投稿者: 作業員

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「かなり遅れてしまってます。。。」

00.現場20.『敷地境界線がなんと 海!』

 

三浦半島の油壺で進行中の「敷地境界線がなんと 海!」の家。

 

かなり遅れてしまってます。。。

ここのところの雨続きの天候で外構がしばらく止まってしまい、

内部は内部で、なかなか手間の掛かる「地層壁」のボリュームの多さ、、

 

台風などが来ないことを祈ります。

 

 

 

海.1

今日も、朝からどんよりとした天気で、雲行きが良くない感じ。。

 

 

 

海.2

一番水辺に近い、B1フロアのBARラウンジ〜奥のリビングゾーンを見る。

内部は左官工事を残して大きな部分は完了しております。

 

 

 

海.3

海.6

海.7

リビングのアクセントタイルも控えめながら良い感じに主張しています。

このタイルの色に合わせて、TVキャビネットを仕上げていきます。

 

 

 

 

海.4

地階のパウダールームからも海に停泊したヨットが見えます。

 

 

 

海.5

1階ゲストルームは、海をイメージした深いブルーで壁を仕上げました。

 

 

さ〜、、追い込み・追い込み!

 

一般の住宅ではなかなか出来ない空間の構成など、

この週末の家(リゾートハウス)ではトライしています。

工事の完成が今から楽しみです!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ドバッと最近のキッチンデザインお見せします!」

05.キッチン

 

本当にデザインって無限大に広がっていきます。

 

キッチンをひとつとってみても、その家のオーナーの暮らし方や使い勝手、

そしてデザインの趣味指向性によって、色々なパターンのキッチンデザインが

出来上がりました。

紹介させていただいたのは、ここ最近の事例です。

 

動線をどうする? 収納量は足りてるか? 家族で使える大きさ?

キッチンの設備は何を使っていく?

キッチンの形状はL型・I型・カウンター形式・アイランドキッチン?

素材やカラーリングは明るめダークめ?

質感出したいけどメンテナンスは大丈夫?

取手もこだわりたい、施主支給にする?

そもそもデザインのテイストはどこを目指す?

等々、こうして画像を並べてみると、その家ごとの打合せでの思い出や葛藤、

金額調整により変更したり、、、

色々なオーナーさんの顔が浮かんできます。

 

そんなキッチンデザイン集をドバッとお見せします!

 

 

○ アイランドキッチン事例.1 (平塚市 S邸)

キッチン.1

キッチン.2

 

 

○ アイランドキッチン事例.2 (杉並区F邸)

キッチン.3

キッチン.4

 

 

○ アイランドキッチン事例.3 (習志野市H邸)

キッチン.5

キッチン.14

 

 

○ カウンターキッチン事例 (藤沢市U邸)

キッチン.6

キッチン.7

 

 

○ カウンター&コの字型キッチン事例 (横浜市M邸)

キッチン.8

キッチン.9

 

 

○ コの字キッチン事例.2 (横浜市K邸)

キッチン.11

キッチン.10

 

 

○ コの字キッチン事例.3 (横浜市Y邸)

キッチン.12

キッチン.13

 

 

 

デザインも多種多様です。

○○風や○○スタイルだけではかたづけられないもの、

それが自分らしい自分スタイルになっていきます。

この先、何十年も使っていく大切なスペースですから、

丁寧に考えていきたいですね。

 

 

 

「パウダールームのデザイン色々」

06.家創りのヒント05.パウダールーム07.シンク・バスタブ・トイレなど衛生陶器07.水栓金物

 

今回は、ここ最近手掛けたお家の様々なパウダールームのデザインをご紹介します。

パウダールームも家の中の他のエレメントと同様に、

大きさ・素材・衛生陶器・照明・取手パーツ類など多種多様な選択肢の中から、

その家独自のデザインでオリジナルに作り上げていくことが可能です。

ただ、こうして最近の事例を並べてみると、やはり最近のトレンドや

自分の中のマイブームな素材などの共通性を見つけることが出来ます。

 

 

 

○ 万能マテリアルのモールテックスが多用されてます。

洗面.1

ボリュームのある厚めの天板にシンクまでを一体でモールテックスで仕上げた事例

ザックリとした白板貼りと白のメトロタイルはグレーの目地で。

アクセントにグレーの柄タイルで全体的にはコージーなイメージの中、

北欧テイストのアルヴァ・アールトの照明とモダンなミラーがスパイスに。

 

