Don't think. F E E L ! 大浦比呂志の五感で感じる暮らし

ネイチャーデコール主宰 建築デザイナー大浦比呂志のこだわりの世界観を、建築、インテリアの事例やライフスタイルにスポットをあてながら紹介して参ります。

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01.擬石・擬木・造形一覧

  • 2018/05/09

    「イメージは、MAISONS en PROVENCE その3…

    00.現場01.擬石・擬木・造形04.フレンチスタイル05.外観

     

    皆さん こんにちは

    ネイチャーデコールの大浦比呂志です。

     

    一枚の南フランス郊外の建物の画像から住宅のエントランスを再現しました。

    玄関ドアはフランスのアンティークドアをリペアしながらも、

    なるべく原型のエージング具合は生かすよう、塗装によるリペアは最小限に止め、

    時代感を残すようにしました。経年美化ですね。

     

    そして特徴的な大きな石積みのドア回りの構え。

    実際にはここまで大きな石を積み上げていくことは難しいので、

    その部分はいつもの造形集団の登場。

    イメージ画像を見ながら、石の質感を丁寧に手作業で作り上げていきます。

     

    造形作業は何工程にもおよぶ作業で、手間と時間を要するものなのですが、

    石積みの造形が出来上がるまでの工程の一部をダイジェストで紹介します。

     

     

     

    下田.1

    これが出来上がりの全景

     

     

     

     

     

    下田.2

    造形モルタルで石積みをかたち作ったあとからのプロセスが以下です。

     

     

     

     

     

     

    1. 石の部分と目地の部分を一緒に作らず、目地は目地で分けていき

    石やタイルを貼るときのようにあとで目地を入れていきます。

    下田.3

     

     

     

     

     

     

    2. 目地自体の深さも打合せして適当なバランスの深さで目地をおさえ仕上げていきます。

    下田.4

     

     

     

     

     

    3. 造形が終わり、目地が入ると今度は石に自然な陰影を付けていく色付け

    エージング作業が入ります。

    作業もニコニコと楽しそうですね(笑)

    下田.5

     

     

     

     

     

    4. 石のコーナーも自然な欠け具合や、穴開けなどをおこない、

    より石らしく見えるように造形していきます。

    下田.6

     

     

     

     

    5. フィニッシュワーク

    俯瞰してみたり、接近してみたりといろんな方向から全体を見ながら

    色具合と造形を整えていきます。

     

    下田.7

     

     

     

    6. 完成!

     

    下田.8

     

     

    どこの国?

    かなり日本離れした面構えのエントランスに仕上がりました。

     

    職人さんの技術と情熱、そしてセンスが伝わる仕事ぶりですね。

     

     

     

    大浦比呂志(ネイチャーデコール主宰)

     

     

     

     

     

     

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  • 2018/01/15

    「火をインテリアに取り入れる」

    01.擬石・擬木・造形03.暖炉の火を楽しむ20.『海外生活経験をベースに』

     

     

    このブログでもなんどかお話ししている「バイオエタノール暖炉」

     

    去年の7月にお引き渡しをした横浜市のY様邸

    昨日お呼ばれして、素敵な暮らしぶりを覗かせていただきました。

    お引っ越しされてから、夜の感じを見せて頂いたのがはじめてでしたが、

    その中で特に印象的だったのが、「バイオエタノール暖炉」の活躍ぶり。

     

    最近のネイチャーデコールの家でもよく提案させてもらってる、

    お気に入りのアイテムのひとつです。

    実際、お使いの様子を体験してみると、これがやはり良い!

     

    暖炉やストーブの様に、その存在を主張し過ぎないのが

    気に入っているポイントのひとつなんです。

    勿論、暖炉ありきで部屋のインテリアの中心的存在でデザインしていくケースもありますが、

    この「バイオエタノール暖炉」は、造作の家具などと一体化させることで、

    家具の一部として、必要なシーズンだけ活躍してもらえる、そんな暖炉なんですね。

     

     

     

    暖炉.1

    この様に、造作家具の天板に仕込むことが可能。

    普段はフラットな天板にステンレスのカバーが付いているだけで、とてもスッキリ

    その存在が気付きません。

     

     

     

     

    暖炉.2

    暖炉.3

    インテリアの一部として、「火」を取り込む。

    これがこの「バイオエタノール暖炉」の良さです。

     

    火が燃えてるように見える、フェイクのガス温風ヒーターなどと比べても、

    こちらは本当の火なので、その動きを眺めているだけで、とても癒されます。

    擬石の壁にもこの火がよく似合ってます。

     

     

