01.アイアン

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「螺旋階段のエントランスホール」

01.エージング・ペインティング01.アイアン05.玄関・アプローチ05.階段

 

約8帖のエントランスホールに広がりを見せる為に、
抜けの良いスチールの螺旋階段を設けた事例です。

床は玄関のたたき部分からホールまでを
同一素材で統一させ、フロアが自然に繋がる様に見せてます。
たたきの立ち上がり部分も柔らかなアールを用いて、
螺旋階段同様に極力直線のラインを排除したデザインになってます。
そして、正面の大開口折れ戸を開けると、ワイド2400㎜の間口で、
四季を感じる中庭へと繋がります。
ネイチャー・デコールではお馴染みの、
玄関前のピクチャーウインドです。
正面のレンガ風壁、実はお隣の外壁を
借景にさせていただいてます。
この4帖程の小さな中庭ではありますが、
空間の奥行き感にプラスして、
ライトコートとしても、エントランスホールに自然光を運んできてくれる役割があります。
この東側の光がとてもありがたい!
エントランスホールには、
間口1800㎜ 高さ2100㎜のたっぷり収納の
シューズボックスを造作しました。
シンプルなエントランスに打って変わって、コッテリとした面材にグレーッシュ
な独特なエージングで仕上げてます。
このミックス感が、ネイチャー・デコール流デザインですね。

「二世帯住宅のエントランスまわり」

01.アイアン05.玄関・アプローチ05.階段05.高天井

 

二世帯住宅のエントランスまわりについて、

3年程前に竣工したお宅の事例からの見所を紹介します。

この家は完全分離型の二世帯住宅で、
延べ床面積約100坪というかなり大型の計画でした。
ファサードはネイチャー・デコールらしい、アイアンのオリジナル門扉で
迎えてくれます。
二世帯分のそれぞれのインターフォンとポストが設置されています。
ファサードのホールは高い天井と天井からのアイアンのシャンデリアが象徴的です。
回廊の様な長いアプローチを歩き、
玄関まで誘導されます。
玄関のドアは共用で、一枚ドア
重厚な木製オリジナルドアは、
濃い目に染色した古材に、鉄の鋲を打ち込んだ、ワイルド感溢れるデザインにしました。
ドアを開けると、2.5帖程のシューズストック、

そして、天井吹抜けのエントランスホール。ホールの広さは8帖強でファサードと同様、

天井からはアイアンのシャンデリアがインパクトをもたせてます。

このエントランスホールまでが、共用のゾーンとなっており、
デザインされたモダンな階段で上下左右に独立した二世帯空間があります。

そして共用ゾーンのもうひとつの目玉としては、このエントランスホールから直接、

庭にアクセス出来ることです。

間口2500mmの大開口折れ戸を開くと、
この広いエントランスホールが更に、
外へと繋がり、開放的でリゾート感溢れる、非日常な世界へと広がります。
二世帯共用の庭は、大きな屋根のある

カバードテラスと芝生のゾーンとで構成されていて、雨の日でも外の空気を感じられる、

このカバードテラスはとっても重宝されている様です。

家族皆でのBBQや仲間を大勢集めての
ホームパーティが多いこの家では、
この庭で過ごす時間が多いそうです。
程よい距離感のある、二世帯住宅、
「生活を楽しむための家」。
参考にしてください。

「コの字型 オーダーメイドキッチン」

01.造作家具02.古材01.アイアン03.こだわりのキッチン05.キッチン20.『COZYな時間の流れる家』

 

コの字型 オーダーメイドキッチンの事例です。

荒々しさを抑えた古材とスチール、

そしてグレー天板のシックなオープンキッチンです。

間口2700のゆったりサイズのキッチンは
上部に吊り戸棚を設けず、
下部収納だけでも収納量たっぷり。
シンクの設置された天板部分は奥行を
95センチもたせ、両面からの使用が可能です。
95センチの天板はアイランドカウンター的にも使用出来、
そのボリューム感もなかなかなものです。
天板には、黒に近いグレーでシックなイメージにまとめています。
傷の付きにくい、人口大理石を採用しました。
アイランドカウンターの上には、
オープンの古材の棚をアイアンで吊りディスプレイ棚としました。
棚の下には、ワイングラスホルダーも
忘れずに設置ですね。
一部にFAXや電話を置いておくオープンコーナーを設け、下部の棚はスチールロッカーの様な扉をオリジナルで製作。
扉や引出しは、風合の加減を調整した古材と黒皮のスチールフレームで製作。
小さなカトラリーや小物なども分類しながら収納出来る様、小さな引出しを沢山用意してます。
キッチンの内側は引出し式収納を中心にしています。
回転トレーとワゴンが設置されたコーナー部分。

「二世帯住宅 サプライズエントランス」

01.アイアン06.家創りのヒント05.玄関・アプローチ03.二世帯住宅(多世帯住宅)

