「小平の家 引渡し」

 

昨日、「小平の家」 なんとかぎりぎり、外構工事を残す建築側の引渡しを終えることが出来ました。

 

引渡しの翌日には、引っ越しということもあり、現場も慌ただしい追い込みでした。

 

ご夫婦とペットの猫が暮らす、延べ床面積約30坪のコンパクトな家です。

近隣の住宅環境を配慮し、採光と天井高さを確保するべく、

2階LDKのレイアウトにしました。

 

 

荒.1

玄関ホールには吹き抜けを設け、外のパティオと繋がる様な広がりがあります。

 

高さ2400ミリのインパクトのあるアンティークのドア。

 

 

 

荒.2

荒.3

2階へはスチールの螺旋階段で。

 

まだ外構が仕上がってませんが、パティオは2500ミリの高い塀で囲われ

玄関ホールと繋がる、完全なるプライベート空間になります。

正面にはシンボルツリーを配置して、四季を感じられるドライガーデンとします。

 

玄関ホールには南側に設けた大きな高窓からサンサンと日差しが差し込みます。

 

 

 

荒.4

螺旋階段を上って2階に上がると、アイアン手すりのブリッジの様な廊下。

 

 

 

荒.5

各ドアには、猫がどの部屋にも行き来できるように、猫用の開口があります。

 

 

 

荒.6

荒.7

荒.8

2階のLDKの全景。

 

勾配天井による、高い天井高からは、北側トップライトで充分な採光を確保。

2階LDKの利点は、このような事が出来るのが良いですね。

住宅が密集していて、1階にはなかなか日差しを取り込むことが出来ない、

また、1階で吹き抜けを取るほど、全体床面積を確保出来ない、、、

そんな時は、2階LDK案がオススメです!

 

今回のお宅では、壁天井にあまり質感(素材感)を強調したくない、

ということで、白い平坦な面に若干陰影が出せる、フランス漆喰の

「アバナ」を白で仕上げました。

いわゆる珪藻土とも違う、また漆喰や塗装とも違い、フラットで光沢感のある

上品な仕上げが表現出来ました。