01.アイアン

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「定番化している人気のアイテム・アイアン&ガラスパーテーション」

01.アイアン06.家創りのヒント02.ガラス

 

ネイチャー・デコールの家では、定番化している人気のアイテムのひとつ、

それが「アイアン&ガラスパーテーション」です。

私どもの過去の作例をご覧になったお客さんから、設計のオーダーの中で

是非組み込んでもらいたい、そんな要望が多いものです。

 

価格的にもかなり高額になってしまうアイテムですが、

それでもその意匠性と空間に与える役割としてもまだまだ人気があります。

 

以前のブログの中でも、効果的な活用法とインテリアデザインにマッチさせた

事例を細かく紹介させていただいてます。

https://www.nature-decor.com/blog/「まだまだ人気のアイアン&ガラスパーテーショ/

 

 

 

 

そしてここ最近の事例もご紹介します。

 

 

1. 玄関ホールの風除室部分に設置. 1

アイアン.1

 

 

2. 玄関ホールの風除室部分に設置. 2

アイアン.6

 

 

 

2. 玄関脇のホームオフィスのパーテーション&ドア

アイアン.2

 

 

 

3. 皆が集まるダイニングからも見える、音楽ルームのドア

アイアン.3

アイアン.4

 

 

 

こんな感じに、色々な用途で使われているのが、

「アイアン&ガラスパーテーション」です。

 

 

 

 

 

 

「まだまだ人気のアイアン&ガラスパーテーション」

01.アイアン06.家創りのヒント02.ガラス

 

ネイチャー・デコールの家で人気のアイテムのひとつに「アイアン&ガラスパーテーション」

があります。ここ10年くらい前から人気でもう定番化されそうなものですが、

アイアン&ガラスパーテーションは、パリスタイル・カフェスタイル・

ロフト&SOHOスタイル・フレンチスタイルと色々なデザインスタイルに

融け込みマッチします。

キリッとしたスチールの細いラインとその質感が空間を引き締めてくれます。

 

それでは、どのような場所でアイアン&ガラスパーテーションを利用しているか、

効果的な活用法とインテリアデザインにマッチさせた過去の事例をもとに、

ケース毎に見ていきましょう。

 

 

 1. 階段ホールや廊下の仕切りとして利用したケース

パーテ.1

 

パーテ.2

 

パーテ.3

なかなか光が取り込みにくい階段ホールや廊下の仕切りなどの大きな面に使用。

ガラスにすることで、他の窓から室内へ光を取り込んだりする場合に効果的です。

また、ガラスを使い部屋を繋げて見せていくことで、階段ホールや廊下により広がりを

感じさせることが出来ます。

この写真から、想像して下さい。これが普通の壁であったらこのような開放感は

感じられないと思います。

 

 

 

 

2. キッチンの間仕切りとして利用したケース

パーテ.4

 

パーテ.5

 

パーテ.6

キッチンにこもって、ひとり黙々と料理を、、なんて楽しくないですよね。

キッチンに居ても、ダイニングの様子が感じ取れたり、声を掛け合えたり、

そんなイメージで緩く仕切る時に効果的です。またキッチンってどうしても作業してると

散らかりやすい場所。そんな場合でもアイアン&ガラスパーテーションがあることで、

手元を隠してくれたりと、オープンなキッチンに比べて気を使わずにキッチンで作業できる

そんな利点もあります。

 

 

 

3. キッズルームの間仕切りとして利用したケース

パーテ.7

 

 

 

 4. ホームオフィスの間仕切りとして利用したケース

パーテ.9

 

 

 

5. わんちゃんのドッグスペースとして利用したケース

パーテ.10

 

 

 

6. 吹き抜けを見下ろすDENとして利用したケース

Exif_JPEG_PICTURE

 

このように、アイアン&ガラスパーテーションは、

その家のライフスタイルに合わせた色々な用途としての利用法があります。

ポイントとしては、壁として完全に仕切ってしまうのに比べ、

人の気配が感じる程よい距離感と

ガラスにより緩く空間を繋げていく事で部屋自体が広く感じます。

そして、アイアン&ガラスパーテーションを使う事でその場所はその家の特別な場所にもなり

空間のアクセントになってくることは間違いないでしょう。

 

機能を満たすだけでなく、デザインスタイルに合わせて

よりデザイン性をアップさせていく役割が、

「アイアン&ガラスパーテーション」ではないでしょうか。

 

 

 

 

 

 

 

 

「図面の中に表現しきれないモノって、、」

02.古材01.アイアン04.ロフト&SOHOスタイル02.左官02.タイル02.ブリック11.ネイチャー・デコール02.石20.『TOKYO LOFT STYLE』の家09.想うこと

 

家作りにおいても、ものを事前に目で見て納得して買う、、

それは、カタログだったり出来ているモノが展示されているショールーム

だったり、、それが多分世の中の一般的な家の売り方でもあり、しっかりした

モデルルームを持った、ハウスメーカーなどのやり方です。

 

ところが、ネイチャー・デコールの家には、図面の中の線や仕上げ表で

表現出来ないモノがとても多いのです。

実際のモノが、現物として事前に目にすることが出来ない、、

新規のお客さんにネイチャー・デコールの家の特徴を話すときのひとつに、

そんなことをよく口にしますが、それでは実際にそれってどういうモノなの?

