04.フレンチスタイル

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「フロア面積20坪弱の雑居ビルの一室が生まれ変わりました」

12.リノベーション04.フレンチスタイル02.モールテックス

横浜市・菊名駅前の古い雑居ビル。

もともとは事務所などが入っていた、約20坪の一室をご夫婦2人で使用するスペースに

フルリノベーションしました。

LDKとバス&トイレ、1ベッドルームというコンパクトな計画です。

 

 

松葉.1-1

このフロアの位置するのは3階部分で、3階までは階段で。

エントランスホールやドア廻りも新しく製作しました。

アンティークガラスを入れた、スチールドア&パーテーション。

 

 

 

 

 

松葉.1

 

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エントランスを入ると、コの字のゆったりとしたカウンターキッチン。

このスペースを利用して料理教室を計画している奥様。

キッチンは中心的な存在です。

 

 

 

 

 

松葉.3

 

松葉.4

 

松葉.2

ダイニング&キッチンから30センチの高低差を付けたリビングゾーン。

ブルーグレーのアクセントカラーの壁に、奥行きの深い造り付けのベンチソファ。

部屋のカラートーンを、ブルー〜淡いグレーのトーンでソファもカーテンも壁も

バランス良くコーディネートし、狭いながら落ちついたシックなイメージでまとめています。

LDとリビングを緩く仕切るのは、バイオエタノール暖炉。

リビングからもダイニングからも、火を楽しむことができる仕掛けです。

 

 

 

 

 

 

松葉.11

インパクトのあるシャンデリアが特徴のリビングスペース。

グロスのテカリを付けた濃い目のヘリンボーンの床に、オークの古材で製作した

オリジナルダイニングテーブルを合わせています。

 

 

 

 

 

松葉.6

傷や汚れなどのストレス無くキッチンワークが出来るように、

カウンタートップはお馴染みのモールテックスを使用。

 

 

 

 

 

 

松葉.7

松葉.1

エントランスホールから玄関の中側までの床はモザイクタイルのパターン貼り

 

 

 

松葉.8

 

松葉.9

 

松葉.10

もともとは事務所だったので、バスや洗面所も無かったのですが、

今回は少し広めの明るいパウダールームを作ることが出来ました。

 

諦めないで下さい! 小さなスペースでも、古い建物でも、

どんな空間でも、デザインで再生することが可能ですよ〜!

 

 

 

 

 

「小平の家 引渡し」

01.アイアン00.現場05.階段03.ペットと暮らす04.フレンチスタイル20.『ワンニャン・ライフ』05.二階LDK

 

昨日、「小平の家」 なんとかぎりぎり、外構工事を残す建築側の引渡しを終えることが出来ました。

 

引渡しの翌日には、引っ越しということもあり、現場も慌ただしい追い込みでした。

 

ご夫婦とペットの猫が暮らす、延べ床面積約30坪のコンパクトな家です。

近隣の住宅環境を配慮し、採光と天井高さを確保するべく、

2階LDKのレイアウトにしました。

 

 

荒.1

玄関ホールには吹き抜けを設け、外のパティオと繋がる様な広がりがあります。

 

高さ2400ミリのインパクトのあるアンティークのドア。

 

 

 

荒.2

荒.3

2階へはスチールの螺旋階段で。

 

まだ外構が仕上がってませんが、パティオは2500ミリの高い塀で囲われ

玄関ホールと繋がる、完全なるプライベート空間になります。

正面にはシンボルツリーを配置して、四季を感じられるドライガーデンとします。

 

玄関ホールには南側に設けた大きな高窓からサンサンと日差しが差し込みます。

 

 

 

荒.4

螺旋階段を上って2階に上がると、アイアン手すりのブリッジの様な廊下。

 

 

 

荒.5

各ドアには、猫がどの部屋にも行き来できるように、猫用の開口があります。

 

 

 

荒.6

荒.7

荒.8

2階のLDKの全景。

 

勾配天井による、高い天井高からは、北側トップライトで充分な採光を確保。

2階LDKの利点は、このような事が出来るのが良いですね。

住宅が密集していて、1階にはなかなか日差しを取り込むことが出来ない、

また、1階で吹き抜けを取るほど、全体床面積を確保出来ない、、、

そんな時は、2階LDK案がオススメです!

