BLOG一覧

「サファリスタイルの家・完成!」

00.現場20.「サファリスタイルの家」

 

千葉県印西市で進めてきた「サファリスタイルの家」ようやく完成しました!

 

家創りのデザインのテーマは色々ですが、このお宅は

オーナーが新婚旅行で訪れた地、アフリカのケニアで体験したサファリバンガロー、

このエッセンスを日常の家にたっぷりと取り入れていきたい、

そんな要望からデザインはスタートしました。

 

完成したお宅のポイントを画像で紹介します。

初期のマスタープランの通り、「モダンサファリ」を再現することが出来ました。

 

 

 

サファ.1

落ち着いたら、このフロントでちょっとしたお菓子や雑貨なども販売出来るようにと、

カウンター付きの小さなショップフロントを設けています。

外には人が集まれるように、奥行きのあるデッキを作りました。

 

 

 

 

サファ.2

玄関の土間からアプローチ、そして奥のリビングまで床は同じ素材で

一気に繋げています。

フラットな白壁には巾木を付けず、床とのコントラストがモダンな印象に。

 

 

 

 

サファ.3

サファリスタイルノ.1

間口も奥行きも十分あるアイランドキッチンカウンター

床から腰〜天板とここも同一素材でシンプルに。

古材や古レンガとうまく調和しています。

 

 

 

 

サファ.4

 

サファ.12

 

サファ.5

リビングゾーン。フォーカルポイントのアフリカンウォール、シェルシャンデリア、

そして流木を使った、階段手すりやダイニングとのパーテーション

ひとつひとつオリジナルの手作り感が、このお宅をより象徴的に演出しています。

 

奥行きのある造作のソファーはデイベッドにもなります。

そしてソファの下にはたっぷりの収納を用意しました。

 

 

 

 

 

 

サファ.7

 

サファ.9

 

サファ.10

 

サファ.13

 

サファ.14

 

マスタープラン時のスケッチを台本に、

その世界観を忠実に「モダンサファリ」の再現をしていきました。

 

ディテールは主張している部分も多いのですが、

自然素材をモダンに表現しているので、飽きの来ない包まれるような包容力。

 

「サファリスタイル」

モダンさと裸足で寛げるコージーさが融合された、程よい印象。

ネイチャー・デコールにまた新たなデザインスタイルが加わりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

「雑誌掲載のお知らせ」

09.NDオーナーのライフスタイル11.メディア20.『ボタニカル・ライフ』

 

雑誌掲載のお知らせです。

12月はじめに既に書店・コンビニエンスストアでは並んでおりますが、

光文社「VERY 1月号」に横浜市の「ボタニカルライフの家」

4ページに渡り掲載されました。

 

ご存じの通り「VERY」は、子供をもつ30代〜40代の主婦層を

メインターゲートとした女性ファッション誌。

この雑誌の中で連載されている「日曜日の風景」というコーナーで掲載されましたが、

実はこの連載も今回で77回目となり、ファッション誌の中において

自然な家族のライフスタイルのワンシーンを切り抜いていく企画として人気の連載コーナーにもなってます。

 

以前にもご紹介しましたが、この連載のムック本も出ており、

その中にネイチャー・デコールの家も4件ほど紹介されております。

うちのオーナーさんもよくこの本に付箋を沢山付けて打合せの時に持ってきたりと、

かなりその世代の奥さま層に支持されている本のようです。

 

今回取材された横浜市の「ボタニカルライフの家」の奥さまも、まさにこの連載が

以前から大好きだったようで、このムック本が打合せでも大活躍でした。

しかし今度は見る側ではなく、取材されて載る側となって、

ご本人にも大変喜んでいただけました。

 

 

 

ベリー.3

ベリー.1

 

ベリー.2

 

テーマはやはり、この家の一番の特徴である「グリーンルーム」が中心で、

ご家族の幸せそうな笑顔が本当に良く写し出されています。

将来振り返って見ても、素敵な思い出になるワンシーンですね。

 

細かなインテリア小物の紹介などもありますので、是非手にとってご覧になって下さい。

 

 

 

 

 

 

 

「久々の台湾遠征仕事」

00.現場11.ネイチャー・デコール11.台湾ブランチ

 

12月7日から4日間、久々の台湾遠征仕事。

現地での新規プレゼン、進行中の現場の確認、

引き渡しを控えたお宅のインテリアコーディネート、

などなど盛りだくさんの4日間でした。

 

台湾.1

台湾.2

台湾.3

台湾.4

まずは、台湾ブランチへ。

このオフィスは私たちの台湾の仕事の拠点として、

台湾のビジネスパートナーの為に三年前にデザインしました。

完成当初と変わらず綺麗に使われています。

新しいお客様との初回打合せの場としても使用される、

ショールーム機能を兼ねたオフィスです。

そして、可愛い猫ちゃんの新しいスタッフも増えたようです。

 

 

 

 

 

 

台湾.5

今回の一番の目的は、2年以上先の仕事ですがそのプレゼンテーションを行ってきました。

うちのホームページの実例もくまなく見て頂いていて、

とても好感触なご提案となりました。

はじめに、「わびさび」というキーワードが先方から言い渡され、

素材感のあるミニマムな日本の様式美が好きだという、とても日本びいきの方でした。

 

 

 

 

 

 

台湾.6

台湾.7

台湾.8

そして、旧正月に向けての完成を控えているまさに仕上げ工事真っ最中の現場チェック。

外観もホテルのような富裕層向けマンションで、フロア面積が約100坪。

部屋からのビューも街が一望出来る上層階。

インテリアデザインは台湾の富裕層住宅にありがちな、きらびやかな豪華主義な

ものではなく、質感を生かした上質でシンプルなデザインに。

建築会社のクオリティもなかなか高くて綺麗に整った現場でした。

 

