03.眺望を取り込む

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「鴨川の海を見下ろす立地で・今日は地鎮祭」

00.現場03.ウィークエンド・ハウス03.眺望を取り込む20.『高台に住む、週末CAFE』

 

今日は、高台から鴨川の海を見下ろす素晴らしいロケーションで、地鎮祭。

 

ご主人が大の釣り好き、たまたま鴨川に家族で遊びに来ていたときに、

今回の土地を見つけ、まさに一目惚れの様に即決してしまった、という巡り合わせ。

きっとこの土地に呼ばれてきたんでしょうね。

 

地鎮祭.2

すぐ近くには、展望台もあり、このあたりでは一番高い場所にあって、

こんな角度から鴨川の海が一望出来てしまいます。

今日はあいにくの薄曇りでしたが、夜景も綺麗に見えそうです。

 

 

 

地鎮祭.1

 

地鎮祭.3

 

地鎮祭.5

 

地鎮祭.6

この家は、ロケーションを生かしながら、当面「週末の家」といった使い方で、

釣り好きのご主人と、奥様のスキルを生かした週末だけ限定のこだわりカフェをという

構想で設計を進めてきました。

元気なお兄ちゃんにとっても最高な環境ですね。

 

こんなに海に近い現場、自然と足が向いてしまいそうで、この現場に来ることが

多くなりそうですが、、、

 

完成は2017年8月の予定、

今回のプロジェクトタイトル「高台に住む、週末CAFE」で、進捗はまたこのブログから

お届けします。

 

 

 

 

「海がより迫ってきました!」

00.現場03.ウィークエンド・ハウス12.別荘04.ビーチハウススタイル03.海のそばで暮らす03.眺望を取り込む20.『敷地境界線がなんと 海!』06.地盤.・基礎工事

 

今、三浦半島の先端、油壺で進めているプロジェクト。

プロジェクトタイトル・「敷地境界がなんと海!」の家。

 

岩盤の削り出しで、予定よりもかなり時間が掛かってしまいましたが、

本日ようやく配筋工事が終わり、コンクリートの打設前に配筋チェックに行ってきました。

 

 

 

油.1

三浦半島の、のどかな畑をどこまでも抜けていくと、今回の別荘エリアに入っていきます。

この視界の広がる畑の先にまさかそのような別荘が出現するとは、

ここからは想像できません。

まさに週末の家・プライベートゾーンです。

 

 

 

 

 

油.2

 

油.3

ヨットが停泊した、油壷の海には青空がよく似合う。

水の透明度も良く、穏やかでとても良い気が流れている場所です。

 

 

 

 

 

油.4

 

油.5

 

油.6

技術担当者が図面と照らし合わせながら、確認をしていきます。

画像からも伝わる通り、とても丁寧な仕事をしていただいてました。

 

配筋を見ただけでは、高層のビルでも建つのではないか?というくらいの

配筋量で建物を支える強固な足回りがしっかりと出来上がっていきます。

 

 

 

 

 

 

 

油.8

もともとあった地盤を切り下げ、より海面に近づけるための掘削作業が大変でした。

この作業により、海がより迫ってきました。

 

この家の計画は、3層で海面に近い地階部分にリビングとラウンジバーそして

バスルームとその先のデッキにはジャクジーを設けました。

1階部分は、ダイニングとゲストルーム、2階部分に広いデッキ付きのマスターベッドルーム

といった、ゾーニングです。

リビングとダイニングの階層を分けるというのも、新しい試みです。

 

 

油.7

そしてこの自然の岩盤面、歴史を感じる地層壁として、

リビングから見えるように取り込んでしまう、というのも今回のデザインの

ポイントの一つでもあります。

実際、削り出すまではどんな岩盤が出現するかは全くの未知でしたが、

この岩盤、素晴らしい! もうこれだけでも大きなポイントです。

 

スケジュールは大幅にずれ込んできてしまってますが、

この夏の竣工を目指して、丁寧に作り込んで参ります。

 

 

「藤沢市片瀬・casa brooklynの家 引き渡し!」

03.眺望を取り込む20.『casa brooklyn』の家04.ブルックリンスタイル(ニューヨークスタイル)

 

クリスマスイブの日に、藤沢市片瀬で進めてきた「casa brooklyn」の家、

なんとか滑り込み引き渡しを終えることが出来ました。

 

このお宅は、ブログの中でも紹介させていただいたように今回で3軒目の

注文住宅の家作りを体験されたご家族の家です。

実際出来上がった家を見られてどのように思われたのでしょうか?

3軒目の家では、今までの家の改善点を反映させながらデザインのテイストも

ナチュラルスタイルの家から一新しピリッとスパイスを効かせた

「casa brooklyn」というテーマで進めてきました。

 

 

内.ポーチ

内.階段.2

内.階段.1

ポーチの床には柄タイルでアクセントを効かせ、

黒いファサードと黒いドアがクールな印象を与えます。

そのまま階段も黒、木製手すりとのコンビネーションが新しいイメージです。

 

 

 

 

内.大開口

この眺望を得るためにかなり土地探しには時間を掛けたようです。

この家は、この眺望ありきで、どのようにしたら最大限に生かしきれるか、、

が、一番のテーマでした。

見晴らしの良い2階をLDKとバスルームにゾーニングし、

ワイド5メートル30センチの大開口窓、「ヘーベシーベ」を採用して、

景色をそのまま室内に取り込んでしまおう、というのが僕らの回答でした。

今日も快晴の青空の下、遠くに富士山が見えています。

 

 

 

 

 

内.カウンター

内カウンター.3

内.キッチン

大開口窓にまっすぐ伸びていく、長さ4.6メートルのキッチン&ダイニングカウンターが、この空間の中で大きなインパクトを放ってます。

キッチンで作業していても、ダイニングで食事していても、

ひらけた外の景色を眺めながら過ごすことが出来きるような設計になってます。

 

