11.ネイチャー・デコール

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「潜在意識に残る家」

11.ネイチャー・デコール09.想うこと

 

みなさん こんにちは

ネイチャー・デコールの大浦比呂志です。

 

今回は、潜在意識に残る家というテーマで、話をさせていただきます。

食べるものによって健康な身体がつくられるのと同じで、どういう環境で暮らすか、どういう家に住むかは、それで人を形成するといっても過言ではありません。

特に幼少期の住環境というものは、間違いなくその後の情操に大きく影響します。

 

たとえば、常に肌に触れる床や壁、テーブルなどの質感。

目ふれる色、部屋の日当たりや風のとおり道、天井の高低差から感ずること、

様々な素材から発する匂い、

隣の部屋から聞こえてくる音、部屋から部屋へ移動するときの温度差、

季節を感じる設え、庭の木々や植物からの匂い。

そう、それは身の回りの暮らしに関わるエレメントのすべてです。

そう考えると、五感に感じるものを、

いかに丁寧に創り上げていくかは、とても重要なことです。

そしてその五感の感じ方はひとそれぞれ違うもので、

何が一番いいのか、という正解もありません。

きっと、今まで自分がやってきた家創りとは、そうした個々の五感に耳を傾け、

それを紡ぎ合わせて、どこにもない世界にひとつだけの空間を創って来たように思います。

 

住宅にもトレンドがあります。

スペックや性能重視だったとき、自然素材など素材重視であったとき、何々スタイルといったデザイン様式が重視のとき、そしてここ最近シフトしてきたのがライフスタイルや暮らし方重視、いつもその時々の世の中が仕掛ける住宅のトレンドをいままで見てきましたが、どうも自分の目指す方向がそれだけにはおさまらないな、、とずっと思い続けてきました。

五感という目に見えないものをどう設計に落とし込むか、やはりここがもっとも大切な事なんでしょう。素材もデザインもスペックもライフスタイルも、それは単なる手段のひとつである、と考えるべきだと思います。

出来上がった家を買うのではなく、だれかのお仕着せで作るのでもない

自分に合わせた家を創る、まさにそれが本来の家創りのあり方であり、もっというと

自分にあった家で、こんな人生がおくれる、というのが本当のあるべき正しい姿なんでしょう。

 

ちなみに、僕自身が幼少期に育った家は借家でした。

その借家は、昭和の初期の頃どこの町にもあったような床屋さんを改装した汚い平屋の家。

子供の頃は、お前の家は床屋〜!と言われるのがなんとも嫌でしたが、いま思うと、その家は

床屋特有の押し出し式の連窓で、そこには透明ガラスではなくモールガラスが入っていたり、

壁や床の一部には昭和の頃によくあった21ミリ角位のモザイクタイルが貼られていたり、

腰壁にコペンハーゲンリブのような化粧板が施されていたり、

待合を兼ねていただろうエントランスが広めの玄関になっていました。

その床屋の空気感や家を取り巻く環境はいまでもしっかりと脳裏に焼き付いています。

親はなんの意図もなく、当時その古い床屋の改装された家を選んだのでしょうが、

自分の中の原風景としていまでも残っているその光景は、間違いなくいまの自分を形成している

ひとつになっていることでしょう。

 

 

 

大浦比呂志(ネイチャー・デコール主宰)

ネイチャー・デコール www.nature-decor.com

 

 

 

 

「終の住処ではなく、終の棲家を」

11.ネイチャー・デコール09.想うこと

 

みなさん こんにちは

ネイチャー・デコールの大浦比呂志です。

慌ただしい年末から新年の始まりを迎え、2022年、新しい年もはじまりもう一ヶ月が経ちました。

遅ればせながらですが、、みなさん、本年も変わらずよろしくお願いいたします。

 

 

ここのところ、新規でお会いするお客さんからのお言葉で、

自分にとって、とてもうれしい言葉があります。

その言葉は、「計画するこの家は自分たちにとっての終の棲家としたい」というもの。

偶然にも、そんなお言葉を何人かのお客さんにいただきました。

 