という部分について、過去の事例から具体例をご紹介します。

 

図面の中で表現でないもの、光や影・空気感・など感覚的なものも含め

いくつかありますが、

その中でも、今回はネイチャー・デコールの家で最も特徴的な

「素材・マテリアル」についての話しをしていきます。

「素材」もカットサンプルや色見本で部位としての確認はして頂く事は

出来るのですが、それが空間の中に立ち上がってきて、

他の素材とどのように影響し合っていくかは、もはやイメージスケッチを

見ながら、頭の中で想像してもらう、という部分が必要になってきます。

 

今回の事例は、2011年完成の「TOKYO LOFT STYLE」の家。

僕の中での自信作の一邸です。

 

1.木の表現

描けない.木1

古材を使ったヘリンボーンの床

 

カットサンプルを並べて事前に確認してもらいますが、

古材の配置や色の濃淡、木目の感じや表面のプレーナーの処理で

表情はかなり変わってきます。

 

 

 

 

2.左官のテクスチャー

描けない左官.1

描けない左官.2

描けない左官.3

一番上は、室内の珪藻土のテクスチャー

真ん中は、外部左官のテクスチャー

一番下は、フランス漆喰アバナ

 

これらの素材は、A4サイズの仕上げサンプルで事前に確認頂き、

実際に現場で仕上げる時に再度立ち合いの上、テクスチャーを最終決定

していきます。

A4サイズのサンプル見本からこの左官のボリュームをイメージするのは、

やはり一般のお客さんには難しい様です。

 

 

 

 

3.石やタイルのバランス

描けない石.1

描けない石.2

描けない石.3

描けない石.4

どれも、ネイチャー・デコールの家ではおなじみの石やタイル、ブリック

 

ここでポイントになってくるのは、素材ひとつひとつに表情があるので、

それを大きな面に施工した場合の配置や色バランスです。

同じような色やかたちを近づけ過ぎないで適度にばらしていく。

目地の巾や色、そして目地の深さなどでも仕上がりの印象が変わります。

 

 

 

 

4.スチールの表情

描けない鉄.1

描けない鉄.2

描けない鉄.3

鉄の素地の「黒皮」の状態をどのように自然に見せていくか。

 

塗装の仕上げで色付けをしない鉄本来の「黒皮」の状態はとても良いもので

自然素材の家にも馴染みます。

ただ、素地がそのまま現しになると、鉄の黒い汚れやいずれ錆びてしまう、

そこで、使う場所場所で鉄の素地感を生かした、仕上げ方を変えていきます。

 

特に真ん中の写真の様なキッチンカウンターの上などは、光沢の出ない

ウレタンでコーティングしていくなど、気を使う場所です。

このような場所では、ウレタンを施してもいずれ色も落ちてきたりどんどん

変化をしますが、それも楽しめる包容力も必要ですね。

 

一番下の写真は外部で使用した場合。正直、鉄の素地感というのもからは

かけ離れてしまいましたが、ここはやはり外部なので錆びや耐久性を優先しての

選択で、全体的にはハンマートーンの塗装を施しました。

 

 

 

 

 

5.個々の素材を組み合わせていくと、、、

描けない組みあわせ.1

描けない組みあわせ.2

描けない組みあわせ.

それらのひとつひとつの部位を組み合わせていき、

このような空間が生まれていきます。

 

こうして見てもらうと、ネイチャー・デコールの家はひとつひとつの

素材の持ち味や特徴を吟味し、それを全体に組み合わせたときの

バランスを俯瞰でイメージしながら、積み上げていく。

そんな家の創り方になってきます。

 

確かに「家」とはとても高価なものです。

そんな高価なものなのに、モノを見て納得して決められない、、、

そこは勿論わかりますが、大切なのはモノ単体ではなく、

個の素材がオーナーの求める全体感にマッチした空間であり、

コーディネートのバランスとセンスです。

 

 

