06.家創りのヒント

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「ハッピーカラーに包まれて」

08.インテリアコーディネート06.家創りのヒント20.『地中海の白い家』08.カラーリング(色について)02.壁材・塗装08.カーテン

 

自分の部屋を自分の好きな色、ハッピーカラーにペイントして、自分だけのお気に入りの空間に…

奥さんの寝室を、そんな希望で一面
「ラベンダーカラー」にペイントしました。ラベンダー系の薄紫がとても心惹かれる自分にとってのハッピーカラーの様です。
ベッドヘッドの一面を、この様に
ラベンダーカラーでペイントしました。
ベッドの上のクッションやベッドカバーも、パープル~薄紫~ピンク系の優しい同系色でコーディネートされてます。
壁の色と同様に、この部屋の印象を更に引き立てているのが、ラベンダー色のカーテンや絶妙なバランスのタッセルなど、細部までカラーバランスが計算されてます。
カーテン回りのコーディネートは、
ネイチャー・デコールの家のフィニッシュでは欠かせない、「ロブジェ」の吉野さんによるものです。
優しい花のスタンドライトのシェードも
この部屋らしく良い感じ。
そしてなんと小さな心使い。
ライティングデスクの上には、
この部屋のハッピーカラーに合わせた色の花が生けられていました。
「アンスリウム」という花らしいです。
人生を楽しみながら、丁寧に生きている。そんな感じが窺えますね。

「犬との共生住宅 そのココロは?」

06.家創りのヒント09.大浦比呂志 LIFE03.ペットと暮らす09.想うこと

 

ペット共生住宅はなかなか一言では語れず、その回答も千差万別ですね。

最近ではハード面においても、「ペットに優しい」などのふれこみで、様々な住宅建材が出ています。
でもそれらほとんどが、ペットには良いが、いまひとつデザイン性が悪いとか、
一般ユースでは使い勝手に難ありとかで、人と適合させていくのは、なかなか難しいものばかりです。
我が家でも、2頭のラブラドールレトリバーが居て、もう何年もペットというより、パートナードッグとして欠かせない存在になってます。
そんな自身の経験から、思うことは、
「人にとって快適な空間は結果、ペットにも良い」という事。
特に犬というのは、人間のエネルギーを敏感に感じながら生きていて、
なんかイライラしている、なんか気持ちがワクワクしている、と言った人の発するエネルギーを人間以上に感じとれる能力が備わっている様です。
そんな事から、家主が快適で居れる空間こそが、パートナーである犬にとっても
快適な空間であると、私は思っています。
これは、うちの犬がまだパピーの頃、
あらゆる家の中の木部を甘噛みしていた時期のもので、階段の一段目に残るその跡です。
初めの頃はいちいち目くじらたてて気にしていたものですが、今となっては
もう何年も連れ添ってきたパートナーの
思い出として、そんな傷跡さえ愛おしく思えてくるものですね。
人もペットも心地よく居れる空間こそが、本当に望ましい「ペット共生住宅」
と言えるんだと思います。

「二世帯住宅 サプライズエントランス」

01.アイアン06.家創りのヒント05.玄関・アプローチ03.二世帯住宅(多世帯住宅)

今回は今から11年前の2003年の事例から、二世帯住宅のエントランスを紹介します。

完全分離型のこの二世帯住宅ですが、
エントランス部分を共有にし、
そこにとても贅沢でサプライズなスペースを演出しました。
まず、両開きのアイアンのエントランスゲートが、この御宅のファサードとして
迎え入れてくれます。
アイアンの格子から、奥の様子が少しだけうかがえ、奥への期待感が高まってきます。
エントランスゲートを開けると、
玄関ホールの前室的な空間があり、
インパクトのある、重厚な木製の玄関ドアが目に飛び込んできます。
アイアンエントランスゲートも
木製の玄関ドアもこの家の為にデザイン
された、オリジナルのハンドメードです。
そして、重厚な玄関ドアを開けると、
約8帖の玄関ホールとなります。
季節柄、玄関には大きなクリスマスツリーがディスプレイされていました。
この玄関から、親世帯、子世帯とそれぞれのドアがあり、ここがお互いの共有ゾーンとなっています。
外部から連続して貼られた素焼きのテラコッタタイルが、外~中を一体感として
繋ぎ、より奥行き感を演出します。
そして、正面には全開口の木製折れ戸があり、そのままガーデンへと誘導されます。この二世帯住宅では玄関ホールとガーデンを共有ゾーンとして計画されました。
更に、この玄関ホールは吹き抜けの勾配天井になっていて、高窓の大開口からは、南の光を存分に取り込み、いつも
自然光に溢れています。
天井からは、オリジナルデザインの
アイアンシャンデリアが吊られています。
ストーリー性のある、サプライズなエントランスホールの事例です。