家創りのパートナーを決めることは、結婚のパートナーを決めることと一緒で、この人と!と思ったときが、

人生の始まりで、その人と一緒に最高な時を刻めるよう、お互いに信じ合い尊重しあって紡ぎあげていくこと、

と予てから、新規のお客さんにはお話させていただいてます。

ところがそんな話をすることもなく、そのような想いをもってうちの扉を開けてくれるお客さんは、

自分自身のモチベーションを最大限にあげてくれるものです。

 

「計画するこの家は自分たちにとっての終の棲家としたい」

ついのすみかは、「終の棲家」とも「終の住処」とも言われますが、僕はあえて「終の棲家」

と表現しています。

それは「終の棲家」の方が積極的に最期を迎えるまでの住み場所や空間を捉えているイメージがあるからです。

年老いていく生活をバリアフリーでカバーしていくといった守りの考え方だけではなく、

人生のエンディングを、これまで以上にポジティブに楽しんでいこう!

というイメージが「終の棲家」からは感じ取れます。

そんなエンディングに向けてのステージ創りを求められるということは、本当に嬉しい限りです。

 

新しいことや夢に溢れる若いパワーに触発される家創りも刺激的ですが、

自分もこうして家創りを通して歳を重ねてきた上で、

酸いも甘いも噛み分ける、そんな熟年者からのオファーは、

なんとも、安定感と本質的な良し悪しを同じ波長で感ずることができるものです。

 

そんな訳で、2022年も幕開けですが、重ね重ね本年もよろしくお願いいたします。

 

 

 

大浦比呂志(ネイチャー・デコール主宰)

ネイチャー・デコール www.nature-decor.com

 

 

 

 

「ネイチャーリゾートプロジェクト・スタートします!」

09.大浦比呂志 LIFE11.ネイチャー・デコール

ネイチャーリゾートプロジェクト・スタートします!

 

皆、こどものころは遊びの天才でした。

自分たちだけの秘密基地を作り、ある時は穴を掘り、ある時は大きな木の上だったり、、

そんな子供の頃のような自由な発想で、無垢の自分に戻れる場所、

そして体験がこれからますます重要になってきます。

そんなときに出会ったのが、グランピング・ドームテント。

このドームでどんな体験をしてもらおう? そう考えていろいろなストーリーを組み立てていくと、

もう自分の中でワクワクがとまりません。

この発想こそが、みんな誰しも子供の頃に体験した秘密基地作りそのものなんです。

思い出しませんか? あの頃のワクワクと感動を!

そんな想いで、この新プロジェクト「ネイチャーリゾートプロジェクト」をスタートします。

人と自然とが調和する、今までにない新しいカタチのグランピングスタイルを提案していきます。

みなさん、一緒にワクワク体験しませんか!

 

EXILES DOME     Go with the flow

架空にイメージした自分の理想的なグランピングドームです。

タイトルの意味は、「放浪者たちのドーム・流れに身をまかせて生きる」です。

 

「ネイチャーリゾートプロジェクト」のサイトはこちらから

→ https://www.nature-decor.net/

 

 

大浦比呂志(ネイチャー・デコール主宰)

ネイチャー・デコール www.nature-decor.com

 

 

「いま企み中の、企画プロジェクトの為に、、」

09.大浦比呂志 LIFE03.ペットと暮らす11.ネイチャー・デコール

 

みなさん こんにちは

ネイチャー・デコールの大浦比呂志です。

 

いま企み中の企画プロジェクトの視察として、河口湖から絶景富士山を望める場所で、

愛犬のニコルを連れてグランピング体験をしてきました。

みなさんも御存知の通り「グランピング」とは、「グラマラス」と「キャンピング」を合わせた造語で

手ぶらでラグジュアリーなアウトドアを楽しむ新しいかたちのリゾートスタイルです。

アクティブなキャンプはどうもハードルが高いな〜、なんの準備もしないでリゾートホテルに泊まるように

アウトドアを楽しみたいな〜、大人女子でラグジュアリーに自然を感じながら女子会をしたいな〜、

そんな様々な用途で最近定着したライフスタイルのひとつではないでしょうか。

そして昨今のコロナ禍の中で、ますます注目されているのがこのグランピングです。

 

その中でも、いま僕が注目しているのがラグジュアリードームに泊まるグランピング!

