Don't think. F E E L ! 大浦比呂志の五感で感じる暮らし

ネイチャーデコール主宰 建築デザイナー大浦比呂志のこだわりの世界観を、建築、インテリアの事例やライフスタイルにスポットをあてながら紹介して参ります。

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09.想うこと一覧

  • 2018/02/25

    「一生モノの家って、、、」

    00.現場09.想うこと

     

    皆さま たいへんご無沙汰しております。

    約一ヶ月ぶりのブログになってしまいました。。

    こんなに間を空けてしまったのもはじめてでしょうか(汗)

    相変わらず元気に、それなりに忙しく仕事させていただいてます、生きてますよ〜!

     

    さて、久々のブログ情報は兵庫県西宮で進めてきた住宅の引渡し前、検査の模様です。

    昨日、引き渡し前検査が行われました。

    私たちの横浜からは流石に遠方にあたる現場でした。

    だからといって、仕上がりやテイストがいつもの仕事と変わってしまっては、

    設計自体も生きてこないので、今回はいつもこちらで関わってもらってる

    工務店さんに現場の管理をお願いしながら、各工事会社さんは地元の業者さんを

    ハンドリングしながら進めて参りました。

     

    今回のオーナーさんは二軒目の注文住宅。

    以前からネイチャーデコールの事は気に掛けてくれておられたようでしたが、

    はじめの家は地元の建築会社さんで建てられたようです。

    そして、終の住処となる二軒目の家でお声かけいただき、この家が実現しました。

    またしても、そんな思い入れ深い家創りでした。

     

     

     

     

    行.1

     

    行.1-2

    はじめの家に比べてこの二軒目の家は、どちらかというと直線的でモダンな要素を

    取り入れていきたい、というオーナーさんの要望でした。

    自然素材を使いながら、メンテナンス性も考慮したい、というのも

    一軒目の家の反省点からでしょう。

     

     

     

     

     

    行.2

    年齢と共に「和」の印象も取り入れたい、

    ということで、エントランスホール正面にはモダンな和室(客間)を設けました。

     

     

     

     

     

    行.3

     

    行.3-2

     

    行.4

     

    行.5

    長いアプローチには、適度にフォーカルポイントを設けながら、

    外の借景や額縁を通して他の部屋のシーンや素材感が覗える様に設えてます。

    ポイントに「黒」を使い、ラインも直線的にシャープな印象を持たせながら、

    自然素材やボリュームのある古材の壁を対比させています。

     

     

     

     

     

    行.6

     

    行.7

    部屋の中心にくる階段はシンプルながら、空間を引き締めるシンボリックな

    役割を果たしています。

    ここでも、古材の大きな壁面が空間の中で圧倒的な存在感を見せています。

     

     

     

     

    行.8

     

    行.9

    色々なデザインのキッチン提案をしましたが、結果的に造作キッチンを止め、

    お金は掛かるけど高級システムキッチンで落ち着きました。

    メーカーは「キッチンハウス」のものを採用。

    このあたりも、以前の家での反省点でシステムキッチンを思い切られた様です。

     

     

     

     

     

    行.10

    行.ラスト

    シンプルな水廻り ミラーフレームに古材を使う。

     

    キッチンパントリー〜ユーティリティ〜パウダールーム〜ドレッシングルーム

    〜バスルームと、すべて引き戸で一直線に繋がる同線はとても合理的且つ機能的。

     

     

     

     

    今回の家は延べ床面積、約62坪。

    装飾性の高い一軒目の家に比べて、非常にシンプルで機能的。

    60代のオーナーさんは、この家を終の住処となるように、

    今までの暮らしで感じてきたこと、生活動線やメンテナンス性、等々

    プライオリティを整理しながら、設計中も工事期間中も何度も何度も自分で修正を繰り返し、

    ようやくこの家を完成させました。

     

    先々の生活スタイルを見越しながら一生の家を設計していくことって、

    実際とても大変な事ではあるのですが、

    初回面談からヒヤリングを細かくしていくことで、出来る限り一生モノの家を

    目指していくのが、ネイチャーデコールの家創りの考えでもあります。

     

    もしこのお宅、、一軒目の家でお声かけいただいたら、

    どんな家になっていたんだろう?

