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「一層、一層、丁寧に、、地層壁を仕上げています」

00.現場02.壁材・左官20.『コンフォータブル・リゾートの家』

 

今、習志野で進めているネイチャー・デコール流リゾート住宅。

 

ここで試みている「地層壁」

「版築壁」とも言いますが、その全貌が段々見えてきました。

 

 

地層.1

 

地層.2

 

地層.3

「地層壁」を使っている場所は、玄関ホールで階段のある吹き抜けの部分。

階高5.5メートルある、大きな壁面を「地層」に見立てて仕上げていきます。

 

今回は「まさど土」などの土をベースに全体的に土色のグラデーションで表現。

地層の層となる部分は、一層一層ライン養生をしながら、、

 

 

 

地層.4

 

地層.5

2階の階段ホールは良い感じに仕上がっています。

 

層ごとに色を変え、骨材の配合バランスを変え、層の太さもアレンジしながら、

地層の様な自然観を出していきます。

 

この仕上がりは、圧倒的な存在感とボリューム、インパクトがあります。

 

 

 

 

地層.6

お〜、まだまだ完成まで時間が掛かりそうで、この一層を仕上げるのに

かなりの時間を要します。

 

もうひとふんばり、よろしくお願いします!

 

 

 

「一枚のイメージ画像から忠実に再現」

01.擬石・擬木・造形00.現場20.『海外生活経験をベースに』

 

ここのところの忙しさから、このブログもかなり空けてしまいました。。

 

若い頃から、継続して同じ事を繰り返し行うのがとても苦手な自分ではありますが、

このブログの中では、発信することが多く、こんな事もお知らせしたい、あんな事も

お知らせしたい、、と、まだまだお話ししたいことがいっぱいで、

自分らしくなく結構続いているのが不思議です。

そして、何日もこうしてブログの更新を空けてしまうと、罪悪感すら感じてしまうのも

また、不思議です。 いつの間にか、そんなマメな自分になっていた。(笑)

 

 

さて、今日はいま進行中の横浜市青葉区「海外経験をベースに」の家。

7月の完成に向けて、仕上げの業者さんで賑わって参りました。

今回お知らせするのは、ネイチャー・デコールお得意の擬石WORKSについて。

 

 

 

再現.1

ヨーロッパの古い邸宅のイメージで、そもそもあった躯体の石積み構造の壁を、

新しい住宅の中で再現出来ないか、、と考えていたところ、

オーナーから渡された一枚の画像。

なかなか良いバランスの画像ですね〜

こんな石積みは、新たに石を積むことでは再現出来ないので、

ここは、この画像のニュアンスをもとに、別の手法で創り上げていかないとなりません。

となると、ネイチャー・デコール・マジック、擬石WORKSの出番ですね。

 

 

 

 

 

再現.2

 

再現.2-2

そして出来上がったのが、この壁です。

窓廻りにまぐさ代わりのブリックのアクセントも入れながら、

かなり忠実に再現出来ました!

 

画像では伝わりきらない、石ひとつひとつのディティールや、目地の具合など、

誇張してやりすぎない、といった自然感がとにかく重要で、

良く目にする、アミューズメント施設やショップの様になってしまうとダメなんです。

 

そうして出来上がった壁、これは本物の石積みの再現です。

 

 

 

 

 

再現.3

 

再現.4

これは、はじめの造形の段階。

ここでは、固まりが遅く肉厚(盛りつけ)がし易い、造形専用のモルタルを使用します。

石を積み上げていくことをイメージしながら、絵を描くように人の手で形状を作っていく、

という大切な工程です。

 

 

 

 

 

再現.5

造形が出来上がると、こんどは色付けの為に、いったん白でベースを作り、

その上から、エージングの技術で石に濃淡を出していきます。

ここでも、画像を見ながら絵を描くように着色していきます。

 

そして、決め手となるのが目地入れ。

実際の石目地みたいに隙間を目地で埋めていき、石が積み上げられた様な表現を作ります。

 

ここまでの作業を、アーティスト4人~5人で一週間以上の日数を掛けて完成させていきます。

 

 

 

 

 

再現.6

一般的な家創りの常識を越えたフィニッシュワーク。

 

完成して出来上がったものは勿論重みと存在感があるわけですが、

素材やものを選んでいく工程であったり、壁一枚に費やす手間と時間、そして情熱。

こうしたひとつひとつのもの作りの工程のバックストーリーが、

家をより豊かなものにしていきます。

 

 

 

 

「鴨川っ!」

00.現場09.大浦比呂志 LIFE20.『高台に住む、週末CAFE』

 

千葉の鴨川で進めているプロジェクト「高台に住む、週末カフェ」の家。

現場の進捗確認と打合せのため早朝からアクアラインで向かいました。

 

鴨川.1

んん〜、この景色。やはりこの現場に来ると気分も上がります!