 

 

 

 

 

内リビング

内.リビング.2

リビングスペースの光景

 

まだ、家具が揃ってませんが、ここに置かれる椅子・テーブル・

ソファー・ラグやカーテンまですべてのインテリアをコーディネート

させていただきました。

インテリアコーディネートは建築同様に、空間作りには欠かせない

大切な仕事になってきます。

 

スチールパーテーションの前に設置してるのが、バイオエタノール暖炉です。

モールテックスの天板を作りオリジナルの暖炉になりました。

更にオーナーさんのアイデアでキャスターを付けて移動も可能な暖炉に

していこうと言うことになりました。

取り扱いがし易く、施工性の良いバイオエタノール暖炉はこれから

日本の住宅の中でも使い勝手の可能性を感じます。

 

 

 

 

 

内.パウダー

2階にあるバス&パウダールームも、ダークトーンとモザイクタイルで統一。

 

 

 

 

 

内.主寝室

内.うんてい

内階段吹き抜け

まだまだ、細部も見せ所満載なお家です。

 

 

 

 

内.デッキ

西側デッキ。

奥行き5メートルもあるデッキは色々な活躍の場が出てくることでしょう。

 

家にはそれぞれいろんな目的がありますが、

人生をエンジョイするための家!

そんな明確な目的がある家は、設計者としても一番ワクワクさせられますね〜

 

 

 

「全長4.6メートルのキッチン&ダイニングカウンター」

02.左官00.現場03.こだわりのキッチン05.キッチン03.眺望を取り込む20.『casa brooklyn』の家02.モールテックス

 

全長4.6メートルのキッチン&ダイニングカウンター、そしてその先には

大開口窓から遠くに富士山が!

 

一般のお家で全長4.6メートルのカウンターというのは、流石にボリューム感、

とインパクトがあります。なんと贅沢なスペースでしょう。

このお宅はクリスマスイブの日に引き渡しの

藤沢市片瀬の「casa brooklyn」の家。 本日施主検査が行われました。

 

キッチン.1

 

 

 

 

 

 

 

 

キッチン.2

カウンターは、最近お気に入りの素材「モールテックス」で仕上げました。

 

天板を仕上げていく過程です。

モールテックスは薄い塗り付けが可能で、接着性能が優れているため、

色々な下地に仕上げていく事が出来ます。

モルタルなどと比べて、クラックがおきない、というのも魅力です。

 

 

 

 

 

 

キッチン.3

天板には90㎜の厚みを見せボリューム感を出し、

それを木の化粧脚で支えています。

 

 

 

 

 

キッチン.4

モールテックスには耐水性があるため、シンクもカウンターと一体型で

つくりました。

メーカー側ではモールテックスだけでも大丈夫という話しでしたが、

使用頻度の高いシンクですので、一旦下地にFRP防水を

施してからの仕上げにしています。

 

 

 

 

 

 

キッチン.5

ダイニングテーブルとキッチンとでは必要な高さが変わってくるため、

キッチンスペースは180㎜の段差をつけて下げています。

 

カウンターの奥行きは900㎜あるため、

キッチンカウンター部分は両面から収納が使えます。

 

 

 

 

 

キッチン.6

毎日、こんな眺望を見ながら食事が出来るなんて素敵です。

 

相模湾に沈む夕日も、もの凄く綺麗に見えます。

なんか、長生き出来そう〜

 

 

 

 

○そしてこのカウンターキッチンの仕上がりはこんな感じに!(竣工後画像)

モール.1

 

モール.2

 

モール.3

 

モール.4

 

モール.5

 

 

 

 

 

「大開口窓が取り付きました」

00.現場07.窓03.眺望を取り込む20.『casa brooklyn』の家

 

この窓、なかなかの優れものです。

今計画中の「藤沢市 片瀬の家」に設置した、大開口木製窓です。

 

「ヘーベシーベ」といって上吊り式のもので、開口巾5300㎜を3枚の窓で開閉します。

窓一枚が、ワイド1800㎜近くあるので、こまかな窓の枠で視界を遮られずに、

大きなガラス面を通して、外の眺望を楽しむことが出来ます。

 

大開口.1

これは窓を閉めた状態。

この家は西側に良い眺望が開けているので、そこに向けた開口からの

西日などが一番気にされますが、このガラスは遮熱複層ガラスで、遮熱性能を持った

特殊金属膜が強い太陽光を和らげてくれます。

 

 

 

 

大開口.2

開口するとこんな感じ。

 

完全に外を取り込み、内外が一体化されます。

LDが何畳の広さ、、、というのも、もはや錯覚してしまいそうですね。

 

そして窓の高さも、この家では2300㎜以上もあって、外の庇と合わせた高さが

とても良いバランスになっています。

 

 

 

 

 

大開口.3

三枚の大きな窓は、このように片側にしっかり納められます。

 

網戸も木製で作られています。

桟の無い網戸で間口が1800㎜あるので、破ってしまったり穴を開けてしまうと

これは大変です、お子様やわんちゃんは要注意ですね。

 

 

 

 

 

大開口.4

大開口.5

一枚一枚の窓は相当な重量があるのですが、それにもかかわらず

開閉が軽快でとてもスムーズです。重さが一切感じられません。

これは、すばらしいです!

 

北欧の技術を導入して作られた、ハイスペックな木製窓。

お値段はかなり張りますが、この環境が手に入るなら、

それは十分価値のあるものではないでしょうか?

 

そんな訳で、ここのところの僕の新しい設計には欠かせないアイテムになってる

「ヘーベシーベ」の窓です。