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「引き渡して一ヶ月 また自分たちの手から巣立っていきます」

01.造作家具01.サイン・看板・ロゴデザイン20.『三度目の家物語』

 

「三度目の家物語」、引き渡して約1ヶ月が経過しました。

 

今日は、まだ引き渡しの時に間に合ってなかった家具などを納めながら、

その後のご様子を伺いにお邪魔してきました。

 

1.オリジナルセンターテーブルの納品

坂.1

 

坂.2

 

坂.3

 

坂.4

 

天板に古材のオーク材をヘリンボーンにして製作したセンターテーブルは

なかなかの高級感と存在感のあるものになりました。

サイズは1400ミリ×900ミリ、H=400ミリでかなり大きめサイズで、

どこのソファからも、あまり手を伸ばすことなく、テーブルの上のコーヒーが

手に取れる大きさ。

 

200ミリの厚みを持たせた天板が床から浮いた様なデザインになっていて、

大きさの割には、スッキリと軽やかにも見えます。

その200ミリの天板の厚みを利用して、引き出しが付いているので、

テーブルの上に、テレビのリモコンなどが散らからない様、整理されます。

 

カラートーンも70代のオーナーが利用する落ち着いたこのリビングにマッチさせた、

ダークな色味で仕上げてます。

 

 

 

 

 

2.敷地内に、よその車の侵入をガードする為に製作

坂.5

 

坂.6

 

坂.7

当初、電動ポールとか既製品の仕掛けものを色々と検討していましたが、

なかなかこの外観にピッタリはまる、デザインのものが見当たらなかったので、

シンプルながら、機能性を満たすものを、ボディからデザインし、ステンシルを入れ

さらにエージングも加えて、製作したオリジナルです。

 

アメリカのミッドセンチュリーな外観デザインにフィットさせながらも、

あまりお子ちゃまっぽくならない様に、渋めな感じにまとめました。

 

1台が約18キロくらいの重さで、ベースの丸棒で重量を持たせ、

今日の様な、春一番の強風にも耐えられる様に設計されています。

 

 

 

 

 

坂.8

リビングの演出、スタンドライト。

 

 

 

 

 

こんな感じで色々なところに、自分たちで考え、作ったものを

家の隅々まで宿らせていくので、やはりどの家でも愛着が湧きます。

 

まだ、引き渡して一ヶ月くらいですが、とても快適に暮されてると、

大変喜んでいただけました。

 

こうしてこの家も、また自分の手から離れていってしまうことを思うと、

嬉しい様な、悲しい様な、、、これがこの仕事の辛いところなんですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「インテリアがイメージチェンジされました!」

08.インテリアコーディネート05.リビング20.『地中海の白い家』09.NDオーナーのライフスタイル04.地中海スタイル

 

以前リノベーションさせていただいた、「地中海の白い家」のリビング。

 

インテリアがイメージチェンジされました。

 

 

○ イメージチェンジ後のリビング

中.1

 

 

○ 以前のリビング

中.1-2

今回は、造作ソファの張地を変え、クッションカバーを変え、そしてアクセントに

大きなカラフルラグを入れてもらいました。

 

結構、部屋の印象が変わりましたね。

 

ブルー系の色がお好みのオーナーの希望もあり、ソファー全体を鮮やかなブルーで

整えてもらってます。

今回のインテリアコーディネートの提案は、いつもネイチャー・デコールの家で

カーテンなどのフィニッシュワークに関わってもらってる、

ロブジェの吉野氏によるものです。

 

 

 

 

 

中.3

 

中.4

ソファに使用されている素材は「アルカンターラ」といって、車のシートなどに

使用されている素材で、天然スエードに近い触感ですが、

ポリエステルとポリウレタンから出来ているもので、耐久性とクリーニング性が

利点の素材です。

このお宅の大きなわんちゃんがソファーが大好きでいつもこの場所でお昼寝

したりしてるので、そういった点でも丁度良い素材です。

 

クッションの色添えのくずし加減も、なかなかセンス良いですね〜

流石カーテンの魔術師(笑)

ネイチャー・デコールの家のフィニッシュワークで

カーテンやクッションの提案に参加してもらってる吉野氏は

いつも、皆さんに喜んでいただけ、とても評判の良いセンスの持ち主なんです。

 

 

 

 

 

中.5

 

中.6

このお宅には、いつ伺っても綺麗な花が飾られ、ニッチやカウンターなどで

季節感と彩りが感じられます。

 

インテリアにこだわり、部屋を綺麗に掃除すると気持ちが上向きになってくると言って

いつもきれいに整理整頓され、花を絶やさない。

日々、とても丁寧に暮らされてる様子が隅々から覗えます。

 

こんなに愛着をもって暮らされてる姿を見ると、

この家のデザインに関わらせていただけたこと、本当にありがたい限りです。

 

 

 

「お膝元・横浜市青葉区で祝上棟!」

00.現場20.『海外生活経験をベースに』

 

今日は、小雪舞い散る寒空の下、ネイチャー・デコールのお膝元、

横浜市青葉区での上棟式が執り行われました。

 

海外での生活経験もある今回のご家族は、いままで温めてきた生活イメージを

具現化させるべく、家族全員で参加して設計をまとめていくことが出来ました。

 

土地を一緒に探すところからのお付き合いでもあり、とても感慨深い上棟式でした。

 

山中.1

 

山中.2

山中.3

 

山中.4

 

