11.ネイチャー・デコール

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「ネイチャー・デコールのプレゼンがすべらない訳」

06.家創りのヒント11.ネイチャー・デコール

手前味噌ではありますが、なんと新規プレゼンの成約率ほぼ99%

それがネイチャー・デコールプレゼン!

ここ3年くらいの話しですが、、これ本当の話です。

「細かなヒヤリング」「生活シーンをイメージした家創り」、、

なんて、ハウスメーカーのキャッチフレーズみたいですが、

それでは、具体的に直近のプレゼンをもとにその訳をお話しします。

○今回のプレゼンの家のテーマは、

現在の建物が築50年になり老朽化が進んできたので、

ご両親と娘さんの家族三人が住まわれるコートヤードを中心にした家を創りたい。

海外での生活経験のあるご家族で、アンティークや美術、音楽にも造詣が深く、

いわゆる何々風、、という型にはまった表層のスタイルではなく、

暮らしに密着した本物指向なものに触れながら生活したい、という要望。

ただ、好きなものも色々あり、それを自分たちでは整理しきれずイメージも的確に

伝えられないので、それをキャッチしてもらいながら住まいも庭もインテリアも

トータルに提案して欲しい、、

ざっくりですが、そんなテーマが与えられました。

 

 

そこで、こちら側が用意したプレゼンツールは、

1.平面プラン

2.イメージスケッチ

3.イメージコラージュ

4.ガーデンプラン

5.立面&断面プラン

6.コストプラン&見積明細書

7.全体スケジュール

これだけのものを、約3~4週間かけてスタッフといつものプロジェクトブレーン

で密に練り上げ用意します。

「一棟入魂」とはよく言ったもので、設計契約が結ばれる前から、

その家族のライフシーンやどんな事に喜んでもらえるか

どんなことが使い勝手良く利便性が高いか、、、

先にいただいている

「家創りカルテ」や要望資料、希望の画像切り抜き等を隅々なんども見返し

家族ひとりひとりをイメージしながらプランをしていきます。
 
1.平面プラン例

平面プランは家創りの一番の要となる大切なもの。
動線やゾーニング、空間の抜け、風の通り道や採光、外に広げる窓の位置など、
各シーンにストーリー性を持たせながら計画していきます。
平面プランには着色し実際使うフロア材がわかるように、
そしてこの段階で家具やテレビ、観葉植物などの配置も具体的にイメージしながら
落とし込んでいくのも僕らの平面プランの特徴です。
プレ.1

 

 

 

2.イメージスケッチ例

 

インテリアや外観の絵はCGは使わずに手書きにこだわっています。

手書きはその先の世界まで想像させることが 出来るからです。

 

プレ.2

こんな感じでその家の肝となるポイントを各シーン毎に

わかりやすいスケッチを複数枚用意していきます。

 

そして、そのプレゼンスケッチがそのままかたちになってしまう、

それも是非見ていただきたいところです。

そのあたりは今度、またこのブログでお知らせします。

 

 

 

3.イメージコラージュ例

 

このイメージコラージュも僕たちの特徴あるツールの一つです。

一般の方でもわかりやすく画像を中心に過去の事例や洋書などから
各部屋ごとにコラージュします。
その中には実際に使う素材や家具、照明をはじめ
衛生陶器やタオルバーに至るまで、具体的なメーカー名や品番なども記載し、
空間全体のトーンから備品小物までイメージを掴みやすよう
コラージュにまとめあげていきます。
今回のインテリアイメージは「ビンテージ&ボヘミアン」
まだ、他では発表していない新しいデザインスタイルの提案です。
プレ.3
プレ.4

 

 

 

4.ガーデンプラン例

これは、別のお宅の事例ですが、

ガーデンデザイナーとのコラボレーションでガーデンスケッチと

樹種をセレクトした ガーデンコラージュで

かなり具体的にシーンを拡げていきます。

 

プレ.5

プレ.6

インテリアスケッチもガーデンスケッチもポイントは

そこに生活シーンがしっかり見えてくることです。

「自分が新しい家ではどんな暮らしが出来るのか」が大切です。

 
6.コストプラン&見積明細書例

 

