「イメージは雑木林・ワクワクガーデン計画」
00.現場05.ガーデン&外構12.ガーデンデザイン20.『プリンスが出てきそうな家!』
みなさん こんにちは
ネイチャー・デコールの大浦比呂志です。
ようやく桜も開花し、気持ちのいい季節ですね。
そんな、新緑がみずみずしくなってくる時期に葉山で去年の年末にお引渡しをした、
「仮称 プリンスが出て来そうな家」の外構〜ガーデン工事が行われています。
この時期が、植物の植え替えにも適している時期ということで、ガーデン工事もほぼ終盤戦です。
ガーデンの提案は、ネイチャー・デコールのパートナーである、軽井沢ガーデンアンドファニチャーズ長谷川さん。
いつもながら、安心と信頼をおける提案で立地環境、建物との一体化を考慮したワクワクする提案内容でした。
緑を大切に、緑が生活の一部となるような暮らしをしたい、という奥様のかねてからの希望を具現化すべく、
それを伝えるご主人の話にも熱が入ります。
今回オーナーから出されたリクエストは、作り込まれた庭ではなく、以前から現存していた
里山の雑木林のようなシーン、雑木林に囲まれながら森の中で暮らしているようなイメージで、
その中に奥様の使いたい花や樹木を織り交ぜ、あくまでも自然な風景を作り上げて欲しい、というものでした。
◯南側に面した庭の全景
庭部分の南側は緩やかな法面になっていて、2階のテラスからも1階の寝室からもいい角度で庭が見えてきます。
2階のテラスから降りていける中間ゾーンに4.5帖程度のデッキも作り、階段で繋げます。
木々が成長してくると、まさに緑の中で過ごせるセカンドデッキになってくる予定です。
ガーデン計画の一番のポイントは、緩やかな法面の間にセカンドデッキへと繋がる小路を作り、斜面側を雑木林の様な
「森のゾーン」、建物側の平坦な部分を「里のゾーン」として2つのシーンを楽しめる里山をつくっていこう、
というのがG&Fさんの狙い。
2階のテラスからセカンドデッキ、そして庭に降りていく小路、考えただけでもワクワクしますね〜
小路もよりナチュラル感を演出するために、真砂土で固めています。
小道の周りには四季折々楽しめる、様々なお花が植えられています。
法面には土留用の大きな自然石を配置し、そのまわりに苔を植えていきます。
いつもの寡黙なガーデナーさん、今回も丁寧で素敵な仕事をしていただけました。
1年後、2年後とこれから家とともに成長していく庭が今からとても楽しみです。
◯夕景のエントランスと南側ガーデン全景
エントランス脇のスモールガーデンには、ティーツリーを中心にローズマリーなどナチュラル感溢れる植栽を
コーディネートしていただきました。
やはり、植物のパワーってすごいですね!
建物も、より生き生きと存在感を放っていました。そして葉山の地に相応しい趣の家になってきました。
次回は、昨年末から生活がはじまりとても素敵に暮らされているこだわりのインテリアシーンをご紹介しますね!
大浦比呂志(ネイチャー・デコール主催)
ネイチャー・デコール www.nature-decor.com