06.耐震

BLOG一覧

「リノベーション ここを注意しないと」

00.現場05.吹き抜け06.耐震06.躯体工事12.リノベーション20.『海外のドラマをヒントに』の家

栃木の小山で進行中のリノベーション。

ようやく解体工事が終わったとの連絡が
入り、早速 現場に確認に行ってみることに。
室内の内壁の剥がされたスケルトンの
状態を見ると、人の体のレントゲンを
見るように、その家の健康状態がよくうかがえます。
オシャレでデザインのされた、化粧直しをする前に、まず大切なのは、この部分の改善作業です。
想像していた通り、お風呂場の土台や柱
部分はシロアリにやられて、ひどい状態に。。
その部分は綺麗に、骨組みを差し替え
ていきます。
当時はかなり気を使ってしっかり作られた家でも、今の耐震基準に照らし合わせると、足りない壁の筋交いや金物などを
加えて、建物の強度を再構築していきます。
もちろん、断熱などもその頃と比べ日進月歩で進化しています。
そのあたりも、今のものに取り替えて、
温熱環境の向上をはかります。
新たなデザインで柱を抜き、
大きな開口を設けたところには、このような大きな梁を入れていきます。
今までリビングに無かった吹き抜けを、
今回のデザインで提案させていただきました。
この吹き抜けには一階から二階に貫通する大きな書棚が、リビングの目玉になります。
この吹き抜けを実現すべく、補強の為に
鉄骨の梁を新たに構造として加えていきました。
このように、綺麗なデザインを施していく為の、強固な下地作り。
壁の中の隠されてしまうこの部分の改修作業が、
まずは、リノベーションの大切なスタートになっていきます。
飽きのこないデザインや斬新なデザインも大切ですが、それを永く維持するためにも、「しっかりとした骨格」が重要ですね。

「固めていく構造」と「逃がす力の制振構造」

00.現場06.耐震

ネイチャーデコールの家のオーダーメイドの領域はデザインやマテリアルだけに限らず、オーダーがあれば躯体、構造にも対応しております。

ただしこの領域は、特に私達の力が一番に発揮出来る部分では無いので、その内容に応じて情報を外から集めながら進めていきます。

今回のオーダーは以前に一度だけ取り入れた事のある、「制振」について。

画像1

画像1

制震ダンパー・制震装置・制震構造のGVA[ジーバ]システム


今回は、このGVAというものを導入しました。

画像1
画像1

画像1

土台、柱、梁との接合部分で、この金物が揺れを受け、ブレーキとなり、そのエネルギーを逃がす役割りとなってます。

この一番下の画像は構造を支える柱とGVAがしっかり接合されてなかった為、
間柱と柱を入れ替える様になります。

阪神淡路大震災の震度7相当を想定し実験を繰り返し、その効果を実証しています。

「固めていく構造」と「逃す力の制振構造」の融合。

GVAの効力に期待して…