「都心の狭小地でペット共生住宅」

01.ドア06.家創りのヒント03.ペットと暮らす20.『仕事場併用のペット共生住宅』

 

完成間際、都心の狭小地でペット共生住宅。

このお宅は、大きな犬と猫、そして仕事場も兼ね備えた、小さな土地にギッシリと内容の詰まった家となりました。
今回は大切なパートナーである、犬と猫の為の特別な仕掛けを紹介します。
まずは、猫の為のドア。
どの部屋にも、猫が自由に行き来出来る様に、各ドアにはこの様に猫用の出入口窓を設置しました。
中からロック出来る様もなってます。
そしてワンちゃんゲート
いたずらっ子のワンちゃんは、どこでも行き来出来る猫用ドアとは逆に、
この様にキッチンに入れない様に、
しっかりしたアイアンのフェンスを作りました。
こんな感じに、壁面に固定出来る様に
しています。
まだ若いワンちゃんが階段に突進して
落下しない様に、キッチン以外にも何カ所か落下防止のアイアンフェンスを
設置しました。
ごめんなさい!
犬派の僕はついつい無意識に、
「ワンちゃんと猫」になってしまいました。(汗)…
ペット共生住宅。
犬も猫も新しい環境に早く馴染めます様に。

「DEN&WORKROOM」

05.家事室&ワークスペース06.家創りのヒント05.DEN・仕事部屋09.NDオーナーのライフスタイル

 

今回は、DENとWORKROOMの特徴的な事例のいくつかをご紹介します。

自分だけの「隠れ家」とか「秘密基地」は大人になっても憧れのスペースでしょう。

どこも決して広くは無いスペースを自分なりに使いやすく工夫しながら
自分らしいスペースに仕立てて活用しています。

 

 

1. ガレージ脇に隣接し、直接ガレージからもアクセスできるDEN
西迫潤

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ここは細長い三畳くらいのスペースに、趣味であるカメラやミニカーなどを
きれいに陳列ケースに並べ、まさに男の趣味空間が実現しました。
この細長い空間が、「籠もり感」となり、とても落ち着きそうですね。

 

 

2. ベッドルームに隣接したWORKROOM
西迫真

主寝室と同一フロアにある、このご主人のワークスペース。
ここは、約4帖ほどのスペースに段差を付けて、寝室よりも300㎜
床を上げて、フロアに変化を付けたスペースとしました。

 

 

3. アトリエスペース
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キッチンのすぐ脇にあり、リビングからもアイアンフェンスを通して
見える位置に計画した、奥様のアトリエスペース。
個室空間でありながら、家族の気配を感じ取れるように緩く仕切ってます。

 

 

4. LDKが見渡せる2階部分にあるDEN
加藤邸

吹き抜けを通して、1階のLDKがガラス張りで見渡せるDEN。
家の中心に位置した司令塔のような感じですね。
このスペースへは、螺旋階段で直接アクセス出来る様に計画されてます。

 

 

5. ご夫婦、それぞれ独立したDEN
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ご夫婦、それぞれ3帖のスペースをフロアを分けて、1階と2階に計画しました。
お互いに仕事を持っているご夫婦のための独立した空間です。
お部屋の印象も、ご夫婦それぞれの趣味で作られました。

 

 

家族の数だけ、家のスタイルがあるように、DENやWORKROOMを見ても
ネイチャー・デコールのオーナー宅は様々で、個性的ですね。