 

 

 

洗面.2

モールテックスの天板にオークの古材を組み合わせ、

壁面は淡いグレーでカラーリングされた、

ナチュラル&モダンなデザインのパウダースペース。

北側に面したこのスペースにはトップライトの光で柔らかな自然光を。

 

 

 

 

 

洗面.3

洗面台・壁面全体・そして床の一部までの広い面をモールテックスで仕上げた事例。

隣接のバスルームも壁・天井をパウダールームと同じ素材で統一し、

テンパーライトのガラスを通してスペースが一体で繋がるようにしました。

天井のチーク材とクールな壁面廻りの相反した質感がバランス良くマッチ。

 

 

 

 

○ タイルのポイント使いがアクセント

洗面.4

清潔感のある「白」を基調に、床や腰のタイルにアクセントを持たせた事例。

奇をてらう事のない、ベーシックでホテルライクなデザイン。

ブラケット照明や水栓金具はオーナー自らが個人輸入でゲットしたもの。

ネイチャー・デコールでも人気のタオルウォーマーが

違和感なくこのスペースに融け込んでます。

 

 

 

 

洗面.5

キャビネットや建具類、そしてモザイクタイルなど「黒」をポイントカラーにした

ブルックリンスタイルのパウダースペース。

マリンライトや水栓金具、ペーパーホルダーは真鍮古色で統一。

ブルックリンスタイルは何年か前からの人気のデザインスタイルの一つで、

LDKのスペース同様に水廻りもテイストを合わせました。

 

 

 

全体のスペースをどういうイメージにするか?

それに合う、照明器具は?天板の素材は何にする?タイルも様々あるけど、、

水栓金具の機能も大切だけどデザインや素材をどうする?

小さいけど目に付く取手やハンガー類の金物は?

そもそもシンクは1台?2台?・・

 

「標準仕様」が無いので、どんな空間も自分のこだわりで自由にデザイン出来る事が

また楽しいですね〜

 

 

「あると便利な、室内ランドリールームの話」

06.家創りのヒント05.ユーティリティ

 

花粉の時期の対策であったり、共働きの家の要望に多いものに、

「室内ランドリールーム」があります。

洗濯モノを外に干しっぱなしにしておきたくない、

洗濯機と乾燥機を入れて、屋根のある室内干しができるスペース。

広さ的には2帖から広くても4帖程度のスペースですが、

このスペースは結構活躍の場が広そうです。

そこで、今回は最近要望の多い「室内ランドリー」についてのポイントを

いくつかまとめてお話しします。

 

1. 風通しが良く、自然光が差し込む大きな窓があること。

室内に干して後は乾燥機頼り、ではなく風が通ることでより乾きを良くするので、

出来れば二面の窓を設けて風の流れを作れるように計画します。

窓は、南や東に向けて開口しより自然光が差し込むようにしていくことが

望ましいです。

 

2. 合理的な動線計画。

バスルームで脱衣〜そのまま洗濯機へ、そして乾燥〜季節の良い時期は隣接した

外のデッキにも物干しが出来〜乾いた衣類をアイロン掛けし、たたみ

〜各クローゼットへ収納。この一連の生活動線を良く考えレイアウトしていくことで

ストレスのない家事動線が出来ます。

 

3. アイロン掛けなどの作業スペースの確保。

スペースも広いに越したことはないのですが、「室内ランドリー」はユーティリティ

を兼ねるので、洗濯関連の諸々の収納と一緒に、アイロンなどが出来るカウンター

を一画に設けておくと使い勝手が広がります。

 

こんなことにポイントをおきながら「室内ランドリールーム」を計画しておくと

活用性の高い、とても便利なスペースとなるでしょう。

 

 

室内ランドリー事例 1

ラン.3 2

外のデッキと隣接した室内ランドリーの事例です。

ランドリールームの隣はパウダールームそしてその隣にはウォークインクローゼット

があり、動線が一直線で繋がる計画にしました。

 

 

 

室内ランドリー事例 2

ラン.1

 

ラン.2

 

ラン.4

この家の事例は、中央に独立した約3帖のランドリールームがあり、

ここは洗濯だけをする専用スペースで、片側からはランドリールームに繋がる

外デッキ、もう一方からは屋根のある室内物干し(サンルーム型デッキ)に

繋がっています。

 

