20.『敷地境界線がなんと 海!』

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「敷地境界線がなんと 海!」の家・残すところあと少し!

00.現場20.『敷地境界線がなんと 海!』

 

さ〜、長期にわたって進めてきた「敷地境界線がなんと 海!」の家も

内部の完成まで残すところあと少しとなりました。

 

 

海.1

海.2

海.3

今回のファサードデザインは斬新に、

薄いスチールのパラペットとアプローチの壁とが一体になってます。

床から浮かび上がらせた様な玄関。

ファサードは床から天井までの大きな透明ガラスフィックスで、

階段ホールの地層壁が外からも見えてきます。

 

 

 

 

海.4

海.5

海.6

海.7

海.8

このそびえ立つような、ダイナミックな地層壁がこの家の特徴のひとつ。

 

地層壁に穴をくり抜き、ダイニングゾーンへはガラス床で繋がれてます。

 

内部空間の見せ場がどんどん仕上がってきました。

完成まであと一歩! みなさん、よろしくおねがいします!

 

 

 

「かなり遅れてしまってます。。。」

00.現場20.『敷地境界線がなんと 海!』

 

三浦半島の油壺で進行中の「敷地境界線がなんと 海!」の家。

 

かなり遅れてしまってます。。。

ここのところの雨続きの天候で外構がしばらく止まってしまい、

内部は内部で、なかなか手間の掛かる「地層壁」のボリュームの多さ、、

 

台風などが来ないことを祈ります。

 

 

 

海.1

今日も、朝からどんよりとした天気で、雲行きが良くない感じ。。

 

 

 

海.2

一番水辺に近い、B1フロアのBARラウンジ〜奥のリビングゾーンを見る。

内部は左官工事を残して大きな部分は完了しております。

 

 

 

海.3

海.6

海.7

リビングのアクセントタイルも控えめながら良い感じに主張しています。

このタイルの色に合わせて、TVキャビネットを仕上げていきます。

 

 

 

 

海.4

地階のパウダールームからも海に停泊したヨットが見えます。

 

 

 

海.5

1階ゲストルームは、海をイメージした深いブルーで壁を仕上げました。

 

 

さ〜、、追い込み・追い込み!

 

一般の住宅ではなかなか出来ない空間の構成など、

この週末の家(リゾートハウス)ではトライしています。

工事の完成が今から楽しみです!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「海にせり出す家・骨格が見えてきました」

00.現場20.『敷地境界線がなんと 海!』

 

三浦半島の先端、油壺「敷地境界線がなんと 海!」の家。

青空の晴天に恵まれ、本日上棟を迎えることが出来ました。

 

この家は、海に向けて角度を変えながら不規則な建物の形状にデザインしているため

海と建物の関係性や岩盤面の敷地にどう建物を配置するか、

開口部からの海がどのような見えがかりとして、開けていくかなどなど、

事前に模型を作りイメージしながら計画を進めてきました。

 

今日、こうしてこの地に骨組みが組み上がり、リアルなスケール感で

イメージしてきたものを実際に現場を歩き回りながら確認していきました。

「もう少し、この開口部をガツーンと大きくしてエントランスからいきなり海を

見せてしまった方が良かったか? 、、、いやいやいきなり外は広げないで、

ためてためて階段で地階に下りた瞬間に外と繋がる大開口で海を近づけ、

むしろ、各階で海との距離を違えるような奥行き感をもたせた方が、やはり正解か、、」

 

そんな感じで、しばらくの間、ひとり妄想の世界にトリップしていました。(笑)

 

 

 

 

藤井.1

 

藤井.2

 

藤井.3

 

藤井.4

 

藤井.5

 

藤井.7

 

藤井.8

目の前の透明度のある海には、イカやタコ、黒鯛など色々な魚が見えるようで、

休憩タイムの大工さん達、皆 釣り好きらしく無言で目は海に釘付けでした。。

 

こんな良い環境で仕事できることは嬉しいのですが、

なんだかいつもよりゆっくり仕事が進んでいきそうで、嫌な予感がします、、(汗)

 

鴨川の高台から海を見下ろす現場やこの目の前がヨットの停泊してる海の現場など、

最近、大好きな海の近くの仕事が多いのは、本当にモチベーションがあがります!

