11.ネイチャー・デコール

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「Withコロナ時代の家創りとは」

06.家創りのヒント11.ネイチャー・デコール09.想うこと

 

みなさん こんにちは

ネイチャー・デコールの大浦比呂志です。

 

「Withコロナ時代の家創りとは」、、、こんな渦中に失礼します。

 

2020年を迎えたときには、影も形もなかったのに、たった4ヶ月で世界で死者15万人を越えた(4月18日現在)新型コロナウイルス肺炎。

 

この先いつ収束するのか、これからどれほどの被害をもたらすのか、想像もつかないし、シロウトがとやかくいうべきでもないと思う。

 

先の見えない渦中で、絶望的な状況から、悲観的な気分を政府へのはけ口とし、パニック寸前の状況になっていますが、

ひとつ感じることは一年や二年で終わりそうな流行ではないということ、

そして、コロナが来る前に見ていた未来とは違う未来になるということ。

すべてにおいて、世の中のルールや価値観が一変していくんだと思います。

それもこのコロナという得体のしれないウイルスと共存していきながらの世界。

 

まさにWithコロナ。

数年という長い時間軸で共存せざるを得ないということになるのでしょう。

 

そこで、今の災厄のその先にある次の世界をイメージしながら、自分のフィールドである家創りを通して、Withコロナ時代の家創りはどのような部分がポイントになるのかを、今見える範囲で、考えてみました。

 

 

⚫リモートワークが増え、大きな画面やスピーカーのあるDENが間取りに加わる

 

⚫「男子厨房に立つ」家族で料理を楽しめる大きめなキッチン

 

⚫家にいる時間を趣味などで、より充実させるための工夫

 

⚫家に自然を取り込む 半戸外空間や庭での過ごし方の充実

 

⚫ペットとのより密接な環境作り ペット併用住宅

 

⚫都市と地方での土地の価値が逆転することで、海や山など自然豊かな環境での家創り

 

⚫家で自分のスキルを生み出し発信 いえ店やケータリング販売

 

⚫風の流れる家 そして対極に、空調設備のイノベーション「クリーンルーム化」

 

⚫五感を感じ取れる、人・本来の感性を取り戻せる家

 

⚫家は人を充電させる装置でありパワースポットとなる

 

 

おやおや、こうして考えていくと、今まで、僕がネイチャー・デコールの家創りで提唱していたことと、同じことに気が付きます。

 

 

形は変わるけど、本質は変わらない、

ということですね!

そう思いなんか安心しました。。というか、もう そう考えるようにしました!笑

僕が出来ることは、家やお店といった「場」を通して、そこに集う人や家族が楽しめ、人生の価値をもたらすためのお手伝いをすること以外にないので。

 

しばらくは、誰もが皆、この大変な時期を経験をしていくこととなりますが、ここで腐らず、今起きようとしている変化の本質に即し、ゲームチェンジャー!

 

次の世界を見ながら立ち上がっていきましょう!

 

 

大浦比呂志(ネイチャー・デコール主催)

 

 

 

 

「KEEP CALM AND CARRY ON」

09.大浦比呂志 LIFE03.ペットと暮らす11.ネイチャー・デコール09.想うこと

 

みなさん こんにちは

ネイチャー・デコールの大浦比呂志です。

 

新型コロナウイルスの連日のニュースなどで大変不安なことと思います。

 

 

KEEP CALM AND CARRY ONとは、

「平静を保ち普通の生活を続けよ、そして冷静に戦い続けよう」という意味で、

イギリス政府が第二次世界大戦の直前に、混乱に備えて作ったメッセージです。

 

 

買い占め行動や都市移動などおかしな情報に惑わされること無く、

みなさまには冷静な行動を心がけてくださいますようお願いいたします。

 

 

 

不要不急の外出を避け、ということでワンコたちと過ごす時間も多いので

その分、ワンコは上機嫌。

こんな時、全く先のことなど考えずに、日々を生きている犬を見ていると

心から癒やされます。

 

三日前の晴天の日にワンコと海を散歩したと思ったら、

今日は朝から季節外れの大雪。

海でも雪でもニコルとサンデイは大満喫です。

 

 

ニコルもこの5月でなんと16歳になります!