 

 

 

 

 

台湾.9

台湾.10

 

オーナーからは具体的にこんなイメージで!という明確のものは無い代わりに、

世界中を旅行して歩いてる経験の中で、オーナーが見てきたものや、

ひとつのスタイルにとらわれない、ミクスチャーなデザイン、

様々な家具や世界の調度品をセンス良くコーディネートされた事例を見せられ、

そのマンションのインテリアコーディネートは一日掛けて何軒も家具ショップを巡り、

3パターンくらいのコーディネート提案を作り上げていきます。

大きなソファーセットなど、なかなか日本では提案出来ないようなサイズ感、

そして予算の上限を与えられてないので、それはそれで難しいもの。。

 

 

 

 

 

 

 

台湾.11

台湾の事務所ではじめてやった家、いまから3年前のデザインですが、

その家にもお呼ばれして暮らしぶりを覗かせて頂けました。

本当にインテリアが好きなんだな〜と思うくらい、

細部のディスプレイにもこだわり、

その空間を綺麗に磨きあげ楽しそうに暮らされていました。

打合せはいつもSkypeで行っているので、ご本人と直接お会いしたのは初めてでしたが、

「いつか遊びに来てくれたらいいな〜と思っていました」そして

「いつも台湾からブログを見ています」、、そんな事を言って頂き、本当に嬉しい限りです!

 

 

大きな家も小さな家も色々ですが、その大小の問題ではなく、

国を超えても繋がりをもて、なにより喜んで頂きながら、

生活の場となる空間をご提案していけることは、デザイナーとしてかけがえのないものです。

 

 

 

 

 

 

 

台湾.12

ひととおりの仕事を終え、ビジネスパートナーと地元のアイリッシュBARへ。

今後のより良い生活提案の為、この地でも少しずつですが発信していければと、

願いを込めて。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「引渡しまであと僅か、、」

00.現場02.床材・モールテックス20.「サファリスタイルの家」

 

「サファリスタイルの家」引渡しまであと僅かになってきました。

この家は、何度かブログの中でもで手すりやパーテーションへの流木の活用、

その製作風景をお知らせしてきましたが、

内装が仕上がってくるとこんなイメージになります。

 

五十嵐.1

 

五十嵐.2

流木の柔らかいラインを引き立たせるためにも、床・壁・天井といった大きな面は

あまり手跡を残すよりも、スッキリとモダンに見せていく様にしました。

例えば、壁 いつもはオフホワイトの柔らかい色調に対して、今回は「白」。

そして鏝を動かすテクスチャーを無くし、フラットに鏝抑えしています。

これで印象がやさしいナチュラルなものから、モダンに表現されました。

 

 

 

 

五十嵐.3

 

五十嵐.4

 

壁画.1

壁画.2

壁画

 

巾3.5メートル 高さ3メートルのアクセントウォールには、グレーをベースに「黒」で

アフリカの民俗調テキスタイルからデザインをおこした、アフリカンウォールが描かれます。

現在製作真っ最中。模ってきた絵柄を現場で直接描いていきます。

 

 
五十嵐.6

五十嵐.7

床やキッチンなど大きな面で使用しているモールテックス。

今回はアフリカの大地をイメージした茶褐色よりのグレーで仕上げています。

白壁との組みあわせがとてもモダンアフリカンな印象になってます。

 

このテイスト、はじめての試みでもありますが、

個人的にはかなり気に入っております!

 

 

 

 

「プレゼンスケッチ〜完成画像へ」

11.ネイチャー・デコール20.『海外生活経験をベースに』

 

ここのところは、出来上がったお宅の竣工撮影が続いております。

やはり、お引き渡し後の竣工撮影を終えて

はじめてひとつのプロジェクトが自分の手から離れていく、

そんなイメージです。

そしてオーナーさんにバトンが渡され、完成した家に日々の生活を通して

色添えをしていきながら、一軒一軒個性的な家となって歴史を重ね育まれていく。

 

昨日の竣工撮影は、横浜市青葉区の「海外生活経験をベースに」の家。

今年の7月にお引き渡しを終え、生活がはじまりまだ半年も経たないお宅です。

 

今回はそのお宅の初期提案(プレゼンテーション)のスケッチと、

実際出来上がった完成画像を並べてみました。

 

プレゼンテーション時のスケッチは映画の台本のようなもの、

その中に全体コンセプトを踏まえた動線の計画、空間の構成、素材イメージ、

カラーリング、インテリアコーディネートなど基本となるものが凝縮されています。

 

なので、初期提案のスケッチからは大きく変わることは無く、

それを基にしながら現場の工事が進められていきます。

ネイチャー・デコールでは設計図と同じくらい重要なものになってきます。

 

 

 

山中.エント.1

山中.エント.2

 

 

 

 

山中.リビング.1

 

山中LDK

実際に合わせて、家具や照明の微調整はありますが、テイストを大きく変える事はありません。

 

 

 

 

 

 

山中.リビング.2

 

山中.全体.2-2

 

 

 

 

山中.キッチン

山中.キッチン.2

 

 

 

 

 

山中.パウダー

山中.パウ.2

 

 

プレゼンテーション時にはスケッチと一緒に「イメージコラージュ」を提出します。

ここでは、スケッチでは掴みきれない全体の空間の雰囲気から

水栓やタオルバーなどの細かいモノまで、各部屋ごとにコラージュしていきます。

 

このように、家創りの核となる初期提案のコンセプトがとても大切になってきます。

 

 

今回のお宅は、ネイチャー・デコールのデザインの中でも、初期の頃から

進めてきた王道スタイルのもの。

自分はやはり、この感じ、、落ち着いちゃうんだな〜