せっかくのジャストフィットな提案も「絵に描いた餅」では全く意味がありません。

そこで諸々のデザインと同時並行で施工会社に見積明細をあげてもらいます。

そして建築以外に掛かるすべての費用を一枚の資金計画表

にわかりやすくまとめていきます。

ぴったり予算通りにいかない場合は、

「金額目標に近づけるための減額案」というものをいくつか用意し、

ここを変更すると予算内で出来ます、

でもデザインを気に入ってもらえたら予算も上げて下さい、

と選択肢も見せていくようにしています。

このコスト管理の精度が成約率を高めているひとつのポイントかもしれません。

 

 

 

7.全体スケジュール
それでは実際に、プレゼン後どんな流れでいつころ工事が完成するのかを

スケジュール表で説明します。

この時に、どのタイミングでお金の支払いが発生するかも

わかりやすく仕事の進捗と合わせて説明します。

 

 

 

ここにあげたプレゼンツールはネイチャー・デコールの色がわかる

特徴的なものですが、 これらに合わせて一般的な

「役所調査報告書」や「地盤調査報告書」なども提示していきますので、

かなりボリューム感のあるプレゼンテーション内容になってきます。

 

 

普通はここまでやらんでしょ!

 

このあたりは、ネイチャー・デコールHP内、WORKSの「VOICE」

(オーナーズボイス)をご覧ください。

ほんと「すべらんな〜」、 それは、情熱的な熱いプレゼンだからでしょうね〜

仕事だから、、、じゃ出来ません! まずは自分が、そして関わっている

スタッフ全員がワクワクしながら考えています。

家創りはエンターテイメント!

一生に一度のことなら目一杯楽しんだもの勝ちです!

 

さあ皆さん、僕たちと楽しいセッションをしませんか!
 

 

 

._

「やはりこの世界観には魅了されます」

08.インテリアコーディネート08.アート&ディスプレイ11.ネイチャー・デコール

 

SURF MAGAZINEが装いも新たに、4月10日に創刊されました。

そしてなんとその記念すべき創刊号の表紙を飾った一枚の写真が、

写真家でありサーファーの「芝田満之」さん。

 

さすが、レジェンド! こういう場面には必ず登場します。

 

本当にこの独特な世界観、水平線をまるで抽象画のごとく、

写真に表現していく芝田さん独自の表現方法。

 

芝田.1

 

 

 

 

 

 

そして、この芝田満之さんの全面的な協力により、僕の本「MIND MAP」の中の

「12の言葉」が出来上がりました。

じぶんの言葉にどうしてもこの世界観が欲しくて、友人でもある芝田さんにお願いして

彼の作品を使わせていただきました。

 

芝田.2

 

芝田.3

今、振り返ってもこのコラボレーションは必然であり、この写真の力強さにより

本全体を深く、魅力的にしていただきました。

まさに感謝の一言に尽きます!

 

以前このブログでも紹介しましたが、

「ネイチャー・デコールの家に似合うアートって?」

https://www.nature-decor.com/blog/39156640-2/

芝田満之さんは、このシリーズでインテリア用に作品を用意していますので、

是非、ネイチャー・デコールの家のアートとして検討してみてはいかがですか?

シンプルな白壁に、このどこまでも続く水平線、、

そこには、すばらしい世界が生まれます。

 

 

 

 

「どのお店も皆に愛されています」

11.ネイチャー・デコール12.ショップデザイン

 

ネイチャー・デコールで手掛けたショップや施設は、時代の移り変わりの早いその業界の

中においても、何年もの間お客様に愛され、地域に根付き、その土地のランドマーク化

していくようなスポットであったり、「その店でなくてはダメ」といった熱いファンも多く、遠方からわざわざ足を運んで来てくださる方も多いようです。

 

その理由として、お店の商品力やサービスという部分が一番にあげられますが、

ショップデザインも商品と一体化したひとつのパッケージとして、

統一したコンセプトで見せていく顔であり、そのお店で寛いでもらう為の

装置としても重要な役割であると思います。

 

ネイチャー・デコールのコンセプトのひとつに、
「お店のような家 家のようなお店」…というのがあります。
お店において、家に居るときの寛ぎ感や居心地の良さというのは

