05.階段

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「小平の家 引渡し」

01.アイアン00.現場05.階段03.ペットと暮らす04.フレンチスタイル20.『ワンニャン・ライフ』05.二階LDK

 

昨日、「小平の家」 なんとかぎりぎり、外構工事を残す建築側の引渡しを終えることが出来ました。

 

引渡しの翌日には、引っ越しということもあり、現場も慌ただしい追い込みでした。

 

ご夫婦とペットの猫が暮らす、延べ床面積約30坪のコンパクトな家です。

近隣の住宅環境を配慮し、採光と天井高さを確保するべく、

2階LDKのレイアウトにしました。

 

 

荒.1

玄関ホールには吹き抜けを設け、外のパティオと繋がる様な広がりがあります。

 

高さ2400ミリのインパクトのあるアンティークのドア。

 

 

 

荒.2

荒.3

2階へはスチールの螺旋階段で。

 

まだ外構が仕上がってませんが、パティオは2500ミリの高い塀で囲われ

玄関ホールと繋がる、完全なるプライベート空間になります。

正面にはシンボルツリーを配置して、四季を感じられるドライガーデンとします。

 

玄関ホールには南側に設けた大きな高窓からサンサンと日差しが差し込みます。

 

 

 

荒.4

螺旋階段を上って2階に上がると、アイアン手すりのブリッジの様な廊下。

 

 

 

荒.5

各ドアには、猫がどの部屋にも行き来できるように、猫用の開口があります。

 

 

 

荒.6

荒.7

荒.8

2階のLDKの全景。

 

勾配天井による、高い天井高からは、北側トップライトで充分な採光を確保。

2階LDKの利点は、このような事が出来るのが良いですね。

住宅が密集していて、1階にはなかなか日差しを取り込むことが出来ない、

また、1階で吹き抜けを取るほど、全体床面積を確保出来ない、、、

そんな時は、2階LDK案がオススメです!

 

今回のお宅では、壁天井にあまり質感(素材感)を強調したくない、

ということで、白い平坦な面に若干陰影が出せる、フランス漆喰の

「アバナ」を白で仕上げました。

いわゆる珪藻土とも違う、また漆喰や塗装とも違い、フラットで光沢感のある

上品な仕上げが表現出来ました。

 

 

「階段の落下防止に、コレ!おすすめです」

06.家創りのヒント05.階段20.『TOKYO LOFT STYLE』の家

以前からよく設計し終わったあとに、オーナーさんに聞かれることがあります。

それは、デザイン性の良い階段や手すりをデザインしたものの、

やはり子供が小さなうちは危険なので、せめてその間だけでも、なにか対処出来ませんかね、、

確かに自分でもそこまで考えて提案できてなかったので、正直困ってしまった、
そんなケースがありました。
家が完成してから子供ができ、そういった生活サイクルに合わせた提案というものは、

設計者としても、とても重要な事ですね。

そこで、これはオーナーさんが自ら時間と手間をかけて実際に行った
「手すり落下防止用ネット」のビフォーアフターです。
まずはビフォー
こんな感じで、オシャレなライフスタイルを行っていました。
設計段階では、この二階から、正面の大きな白壁にプロジェクターで

投影した映画を観たりするために、抜けの良い手すりは必須でした。

そしてアフター
ネットを装着後。
ほとんどネットの違和感も無く、ピーンと綺麗にネットが張られています。
ネット自体もかなり丈夫で、子供が触れても大丈夫、との事です。
子供がまだ小さいうちだけの、一時的なものと考えれば、美観的にも気になりませんね。
そして、たるませない様に、ぴったり寸法で張っていくのがポイントの様ですが、

ロープで固定していくので、手すりに傷を付けない、と言うのが良いですね!

詳しい取付け方法はこちらから→http://crossmodelife.com/2014/02/01/5142/
美意識の高いオーナーさん、
決して生活感を出さず、空間を演出している、こだわりを感じますね ^_^
オーナーの「Kさん」貴重な情報提供を
ありがとうございます!
最後に、、、
こんなケースのデザインの場合は、
まだ対策が見えてません、(汗)
どなたか、なにか良いアイデアがあれば、教えてください!

「階段デザインも色々 2015年編」

05.階段

 

 

昨年2015年は、その家のテーマに合わせた、色々なデザインの階段を製作しました。

階段をひとつとっても、デザインは無限ですね。
階段は単に実用としてのものではなく、
その家を印象付ける、大切なデザインエレメントなんです。
2015年に製作した、階段デザインのバリエーションを何軒かのお宅から紹介します。
1   八ヶ岳山荘
2   秋谷リゾートハウス
3  鎌倉雪の下 モダンサンタフェの家
4   藤沢鵠沼 二世帯住宅
5  世田谷 東玉川の家
デザインって、本当に面白いっ!
階段デザインが違えば、床や壁の素材も
変わり、光の取り込み方も、
階段の設置位置によって変わる。
2016年ももっともっと、面白いこと
企んでいきます。

「今日は階段の組み立て」

05.玄関・アプローチ00.現場05.階段03.二世帯住宅(多世帯住宅)20.『藤沢の二世帯住宅』

藤沢、鵠沼で進行中の二世帯住宅。

木工時もそろそろ完成間際、、
12月の竣工~引渡しに向けて、
いよいよ仕上げ工事に入ってきます。
親世帯も子世帯もそれぞれに特徴を
もたせた二世帯住宅なので、
延べ床面積60坪強の、仕上げもボリューム感があります。
年末に向けての慌ただしい工事が
いまから予想されます。。(汗)
そんな中、今日は階段の組み立ての日。
二世帯の共用のエントランスに取付く
この階段は、単に機能としてのものだけでなく、エントランスの開放性と誘導される期待感、そして、ひとつのオブジェにも見える存在感をデザインに求めました。
吹き抜けに光を取り込む大きなガラスブロックにシンプルなフォルムがマッチしています。
片側の鉄骨のフレームをまずしっかり固定し、手すりの付いた右側の部分は、
フリーに動く様にしながら、
上から一段一段、段板を鉄骨の溝に入れていきます。
そして、3人がかりの組み立てが終わり、
こんな感じのスケルトンの鉄骨階段になります。
手すりは、重苦しくなら無い様に、
この鉄骨のフレームに、ワイヤーが通るだけの軽い印象にしています。
またひとつ、階段デザインの
新しいバリエーションが加わりました。

「この感じ、やっぱ好きだな」

05.玄関・アプローチ05.階段12.リノベーション20.『サンタフェ・リノベーション』の家

いよいよ引渡しまで残すところあと、一週間をきった、
「鎌倉の家  The Santa Fe!」

最近、このSanta Feスタイルというオーダーが時代の流れなのか
少なくなってきましたが、Santa Feスタイルの草分け、
元祖のネイチャー・デコールとしては、やはりこの世界観、大好きです!

こんなに大らかで包み込まれるような空間は、
モダンでスタイリッシュなものに比べて、心の底から落ち着きます。

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高天井の玄関ホールのトップライトからは自然光がサンサンと差し込みます。

太い丸太の梁からは、ロートアイアンのシンプルなシャンデリアが、

存在感のある、古材で製作したオリジナルのドア、

素焼きのテラコッタタイルと肉厚な珪藻土の壁。もう鉄板ですね!

そして、The Santa Feの階段を少しだけ紹介します。
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有機的な大きなアールが緊張感を解き放してくれます。

ロートアイアンの手すりが珪藻土の壁に取付きました。

外観やインテリアの詳細は、また後日 紹介します。