「私の考えるリノベーションとは」
20.『地中海の白い家』12.リノベーション11.メディア09.想うこと
扶桑社から発売されている「住まいの設計」2015年1、2月号に事例が掲載され
出版社さんから雑誌が届きました。
今回は、「マジックリノベーション」というテーマで、
2013年7月に完成した、リノベーションのお宅が取材されました。
今回のお宅は、1階がオーナーさんの経営される店舗で
その2階、3階の住居部分で大がかりなリノベーションを行いました。
1階はなんと、ミシュラン・二つ星のカウンター8席だけの、こだわりのお寿司やさん。
そしてガラッとイメージを変えた住居部分は、オーナーさんの強い希望で、
テーマは「地中海の白い家」
これが「和」では無いんですね(笑)
オーナーさんは、今までの色々な想いがあって、
ようやくこのリノベーションに漕ぎ着けた様です。
最近 新築の住宅以外にも、こうしたリフォームやリノベーションのご相談も増えてきました。
しかし、残念ながら壁紙を貼り替えたり、水回りを新しくしたり、
収納を整理したり、ある一室だけを綺麗にしたい、、、
といったご相談は私どもにはふさわしくなく、むしろ町場のリフォーム屋さん
などに相談された方が、的確かと思います。
この取材の時にも聞かれたことが、「建築家の考えるリノベーションとはなにか?」
他の建築家の方々も色々なアプローチや差別化を図り
皆さんお考えのことと思いますが、
私の提案するリノベーションの一番のメリットは、こうです。
コストを抑える為に新築ではなくリノベーションで…
といった物理的な事ではなく、
リノベーション故新築と違って変えられない制約が勿論あります。
様変わりしたアフターの生活が、今までと変わってきます。