08.アート&ディスプレイ

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「白い家に彩りをする小物達」

08.インテリアコーディネート06.家創りのヒント08.アート&ディスプレイ20.『コンフォータブル・リゾートの家』

 

白を基調に色々な素材感で見せていくシンプルでナチュラルな家。

 

床も淡いベージュトーンのモールテックス、少し無機質で無表情になりがちな

空間に、アートや小物で彩りを。

 

この場合、有機的な形のモノや彩りの鮮やかなアートなどで、

あえて対比を見せていくようにインテリアコーディネートしました。

 

 

 

小物.1

小物.2

素材の異なる白い壁には、連続して鮮やかな色をアートで取り入れてます。

海をモチーフにした、芝田満之さんの作品。

 

 

 

 

小物.3

小物.4

小物.5

小物.6

流木や古材を使った照明や家具、ディスプレイなどで、形や質感からくる

温かさを加えてます。

 

無機質な床には、天然素材のジュートで。ソファも質感のあるシンプルなもので。

 

空間全体にあたたかい温度が加わってきましたね。

 

 

 

 

 

 

「この夏・自宅のアートを爽やかに入れ替えました〜」

08.インテリアコーディネート09.マイセレクション08.アート&ディスプレイ09.大浦比呂志 LIFE

 

この夏、自宅のアートを爽やかに入れ替えました。

 

以前は古くからの友人の油タッチの抽象アートを飾っておりましたが、

今回 同じ場所に、「マインドマップ」でもお世話になった、

サーファーでありプロカメラマンの「芝田満之」さんの作品にイメージチェンジ!

 

なんか、世界観がぐ〜と広がり、外に抜けていくような開放感、

夜見ても、朝見てもすがすがしく、気分が爽やかになります。

アートの力って、本当に大きいですね。

部屋の雰囲気も、こちら側の気分も大きく変える力があります。

 

そしてなんといっても、我が家のこの場所にはこちらの方が似合ってました〜

以前の抽象アートは、新たに場所を変えてコーナーを演出してもらってます。

 

 

自宅.1

 

自宅.2

 

自宅.3

この作品は、どちらも日常的な湘南の海の朝に撮影したものらしいです。

 

「芝田満之」さんご本人は、ハワイ、カリフォルニア、メキシコ、タヒチ、バリなど

波があるところを世界中旅しサーフトリップしてきた人ですが、

色んな海を見てきても、やはり湘南の海の表情や色というのが、もっとも美しいと、

自身の日常である「湘南」をモチーフにして、ここ数年作品を作り続けてきています。

 

彼の作品にはまだまだ美しい、水彩画の様な表情を独自の写真技術で作り上げたものが

多数ありますので、ネイチャー・デコールの家には是非紹介したいアートのひとつです。

「芝田満之」さんのHPはこちら → http://www.firstswell.com

 

 

 

 

 

自宅.4

今年の4月に装いも新たにスタートしたSURF MAGAZIN一号の表紙も、

こんなに美しく、飾っておりました。

 

 

 

「やはりこの世界観には魅了されます」

08.インテリアコーディネート08.アート&ディスプレイ11.ネイチャー・デコール

 

SURF MAGAZINEが装いも新たに、4月10日に創刊されました。

そしてなんとその記念すべき創刊号の表紙を飾った一枚の写真が、

写真家でありサーファーの「芝田満之」さん。

 

さすが、レジェンド! こういう場面には必ず登場します。

 

本当にこの独特な世界観、水平線をまるで抽象画のごとく、

写真に表現していく芝田さん独自の表現方法。

 

芝田.1

 

 

 

 

 

 

そして、この芝田満之さんの全面的な協力により、僕の本「MIND MAP」の中の

「12の言葉」が出来上がりました。

じぶんの言葉にどうしてもこの世界観が欲しくて、友人でもある芝田さんにお願いして

彼の作品を使わせていただきました。

 

芝田.2

 

芝田.3

今、振り返ってもこのコラボレーションは必然であり、この写真の力強さにより

本全体を深く、魅力的にしていただきました。

まさに感謝の一言に尽きます!