今回は今から11年前の2003年の事例から、二世帯住宅のエントランスを紹介します。

完全分離型のこの二世帯住宅ですが、
エントランス部分を共有にし、
そこにとても贅沢でサプライズなスペースを演出しました。
まず、両開きのアイアンのエントランスゲートが、この御宅のファサードとして
迎え入れてくれます。
アイアンの格子から、奥の様子が少しだけうかがえ、奥への期待感が高まってきます。
エントランスゲートを開けると、
玄関ホールの前室的な空間があり、
インパクトのある、重厚な木製の玄関ドアが目に飛び込んできます。
アイアンエントランスゲートも
木製の玄関ドアもこの家の為にデザイン
された、オリジナルのハンドメードです。
そして、重厚な玄関ドアを開けると、
約8帖の玄関ホールとなります。
季節柄、玄関には大きなクリスマスツリーがディスプレイされていました。
この玄関から、親世帯、子世帯とそれぞれのドアがあり、ここがお互いの共有ゾーンとなっています。
外部から連続して貼られた素焼きのテラコッタタイルが、外~中を一体感として
繋ぎ、より奥行き感を演出します。
そして、正面には全開口の木製折れ戸があり、そのままガーデンへと誘導されます。この二世帯住宅では玄関ホールとガーデンを共有ゾーンとして計画されました。
更に、この玄関ホールは吹き抜けの勾配天井になっていて、高窓の大開口からは、南の光を存分に取り込み、いつも
自然光に溢れています。
天井からは、オリジナルデザインの
アイアンシャンデリアが吊られています。
ストーリー性のある、サプライズなエントランスホールの事例です。

お菓子や ビスキュイさん、遂にリニューアルオープン!

01.アイアン04.サンタフェスタイル00.現場05.外観05.ガーデン&外構11.ネイチャー・デコール09.NDのオーナーさん01.サイン・看板・ロゴデザイン12.ショップデザイン20.『お菓子屋 ビスキュイ』

 

三回目のリニューアルで引き続きショップデザインを手掛けさせて頂いていた、
柴又の「お菓子や ビスキュイ」さんが昨日リニューアルオープン しました!

丁度10年前にケーキ店の新築を行い、その3年後 イートインコーナーを併設した
カフェを増築し、そして今回はバームクーヘン工房の新設とケーキ店の増築を
行いました。

ビスキュイ
これは、ケーキ店のファサードです。
モダンサンタフェをテーマにファサードはデザインしています。

このビスキュイさんでは、
建築デザインからサイン計画、そしてガーデンデザインとトータルにデザイン提案
させて頂いてます。

 

 

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受付
そして、2014年10月11日 リニューアルオープン当日。

まだ、お店がオープンする9時前から、新柴又の駅を降りるやいなや
この行列、、
前回のオープン時も1000人の人が並んだという伝説が、
また塗り替えられるか、今回の最高時にはなんと、4時間待ちにもなったようです!

ディズニーランドのアトラクションでもそんなに並ばないですよね!

普段の土日でも、ポーターさんを付けてお店に誘導するとのことですが、
そのお客様の愛されてる一番の秘訣は、なんといっても老若男女を問わない、
広いターゲットに向けて、誰でも美味しい!と言える、そんな昔ながらの
素朴な味をベースにしながら、日進月歩 常に新しい驚きをトッピングしているところに
あるようです。

ビスキュイさんは、数あるオシャレなケーキ屋さんの中でも、
いつも東京の売れてるお店ベスト10に入っている、
そんな人気のケーキ屋さんです。

ショップ全景

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新しくなったショップの全景と、ガーデンを含めた外観のデザインを
少し紹介します。

ショップを彩どるガーデン計画はやはりかかすことは出来ませんね。

ガーデンは、いつものガーデン&ファニチャーズさんが
軽井沢から駆けつけ施工して頂きました。

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天井

そしてオリジナリティのある、サインとグラフィックデザインを加えて
ようやくお店らしい構えが出来上がってきます。

ビスキュイさんのケーキをモチーフに 、ロートアイアンで作った
正面の大きなアイアンサインが特に美味しく表現出来ました。
また、天井に描いた「バームクーヘン物語」も、
可愛らしく、プスッ!と笑えるものになりました。

 

この爆発的な発進力と話題性は、住宅デザインとは
またひと味違ったショップデザインの醍醐味です。

ネイチャー・デコールの掲げてるコンセプトのひとつに、
「お店のような家 家のようなお店」…というのがあります。

お店において、家に居るときの寛ぎ感や居心地の良さというのは欠かせない付加価値に繋がります。
また家においては、お店のような非日常性やホスピタリティというのが、
生活感の伴う家の中での、大切なスパイスにもなります。
それは、単に表層の色や素材の目先を変える事ではなく、
人の心理をも左右する内面的なものをデザインしていくことだと考えます。

ネイチャー・デコールの他とは視点の違う、
住宅デザインのベースというのは、こんなところから生まれています。