    帰りの新幹線でそんなことを考えていました。

     

    また、今回のオーナーさんとの出会いに感謝です!

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

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  • 2017/09/02

    「プレゼンに至らなかった6つのケース」

    06.家創りのヒント09.想うこと11.ネイチャーデコール

     

    今回も、設計契約前の初回面談からプレゼンテーションについてのはなしです。

     

    なんの宣伝も広告も無く、ネイチャーデコールを探していただき、

    お会い出来るまでに至った方は、

    やはりなにか会うべくして会えた、、と言うようなご縁を感じます。

    なので、そんな小さな点の様な接点でお会い出来ただけでも運命と信じ、

    どんな形であっても力を発揮して、喜んでいただける、

    ライフステージを共に創りあげていきたい!

    いつもそんな想いでおります。

     

    しかし、そうは言っても人と人。

    本当のところはお会いして話しをしてみないと、なかなかわからないもの。

     

    お互いに価値観が共有出来、そこに求めているものが存在しなければ、

    これは縁が無かった、と言う以外にありません。

     

    前回のブログでは、プレゼン後の成約率は99%とお話ししましたが、

    それでは実際にプレゼンまでに至らなかった場合のケースをいくつかお話しします。

     

     

    1. 実物を全て見ないと納得して決められない。

     

    私たちはショールームやモデルハウスを持っていません。

    一軒一軒お客さんに合わせた違う顔を持つオーダーメードの場合、

    それは不可能なんです。

    全てを一から創り上げていくわけでは無いですが、

    その使い方や組みあわせ方も千差万別。

    なので、見本や現物が全て見て確認出来ないと不安と思う方は適さないと思います。

    むしろ、そこを楽しみ新しく生まれてくるものをポジティブに捉える姿勢が

    家創りをより面白くするポイントと考えます。

     

    2. 一緒に創り上げていくという事。

     

    お客さんの求める空間をそれぞれの専門家が経験と最善の選択で

    創りあげていくのがネイチャーデコールの家です。

    数十、数百という決め事の中には間違いやリスクも出てくる場合があります。

    まずはお互いの信頼関係がありきですが、そこをも共有していきながら、

    共により良い改善策を見いだしていく。

    「自分の家」の最高のゴールに向かって一緒に創り上げていくという事が大切です。

     

    3. 人が創るもの。

     

    ものや道具では無く、人が考え人が創り上げていくもの。

    当たり前のことですが、オーナーご家族の新しい家での暮らし方、

    また将来の姿を想像し、愛と想いをもって考えていきます。

    オーナーも設計者もお互いの尊重と思いやりが無くして、気持ちは通じ合いません。

    仕事だから、当たり前でしょ、、では残念ながらこちらの気持ちが動きません。

     

    4. 任せるものは任せる。

     

    もう25年以上 家創りの実績があります。

    それは自分の作品ということでは無くお客さんの希望に

    耳を傾けてきた数々の結果です。

    そんな経験の中から言える事や見える事があります。

    デザインに迷ったり予算の配分に迷ったり、、そんな時は任せる気持ちが大切。

    任せきれず、自分たちで無理に結論を出そうというのは良い結果が生まれません。

     

    5. 掛けないとならない予算がある。

     

    「家」「インテリア」「庭」がトータルにバランスが取れたのが、

    ネイチャーデコールの提案するライフステージです。

    一般的に言われる坪単価とは違う、総合的な費用を私たちは予算と言ってます。

    お金の事は包み隠さずお伝えいただき、決して無駄使いする訳では無く、

    その中でそのお客さんにとってのプライオリティを明確化しながら、

    お客さんに最適なものを提案していくのが、ネイチャーデコールの家です。

    そこには、ある程度 掛けないとならない予算があります。

     

    6. まずは「絵」を見せて。

     

