年頃のフランス・ブルゴーニュ地方で使われていたアンティークのドア。

「ビンテージ」では無く「アンティーク」、このガツン!としたドアだけでも、

この家のただ者ではない感が伝わってきますね〜

 

 

山中.14

そして裏側もこんなに素敵! やはりエージングではこの風格と時代感は出せません。

 

 

 

 

 

山中.5

山中.6

リビングゾーン・造形の擬石WORKSとオリジナルデザインのアイアンシャンデリア。

勾配天井には古材の大きな梁と板貼りをエージングペイント。

珪藻土の壁に床は温かい印象のテラコッタタイル。

 

ネイチャー・デコールの伝統的王道スタイル。

やはり、何年経ってもこの定番のデザインは落ちつきます。

 

 

 

 

山中.7

階段スペースと30㎝フロアの下がったミュージックルームを見る。

 

この変則的な階段、右側の部分にはクリスマスツリーを飾ったり四季の演出も出来る

ディスプレイコーナーにもなります。そして踊り場からはスケルトン階段で

軽やかで光を回し込むようなデザインになってます。

リビングゾーンの印象に比べてこちらは、すっきりとモダンにまとめています。

 

 

 

 

山中.8

中庭に面してグランドピアノが置かれています。

ピアノやバイオリンなど音楽が共通の趣味のご家族のためのミュージックルームです。

 

 

 

 

山中.9

 

山中.10

ダイニングゾーン〜キッチンを見る。

リビングより150㎜あがったダイニングゾーンはフロアをテラコッタから、

巾広のオールドオークビンテージフローリング、古材やビンテージ感を出しながら

イームズのチェアや北欧ペンダントなど、モダンな家具・照明をアクセントに

インテリアコーディネートしています。

 

 

 

 

 

山中.12

2階のパウダールーム

 

 

山中.13

お嬢さんの部屋

マスターベッドルームやお二人のお嬢さんの部屋など、

プライベートゾーンもそれぞれの趣味指向性により、デザインもカラートーンも変えてます

 

 

 

 

 

山中.15

まだ工事途中ではありますが、この間口4メートルの大開口窓、

木製ヘーベシーベ窓から、外のテラス〜デッキへと繋がるアウトドア空間が、

この家の最大の魅力のひとつでもあります。

 

 

引き続き、ガーデンやアウトドアスペースの進捗もお知らせしていきます。