今回は、あると便利な「室内ランドリールーム」のお話しでした。

是非、計画に取り入れてみてはいかがですか。

 

 

 

 

「コンフォータブル・リゾートの家 引き渡し!」

00.現場20.『コンフォータブル・リゾートの家』

 

千葉県 習志野市で進めてきた「コンフォータブル・リゾートの家」

ようやく本日、室内側の引き渡しをすることが出来ました。

そして、引き続き8月中にガーデン&外構を終えて全て完成となります。

 

2台用のビルトインガレージ部分を含み、約60坪の伸びのある空間。

装飾をなるべく排除し、「左官」「土間」「タイル」「板壁」など

様々な白やオフホワイトの素材のバリエーションで構成されたシンプルな空間です。

全体的には気持ちの良い大人のリゾート空間を目指しました。

 

 

濱.1

広めのエントランスホールは、象徴的な階段デザインと古材による大きな

ハンガードア、そして足下の白黒モザイクタイルがまずは、

ゲストの目をひくこととなります。

 

 

 

 

濱.2

 

濱.3

濱.4

エントランスホールからスチールのスライドドアを開けると、

正面には出窓ベンチを用意しました。

たっぷりとした奥行きがあるので、デイベッド変わりになり読書をしたりお昼寝を

したり、そんなスペースで、この大きな出窓からは自然光をエントランスホールに

取り込みます。

 

 

 

 

 

 

濱.5

濱.6

濱.7

ザックリとした白板貼りでビーチハウスのようなシンプルな白いキッチン。

その中にスチールで黒染めされた特注のキャビネットがアクセントになってます。

大きめのアイランドカウンターを配し、奥にはキッチンパントリーと、

収納量もバッチリ確保しました。

 

 

 

 

 

 

濱.8

まだ工事途中の庭ではありますが、開口2400ミリの木製ヘーベシーベ窓は

引き込みで全開口し、そのまま外の水盤(ウォーターガーデン)へと繋がります。

地窓の様に低く設定された窓の上には、白いリゾート空間にはバッチリはまる、

写真家「芝田満之」さんの作品を用意しました。

先に見える水盤とこの水平線が重なるように見えてくる仕掛けです。

 

 

 

 

 

濱.9

 

濱.10

 

濱.20

濱.1

ダイニングゾーン〜リビングゾーン。

 

エントランスホールから、ダイニング、リビングと

すべてのフロアが土間のように、モールテックスで仕上げました。

勿論、床暖房は設置しております。

ダイニングとリビングで300ミリの高低差を設け、リビングゾーンには

大きな吹き抜けを作りました。

 

この家の家具やディスプレイ、照明器具やアートなど

トータルでインテリアコーディネートさせていただきました。

やはり、建築と同時に空間全体をインテリアコーディネートしていくことの

重要性を感じます。

 

 

 

 

 

 

濱.12

そしてダイニングの大きな目玉は、この間口4300ミリの大開口窓。

このようにすべて引き込むことが可能で、この間口が同一素材で仕上げた外部の

テラス部分にも繋がっていきます。

また、反対側には水盤に面した外への開口があり、このダイニングは二面の窓が

外と繋がる設計になっています。

まさに、高級リゾートの様な贅沢な空間。これから仕上げていく庭がとても楽しみ。

 

 

 

 

 

 

濱.13

階段ホールの壁は1階から2階までダイナミックな「地層壁」で繋げてます。

もともとこの2階の手すりは腰壁だったのですが、この「地層壁」を生かすために、

オーナーに掛け合い、見通しの良い強化透明ガラスの手すりに

変更させて頂きました。 これは正解です!

 

 

 

 

 

 

濱.14

 

濱.19

 

濱.16

こんなパウダールーム〜バスルームも、作ってみたかったー、を提案

そして、そのまま具現化することが出来ました!

お風呂も開放的、毎日の入浴が楽しみになりそう〜

 

 

 

 

 

 

濱.18

バスルームの脇にはランドリールームもあり、

そのままそとのデッキに出て、洗濯モノを干すことが出来ます。

 

 

んん〜、、このお宅はまだまだ細かな見せ場が沢山。

引き続き、ガーデン工事の進捗もお知らせします。

 

ガーデンが出来て、内と外が繋がり

ようやく「コンフォータブル・リゾートの家」が完成です!