    一生一度の大きな買い物。これから一生家族が住まうライフステージ。

    そんな決断をされる事は当然、迷いも多いことと思います。

    しかし請ける以上はこちらも誠心誠意、本気で取り組んでいきます。

    なので、軽い気持ちでプランしてみて、まずは「絵」を見せて、

    他も検討しながら考えてみるよ、、という方はお断りしています。

    結婚と同じで、あれもこれも浮気しているうちは、

    良いご縁は無いと思いますので。

     

    以上の6つのポイントを事前に確認しあって、いよいよプレゼンへと駒が運ばれます。

     

    この中には、独りよがりで都合の良いことを言っている様に、

    感じるものがあるかとおもいます。

    でも、実際に過去にはこれらの点を無視して進めた事での、

    行き違いやトラブルもあります。

     

    そこで「最終的には人と人とが創るもの」という原点に立ち返って、

    自分のキャラクターを通して潤滑に進めていく為のポイントを整理してみました。

     

    私の家創りは、年間に限られた軒数しか出来ません。

    また、「仕事」という枠組みの中で出来るものではなく、それを越えた部分で

    心が動かされ、かたちになっていくものです。

     

    これらのポイントは、

    縁で出会いが持てたお互いにとって、より有意義で価値のあるものにするための、

    大切な導入部分と考えております。

    逆に、この6つの点をしっかり確認し合っていけば、

    間違いなく、あなたにとっての、

    ジャストフィットなライフステージを創りあげていくことが可能です。

     

    家創り 一生に一度のことなら目一杯楽しんだもの勝ちです!

     

    さあ皆さん、僕たちと楽しいセッションをしませんか!

     

     

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  • 2017/07/12

    「価値観 あたりまえだけど 人 様々。。」

    09.想うこと20.『三度目の家物語』

     

    「三度目の家物語」

    70代のオーナーさんの家、というのもはじめての経験かもしれない。

    また、誰もが知っている著名な建築家に依頼した2軒目の家に満足いかず、

    本当に終の住処となる家を建てたい!

    そんなスタートではじまったこの家創り、色々な高いハードルを越えながら、

    ようやく竣工撮影が出来るまでに至りました。

     

    実際、工事の終盤戦でも意見の衝突からのバトルもあり、

    途中、「お前の顔は見たくない!」そんな空気にまでなってしまい、

    良い家を創ろう!という同じ方向は向いているのに、

    その思いがお互い強ければ強いほど、

    ちょっとした気持ちのくみ取り方がずれていくと、どんどんと悪い方向に行ってしまう。。

     

    そんな経緯のあった家なので、この家はまたいつもとひと味違う

    特別な思いがある家となりました。

     

     

     

    坂.1

    暮らしはじめて数ヶ月が経過しましたが、ご夫婦のとても温かい愛に溢れた暮らしぶり

    を感じました。

    70才のご主人と年上の奥様が二人で住まわれる家です。

     

    二軒目の家が、作品性の高い美術館のような無機質な建築物。

    この三軒目の家は、「血の通った家にしたい!」と、その作品住宅を最初に見たとき、

    自分の家創りに対するテーマにしました。

     

    そして、「以前の家とは対極の家だよ!うちのかみさんがとにかく気に入ってる」

    とオーナーから温かいお言葉をいただき、

    ようやく肩の荷が下りた、、正直、そんな思いでした。

     

     

     

    坂.2

    写真撮影はいつものウルシーさん。

    炎天下の中、ご苦労様でした〜

     

     

    坂.3

     

    坂.4

     

    坂.5

     

    坂.6

     

     

    坂.7

    この家が、格好いいとかオシャレだとか、今の時代にフィットしてるか、とかよりも、

    そこに住む人にどれだけフィットしているか、

    また、はじめは家に負けている感じでも、

    新しい家でどれだけイメージチェンジしながら、いままでやりたかった暮らしの

    スタイルや自分たちの特別な時間が作れる家になるのか、

    もっというと、家に居ることが自分にパワーをくれ、何より一番のパワースポットに

    なれるのか、それが家創りには一番大切。

    そしてデザインの好き嫌いに良い悪いも無く、皆、いままでの経験や趣味の世界の中で

    実現したいデザインって様々有るけど、それをしっかりくみ取り、

    その人にとってのベストなバランスに整えていくのが自分の役割だと考えています。

    だから、極論言ってしまうと自分には「○○スタイル」などというのはなく、

    求められればなんでもやってしまう、出来てしまう、

    それは今までの自分の引き出しの数と許容量で創りあげていく、

    そんな感じなんだと思います。

     