 

今回のお宅では、壁天井にあまり質感(素材感)を強調したくない、

ということで、白い平坦な面に若干陰影が出せる、フランス漆喰の

「アバナ」を白で仕上げました。

いわゆる珪藻土とも違う、また漆喰や塗装とも違い、フラットで光沢感のある

上品な仕上げが表現出来ました。

 

 

「雑誌掲載のお知らせ」

04.シャビーシックスタイル11.メディア04.フレンチスタイル20.『COZYな時間の流れる家』

「スタイルで選ぶインテリア」 朝日新聞出版から2月20日発売の本に
ネイチャー・デコールの事例が、8ページに渡り掲載されました。

「北欧」「フレンチシック」「モダン」「ナチュラル」「カフェ」「アジアン」
といった、インテリアのスタイル別のカテゴリーで紹介している、
「インテリアのことはじめ本」です。

その中の「フレンチシック」のスタイルのルールで、
紹介されたのは、この事例、「COZYな時間のながれる家」です。

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住宅というよりインテリアにスポットをあてた本ですが、
細かなディティールやコーディネートをわかりやすく説明している、
デザインの入門編のような構成になってます。

「フレンチシック」「シャビーシック」などのキーワードに
ご興味のある方は是非、ご覧になってください。

 

「PARISスタイルの家 完成!」

01.アイアン05.外観04.パリスタイル04.フレンチスタイル20.『一枚の古い旅行写真から』の家

 

青葉区あざみ野で進めてきた、

PARISスタイルの家が完成しました。
桜並木に面したこの家は、
地元のランドマークになりそうな、
堂々とした面構え。
シンプルなPARIS STYLEの外観ですが、
アイアンワークやオリジナル製作ドア、
フランス漆喰.セニピエールと、
ネイチャー・デコールの特殊施工が随所に
表現された家です。
この壁面にオーナーさんの趣味である、
ローズを誘引していくようです。
来年のバラの時期が楽しみです。
インテリアも魅力的です。
これも追って、ご紹介します。

「アイアン工房の製作風景」

01.アイアン05.玄関・アプローチ04.パリスタイル04.フレンチスタイル20.『一枚の古い旅行写真から』の家

 

今回は、デザインの現場から、「アイアン工房の製作風景」をお届けします。

先日もお知らせした、横浜青葉区で進行中の「PARIS スタイルの家」からです。

この現場では、エントランス門扉、キャノピー、窓辺の花台、階段の手すりなど、
オリジナルデザインで製作するアイアンワークスがかなり計画されています。

今回のアイアンワークスは、飯能市でアトリエを構え鉄による様々な作品やオブジェ、
また一般住宅でも使用できる製品としても幅広く、鉄に関わる仕事をされてる、
金属造形作家の加成幸男さんとのコラボレーションです。

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これは、玄関ドアの庇となる、「キャノピー」です。

これにはガラスの屋根がのってきます。

ひとつひとつのパーツは皆、手作りです。

重厚な玄関ドアに負けない、アイアンポーチの存在感が期待できますね。

門扉
アイアン門扉の製作途中風景です。

今回のアイアン門扉は、オーナーさんの強い要望で、是非「ギマール」をモチーフに
それを今に再現して欲しい、と言うことでした。
「 ギマール」…あの有機的な流れのあるラインを表現するのはなかなか高いハードルですね(汗)
一般住宅でやりますか? そこまで…

それを、積極的に請けてくれた頼もしいアーティストが今回の 加成幸男さんなんですね。

この途中風景を見ただけでも、手間を惜しまずパーツをひとつずつ鍛造しながら、
また鋳造とは違うテイストのものが今回出来そうで、今からとても楽しみです。

花台
そして、これはアイアンの花台。

パリのアパルトマンなどの規則的な窓辺に並ぶ「フェルフォルジュ」と言われているアレです。

これも良い仕事してますね!

こうして、一点一点創り手の「熱」と「こだわり」がディティールに宿って出来上がっていくのが
ネイチャー・デコールのオリジナル住宅です。