 

犬との暮らしは本当に生活を豊かにしてくれます。

 

ネイチャー・デコールにはじめて来られるお客さんにもよく言ってることで、

多分、ネイチャー・デコールの家に既に住まわれてるオーナーさんは

納得されてるとも思うのですが、

悲しいことや辛いこと、また楽しいことなど、どんな場所で(家で)受け止めていくか、

それによってその時の心の状態や感じ方って全く変わってくるものなんです。

僕の実体験においても、もう20年ネイチャー・デコールの家に住んで、

そして犬たちとの暮らしは、特別なものです。

いつも家に守られているという安心感、

そして、この家が自分にとっての精神的な支えとなり

パワースポットの様に感じています。

 

まだまだ終息は見えてきませんが、

是非、KEEP CALM AND CARRY ONの精神で、

ひとりひとりがいま出来ることに努めてまいりましょう!

 

 

大浦比呂志(ネイチャー・デコール主宰)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「本と猫のいる暮らし」

03.ペットと暮らす11.ネイチャー・デコール09.NDのオーナーさん09.想うこと20.『本と猫のいる暮らし』

 

みなさん こんにちは

ネイチャー・デコールの大浦比呂志です。

 

ネイチャー・デコールのオーナーさんは、

スタイルをもった暮らしや趣味に特化した暮らしといった、

家を生活の中のステージとして、自分たちに合わせたライフスタイルを実現するために

家創りを考えていく方がとても多いのです。

 

ネットを覗けば断片的に、自分にとって必要な情報は容易に手に入る時代です。

だからこそ、沢山の選択肢の中から、自分たちにあった生活をイメージし、

予算の配分を考え、また長年そこで暮らすという時間の経過を視野に入れながら

創り上げていくのがとても大切で、情報に溢れ価値観が多様化してきた今だからこそ

設計者本来の力量が問われてくるのだと感じます。

 

当たり前ですが、同じ家ができることはまず無いわけで、

毎回毎回、いろいろな夢や暮らし方、こだわりを細かくヒヤリングし

デザインし設計を固めて創り上げていく。

Aさんにとって理想的で喜ばれたものが、Bさんにとってはそれがとても

苦手で嫌がられる、そんなこともよくあることです。

なので、こちらにとってもはじめて直面することも多く、

それ故一定のルールが作りにくいのも、

ネイチャー・デコールの家の特徴なのかもしれない。

 

いずれにしても、全方位にパーフェクトであることなんて到底不可能なので、

僕本来のパーソナリティとかキャラクターが無理なくオーナーさんの感覚に

マッチして、そこに価値と喜びを見出してもらえるところで勝負出来れば

それが理想的。

 

一生一度の家創り、という真剣勝負、片手間では出来ないし、量産も出来ない、

オーナーさんの相当の熱量に対して、こちらもそれ以上の熱量で向かって、

はじめてオーナーさんとのバランスがはかれる、このセッション。

そんな中、お互いにとって最終的には良かったね!と言い合えるためには、

大切にしているものの価値観が合うかどうかが重要なんですね。

 

さて、先日プレゼンを終えたこれからはじまる新たなセッションは、

「本と猫のいる暮らし」

リビング全体が書庫のような設えで、大好きな猫と暮らせる家。

実現したい生活がとても明確で、長年大切にしてきた、自分たち家族にふさわしい

家をネイチャー・デコールで創り上げていきます。

 

ねこの「ぽんず」ちゃんも、

新しい家がとても楽しみらしく、打合せでもちょくちょく登場してくれました。

 

 

大浦比呂志(ネイチャー・デコール主宰)

 

 

 

 

 

「D E T A I L S」

11.ネイチャー・デコール02.その他の素材09.想うこと20.『ネイチャー・デコールで建てる二度目の家』

 

みなさん こんにちは

ネイチャー・デコールの大浦比呂志です。

 

