「今日の現場」
00.現場07.アンティーク&ヴィンテージ20.『COZYな時間の流れる家』
今 進行中の「湯河原の家」も11月末の完成に向けて、
左官工事、タイル工事、塗装工事といよいよ仕上げ工事が一斉に入ってきました。
この現場も完成が楽しみです!
ネイチャー・デコール主宰 建築デザイナー大浦比呂志のこだわりの世界観を、建築、インテリアの事例やライフスタイルにスポットをあてながら紹介して参ります。
00.現場07.アンティーク&ヴィンテージ20.『COZYな時間の流れる家』
今 進行中の「湯河原の家」も11月末の完成に向けて、
左官工事、タイル工事、塗装工事といよいよ仕上げ工事が一斉に入ってきました。
この現場も完成が楽しみです!
01.ドア00.現場07.アンティーク&ヴィンテージ07.取手・ドアノブ等ハードウェア
良い素材やアンティークとの出会いは、
その仕事をよりクオリティの高いものにしてくれます。
設計の段階ではまだ見つかっては無く、
想定でイメージしながら、そこに納まると ベストであろうモノを探していく。
今回もまた良い出会いがありました!
それは玄関ドア。
フランスの両開けアンティークドアです。
このドアの醸し出す雰囲気に完全にやられてしまいました。
この風合い、ディテール、新しいものでは
とても再現出来ない、歴史とストーリーが
感じ取れます。
この表情を生かして、表面もこのまま使用
していこうと思いました。
こんなエントランスドアに迎えられる、
なんて考えただけでワクワクしてしまいます。
そのドアに合わせた、アンティークのドアノブはオーナーさんが探してこられました。
そんな共同作業でどんどん良い家にしていく。
家創りは、エンターテーメント!
楽しみながら、共同作業で出来上がった家は自分にとっての、サイコーの家になる訳ですね。
06.家創りのヒント07.アンティーク&ヴィンテージ09.NDオーナーのライフスタイル03.ギャラリーハウス(趣味の家)
よく、「家は自分を映し出す鏡の様」
などと言いますが、趣味が高じて家全体がミュージアムの様な、コレクションハウスをご紹介します。
このオーナーは設計の打合せ段階から、出来上がりのディスプレイを想定し、細かいコンセントの設置にも拘ってました。
築10年目にして、外観を淡いイエローから、真白に塗り替えました。
メンテナンスもDIYで楽しみながら、手を加えていく、愛情タップリに家を可愛がってくれてます。
主にアメリカの50年代以降の雑貨や照明、家具などをコレクションしていて、
自らアメリカを車で横断し買い付けてくる様な熱の入り方です。
お店でも見たことのない、ファイヤーキングのコレクションもあります。
古材の天板の出窓も、
古い扇風機やスタンドライトなどで、上手に生かしてますね。
玄関ホールにはヴィンテージのデニムコーナー。
ショップ並みの陳列にビックリ!
二階のテラコッタタイルを貼ったテラスにも、50年代のヴィンテージ家具を並べて、このゾーンはまるでカフェの様。
「コレクションハウス」いかがですか?
いずれは、本当に家全体を使ったミュージアムにしたい様です。
夢がありますね、そして人生を楽しんでますね。
ネイチャー・デコールの家のオーナーは皆、ホント 熱いです。 ^_^
02.古材03.ホームバーのある暮らし01.アイアン04.ロフト&SOHOスタイル02.ブリック05.ダイニング07.アンティーク&ヴィンテージ03.こだわりのキッチン05.キッチン20.『TOKYO LOFT STYLE』の家
今回の事例は、一般住宅にロフトスタイルの演出されたカウンターキッチンを導入したお宅です。
吹き抜けの大空間、存在感のある古材のカウンター、インダストリアルな照明、スチールの螺旋階段の上には、ご主人のDENがあります。
全長4mの長いカウンターはダイニングテーブルであり、BARカウンターにもなります。
天井の細めのトップライトの自然光が、グレーのブリックのテクスチャを綺麗に照らしてます。
夜になると家具に仕込まれた下からのアッパーライトが演出効果を高めてくれます。
床材は古材のヘリンボーン貼り。
キャビネットの面材も同じく古材を加工したオリジナル製作品です。
キッチンカウンターの天板はステンレスのヘアラインに黒染め加工をし、
味わいを出しながらも、使っていて、汚れが気にならない、ストレスフリーな素材を提案しました。
カウンターの下場には、スチールの建具を組み込み、オーディオ機器などをまとめて収納してます。
ネイチャー・デコール流 ロフトスタイルのキッチン。
このデザイン、日本の住空間にもっと広めていきたいですね?。
01.アイアン02.左官02.壁材・左官04.パリスタイル07.アンティーク&ヴィンテージ04.フレンチスタイル20.『フレンチミックススタイル』の家
何年か前にPARISに行った時、建設中の新しいアパートメントを見て、凄くひかれる素材に出くわした。
景観条例の厳しいPARISでは、街並みの色や素材に揃えて新しい建造物を造っていく。という事が徹底されていて、そこで目についたのが、この石のような壁。
これは石積みではなく、なんと左官で作っているのです。
この自然なリアリティ 日本でも是非実現したい!
そして、帰国後早速近い素材を探しあてました。
その名は「フランス壁 セニピエール」
それで仕上げた事例がこの家のエントランスゲートです。
このセニピエールという材料は、鏝で削る様に施工していき、更にサンダーで磨き押さえして光沢感を出して、石をイメージして仕上げていく。
湿度、気候、を読みながら乾燥時間を計算し、経験と勘、そしてセンスの要求されるとっても気まぐれな、まさにフランス人の様な素材です。
今 進行中の現場ではこの気まぐれな素材を暖炉回りの壁で施工してます。
何パターンかの仕上げイメージサンプルを事前に作ってもらい、それを手掛かりに、いざ施工開始!
この寒い中、なかなか良いタイミングを測れず、昨日は四時間待ってもまだまだ固まらず、翌日に持ち越されてしまいました。
気まぐれな素材とのお付き合いは、
ホント大変ですね。。