山中.5

 

家創りは、どちらかというと奥様の実現したい世界観を中心にヒヤリングして

進めていくというケースが多いのですが、このお宅は御主人がインテリア・建築

デザイン全般が大好きなお宅。

いつもワクワクしながら色々な希望をぶつけて来られたご主人の笑顔が

とても印象的でした。

そんな、ご主人を中心にご家族の海外経験をベースにご家族皆で意見を出し合いここまで

来ることが出来ました。

 

今回のプロジェクトタイトル「海外生活経験をベースに」でお知らせします。

 

さて、これからどんなお家に仕上がっていくか、お楽しみも盛りだくさん

またこのブログから発信して参ります。

 

 

 

「かなりマニアックなものが出来上がりました!」

11.ネイチャー・デコール

 

このブログをはじめて何年か経ちました。

 

そんなブログも、ありがたいことに大勢の方々に見ていただいていて、

たまにそんな方から「ブログを見てますよ〜」

なんて声を掛けていただき、それだけをモチベーションに続けてこれたようなものですが(笑)

何事も継続していく事って大変ですよね〜(汗)

 

ただ、ひとりでも多くの人に、こんな新しい情報を見てもらいたい、新しい家も見てもらいたい、ネイチャー・デコールのオーナーさんってこんな人が居ます、とか現場で四苦八苦している様子とか、結構毎日ネタが尽きないものなんです。

 

そして、このブログを整理してもっと見やすく、活用しやすく出来ないものか?

と、試行錯誤していたら、かなりマニアックなものが出来上がりましたよ。

 

それは、、、

ネイチャー・デコール・ホームページのタグのBLOGから入って頂く事が出来ます

今までの「ブログ」に加えて、

「ナビゲーター」と「ブログマップ」というものが選択できるようになっています。

 

 

1.ナビゲーターページでは

ナビ

 

ナビゲーターページの感じはこんな風。

素材もデザインスタイルもライフスタイルもNDのオーナーさんも、かなり細かく

カテゴリー別で分類されていて、ピンポイントで見たいモノ、知りたい情報を

見ることが出来ます。

 

 

 

 

2.ブログマップページでは

ナビマップ

 

ブログの目次のようでもあり、まさにネイチャー・デコール図鑑の目次にあたるようなものです。

 

いままで、何年間か書き続けてきたものを、串刺しにして古いモノから新しいモノまで

興味のあるカテゴリーから全部見れる、そんな事を目的に作ったモノです。

 

そして、これからもここにどんどん新しい動きや情報が重なっていきますので、

かなり見応えあるものになります。

 

結構楽しめますので、是非ごらんになってください!

 

 

 

 

 

「最近製作したオリジナルダイニングテーブル」

08.インテリアコーディネート01.造作家具02.古材05.ダイニング02.モールテックス

 

最近オリジナルで製作して納めたテーブルをご紹介します。

 

ダイニングテーブルやセンターテーブルなど、良いアンティーク家具との出会いがあり

その空間にマッチさせたり、既製品やブランド・デザイナー家具などで

コーディネートさせていくことも、勿論良いのですが今回の2件の家は、

ピッタリのサイズや兼ねる機能のモノが、出来上がってるものでは無かったため

オリジナルで製作することになりました。

 

1. ちょっと大きめサイズの8人掛けテーブル

テーブル.1

 

テーブル.2

テーブルのサイズは、L.2400×d.900で8人でもゆったりと使え、
人が大勢集まり皆でテーブルを囲むことを想定したものです。
天板はスッキリと薄さを見せていくのと対照的に、存在感のある脚の部分が特徴的な
デザインです。
天板にも脚の部分にも古材を使用しています。

天板には古材のオーク材を使用し、古材特有の木のシミやの釘の抜き跡などは残しながらプレーナーで滑らかに磨きあげ、クリアウレタンの艶消しで仕上げてます。

やはりダイニングテーブルの場合は日々の使い勝手を考えウレタンの艶消しでフィニッシュしておくのがオススメです。

 

そしてこの存在感のある脚の部分。

材料には古材のヘムロックを使用しておりますが、

流石にここまで太い大きな古材はなかなか手に入らないため、古材同士を抱き合わせ

大きな柱状のものを一度作った上で、旋盤機で削りだしこのかたちを作ってもらいました。

 

お宅に納まってるテーブルを見るとなんの違和感もなく、空間に融け込んでいますが

製作過程にはいろいろなストーリーがあるんですね。

 

 

 

 

2. キッチンカウンターと一体型のダイニングテーブル

テーブル.3

 

テーブル.4

なんと全長4550ミリの大迫力のキッチンと一体型のダイニングテーブルです。

 

このキッチンと繋がる大きなカウンターテーブルを素材を変えずまた段差を付けずに

見せていきたい、と考え仕上げ材には「モールテックス」を採用しました。

そして段差を付けない為に、キッチン部分は床を150㎜落として、

作業台の高さも、テーブルの高さも不具合無く使える様にしました。

ダイニングテーブルには、6人〜7人が座れます。

 

この長いカウンターテーブルに対して天板も厚みを100㎜持たせ、

カウンターテーブル自体がダイニングキッチンの中心になるような設えにしています。

 

「モールテックス」のカウンターテーブルの背面には天井までの大きなブックシェルフがあり、趣味性の高いインテリアデザインは、この家のテーマでもある

「ブルックリンスタイル」にピッタリはまってます。