また、当日は爽やかな青空で気持ちの良い日。

 

 

 

鴨川.2

 

鴨川.3

現場では外壁面のタイベックシートが張られ、窓が全部取り付いている状態です。

今回は、はじめてお願いする施工業者さんですが、

設計の意図をくみ取ってもらいながら、とても丁寧で綺麗な仕事をしていただいてます。

 

 

 

 

鴨川.4

これはカフェ部分のデッキテラスに繋がる窓ですが、

ここからもこんな景色が切り取られます。

 

確かに景色は良いのですが、地元の施工業者さんのお話しでは、とにかくこのエリア

都会では目にしない虫やサイズも大ぶりなものも多く、その対策も考えておかないと、、

との提案。

そこで玄関ドアなどの上がり框も通常より高く取ったり、ドアの下に隙間を無くす

ゴムを取り付けたりと、外に繋がる開口部の下側処理について細かく話しをしてきました。

 

本当は季節の良い時期などは窓も全開にして、外の風を感じたいのですが、

なかなか理想通りにはいかないようです。。

 

 

そんな感じで現場を後にして、さ〜! 明日はお休み。

車にはボードを積んできたのでこれから波を探しに走ります。

千葉南はコンスタンスに波のあるエリアとしても有名で、

特に鴨川エリアはサーフィンの歴史も古いところで、施設も整ってます。

 

 

鴨川.5

まずは、鴨川のポイントをチェック!

しかし、、、こんなときに限って鴨川エリアは写真の通りフラット!

まるで湖。。

普段はロングボードにとって、メローで良い波がたつこのポイントも今日はまるでダメ。

早速波情報をチェックしても、夕方〜明朝に掛けてもあまり変化が期待できそうにない。

 

そこで、さらに南下して千倉方面に向かう。

鴨川からは約30キロくらい。

 

 

 

鴨川.6

夕方、6時くらいに千倉ポイント到着。

まあ〜、良い感じの波! そして海には5人くらいしか入ってなく、

この波をほぼ独占状態で楽しんでました。大正解でした!

さすがに今からだと1ラウンドきつそうだったので、楽しみは明朝にまわし宿へ向かう。

 

 

 

鴨川.7

 

鴨川.8

この宿、3年前にも一度利用した宿だけど、完全なサーファー仕様で、

至れり尽くせりの環境、そしてビーチは目の前で歩いてすぐに海に出れる宿。

ラッキーなことに当日チェックで空いていました!

部屋からは波の音も聞こえ、これサイコーな場ですね。

 

明朝は予報通り丁度良い波がヒットして、朝の5時から入水、5時間ぶっ通しで

楽しめました〜!

 

やはり、この鴨川の現場、、自然と足が向いてしまいそうです。(笑)

 

 

「WONダフル happy days!」

20.『地中海の白い家』05.ガーデン&外構03.ペットと暮らす03.暖炉の火を楽しむ09.NDオーナーのライフスタイル03.ホームパーティを楽しむ12.ガーデンデザイン05.屋上

 

昨年から続いている、「N邸・屋上ガーデン計画」

ようやくガーデンキッチン部分が完成し、先日お招きにあがりました。

N様は愛犬家のご夫妻、当然ワンコも同伴で、、ということでしたが、

まだ我が家に来て3日目の「サンディ」、社交界デビューが無事つとまるか?

不安いっぱいの中、先住犬の「ニコル」と共に、家族皆で参加させていただきました。

 

屋上ガーデン計画は昨年末に先行して屋上キャビンが完成し、引き続きに今回の

ガーデンキッチンとガーデンダイニングスペースを作ってきました。

全体を細かく観ていただいた、ガーデン&ファニチャーズ・長谷川さん

本当にお疲れ様でした〜

お陰で、すばらしい空間が思わぬ所に誕生しました。

そもそも庭のスペースが無かった都心の家。いままで主にモノ干し場としか活用されて

いなかった場所が、人もワンコも寛げる屋上ガーデン、まるでオアシスのような場として

生まれ変わりました!

 

 

屋上.1

日よけのタープが張られ、大人が6人ゆったり囲える大きなダイニングテーブル。

日射しの強い屋上にはタープは欠かせませんね。

そしてテーブルは、汚れも気にせず外部でもタフに使えるモールテックスの天板。

 

早速テーブルセッティングがされ、冷たい飲み物も沢山冷やされていました。

こうした外部で使うカトラリーや食器にこだわるのもオーナーNさんの美意識の高さ。

ちょうど目線を隠すウッドフェンスの高さが、都心であることを忘れさせる完全なる

プライベート空間になっていました。そこから見え隠れするさりげないグリーンの

設えがさらにリゾート感を盛り上げてくれます。

 

 

 

 

屋上.2

グリル機器も本格的で、これで焼き上がったお肉やオーナー自慢のピザは絶品!

