「中庭のあるアトリエ空間併設の家・引渡し」

 

みなさん こんにちは

ネイチャー・デコールの大浦比呂志です。

 

東京立川市で進めてきた、

「中庭のあるアトリエ空間併設の家」

予定よりもずれ込んでしまいましたが、昨日無事に引渡しとなりました。

 

オーナーの「Nさん」ご家族は、もともと住んでおられたこの場所の

古い賃貸家屋付きの鉄筋の建物を解体し、建て替えという形でこの家が完成しました。

 

敷地も90坪強という広さに、延べ床面積は約70坪で、

親子三人がお住まいになる、というゆったりとゆとりのある計画でした。

中庭を中心に、1階部分はお母様の趣味のゾーンでもあるアトリエ併設の共有フロア、

そして2階を、お嬢さんの住居スペースと言うことで、

ほぼ平屋部分を大きく割いた、伸びのある間取りです。

 

中庭に面した1階部分は、平均天井高を2700ミリに設定し、

海外仕様のスケール感になっています。

 

 

 


まだ、外構工事や家具の搬入が引き続きおこなわれますが、

今日は内部の引渡と言うことで、工務店から「Nさん」への鍵の受け渡しです。

 

 

 

 

エントランスホールのシーンを少しだけご紹介しますね。


玄関前のポーチはオリジナルのアイアン門扉でワンクッション

アイアン門扉と、インターフォンや宅配ボックス、表札が組み込まれる

門柱が、スチールで一体にデザインされています。

 

このポーチには、車いす対応のスロープと、一般アプローチと二方向から

アクセスすることが出来ます。

ゆとりを持たせたポーチには、これからシンボルツリーが植えられます。

 

 

 


このアイアン格子のディティールには少々面倒な手間を掛け

こだわって作られています。

鍛造スチールの丸棒をくり抜いて一本一本に貫通させています。

連続されたその格子の形状を見ると、とても重厚で手作業で丁寧に作られた

迫力を感じます。

 

 

 

 


そしてアイアンの門扉を開けると、19世紀のフランスのアンティークの

両開きドアがこの家の象徴としてガツンと迎えてくれます。

アイアンと重厚なドアがバランス良くとても良い面構えになっていますね〜

アンティークの玄関ドアはリペアした後、

落ち着いた渋めなグリーンで再塗装しました。

 

 

 

 


玄関前のポーチに入ると、今度はこの家の心臓部でもある、中庭が見えてきます。

中庭への入口は、工事中に出会いがあった、素敵なアンティークのアイアンフェンス。

 

これから中庭には植栽が植えられ、ガーデンファニチャーがセットされます。

 

なんかアプローチからワクワクしてきます。

そして内部はまたのお楽しみで〜

室内が整いましたら、またこちらから紹介させて頂きますね。

 

 

大浦比呂志(ネイチャー・デコール主宰)