 

以前このブログでも紹介しましたが、

「ネイチャー・デコールの家に似合うアートって?」

https://www.nature-decor.com/blog/39156640-2/

芝田満之さんは、このシリーズでインテリア用に作品を用意していますので、

是非、ネイチャー・デコールの家のアートとして検討してみてはいかがですか?

シンプルな白壁に、このどこまでも続く水平線、、

そこには、すばらしい世界が生まれます。

 

 

 

 

「オーナーズ・ワールド」

08.インテリアコーディネート08.アート&ディスプレイ07.アンティーク&ヴィンテージ09.NDオーナーのライフスタイル12.リノベーション03.ギャラリーハウス(趣味の家)20.『ジュエリーデザイナーの家』

 

 

江戸川区で手掛けた、住職併用住宅のリノベーション「ジュエリーデザイナーの家」

本日、竣工撮影が行われました。

 

細部に渡る、オーナーのこだわりが行き渡った、

まさにオーナーズワールドが出来上がってます。

 

その中でも、各コーナーごとにストーリー性を持たせたディスプレイが、

ショップディスプレイの様で、目を楽しませてくれます。

 

家全体の紹介は、近々にネイチャー・デコール、ホームページのWORKSで

見ていただけますので、今回はこの家のコーナーディスプレイを中心にご紹介します。

 

 

関.1

関.2

ベッドルームのガラスケースディスプレイ。

 

オーナーのこれが好き!という世界観が伝わってきます。

 

 

 

関.3

関.6

関.5

リビング&ダイニングのコーナーディスプレイ。

 

何年も掛けて、コツコツ集めてきたコレクションの様です。

お気に入りのアンティークのガラスショーケースに陳列ディスプレイしています。

 

家具の取っ手や照明器具、つまみ類などもいつかリノベーションをする日を

夢見て、買いそろえてきたモノ達です。

 

 

 

 

関.4

関.7

これは、仕事場の一角です。

 

ヨーロッパのクラフトマンのアトリエをイメージさせますね。

 

こうして、長い年月を掛けて揃えてきたモノは、一貫したイメージの統一が

もたらされ、ひとつの世界観が生まれます。

 

この家のオーナーさんは、女性ジュエリーデザイナーで、自らのオリジナル作品を

創り上げている人です。

今回のリノベーションを機に、リビング&ダイニングをサロンの様にして、

自分の製作した作品を広めていく場にしていくという構想をお考えです。

 

特徴のある一点ものの作品なので、ショップや展示スペースで見せるより、

自分の好きな世界観の中で、ライフスタイルも投影させながら、

好きな人だけに、自分の作品を伝えていきたい、

この家は、そんな新たなステージとなるようです。

 

 

「ネイチャー・デコールの家 やってはいけない10の事」

08.インテリアコーディネート08.アート&ディスプレイ09.想うこと

 

デザインのある暮らしは、日々の生活を豊かにします。

 

ネイチャー・デコールでは建築と共に、インテリアもトータルで提案しています。
建築のコンセプトやその家のライフスタイルにあった、
家具やインテリアをコーディネートしていくことは、とても大切です。
逆にその部分を蔑ろにすると、全てが台無しになってしまう、
と言っても過言では無いでしょう。

 

そこまで気にしながら家創りを進めていっても、
竣工後の家に行ってたまに遭遇する残念な事があります。

 

そこで今回は、「ネイチャー・デコールの家 やってはいけない10の事」と題して、
その後の暮らしぶりにおいて、私自身が感じた、改めたいインテリアについてお話しします。

 

サイン

 

1. 残念な壁掛け時計

引越祝いなどでプレゼントされてしまうケースもあるのでしょうが、
壁掛け時計はインテリアの中でかなり目を引く存在です。
デザイン過多なモノや主張し過ぎるモノは避けて、ここはシンプルで
さりげなく空間に溶け込むモノにしたいですね。

 