     

     

     

    暖炉.4

    熱ガード様に耐熱ガラススクリーンを置き型式で用意しました。

    ガラスを通して、火を楽しむのもまた良しで、この感じもなかなか素敵です。

    ガラスへの火の映り込みにより、奥行きを感じます。

     

    気になる回りへの熱の伝わりですが、火のまわりの天板や背面を触れてみても、

    あつ!と、熱を伝えているわけでもなく、手で触れても熱さを感じないです。

    それでいて、ある程度の部屋を暖めていく、補助暖房としての役割も十分果たしています。

    たまに窓を開けるなどして、換気だけは注意して使って下さい、

    とメーカー側では言ってます。

     

    この日は、温度設定低めの床暖房との併用で使用されていましたが、

    寒い日にもかかわらず、程よい温熱環境でした。

     

     

     

     

     

    暖炉.5

    ゆるめのジャズをBGMに、「バイオエタノール暖炉」の火を楽しみ、

    すっかり落ち着いてしまい、オーナーさんが2本目の赤ワインを抜く頃には、

    我が家に居るようにリラックスしていました、、(汗)

     

    Yさん 本当に遅くまでありがとうございました。

     

     

     

     

     

     

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  • 2017/06/14

    「一枚のイメージ画像から忠実に再現」

    00.現場01.擬石・擬木・造形20.『海外生活経験をベースに』

     

    ここのところの忙しさから、このブログもかなり空けてしまいました。。

     

    若い頃から、継続して同じ事を繰り返し行うのがとても苦手な自分ではありますが、

    このブログの中では、発信することが多く、こんな事もお知らせしたい、あんな事も

    お知らせしたい、、と、まだまだお話ししたいことがいっぱいで、

    自分らしくなく結構続いているのが不思議です。

    そして、何日もこうしてブログの更新を空けてしまうと、罪悪感すら感じてしまうのも

    また、不思議です。 いつの間にか、そんなマメな自分になっていた。(笑)

     

     

    さて、今日はいま進行中の横浜市青葉区「海外経験をベースに」の家。

    7月の完成に向けて、仕上げの業者さんで賑わって参りました。

    今回お知らせするのは、ネイチャーデコールお得意の擬石WORKSについて。

     

     

     

    再現.1

    ヨーロッパの古い邸宅のイメージで、そもそもあった躯体の石積み構造の壁を、

    新しい住宅の中で再現出来ないか、、と考えていたところ、

    オーナーから渡された一枚の画像。

    なかなか良いバランスの画像ですね〜

    こんな石積みは、新たに石を積むことでは再現出来ないので、

    ここは、この画像のニュアンスをもとに、別の手法で創り上げていかないとなりません。

    となると、ネイチャーデコール・マジック、擬石WORKSの出番ですね。

     

     

     

     

     

    再現.2

     

    再現.2-2

    そして出来上がったのが、この壁です。

    窓廻りにまぐさ代わりのブリックのアクセントも入れながら、

    かなり忠実に再現出来ました!

     

    画像では伝わりきらない、石ひとつひとつのディティールや、目地の具合など、

    誇張してやりすぎない、といった自然感がとにかく重要で、

    良く目にする、アミューズメント施設やショップの様になってしまうとダメなんです。

     

    そうして出来上がった壁、これは本物の石積みの再現です。

     

     

     

     

     

    再現.3

     

    再現.4

    これは、はじめの造形の段階。

    ここでは、固まりが遅く肉厚(盛りつけ)がし易い、造形専用のモルタルを使用します。

    石を積み上げていくことをイメージしながら、絵を描くように人の手で形状を作っていく、

    という大切な工程です。

     

     

     

     

     

    再現.5

    造形が出来上がると、こんどは色付けの為に、いったん白でベースを作り、

    その上から、エージングの技術で石に濃淡を出していきます。

    ここでも、画像を見ながら絵を描くように着色していきます。

     

    そして、決め手となるのが目地入れ。

    実際の石目地みたいに隙間を目地で埋めていき、石が積み上げられた様な表現を作ります。

     

    ここまでの作業を、アーティスト4人~5人で一週間以上の日数を掛けて完成させていきます。

     

     

     

     

     

    再現.6

    一般的な家創りの常識を越えたフィニッシュワーク。

     

    完成して出来上がったものは勿論重みと存在感があるわけですが、

    素材やものを選んでいく工程であったり、壁一枚に費やす手間と時間、そして情熱。

    こうしたひとつひとつのもの作りの工程のバックストーリーが、

    家をより豊かなものにしていきます。

     

     

     

     