    自分よりも人生経験の長い70代の家創り。

    その価値観をバランス良くくみ取り、整えていくのに今回は時間が掛かりましたが、

    結果、オーナーの求める世界観が実現出来たと思います。

     

     

     

     

     

     

    坂.8

    最後に、色々とお気使いいただき、また忙しい時間を割いていただき、

    感謝します。

     

     

     

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  • 2017/06/20

    「今までの生活をリセットして、三度目の家創りに!」

    09.NDのオーナーさん09.想うこと20.『casa brooklyn』の家

     

     

    ネイチャーデコール新作事例WORKSに、「オーナズボイス」をいただきました。

     

    内村.1のコピー

     

    内村.2のコピー

    ここのところ何回か訪れたケースですが、三度目の家創りにお声かけ頂けた、という

    とてもありがたいケースで、「終の住処」として私どもに設計をご依頼頂きました。

    「家とは三度建てて分かるものだ」などと、よく言われますが、なかなか経済的にも

    気力的にも家を三回も建てるなんて言うのは現実的な話しではないし、

    出来る事なら一回で満足のいく自分らしさが反映された家であるべき、と常日頃

    考えながらこの仕事に挑んでいるわけですが、

    家にとことんこだわり、自分たちらしいライフスタイルを追求した結果、

    今までの家をリセットして、私どもに「終の住処」として夢を託してくれた、

    今回の事例はそんなケースでした。

    「10数年前から思い描いてきた幸せの光景が実現した」というオーナーさんの

    お言葉に、本当にこの仕事をしてきて良かった、そんなことを痛切に感じました。

     

    また、今回のオーナーさんご家族との出会いに感謝し、この「オーナーズボイス」

    ありがたくいただきます。

     

    ○オーナーズボイスはこちらから → http://www.nature-decor.com/works/detail111.html

     

     

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  • 2016/12/26

    「今年はギリギリまでに、なってしまってます。。。」

    00.現場09.想うこと11.ネイチャーデコール20.『丘の上の家』

     

    先日12/24に引き渡しを終え、落ち着く間もなく、

    年明け1月中旬にはあと2件の住宅の引き渡しを控えております。

    本当に、今年は1月のスタート共に走り続けてきました。

    こうして、いくつもの出会いがあり、微力ながらも必要とされご家族の夢を

    かたちに出来る仕事をさせていただけていることは感謝の一言に尽きます。

    新しいお客様との出会いは、点のようなもので、偶然の賜物ですが、

    これからも精一杯、自分だから出来る事を発揮して行きたいと思います。

    来年度もその初心を忘れず、邁進していく所存です!

     

    桑.1

    桑.2

    桑.3

    桑.4

    来年1月中旬に引き渡しを控える、川崎市宮前区の「丘の上の家」です。

     

    器具付けや建具工事を残し、最終フィニッシュ段階です。

    この家は、過剰な装飾を排除した、シンプルな家が出来そうです。

     

     

     

     

     

    桑.5

    そして一週間ほど前には、横浜市青葉区で地鎮祭が行われました。

     

    設計段階ではオーナーさんと共に、とてもワクワクと盛り上がりながら

    計画をまとめていくことが出来ました。

    オーナーさんのこうしたい!という思いとデザイナーの提案が

    良い相乗効果となり妥協のないかたちでまとまった家です。

    いまから、現場を進めていくことが楽しみでもあります。

     

    どうやら、今年はまだぎりぎりまで現場も続きそうですが、

    かたちとしては一旦本日事務所の大掃除も済ませ、

    新しい年に備え、一年の垢を綺麗に落としました。

     

     

     

     

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