12.リノベーション

BLOG一覧

「いえみせ リノベーション.カフェ編」

00.現場12.リノベーション12.店舗併用住宅・いえみせ03.自宅がお店20.『ON THE HILL COFFEE』

 

新築住宅のデザイン&設計以外にも最近増えてきているのがリノベーション。
今回は、そんなリノベーションでも自宅の一部をお店にしてしまう「いえみせ」の
進捗のご紹介です。

ネイチャー・デコールのオーナーさんは、「いえみせ」をアートフラワーやアロマ、
料理やネイルなどのカルチャーのお教室しとて使われたり、
カフェやちょっとしたレストラン、そんな飲食スペースとしての
「場」をつくる事もよくあります。

最近、日本にも 「ブルーボトル.コーヒー」が上陸し、
ますますサードウェーブ.コーヒーが熱く注目されています。
サードウェーブ.コーヒーとは、大規模展開のチェーン店ではないローカルな
ロースター兼コーヒーショップのことで、よりこだわりを持った味やスタイルを提供 しよう…
というコーヒー業界の新しい流れです。

そこで今回の計画は築20年以上の建物の一角、郊外の丘の上にカフェを作る事になりました。

店名は「On The hill coffee」
今年、11月頃の完成に向けてデザインが開始されます。

外観
外観現状

外観は現状のブルーのサイディングの建物ですが、
「黒」や「木」そして「スチール」素材で
スケッチの様にエントランスやデッキ部分を含めた外構全体の
イメージを一新させようとご提案しました。

特に、緑溢れる里山の景色を借景にした、デッキコーナーが気持ち良いスペース
となりそうです。

内観

内観現状

どこにでもある、ご家庭風なこのキッチンの風景がイメージスケッチの
様に変わっていきます。
そしてカウンター前のホールは、思い切って天井を取り壊し
スケルトンにして天井の構造を見せてしまう計画です。

こういうスタイルのカフェはやはりカウンターのデザインが肝となってきます。

 オーナーがこの空間で提供したいこと、そしてコンセプトは、
『日々の生活の中で「コーヒーを淹れる時間」を、
自分や家族・友人のための時間として再発見すること。
効率化とは真逆の、コーヒーにまつわる時間、コーヒーを囲んだ時間が
「ていねいな暮らし」に変わっていく発見は、
暮らしを非常に豊かに彩るものであり、たくさんの人に体験して欲しい』。。。

そんな、言葉に表れるようです。

「ていねいな暮らし」良いですね。

進捗はまた、こちらでご紹介して参ります!

 

 

「私の考えるリノベーションとは」

20.『地中海の白い家』12.リノベーション11.メディア09.想うこと

 

扶桑社から発売されている「住まいの設計」2015年1、2月号に事例が掲載され

出版社さんから雑誌が届きました。

 

今回は、「マジックリノベーション」というテーマで、

2013年7月に完成した、リノベーションのお宅が取材されました。

1

2

今回のお宅は、1階がオーナーさんの経営される店舗で

その2階、3階の住居部分で大がかりなリノベーションを行いました。

1階はなんと、ミシュラン・二つ星のカウンター8席だけの、こだわりのお寿司やさん。

そしてガラッとイメージを変えた住居部分は、オーナーさんの強い希望で、

テーマは「地中海の白い家」

これが「和」では無いんですね(笑)

オーナーさんは、今までの色々な想いがあって、

ようやくこのリノベーションに漕ぎ着けた様です。

 

 

4

5

6

 

最近 新築の住宅以外にも、こうしたリフォームやリノベーションのご相談も増えてきました。

しかし、残念ながら壁紙を貼り替えたり、水回りを新しくしたり、

収納を整理したり、ある一室だけを綺麗にしたい、、、

といったご相談は私どもにはふさわしくなく、むしろ町場のリフォーム屋さん

などに相談された方が、的確かと思います。

 

この取材の時にも聞かれたことが、「建築家の考えるリノベーションとはなにか?」

他の建築家の方々も色々なアプローチや差別化を図り

皆さんお考えのことと思いますが、

 

