05.階段

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「今日の現場 鎌倉の家」

02.左官02.タイル05.階段12.リノベーション20.『サンタフェ・リノベーション』の家

 

まだまだ梅雨ですね、、雨でなかなか現場も足踏み状態ですが、
先日ようやく木工時も終わり、
これからいよいよ仕上げ工事に突入!
そんな「鎌倉の家」の進捗の確認に行ってきました。

この時期は「紫陽花」で有名な鎌倉ですが、
雨の日でもしっとりとした、良い環境です。

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キッチンの勝手口から、庭を見た景色。

ところどころに、白い紫陽花「アナベル」が綺麗に咲いてます。

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この緑豊かな環境に合わせて、当初計画していたオレンジがかった茶褐色から、
色を落ち着かせ自然なカラーに変更して、やはり正解でした。
違和感なくまわりの緑に馴染んでいます。

そして大胆な鏝を動かした左官のテクスチャーと肉厚感を持たせた
コーナーのアールもイメージ通り。

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室内は、左官壁の下塗りが終わった段階でこれから仕上げの
珪藻土が塗られます。

前回ダメ出しで、大工さんに作り替えてもらった
階段のスタートのアールも良いラインに出来てます。

これから左官の仕上げをする前に、
更にコーナーをもっと大きなアールをとってもらうよう
ここで再度、左官屋さんに下地調整をしてもらいます。

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今回のテーマが「The Santa Fe」ですが、
サンタフェには欠かせないアイテムがこのメキシカンタイルです。

なんともいえない、この歪なかたちと、鮮やかな色味。

ここのところ、しばらく使っていなかったマテリアルですが、
やはり、ホッコリしたこの感じ。
本来、自分は大好きなんだな~ と再確認しました。

アール

完成まであと、一ヶ月くらい。

これから現場は仕上げに向けてどんどん様変わりしていきます。

 

「階段デザインも様々」

02.古材00.現場05.階段

 

家のデザインが違えば、当然その家のエレメントとなる、

階段のデザインも家のデザインに合わせて変わってくるもの。

今、ほぼ進捗状況の近い現場、「鎌倉の家」と「八ヶ岳の家」の階段のデザインを

途中段階ではありますが、少しだけご紹介します。

 

1.「鎌倉の家」の階段


写真 1


写真 2

この家は「サンタフェデザイン」がテーマです。

階段の踏み板には古材を使用してます。

そしてまだ下地の状態ですが、蹴上げの部分や手すりの壁の部分には

こってり厚塗りの左官が塗られます。

スタートのアールのところがまだいまひとつダイナミックさに欠けてるので、

もっと大きなアールを描くように下地を作り替えてもらうよう指示しました。

この内側には、ロートアイアンの手すりが取り付きます。

 

 

2.「八ヶ岳の家」の階段


写真 3


写真 4

「エクレクティック(折衷)」がテーマのこの家は、

自然素材を使いながらシンプルで色々なデザイン要素がミックスされた家です。

この家では壁から持ち出しの階段板を細いスチールの手すりで

つないだ、スケルトン階段をデザインしました。

階段の踏み板にはオーク材、スチールは素地を生かした黒皮の仕上げです。

この対照的なデザインの階段。

どちらも、魅力的な家になりますよ。

また、進捗を紹介しますね。

 

「螺旋階段のエントランスホール」

01.エージング・ペインティング01.アイアン05.玄関・アプローチ05.階段

 

約8帖のエントランスホールに広がりを見せる為に、
抜けの良いスチールの螺旋階段を設けた事例です。

床は玄関のたたき部分からホールまでを
同一素材で統一させ、フロアが自然に繋がる様に見せてます。
たたきの立ち上がり部分も柔らかなアールを用いて、
螺旋階段同様に極力直線のラインを排除したデザインになってます。
そして、正面の大開口折れ戸を開けると、ワイド2400㎜の間口で、
四季を感じる中庭へと繋がります。
ネイチャー・デコールではお馴染みの、
玄関前のピクチャーウインドです。
正面のレンガ風壁、実はお隣の外壁を
借景にさせていただいてます。
この4帖程の小さな中庭ではありますが、
空間の奥行き感にプラスして、
ライトコートとしても、エントランスホールに自然光を運んできてくれる役割があります。
この東側の光がとてもありがたい!
エントランスホールには、
間口1800㎜ 高さ2100㎜のたっぷり収納の
シューズボックスを造作しました。
シンプルなエントランスに打って変わって、コッテリとした面材にグレーッシュ
な独特なエージングで仕上げてます。
このミックス感が、ネイチャー・デコール流デザインですね。

「二世帯住宅のエントランスまわり」

01.アイアン05.玄関・アプローチ05.階段05.高天井

 

二世帯住宅のエントランスまわりについて、

3年程前に竣工したお宅の事例からの見所を紹介します。

この家は完全分離型の二世帯住宅で、
延べ床面積約100坪というかなり大型の計画でした。
ファサードはネイチャー・デコールらしい、アイアンのオリジナル門扉で
迎えてくれます。
二世帯分のそれぞれのインターフォンとポストが設置されています。
ファサードのホールは高い天井と天井からのアイアンのシャンデリアが象徴的です。
回廊の様な長いアプローチを歩き、
玄関まで誘導されます。
玄関のドアは共用で、一枚ドア
重厚な木製オリジナルドアは、
濃い目に染色した古材に、鉄の鋲を打ち込んだ、ワイルド感溢れるデザインにしました。
ドアを開けると、2.5帖程のシューズストック、

そして、天井吹抜けのエントランスホール。ホールの広さは8帖強でファサードと同様、

天井からはアイアンのシャンデリアがインパクトをもたせてます。

このエントランスホールまでが、共用のゾーンとなっており、
デザインされたモダンな階段で上下左右に独立した二世帯空間があります。

そして共用ゾーンのもうひとつの目玉としては、このエントランスホールから直接、

庭にアクセス出来ることです。

間口2500mmの大開口折れ戸を開くと、
この広いエントランスホールが更に、
外へと繋がり、開放的でリゾート感溢れる、非日常な世界へと広がります。
二世帯共用の庭は、大きな屋根のある

カバードテラスと芝生のゾーンとで構成されていて、雨の日でも外の空気を感じられる、

このカバードテラスはとっても重宝されている様です。

家族皆でのBBQや仲間を大勢集めての
ホームパーティが多いこの家では、
この庭で過ごす時間が多いそうです。
程よい距離感のある、二世帯住宅、
「生活を楽しむための家」。
参考にしてください。

「ヨーロピアン.シックな階段」

01.アイアン05.階段04.フレンチスタイル

 

シンプルで奇をてらわない、
しかし、シックで上品なヨーロピアンSTYLEの階段事例を紹介します。

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ステップ一段目を幅を広げて、アールをとりました。
ステップの踏板の鼻面の部分もアールに加工してあります。

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階段室の壁も階段の蹴上も塗装で仕上げてます。
色はグレーで、一面だけアクセントで濃いめのグレーでペイント。
ロートアイアンの手すりが、ヨーロピアンテイストを醸し出してます。

このシンプルな階段デザインがリビングのポイントになってます。