欠かせない付加価値に繋がります。
また家においては、お店のような非日常性やホスピタリティというのが、
生活感の伴う家の中での、大切なスパイスにもなります。
それは、単に表層の色や素材の目先を変える事ではなく、
人の心理をも左右する内面的なものをデザインしていくことだと考えます。
ネイチャー・デコールの他とは視点の違う、
住宅デザインのベースというのは、こんなところから生まれています。

 

今回は、「皆に愛され続けている、お店や施設」の代表的な事例をいくつか

紹介させていただきます。

 

 

 

 

1. 行列の出来る下町のお菓子屋さん「ビスキュイ」

SONY DSC

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このお店とも長いお付き合いで、はじめにお菓子屋さんをデザインするところからはじまり

数年後には、イートインできるカフェ棟の増床、そしてバームクーヘン工房の増床と

三度にわたる、お店作りに関わらせていただきました。

週末ともなると、ポーターさんが入り交通整理する程の盛況ぶりで、

いつも行列の出来るお菓子屋さんとして、お菓子業界でも有名なお店のひとつです。

 

 

 

 

 

2. 人気のパン屋さん「デイジイ」

店.2-1店.2-2店.2-3

全国のご当地パン祭りでも、常にランキングされたり、パン菓子コンクールでの受賞など

皆に愛され続けている人気のパン屋さんです。

「ベーカリー」とか「ブーランジェ」と言うよりも、あえて「パン屋」さんと言う表現が

似合う、気取らない日本のパンとお店のデザインとの相乗効果で温かい印象を与えています。

 

 

 

 

 

 

3. ハーブやアロマセラピーの草分け「生活の木」

店.3-1

店.3-3店.3-2店.3-4

日本にハーブやアロマを広めた草分けであり先駆者が、この「生活の木」です。

「生活の木」の原宿・表参道本店のショップをデザインさせていただいたのが、

今から10年以上前になりますが、まさにネイチャー・デコールのコンセプトが凝縮された

店作りとなりました。

ハーブ業界のリーダーとして、今も新しいモノを発信し続ける、人気のショップです。

 

 

 

 

 

4. 五感に訴えるレディースクリニック・「にしさこレディースクリニック」

店.4-1店.4-2店.4-3

「生活も診察も五感を優先することが大切」というオーナーさんの言葉通り、

ネイチャー・デコールのコンセプトにも価値観にも合致。

今までに無いような、リゾートを感じるクリニックにしよう!と言うことではじまった

このプロジェクト。「こんなところで子供を産みたい」という方々でいつも予約が

いっぱいのレディースクリニックです。

 

 

 

 

これらのお店はいつも人に溢れ、話題になっています。

 

業種も業態も異なるお店や施設ですが、

「心地よさ」「ナチュラル感」「温かさ」「リゾート感」といった

普遍的な共通コンセプトでデザインされたネイチャー・デコールの事例です。

 

そして、この全てのデザインに関わってくれているのが、

ネイチャー・デコール歴20年以上になるベテランデザイナーの岡田美和子。

大浦とは事務所を設立当初からのパートナーで、

現在はカナダの地で、ネイチャー・デコール・カナダブランチとして

海外の視点や新しい海外情報を取り入れながら、強力なパートナーシップで、

ネイチャー・デコールの家創りのデザインを手掛けてもらっている、

中心的なスタッフです。

 

しかし、古い事例を見ても、

そして、業種・業態変わっても、コンセプト、ぶれないな〜我々…(笑)

 

 

◯岡田美和子プロフィール

大浦と共にネイチャー・デコール・スタイリズムを古くから築きあげてきた第1人者。
2006年より、カナダ・トロントにてネイチャー・デコール海外オフィススタート。

国際的視野で、建築・インテリアデザインを発信。

趣味のインテリアショップ・建築巡りはトロントにても続行中。
キッチングッズ・バスグッズ・雑貨・ガーデニング・香り
生活に関わる物に全て興味あるインテリアマニア。

 

 

 

 

 

 

「かなりマニアックなものが出来上がりました!」

11.ネイチャー・デコール

 

このブログをはじめて何年か経ちました。

 