私の提案するリノベーションの一番のメリットは、こうです。

単に使い勝手を整理する、古くなったモノを新しくする、
コストを抑える為に新築ではなくリノベーションで…
といった物理的な事ではなく、
「生活スタイルの再構築」、といったライフスタイル全般を見直し
生活に新しい喜びや発見を得るためのリノベーションです。
同じ床面積、同じ開口部からの光の差し込み、
リノベーション故新築と違って変えられない制約が勿論あります。
だからこそ、それが私の提案によって、その制約から解放され、
様変わりしたアフターの生活が、今までと変わってきます。
聴く音楽は変わらなくてもその聴き方がかわったり、
同じ食事でも、照度やテーブルの質感、視界の抜け方で食事の楽しみ方が変わってくるはずです。
そうした、人の心理をも左右する全体感、そして内面的なものまでを変えて行くことが、

私に求められてるリノベーションだと思っております。

 

 

HPでもネイチャー・デコールのリノベーションのご紹介を少しだけしております。

みなさま是非!

 

 

「台湾ブランチの全貌が見えてきました」

12.リノベーション11.台湾ブランチ20.『台湾コネクション』

 

予てより計画しておりました

ネイチャー・デコールのもうひとつの拠点となる、台湾ブランチの全貌が見えてきました。
予定よりも一ヶ月近く遅れてのラストスパート。
あとは、家具の配置や演出ディスプレイを行うラストスパート。
中央にBARコーナーと展示スペース。
奥に見えるのが、製作&デザインスペース。

スチールパーテーションで仕切られた デザインスペース。

間接照明の階段を登った高い位置、
このスペースの中央にBARコーナーを設置。
オフィスに必ずBARをもってくるのが、ネイチャー・デコールSTYLE!
打合せスペースには天井までのマガジンラックを配置し、まるで図書館の様。
家具は、今回コラボレーションしている
「パシフィックファニチャーサービス」のもので、コーディネート。
細かなディテールも見せ場が沢山。
来月から最終調整で台湾に乗り込みです。
また、進捗はこのブログでお知らせします。

「ヘリンボーン 迫力の貼りあがり」

00.現場02.床材・フローリング12.リノベーション

 

ヘリンボーン 迫力の貼りあがりです。

逗子 邸宅街の大がかりなリノベーション。

長い廊下と斜めの壁に施工がとても大変でした。

画像1

画像1
画像1

一日に数平米も進まないこのフローリングは、大勢で一斉に施工することが出来ず、
腕の良い大工さんが一人で何日もかけて、
この様に納めてくれました。

キッチンの足元にも、綺麗に施工されてます。

画像1

画像1

今回使用したのは、
w.58. L.406のサイズで巾の狭い、
オーク材を使いました。

フレンチヘリンボーン やはり大きな広い面に施工すると、映えますね。

「逗子 邸宅街のリノベーション」

00.現場02.床材・フローリング12.リノベーション05.ガレージ03.海のそばで暮らす

画像1

以前にもお話しました、逗子の邸宅街で、
大がかりなリノベーションが始まりました。

築18年近く経過したこの建物は、
著名なイラストレーターが当時、海外から材料と作り手を集めて建設した、贅沢の極みの様な海外仕様のアメリカンな家。

それを購入した新しいオーナーの依頼でこのリノベーションがスタートしました。

 

 

画像1

このドアもカラーリングして、金物を使い大きく印象を変えて行きます。

床にもしっかり、防水工事が施されました。

 

 

画像1

流石、海の近くの家なので、はじめから、こんな外シャワーが付いています。

良いですね!

階段も全て以前のタイルが剥がされ、
ここに新たなタイルが貼られます。

 

 

画像1

画像1

画像1

早速、床のフレンチヘリンボーン貼り工事がはじまってます。

ただ、斜めの壁などもあり、コーナーを納めるのに相当の手間が掛かっている様で、
なかなか貼り進まない感じです。

大工さん、ホントにご苦労様です!

養生をはがして、少しだけ貼り上がりを見せてもらいましたが、想像通り、
これがなかなか素敵です。

 

 

画像1

画像1

さて、トップライトの光が射し込む、高天井のリビングの大きな壁。
ここにどの様な素材でインパクトを与えていくか…
一度ご提案したプランを再考中です。

 

 

画像1

現状のビルトインガレージの中ですが、
ガレージの床にフローリングを貼ってしまう…という大胆な発想、
はじめて見ました。