「古材のパッチワークテーブル完成!」
様々な樹種の古材をパッチワークしたテーブルが事務所に届きました。
ネイチャー・デコール主宰 建築デザイナー大浦比呂志のこだわりの世界観を、建築、インテリアの事例やライフスタイルにスポットをあてながら紹介して参ります。
様々な樹種の古材をパッチワークしたテーブルが事務所に届きました。
家創りのフィニッシュは、インテリアコーディネート。
建築もインテリアもガーデンも統一したコンセプトでデザイン提案していくのが
ネイチャー・デコール流の家創りです。
そんなインテリアで最近、お気に入りのイスを紹介します。
最近お気に入りと言っても、定番.名作家具で、フィンランドのエーロ.サーリネン
デザインのチューリップチェアです。
チューリップの花のような形から名付けられたイスです。
この事例は、シンプルなフレンチスタイルのインテリアに、イスやペンダントライトで
北欧テイストをトッピングしたインテリアコーディネートです。
無垢のオーク古材で製作したガッツリとしたテーブルと
相反した造形的な柔らかなラインの北欧デザインを合わせてみました。
遊び心のあるカラフルな時計もこちらで提案したモノです。
チューリップチェアは、座面の素材はFRPで回転機能があり、
座り心地もなかなかグッド!です。
リーズナブルなリプロダクトもあり、
インテリアコーディネートの巾を広げてくれる、オススメの一点です。
今、進行中の台湾Officeのデスクにこんなデザインのデスクを導入。
なんか飛行機の尾翼の様なデザインが気に入ってしまいました。
1980年代の後半からこの東京を、いや、日本全土を席巻した、ロンドンのインテリアデザイナー、ナイジェルコーツを彷彿させるデザインです。
当時ナイジェルコーツがデザインしたお店
アルミ製でそこに細かなリベットを打ち込み意匠的に見せています。
多分、天板がこんなにゴツゴツしてると、とっても使いにくいのでしょうが、
ここは使い勝手よりデザインを優先させてしまいました。
こんな素敵なデスクとイスがセットされるだけで、気持ちが上がり、良い仕事が出来そうじゃないですか。
自宅リビングでオブジェ化している、
お気に入りの椅子です。
メキシコのハンドメイドチェアで
「ブタカ」と呼ばれるもの。
以前、ニューメキシコのサンタフェに行った時も、メキシコを旅した時も、レストランなどの定番で普通に使っていました。
いかにも、ハンドメイドらしく、一点一点皆 微妙に形も違います。
そんなところも、可愛いところ。
樽をモチーフにしたデザインらしく、
座面と背には豚皮を使用していて、
使い込んでいく程、味が出てくるのも、
ネイチャー・デコールのアイテムにふさわしい椅子ですね。
08.インテリアコーディネート09.マイセレクション08.アート&ディスプレイ
家が出来上がってきて、家具もガーデンも
コーディネートして、でもまだもうひと味加えていきたい。そんな時のアートの役割はとても重要です。
よく、「アートやディスプレイも合わせてお願いします」、などと相談される場合もありますが、残念ながら、そういうケースはまだまだ少ないですね。
でも、そんな時のオススメのアートをズバリ、ご紹介します。
1.春日広隆さんの作品
ネイチャー・デコールの事務所に飾ってある作品です。
アメリカニューメキシコの白い砂漠を地平線の光と影で捉えたもので、この抽象的なモノクロな世界観が、自然素材で構成されるネイチャー・デコールの家にとてもしっくりとハマります。
写真家の春日広隆さんは、施主さんでもあるので、当然世界観は共通のものがありますね。
2.芝田満之さんの作品
これは、実際にネイチャー・デコールのお宅に納めた事例です。
芝田満之さんは、私の本「MIND MAP」でもコラボレーションした、
私もリスペクトするサーファーでもあり写真家で、
抽象的な水平線と空の色を切り取るそのセンスは絶妙です。
開放的な海と、主張しない存在感、インテリアにしっかり馴染みます。
3.富岡誠さんの作品
富岡誠さんは、古くからのネイチャー・デコールフレンズのひとりです。
アートペイントやエージングなどでも、家創りに時々参画してもらう仲間です。
シンプルな部屋にインパクトを残したい、そんな時に、彼 独特の色彩マジックが生きてきます。
これらは、アートをもっと身近かにリーズナブルにということで、その家に合わせて、アートペイントのように使ったものです。
一番上のものは、お馴染みのフランス漆喰アバナの上にディスプレイ。
中程のものは、錆を意識した抽象的なタッチを吹き抜けに飾りました。
一番下は、遊び心いっぱいの、可愛いPARISタッチで表現してもらいました。
私の自宅では、今の気分で「ヘザーブラウン」が飾られてます。(笑)
アートをもっと身近かに楽しんでみましょう!
そして、ネイチャー・デコールの家には、ここで紹介した作品が一番しっくりときます。
同じ感性である事が、言葉を超えたところで、共感しあってるのでしょう。