20.『COZYな時間の流れる家』

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「最近、シンプルな和に魅かれる」

05.パウダールーム05.バスルーム02.石20.『COZYな時間の流れる家』04.和モダンスタイル09.想うこと

 

ネイチャー・デコールの家、というと、

どうしても洋風テイストなライフスタイルに合ったデザインの家が多いのですが、僕自身ここ最近魅かれるのは「和」を感じるデザイン。
厳密には「和」とか「洋」という

ことでもなく、

装飾を極力排除したシンプルでミニマムな中に「間」や奥行き感を演出していくような、「凛」とした大人な空間。
これは「湯河原の家」の事例から。
畳や和室の良さをあらためて気付き出している、自分。。
「離れの部屋」なんてキーワードにも
魅かれます。
「湯河原の家」の洗面スペース。
完全な「和」では無いのですが、和を感じさせる、雰囲気は出せてるかと思います。
そして、その洗面スペースから
バスルームへと繋がります。
床はその土地の石、伊豆石を使用し
壁には檜の板を貼りました。
外に抜けて行くピクチャーウインドが、
バスルームでの最高の癒しを演出してくれます。
やはり、自分の年齢からくるものなんでしょうかね?
洋食より和食がしっくりくるように、
わかりやすい味、インパクトのある、
ジャンクフードに魅かれた若い頃と比べて、味わい深い、だし味が良い。
インテリアデザインの指向性も、
そんな例えに近く、
素材や色を抑えた、シンプルな構成の中に、光が射し込みその影が空間に取り込まれた様な、「感じるデザイン」
そんな事を最近、意識しています。
「五感に訴えるデザイン」という事は、
そもそもがネイチャー・デコールの
コンセプトにあった様に、
分かり易すぎる、ビジュアル的要素を
そぎ落とした中に、「感じるもの」
までをも、デザインしていくことが、
これから、創っていくものなのかも
しれない。
…なんて、そんなことを感じている
今日この頃です。。

「竣工撮影 どこをきっても緑抜け!」

08.インテリアコーディネート04.リゾートスタイル05.ウッドデッキ・バルコニー05.ベランダ・テラス20.『COZYな時間の流れる家』03.音を奏でる

晴天の青空の下、いつものHome Beachに程近い、湯河原S邸で竣工写真の撮影。

そのお宅の魅力をほんの少しだけですが、紹介します。
自然溢れる環境のこのお宅はどこを
きっても緑抜けの良い写真が撮れました。
屋根のある外空間がこのお宅の
一番のポイント!
玄関前には、こんな贅沢なカバードポーチのスペースがあります。



離れスペースの奥様のピアノ教室。
ここからの緑抜けのVIEW。
緑の中でピアノが響き渡る。
都心では味わえない環境ですね。
ダイニングからの緑抜け。
インテリアコーディネート
なかなかです。
リビングからの緑抜け。
テレビを見ている場合じゃありません。
テレビの電源を切って、外の緑と暖炉の火を感じて居たい。
…この時期は、「火」では無く「風」
ですね。。
和室からの緑抜け。
ごろ寝しながら、まったりと、枝豆、ビール、
ダイニングとはまた違ったシチュエーションを楽しめます。
バスルームからの緑抜け。
檜のアロマに包まれて、外の自然を感じる。
やはり「和」は良いな ^_^
二階の大きなデッキからの緑抜け。
この先に相模湾~初島が見え、
花火の絶景ポイント!
ん~ ビール飲みたい!!
ビールばっかりやないけーーー!
一階 リビングデッキのハンモック。
すぐ脇にはホタルも見れる川が流れ、
そのせせらぎえを感じながら、
ハンモックでお昼寝でも。
緩やかな時間が流れています。
外観は開かれた室内空間と打って変わって、シンプルにそしてストイックに
閉じられた、重なり合う壁だけの構成
による、デザイン。
毎日がリゾート
「人生を楽しむための家」
そんなおおらかな、コンセプトから始まる家創り。
素敵ですよね ^_^
ネイチャー・デコールHP内の、WORKS
でこのお宅の詳細をお知らせしますので、しばらくお待ちください。
大人の為のリゾートハウス。
奥行き感…というか「間」が大事ですね。
この家には、COZYで豊かな時間が流れてます。