家創りのコンセプトを明確化し、

個対応でオーナーの求める独自の世界観を具現化していくためには、

カタログやモデルルームではわからないもの、見えてこないものが、

実は一番必要なのではないでしょうか。

 

 

 

 

 

「雑誌の撮影と取材が行われました」

01.アイアン05.アウトドアリビング(軒下・カバードポーチ)05.ガーデン&外構03.庭で過ごす09.NDオーナーのライフスタイル11.メディア05.二階LDK

 

本日は、雑誌の撮影と取材が行われました。

 

雑誌はハウジング誌で、扶桑社「住まいの設計」

今回の取材テーマは、「ガーデンハウス」

建築とガーデンのコラボレーションによってつくられた家ならではの、

心地よさ、快適さ、楽しさを中心に一軒の家全体を取り上げていく取材です。

 

今回も、初期段階からいつものガーデナー、ガーデン&ファニチャーさんとの

コラボでデザインしていきました。

 

木原.1

ガーデンの写真撮影も多かったので、天候が気になりましたが、

今日は、朝からの青空、晴天に恵まれました。

 

 

木原.2

木原.3

玄関脇からのガーデンスペース。

 

オリジナルデザイン制作品のアイアン門扉から導かれる

パーゴラをかけた、石畳のガーデンアプローチ。

 

この時期なので、お花は見れませんが、

春には、このパーゴラに綺麗なバラで溢れるようです。

 

 

 

木原.4

外から直接、2階のアウトドアダイニングに行ける、外階段回りも

しっかり統一感を出しながらデザインをしています。

 

木原.7

階段を上がりきると、キッチン前のテラススペースへ。

 

キッチンから出て、すぐにハーブを使えるよう、外にはキッチンハーブが。

 

 

 

 

 

木原.5

木.2

階段下は、こんなコーナーで、ガーデン用シンクやガーデングッズがしまえるような

おしゃれなベベルサイディングを使った、ガーデンシェッドになってます。

 

 

 

木原.6

木.1

2階リビングからの、アウトドアダイニングの光景。

 

この家は、緑溢れる西側隣地の公園の借景を取り込むために、

2階LDKで計画されました。

 

外には、緑しか見えず都心でありながら、どこかのリゾート地に来たかのような

この景色は、一番の癒し&リラックスポイントになっているようです。

ここで、ビールを飲んだりホームBBQをしたりが、週末の楽しみとのこと。

 

住み始めてちょうど6年目になりますが、とても温かくコージーな風が流れていました。

 

 

 

「小平の家 引渡し」

01.アイアン00.現場05.階段03.ペットと暮らす04.フレンチスタイル20.『ワンニャン・ライフ』05.二階LDK

 

昨日、「小平の家」 なんとかぎりぎり、外構工事を残す建築側の引渡しを終えることが出来ました。

 

引渡しの翌日には、引っ越しということもあり、現場も慌ただしい追い込みでした。

 

ご夫婦とペットの猫が暮らす、延べ床面積約30坪のコンパクトな家です。

近隣の住宅環境を配慮し、採光と天井高さを確保するべく、

2階LDKのレイアウトにしました。

 

 

荒.1

玄関ホールには吹き抜けを設け、外のパティオと繋がる様な広がりがあります。

 

高さ2400ミリのインパクトのあるアンティークのドア。

 

 

 

荒.2

荒.3

2階へはスチールの螺旋階段で。

 

まだ外構が仕上がってませんが、パティオは2500ミリの高い塀で囲われ

玄関ホールと繋がる、完全なるプライベート空間になります。

正面にはシンボルツリーを配置して、四季を感じられるドライガーデンとします。

 

玄関ホールには南側に設けた大きな高窓からサンサンと日差しが差し込みます。

 

 

 

荒.4

螺旋階段を上って2階に上がると、アイアン手すりのブリッジの様な廊下。

 

 

 

荒.5

各ドアには、猫がどの部屋にも行き来できるように、猫用の開口があります。

 

 

 

荒.6

荒.7

荒.8

2階のLDKの全景。

 

勾配天井による、高い天井高からは、北側トップライトで充分な採光を確保。

2階LDKの利点は、このような事が出来るのが良いですね。

住宅が密集していて、1階にはなかなか日差しを取り込むことが出来ない、

また、1階で吹き抜けを取るほど、全体床面積を確保出来ない、、、

そんな時は、2階LDK案がオススメです!

 

今回のお宅では、壁天井にあまり質感(素材感)を強調したくない、

ということで、白い平坦な面に若干陰影が出せる、フランス漆喰の

「アバナ」を白で仕上げました。

いわゆる珪藻土とも違う、また漆喰や塗装とも違い、フラットで光沢感のある

上品な仕上げが表現出来ました。