07.窓

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「リビングを広く見せるための7つの設計手法」

06.家創りのヒント05.リビング05.高天井07.窓

 

部屋はゆとりを持って計画したいもの。

 

そこで、少しでも部屋が広く見える、広く感じられるための、7つのポイントと設計手法を僕の自宅のリビングで具体的な例をもとにお話ししていきます。
1.視線を外に繋げていく。





部屋を室内空間だけに留めておかず、ピクチャーウインドや大きなドアなどにより、視線が外にも繋がるようにする。
その際に、床の素材なども内外で合わせる事で、一体感が出てきます。
…それにしても、このニコルの姿勢は困ったものだ。。。
2.床面積プラス容積で広がりを
吹抜けです。
一般天井高の2500㎜前後に比べて、この縦への開放性は想像以上に広がりを感じさせます。ただし注意したいのは、ただ吹抜けが高ければ良いというものではありません。その空間にあった程よい高さをしっかり計画していかないと、かえって落ち着かない…という事にもなりかねません。
3.出窓効果
そのままフラットな壁に取付く窓に比べて、250㎜程度の出窓を作ることで、印象はかなり違います。それにより空間にも立体感が生まれてきます。
どうしても、そこまでの寸法が確保出来無い、という場合でも壁一枚分の出窓があることで、広がりが生まれます。
4.部屋を仕切らず繋がりをもたせる
部屋を仕切るのは低い腰壁、そして床に段差を付けたり、床の素材を変えたり、部屋ごとの天井高を変えることで、家のゾーニング分けをします。
壁で仕切って部屋を分けずに、家全体に一体感をもたせて繋げて見せることで、
視線が奥に通り、視覚的に広く感じられます。
5.しっかりとした収納計画
はじめにしっかりとした収納計画をしておかないと、部屋はあっという間にもので溢れてしまいます。
どこになにを仕舞うか、適材適所に必要な収納をインテリアに合わせた造作家具でデザインしトータルバランスが図れれば、ストレスの無い暮らしができるでしょう。ものが溢れないスッキリした広い部屋は収納計画からはじまります。
6.インテリアグリーンの活用
適度なインテリアグリーンで息の抜けるスポットをつくることで、空間に広がりと潤いが加わる。
7.小物で雑音を出しすぎない
ディスプレイも引き算、間引くところから。
いくら好きなものでも、ごちゃごちゃと細かな飾り付けが多くなると、掃除も行き届かなくなってきます。
旅の思い出やお気に入りのディスプレイもテーマを決めて抑えていくことで、より一層引き立ち、部屋の演出ポイントとして広がりが生まれます。
実際、我が家のリビングは10帖そこそこの広さです。
けっして広いとは言えないリビングですが、来てくれた人は皆さん、「広いリビングですね!」と言っていただけます。
それは、細かな設計手法で物理的な帖数以上の、広がりを感じさせることが可能です。

「壁 一枚の奥行きで…」

02.古材06.家創りのヒント07.窓

 

「壁 一枚の奥行きで…」

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窓に奥行きをもたせて、壁を厚く見せる。

この200~300程度のちょっとした奥行きで部屋を広く見せることが出来ます。

そんなに広げられなくても、壁一枚分の小さな奥行きでも、かなり効果的。

 

 

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出窓部分には古材の窓台を付けて、ディスプレイスペース。

カーテンはその奥行き部分の上部にカーテンボックスをつくり、目立たない様に…

 

「フランスのアンティーク窓」

01.エージング・ペインティング06.家創りのヒント05.ダイニング05.子供室07.窓

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フランスのアンティーク窓を廊下との境の間仕切りの壁に組み込みました。

この部屋は子供部屋で廊下を通して、奥のダイニングまでが見える覗き窓になってます。

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これは廊下側から子供部屋を見たアングルです。
子供部屋の奥のアクセントカラーが目立ってますね。

「スチール製作建具」

01.アイアン05.リビング02.ガラス07.窓

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せめてLDKには、アルミサッシを使いたくない、そんなオーナーの希望でこの開口部は全てスチールでオーダーにより製作されました。南に面したガラスはLow-eのペアガラスで、フレームは極力細くスッキリと見せるために、強度を考えながら、フラットバーを小さな組み合わせで構成してます。フレームの仕上げはスチールの素地感を出していくため、黒染めで仕上げました。
ただ流石にこの大開口の引き分けドアは重く開け閉めには苦労しそうです。(汗)

「バスルームからバスコートが」

05.パウダールーム03.幸せバスタイム05.バスルーム02.石04.アジアンモダンスタイル07.窓

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バスルームに外を眺める大きな窓を付けて
、バスコートを計画しました。
お風呂に入りながら、外の景色を楽しみ、

明るい時間帯では自然光を、夜は外のライトで幻想的で非日常を体験出来ます。
バスコートには、珊瑚石(コーラルストーン)を壁全体に貼り、

バスルームの壁には水に強いチーク材を濃いめに染色して貼ってます。

全体的に、アジアンリゾートなイメージでまとめたものです。

 

 
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こんなバスルームには、同じくアジアンなテイストで、

濃いめのチーク材を天板にしたり、

バンブーを編み込んだ網代などで、

洗面台の扉を作ってしまうと、水回りの統一感が図れます。