料理のプロ、Nさんの腕をうならせるプロ仕様のキッチンで、

外部でも本格的な料理が提供できる設備になっています。

 

 

 

 

 

屋上.3

我が家のおてんば娘「サンディ」もすっかり場の空気に癒され、

「生まれて来て良かった〜!」そんな表情をずーとしていました(笑)

やはり、犬はひとのエネルギーを敏感に感じる様です。

 

 

 

 

屋上.4

オーナーのかつさんは、料理を作ったり犬使いになったりと大忙し。

ここではだれが料理を出してくれるのかを、即座に見極めるのも犬の本能。

かつさんのまわりには、いつも犬たちが群がってきます。。

 

 

 

 

屋上.5

ハンモックで寛ぐ、奥様のみえこさん。「ラブ君」も笑ってる。

 

 

 

 

屋上.12

ここに来ると、なんども見間違ってしまう、Nさんの「ブル君」とうちの「ニコル」

顔の白さ加減も似ている。

 

 

 

 

屋上.6

空は夕暮れ時のマジックアワー。

一番空が綺麗な時間帯ですね。

ガーデンキッチン部分から、こんなに綺麗な空が見えていました。

ほんとうに、「ここはどこ?」 Kona Windが流れてきそう〜

 

 

 

 

 

屋上.7

今日もまたサイコーなおもてなしをしていただいた、Nさんご夫婦。感謝です!

 

 

屋上.8

そしてネイチャー・デコールの家の古いオーナーであり友人のMさんご夫婦。

Mさんは、いまNさんのお店のロゴデザインなどでも参画してもらっています。

人の繋がりや縁って面白いですね〜

Mさんの家のわんこはミニチュアピンシャーの「ルーシー」。

野犬のようなうちのわんこたちと違って、シルエットの様にお上品(笑)

 

 

 

 

屋上.9

空の色を見ると、いつのまにかこんなに夜も更けてきました。。

 

 

 

 

屋上.10

暗くなると大活躍なのが、このバイオエタノール暖炉。

温かくなってきても、外でこの「火」が見れるって幸せです。

まったりと、時の経つのも忘れてしまいそう。

 

 

 

 

屋上.11

ほんとうに、今日はありがとうございました!

人もわんこも笑顔が絶えない幸せなひとときでした〜

「WONダフル Happy days!」

「サンディ」の電池ももう切れてしまったようです。。

 

 

 

 

 

「我が家にサンディが来た!」

09.大浦比呂志 LIFE03.ペットと暮らす

 

新しい家族の仲間入りをした「サンディ」です。

サンディ.1

「サンディ」はラブラドールレトリバーのイエローでメス。

丁度、4ヶ月になります。

いままで、訓練士さんのところで簡単なしつけをトレーニングしてきて、

定期的にこちらからも出向き一緒にトレーニングを受けてきました。

むしろ、飼い主側のトレーニング、、というところでしょうか。

我が家も、この仔で三匹目のレトリバーになり、それなりに犬の気持ちもわかるつもりですが

そうは言ってもやはりここは大型犬、この時期のしつけはとても重要になってきます。

そんなトレーニングを無事に終え??? ようやく今日から家族の仲間入りをしました。

「サンディ」の名前の由来、、、この流れでもうお分かりの方もいそうですが、

我が家の三匹目のわんこだから「サンディ」となりました。(笑)

ちなみに、先住犬の黒ラブの「ニコル」は、二匹目のわんこだから「ニコル」、、、

名前だけ聞くと、なんかオシャレ〜な名前ですが、実はそんなもんです。。

 

 

 

 

 

サンディ.2

はじめて家に入る前に、この日の記念にメキシカンタイルのベンチの上で、

先住犬の「ニコル」と一緒に。

サンディはまだニコルの半分もないくらいの大きさ。かわいいサイズ。

 

僕は犬と言えばオスの方がかわいいし、イエローより黒ラブの仔を!と主張してきましたが

「ビリー」の後の仔は、絶対にイエローでメス!と決めていた家の奥さんに

結局 押し切られました。

でも、こんな感じに並んでる奴らを見ると、なんか明るくて、、正解でした。

 

 

 

 

 

 

 

サンディ.3

 

サンディ.4

 

サンディ.5

とにかくこの時期はどんな事にも興味があって、家に居ても落ちつきません。

家を運動場のごとく走り回り、ニコルにはいつも遊んで、遊んで〜と絡みまくり、

環境も変わって、トイレの成功率も冷や冷や、、

ビリーやニコルの子供の頃を思い出します。

ハイパードッグ! 「かわいい悪魔」そんな言葉がぴったりですね(汗)

 

あの、いままで数ヶ月のトレーニングはいったい、、(汗)

すでに、なし崩しのにおいすらしてきますが。

 

 

 

 

 

 

サンディ.7

さんざん、飛び回って遊んだ後はニコルを枕にして、こんな感じで寝てしまった。

なかなか図太い奴です。

 

僕たちはと言うと、11時前には就寝、そして明け方の3時には起こされ、

朝の5時から動き出す、、そんな感じではじまりました。

完全なる寝不足、そしてしばらくこのペースは続くことでしょう。

 

 

 

 

 

サンディ.6

こんな感じに一日目にしてすっかり我が家に馴染んでいる「サンディ」

 

先住犬の「ニコル」もオスだけど、縄張りを主張することなく、

11才のもう若くない身体で一生懸命お相手してくれてます。優しい仔で良かった。

 

 

 

新規ご来客のお客様や、これから我が家で打合せをされる方々にとっては、

しばらくの間にぎやかで、またお見苦しいところが多々あるかと思い、

なにかとご迷惑をお掛けしてしまいますが、どうかよろしくおねがい致します。