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  • 2017/01/29

    「インテリア性の高い暖炉」

    01.擬石・擬木・造形03.暖炉の火を楽しむ09.マイセレクション20.『三度目の家物語』

     

    今日ご紹介するのは、インテリアとしての「火」を手軽に楽しめる暖炉。

     

    先日引き渡しをした、「平塚の家」に導入した事例ですが、

    最近のネイチャーデコール設計のお宅ではかなり導入率の高いモノ、

    それが、このバイオエタノール暖炉です。

     

    バイオエタノールとは、トウモロコシやサトウキビなどを原料として作られた

    燃料で、有害物質や煙を発生させないエコな暖炉です。

    そしてなにより大げさな煙突工事が必要無く、まわりのデザインに合わせて

    「火」をインテリアの一部として楽しめることが一番大きな利点でしょう。

     

    暖炉.1

     

     

     

     

     

     

    暖炉.2

    リビングルーム側

     

    暖炉.3

    ダイニングルーム側

     

    この家では、部屋の中心に暖炉を設置し、

    ガラスを通して、リビングルーム側からもダイニングルーム側からも

    「火」を楽しめる様に設計しました。

     

    丁度部屋の中心に来る2本の構造柱を大きく巻き込み、

    構造柱を見せずに空間に馴染ませております。

     

     

     

     

     

    暖炉.4

    燃料の注入・着火・炎の調整や消火まで操作も覚えやすく、

    安全性というのもこのバイオエタノール暖炉の利点のひとつですね。

     

    静かに立ち上がるこのオレンジ色の火は、癒されます。

     

     

     

     

     

    暖炉.5

     

    暖炉.6

     

    そして、暖炉の廻りを演出してくれたのは、

    いつもの造形集団による擬石です。

    今回もかなりの精度でいかにも本物の石のごとく創り上げていただきました!

     

    実際はこんなに大きな石は一般の住宅において積み上げることは

    不可能なのですが、その非現実的なシーンを作れてしまうのが、

    擬石を取り入れていく上での、最大の魅力なんです。

     

     

     

     

     

    暖炉.7

    これは、以前お知らせした屋上テラスに導入した

    外部用のバイオエタノール暖炉です。

     

    内部にも外部にも、あらゆる場所で「火」を楽しむことが出来る、

    これからの空間の演出を彩る可能性を感じます。

     

     

     

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  • 2016/11/08

    「この擬石もダイナミックに仕上がりそう〜」

    00.現場01.擬石・擬木・造形03.平屋に住みたい20.『三度目の家物語』

     

    今日は朝から平塚〜藤沢〜大田区〜宮前区と進行中の現場回り。

     

    一軒目の現場「平塚・平屋の家」は、木工時が終わり

    ようやくこれから仕上げ工事に入っていく段階まで来ました。

    先日から入ってもらっている、擬石工事、

    これがまたダイナミックに仕上がってきそうです。

     

    擬石工事はいつもの、アーティスト集団の登場です!

     

    坂.1

    坂.2

    ちょうどいまの作業は、造形をしていく段階で、

    下の写真の様に起伏を持たせて全面にモルタルを塗りつけ、

    柔らかいうちに、石をリアルに削りだし造形をしていきます。

    勿論、すべてが手作業です。

     

     

     

     

    坂.3

    このように、いかにも石を積み上げた様にし、

    石 ひとつひとつにそれぞれ表情を持たせていきます。

     

    この造形作業が一通り終わると、今度はこの上から

    エージングで石を模した着色を施し、陰影などを出していきます。

    そして最後は、適正に目地を埋めていき仕上げとなります。

     

    この擬石工事は、もの凄い手間と時間を要する作業なんです。

     

     

     

     

    坂.4

    今回の家のイメージが、ミッドセンチュリーモダンなアメリカの

    平屋の家なので、そんな世界観をイメージしながら創り上げていきます。

     

    擬石はこのように、外から室内にガラスを通して繋がる様に見え

    吹き抜けのエントランスホールに8メートルの巾で作られます。

     

    迫力のエントランスホールが出来そうです。

     

     

     

     

     

    坂.5

    坂.6

    室内も、着々と仕上がってきています。

    これから左官工事が入るとネイチャーデコールの家らしい

    落ち着きが出てきます。

     

     

     

     

     

    坂.7

    ゆったりガレージも高天井から自然光が入り、気持ちいい〜!

     

     

     

     

     

    坂.8

    勾配の緩やかな屋根の、ミッドセンチュリー・アメリカンスタイル

    シートが外れたら、なかなか良いフェイスが出てきます!

     

     

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