「コの字型 オーダーメイドキッチン」

01.造作家具02.古材01.アイアン03.こだわりのキッチン05.キッチン20.『COZYな時間の流れる家』

 

コの字型 オーダーメイドキッチンの事例です。

荒々しさを抑えた古材とスチール、

そしてグレー天板のシックなオープンキッチンです。

間口2700のゆったりサイズのキッチンは
上部に吊り戸棚を設けず、
下部収納だけでも収納量たっぷり。
シンクの設置された天板部分は奥行を
95センチもたせ、両面からの使用が可能です。
95センチの天板はアイランドカウンター的にも使用出来、
そのボリューム感もなかなかなものです。
天板には、黒に近いグレーでシックなイメージにまとめています。
傷の付きにくい、人口大理石を採用しました。
アイランドカウンターの上には、
オープンの古材の棚をアイアンで吊りディスプレイ棚としました。
棚の下には、ワイングラスホルダーも
忘れずに設置ですね。
一部にFAXや電話を置いておくオープンコーナーを設け、下部の棚はスチールロッカーの様な扉をオリジナルで製作。
扉や引出しは、風合の加減を調整した古材と黒皮のスチールフレームで製作。
小さなカトラリーや小物なども分類しながら収納出来る様、小さな引出しを沢山用意してます。
キッチンの内側は引出し式収納を中心にしています。
回転トレーとワゴンが設置されたコーナー部分。

「湯河原の家」内部引渡し

00.現場05.アウトドアリビング(軒下・カバードポーチ)05.ウッドデッキ・バルコニー20.『COZYな時間の流れる家』

 

「湯河原の家」も外構工事を残し、内部だけの引渡しが行われました。

このお宅、なんどかブログでも紹介させて頂きましたが、海に近く、隣には川が流れ川のせせらぎと蛍も楽しめ、デッキからは花火も観れる、そんなロケーションに計画された、まさにリゾート住宅です。
まだインテリアコーディネートされる前の状態ですが、少しだけご紹介します。
白い壁が重なる装飾性を排除したシンプルな外観。
エントランスホールを入るとまず、
広ーいカバードテラスがあります。
カバードテラスの脇には、東側のリビング~ダイニング~和室に面した、
奥行き3m以上の大デッキスペース。
デッキの脇には小川が流れていて、
その川にせり出すデッキは、ちょっとだけ京都の川床を思わせます。
東側に面した全ての部屋から、
それぞれに表情を変えて、このデッキが
繋がっています。
現場に立って見ると、実際の広さ以上に開放感を感じる事が出来ます。
リビングはヘリンボーンの床に暖炉、
天井からは、しばらくネイチャー・デコールのオフィスに飾られていた、大きな
シャンデリアが吊られています。



スチールパーテーションのドアを開けると、キッチンへと繋がります。
グレーテラコッタの廊下の奥には、
離れの様に落ち着いた、和室空間が現れます。
アンティークのチューリップチェアが、
インテリアの出番を待っています。

「ボーダーレンガ」

02.ブリック02.壁材02.壁材・ブリック20.『COZYな時間の流れる家』

 

暖炉が設置される壁面を、アクセントの

ボーダーレンガで仕上げました。
定形サイズのレンガよりも細めで、
230×30×20のサイズ。
ボーダー状の細いレンガです。
古レンガや、欠けた小さなものを混ぜながら、ランダムに貼りあげます。
目地の幅も広くとり、ベージュのカラー目地を使いました。
コーナーの納まりも、なかなか良い感じ。
存在感を出しながらも、あまり主張し過ぎない素材として、最近お気に入りのマテリアルです。
これにうっすら上から、シャブシャブに薄めた白い塗料を塗るのも、
柔らかい感じが出てまたオススメです。