 

そんな体験をご紹介します。

 

 

 

到着すると、外に用意されたレセプションコーナーで受付。

このあたりも、リゾートホテルのアプローチのようですね〜

夜はライトアップされて、外の暖炉に火が灯ります。

つかみはOK! ワクワクのはじまりです。

 

 

 

敷地の高低差を生かして、重なり合うようにデッキが計画され、その上にドームテントがゆったりと設置

そしてなんと言っても、どこからもこの富士山が正面に望める、

サイコーなロケーションですね!

この施設には、スタイルを変えた6つのドームテントが用意されていました。

 

 

 

 

僕らが予約したドームは、ペットOKのドームでドームの内部はこんな感じです。

ホテルの中からの眺めともテントの中からの眺めとも違う、ドームだからこその、

まさにラグジュアリーな非日常体験。

3メートル前後の天井高さも開放感抜群で、ドームの中にはベッドが4台置かれていました。

なんとなくのスケール感はお分かりになると思います。

そして、冷暖房も設置されているので、いつも室温は安定しています。

 

 

 

 

ドームとドームの間にはドッグランが設けられていて、

ドーム同士の距離をとりながら、そのスペースをドッグランとして計画しています。

ニコルくんも富士山を眺めながらドッグランを独占していました。

 

 

 

 

サプライズなアクティビティも用意されていて、富士山展望バレルサウナ、貸し切りです!

このバレルサウナは、本場フィンランド製らしく、シダーを使った樽型のサウナで僕も初体験でした。

そのまま、外の木製ジャクジーに飛び込むなんて、まさにフィンランドスタイルか!

これは芯からリラックスしました〜

 

 

 

 

夕食までのマジックアワーの富士山も本当にきれいでした。

 

 

 

 

夕食はドームの横に併設されたテントの下で焚き火をしながら楽しめるBBQスタイル。

しっかりと下ごしらえがしてあり、焼くだけの焼き肉バーベキューとはまたひと味ちがう、

グランピングBBQでした。

そして山梨といえば、ワイン!ここにはこの土地の美味しいお酒も色々ありました〜

 

 

 

 

食事を終えると、火が小さくなるまで、デッキでワインを飲みながらニコルくんと

 

はじまりからエンディングまで、ゆったりと流れる時間の中で移り変わる富士山の様子を見ながら

贅沢な大人の時間を過ごせました。

ラグジュアリーな非日常感、そんな体験を買うのがグランピングステイなんだと実感しました。

 

いま、構想中のプロジェクトにもこの体験を生かしながらも、自分らしい発想で新しいリゾートスタイルを

発信していけたらと思います。

プロジェクトは、12月あたまから動き出す予定です。

またこのブログからお知らせしますので、みなさんお楽しみに!

 

 

 

 

大浦比呂志(ネイチャー・デコール主宰)

ネイチャー・デコール www.nature-decor.com

 

 

 

 

「雑誌掲載のお知らせ」

11.ネイチャー・デコール11.メディア

 

みなさん こんにちは

ネイチャー・デコールの大浦比呂志です。

 

雑誌掲載のお知らせです。

間取りと工夫で「居心地のいい家」ベスト50というタイトルで、

主婦の友社から発売されているムック本です。

 

掲載されているのは、ネイチャー・デコールでも人気の高い一邸で、

2011年にリリースされた、「住まい方、自分流」のお宅です。

 

雑誌の内容は、これから家作りをはじめる人に向けて、様々な間取りやプラニングの事例を織り交ぜ、

居心地のいい家を作るためのアイデア本になっていて見どころ満載です。

、、ところが、ネイチャー・デコールの事例が全然出てこない。。とページをめくっていくと、

なんと最後の事例紹介で、この本を総括するように、「大好きマイホーム」というコーナーで、

6ページに渡り掲載されていました。

10年以上前にデザインしたお宅ですが、全く古さを感じさせない味わいのある家です。

 

 

是非 手にとってご覧になってください。

 

大浦比呂志(ネイチャー・デコール主催)

ネイチャー・デコール www.nature-decor.com