そんなブログも、ありがたいことに大勢の方々に見ていただいていて、

たまにそんな方から「ブログを見てますよ〜」

なんて声を掛けていただき、それだけをモチベーションに続けてこれたようなものですが(笑)

何事も継続していく事って大変ですよね〜(汗)

 

ただ、ひとりでも多くの人に、こんな新しい情報を見てもらいたい、新しい家も見てもらいたい、ネイチャー・デコールのオーナーさんってこんな人が居ます、とか現場で四苦八苦している様子とか、結構毎日ネタが尽きないものなんです。

 

そして、このブログを整理してもっと見やすく、活用しやすく出来ないものか?

と、試行錯誤していたら、かなりマニアックなものが出来上がりましたよ。

 

それは、、、

ネイチャー・デコール・ホームページのタグのBLOGから入って頂く事が出来ます

今までの「ブログ」に加えて、

「ナビゲーター」と「ブログマップ」というものが選択できるようになっています。

 

 

1.ナビゲーターページでは

ナビ

 

ナビゲーターページの感じはこんな風。

素材もデザインスタイルもライフスタイルもNDのオーナーさんも、かなり細かく

カテゴリー別で分類されていて、ピンポイントで見たいモノ、知りたい情報を

見ることが出来ます。

 

 

 

 

2.ブログマップページでは

ナビマップ

 

ブログの目次のようでもあり、まさにネイチャー・デコール図鑑の目次にあたるようなものです。

 

いままで、何年間か書き続けてきたものを、串刺しにして古いモノから新しいモノまで

興味のあるカテゴリーから全部見れる、そんな事を目的に作ったモノです。

 

そして、これからもここにどんどん新しい動きや情報が重なっていきますので、

かなり見応えあるものになります。

 

結構楽しめますので、是非ごらんになってください!

 

 

 

 

 

「今年も良いスタートから〜」

09.大浦比呂志 LIFE11.ネイチャー・デコール

 

少しばかり時間が経ってしまいましたが、

新年あけましておめでとうございます。

皆様のご健康とご多幸を心よりお祈り申し上げます。

本年も、素敵な画像、進行中の仕事のこぼれ話など、
こだわりの世界観を、建築、インテリアの事例やライフスタイルに
スポットをあてながら紹介して参りますので、よろしくお願い致します!

 

今年は正月明けから、暖かいところでサーフィン三昧のスタートではじまりました。

新しい一年に気合いを入れていく、良いスタートがきれました。

 

H.1

初日は明日からの、まずはアイドリングで、

ワイキキの中心から少し離れたハワイらしからぬ少しモダンなホテル。

「ザ・モダン・ホノルル」にある「サンライズ・プール・バー」で

ヨットハーバーに沈むサンセットを体感し特別な時間を過ごす。

 

 

 

 

H.2

そして、これからの4日間のお付き合いをしてもらう現地ローカルの

サーフガイドのしんごちゃんと。

 

 

 

H.3

H.4

H.5

H.15

こんな広い海をほぼ独占状態。

湘南エリアではありえない事です。

ワイキキはノースショアと比べて、冬は穏やかでメローは波が多く、

ノースショアでは大きな波がガンガンあがってくる様です。

 

僕の場合は、迷わずワイキキで、、ゆったりとしたSURFです(笑)

 

 

 

 

 

 

H.6

アフターサーフはお決まりの、「モアナサーフラーダーズ」のビーチバーで。

バニアンツリーの大きな木の下にあるこのビーチバーは最高の贅沢な時間。

ベタといわれても、このバーで見る、真っ赤に染まるサンセット、

そして爽やかなコナウインドとコンテンポラリーハワイアンのライブ。

まったりとした午後のアフターサーフにはたまりません。。

 

ワイングラスの中に真っ赤な太陽が納まってしまいました。

 

 

 

 

 

H.7

H.8

ラストハワイDAY

 

、、、この夜がラストと思いきや、出発最終日にもむりくり早朝SURFを

組み込み、SURF三昧のツアーが出来ました。

 

やはり、ハワイがパワースポットたる所以が体感できます。

 

さ〜、しっかり心身共にパワーチャージしたところで、

今年も一年頑張っていきます。