2. 壁に無造作に貼られたカレンダー

特に会社名がドーンと出ている営業カレンダー、これはいただけません。。
お子様の学校のイベントやスケジュールを書き込んだり、、
と何かと重宝されてるのでしょうが
リビングやダイニングなど人の集まる場所でなく目立たないコーナーに、
インテリア的にも目障りでないデザインのカレンダーにしたいですね。

 

3. 花器、観葉植物の鉢

空間にグリーンを取り入れるのはとても良いことですが、どんな観葉植物にするか?
という事ばかりに気を取られてしまい、花器や鉢はインテリアとミスマッチなところを
よく見ます。まわりの素材とあえて外した異素材を取り入れてみたり、
シンプルでモノトーンな色味にしたり、ここは十分気を使っていきたい部分です。

 

4. 柄を主張したインテリア

うまくアクセントとしてインテリアのポイントになれば良いのでしょうが、
柄を取り入れていくのはとても難しくテクニックが必要です。
自分の手作りや思い入れが先走りしてしまうものも、「柄」です。
ここは、控えめに引き算のインテリアでいきたいですね。

 

5. 民芸調な家具

自然素材で構成されたネイチャー・デコールの家。だからといって家具やインテリアに
木の素材感ガンガンな民芸調な家具などを導入すると、とたんに空間がまったりと
野暮ったくなってしまうもの。

全体のバランスを配慮した素材の配分はとても大切です。

 

6. カバー系は要注意!

折角素材感にこだわったテーブルを導入したものの、傷や汚れが気になるからといって
ビニール系のカバーを掛けたり、テーブルクロスでくるんでしまってはもったいない。
傷や汚れも「生活の足跡」としてしまいましょう!
また、少ない例ですが 、トイレの便座カバー、トイレットペーパーカバー、柄マット
の3点セット、それも「柄物」で。。

これはご家庭感が満載なので絶対に避けたいですね。

 

7. 蛍光灯の光

蛍光灯でもLEDでも、いわゆるあの青みがかった光。
昭和な居間を思い出してしまいます。厳選した照明器具もそれでは台無しです。
色温度のある暖かい色は、肌も綺麗に、食事も美味しそうに、
なにより空間が色っぽく見えますね。そのような暖色系な明かりにして下さい。

 

8. メモリアル、自分史、記念品

何かで表彰された、海外旅行の写真、子供の成長の写真、家族代々の大切な歴史。。。
どれも大切なものですね、でもアメリカンファミリーの家では無いので、
それらがドサッと!リビングにあるのはどうかと思います。
いくつかセレクトして間引きしながらディスプレイしたり、
あらかじめメモリアルコーナーを決めておいたり、プライベートゾーンでの
ディスプレイをオススメします。

 

9.  家電や生活雑貨の色

冷蔵庫や家電を新規に購入される場合はまずは無難な「白」にして下さい。
パステル調な色、木目や石目の◯◯風な色、これは間違いなく空間を壊します。
また、食器なども柄や色を取り入れるのは上級者、まずは無難な「白」やシンプルな
ものでまとめていって下さい。

 

10. ライフスタイルの変化で後から加わってきたモノ達

ピアノ、犬のケージ、水槽、マッサージチェア、、、当初の設計段階では予定されな  かったものが、その後のライフスタイルの変化で出てきたモノ。それらが中心になって しまい、なんの配慮もなくただ配置されてるケースが多々あります。その場合はいまい ちど全体のレイアウトを一から見直して、バランスを考えて導入していって下さい。

 

 

以上が、 「ネイチャー・デコールの家 やってはいけない10の事」です。

 

ネイチャー・デコールのオーナーさんはとてもこだわってる方が多く、
デザインのある暮らしを大切にされています。
だからこそ、一般的な日常ではあたりまえのちょっとしたことが、
空間全体を台無しにしてしまうこともあります。

 

折角、時間を掛け、お金を掛け、こだわって創った自分仕様の家。
大切に更に磨きを掛けていきたいものです。

 

機能よりもセンス!
その美意識こそが生活をより豊かにしてくれるものだと、私は考えます。

 

関連情報「ネイチャー・デコールの家に似合うアートって?」
→ こちらから http://ourahiroshi.doorblog.jp/archives/39156640.html