「ゼロベースからの再スタート」
敷地境界線がなんと 海! 三浦半島の先端、油壺ビーチハウスプロジェクトが、 規制や諸々な諸条件の見直しにより基本デザインが ゼロベースからの再スタートとなり、 地鎮祭から約1年3ヶ月経過したのち、 ようやく先日現場がはじまりました。![]()
地鎮祭を済ませてからのゼロベースの設計見直し、、 こんなケースは今回初めてですが、 オーナーさんにも多大なご迷惑をお掛けしながらも、 寛大なるご理解をいただき、 仕切直しのチャンスをいただけました。 そうとなれば、前回のデザインを超える、 それ以上のものを提供出来なければ、意味がありません。 コンセプトも建築形状も間取りも全て再考し、 この恵まれた敷地を最大限に生かし、 パワーアップしたものが、これです!
海側から見たイメージ 海にせり出すウッドデッキが建物全体にまわってきます。
地階にあるリビングスペースは、 間口6.5メートルの引き込みサッシが デッキへと広がり、そのまま海に繋がっていきます。 リビングスペースを中心に、 右にボートハウス、左にバーラウンジを配置。 このボートハウスからボートを出し、 停泊してる自分のヨットまで漕いでいきます。
鳥観で見た、海側からの全景。
海とは反対側のエントランス方向からのイメージ。 こちらの面は、窓を無くし無表情なファサードデザインに。 重なるキュービックな白い箱に、 突き刺さるようなガラスで覆われた部分が エントランスホールになります。 今回は、若手建築家チームのKiki ARCHiさんと ネイチャー・デコールとのはじめてのコラボレーション によるデザイン&設計案件です。 総合窓口.ディレクションはネイチャー・デコール監修のもと、 いつもとはひと味違う建築的な切り口とエッジの効いた空間構成を 若いパワーと新しい発想でKiki ARCHiさんに担当してもらいました。 こういったコラボレーションって面白いですよね~。 新しい発見、そしてプランを構築していく上での、 プライオリティの違いなど、お互いの強みを生かした、 かなりデザイン性の高いものが生まれそうです。 楽しむためのビーチハウス 完成は2017春予定 また、こちらのブログで進捗をお知らせします。