空間の神はディテールに宿る

設計図面の中には、線や面でしか現れてこない部分にこそ、

製作者の意図や職人さんの思い、関わった皆の熱が宿っています。

素材やテクスチャ、色、納まり、光の当たり方でも表情を変えていきます。

 

「DETAILS」 今回は一軒の家のディティールに注目して紹介します。

延々ディティールの画像です。

空間の中のひとつのピース、ピース同士の掛け合い

そのマリアージュが空間に奥行きと深みを生み出していきます。

 

THE NATURE DECOR STYLEの家

見て感じていただければと、素材のコメントはあえて控えます。

 

 

 

これからの時代、住宅性能の数値化も計測器で計る快適性も重要ですが、

人 本来の五感に訴える感覚

時代がどのように変わっても、その感覚だけは信じていたい

それがネイチャー・デコール基準の心地よさとおもって、空間創り・場創りをしております。

 

 

 

大浦比呂志(ネイチャー・デコール主宰)

 

 

 

「中庭のあるアトリエ空間併設の家・引渡し」

01.アイアン05.玄関・アプローチ00.現場11.ネイチャー・デコール05.中庭20.『中庭のあるアトリエ併設の家』

 

みなさん こんにちは

ネイチャー・デコールの大浦比呂志です。

 

東京立川市で進めてきた、

「中庭のあるアトリエ空間併設の家」

予定よりもずれ込んでしまいましたが、昨日無事に引渡しとなりました。

 

オーナーの「Nさん」ご家族は、もともと住んでおられたこの場所の

古い賃貸家屋付きの鉄筋の建物を解体し、建て替えという形でこの家が完成しました。

 

敷地も90坪強という広さに、延べ床面積は約70坪で、

親子三人がお住まいになる、というゆったりとゆとりのある計画でした。

中庭を中心に、1階部分はお母様の趣味のゾーンでもあるアトリエ併設の共有フロア、

そして2階を、お嬢さんの住居スペースと言うことで、

ほぼ平屋部分を大きく割いた、伸びのある間取りです。

 

中庭に面した1階部分は、平均天井高を2700ミリに設定し、

海外仕様のスケール感になっています。

 

 

 


まだ、外構工事や家具の搬入が引き続きおこなわれますが、

今日は内部の引渡と言うことで、工務店から「Nさん」への鍵の受け渡しです。

 

 

 

 

エントランスホールのシーンを少しだけご紹介しますね。


玄関前のポーチはオリジナルのアイアン門扉でワンクッション

アイアン門扉と、インターフォンや宅配ボックス、表札が組み込まれる

門柱が、スチールで一体にデザインされています。

 

このポーチには、車いす対応のスロープと、一般アプローチと二方向から

アクセスすることが出来ます。

ゆとりを持たせたポーチには、これからシンボルツリーが植えられます。

 

 

 


このアイアン格子のディティールには少々面倒な手間を掛け

こだわって作られています。

鍛造スチールの丸棒をくり抜いて一本一本に貫通させています。

連続されたその格子の形状を見ると、とても重厚で手作業で丁寧に作られた

迫力を感じます。

 

 

 

 


そしてアイアンの門扉を開けると、19世紀のフランスのアンティークの

両開きドアがこの家の象徴としてガツンと迎えてくれます。

アイアンと重厚なドアがバランス良くとても良い面構えになっていますね〜

アンティークの玄関ドアはリペアした後、

落ち着いた渋めなグリーンで再塗装しました。

 

 

 

 


玄関前のポーチに入ると、今度はこの家の心臓部でもある、中庭が見えてきます。

中庭への入口は、工事中に出会いがあった、素敵なアンティークのアイアンフェンス。

 

これから中庭には植栽が植えられ、ガーデンファニチャーがセットされます。

 

なんかアプローチからワクワクしてきます。

そして内部はまたのお楽しみで〜

室内が整いましたら、またこちらから紹介させて頂きますね。

 

 

大浦比呂志(ネイチャー・デコール主宰)