 

 

 

 

 

 

 

「海がより迫ってきました!」

00.現場03.ウィークエンド・ハウス12.別荘04.ビーチハウススタイル03.海のそばで暮らす03.眺望を取り込む20.『敷地境界線がなんと 海!』06.地盤.・基礎工事

 

今、三浦半島の先端、油壺で進めているプロジェクト。

プロジェクトタイトル・「敷地境界がなんと海!」の家。

 

岩盤の削り出しで、予定よりもかなり時間が掛かってしまいましたが、

本日ようやく配筋工事が終わり、コンクリートの打設前に配筋チェックに行ってきました。

 

 

 

油.1

三浦半島の、のどかな畑をどこまでも抜けていくと、今回の別荘エリアに入っていきます。

この視界の広がる畑の先にまさかそのような別荘が出現するとは、

ここからは想像できません。

まさに週末の家・プライベートゾーンです。

 

 

 

 

 

油.2

 

油.3

ヨットが停泊した、油壷の海には青空がよく似合う。

水の透明度も良く、穏やかでとても良い気が流れている場所です。

 

 

 

 

 

油.4

 

油.5

 

油.6

技術担当者が図面と照らし合わせながら、確認をしていきます。

画像からも伝わる通り、とても丁寧な仕事をしていただいてました。

 

配筋を見ただけでは、高層のビルでも建つのではないか?というくらいの

配筋量で建物を支える強固な足回りがしっかりと出来上がっていきます。

 

 

 

 

 

 

 

油.8

もともとあった地盤を切り下げ、より海面に近づけるための掘削作業が大変でした。

この作業により、海がより迫ってきました。

 

この家の計画は、3層で海面に近い地階部分にリビングとラウンジバーそして

バスルームとその先のデッキにはジャクジーを設けました。

1階部分は、ダイニングとゲストルーム、2階部分に広いデッキ付きのマスターベッドルーム

といった、ゾーニングです。

リビングとダイニングの階層を分けるというのも、新しい試みです。

 

 

油.7

そしてこの自然の岩盤面、歴史を感じる地層壁として、

リビングから見えるように取り込んでしまう、というのも今回のデザインの

ポイントの一つでもあります。

実際、削り出すまではどんな岩盤が出現するかは全くの未知でしたが、

この岩盤、素晴らしい! もうこれだけでも大きなポイントです。

 

スケジュールは大幅にずれ込んできてしまってますが、

この夏の竣工を目指して、丁寧に作り込んで参ります。

 

 

「ゼロベースからの再スタート」

00.現場03.ウィークエンド・ハウス12.別荘03.海のそばで暮らす03.眺望を取り込む20.『敷地境界線がなんと 海!』

 

敷地境界線がなんと 海!

三浦半島の先端、油壺ビーチハウスプロジェクトが、
規制や諸々な諸条件の見直しにより基本デザインが
ゼロベースからの再スタートとなり、
地鎮祭から約1年3ヶ月経過したのち、
ようやく先日現場がはじまりました。

あぶら.2
あぶら.1

地鎮祭を済ませてからのゼロベースの設計見直し、、
こんなケースは今回初めてですが、
オーナーさんにも多大なご迷惑をお掛けしながらも、
寛大なるご理解をいただき、
仕切直しのチャンスをいただけました。

そうとなれば、前回のデザインを超える、
それ以上のものを提供出来なければ、意味がありません。

コンセプトも建築形状も間取りも全て再考し、
この恵まれた敷地を最大限に生かし、
パワーアップしたものが、これです!

あぶら.3 
海側から見たイメージ
海にせり出すウッドデッキが建物全体にまわってきます。

あぶら.4
地階にあるリビングスペースは、
間口6.5メートルの引き込みサッシが
デッキへと広がり、そのまま海に繋がっていきます。

リビングスペースを中心に、
右にボートハウス、左にバーラウンジを配置。
このボートハウスからボートを出し、
停泊してる自分のヨットまで漕いでいきます。


あぶら.5鳥観で見た、海側からの全景。


あぶら.7海とは反対側のエントランス方向からのイメージ。
こちらの面は、窓を無くし無表情なファサードデザインに。
重なるキュービックな白い箱に、
突き刺さるようなガラスで覆われた部分が
エントランスホールになります。



今回は、若手建築家チームのKiki ARCHiさんと
ネイチャー・デコールとのはじめてのコラボレーション
によるデザイン&設計案件です。
総合窓口.ディレクションはネイチャー・デコール監修のもと、
いつもとはひと味違う建築的な切り口とエッジの効いた空間構成を
若いパワーと新しい発想でKiki ARCHiさんに担当してもらいました。

こういったコラボレーションって面白いですよね~。
新しい発見、そしてプランを構築していく上での、
プライオリティの違いなど、お互いの強みを生かした、
かなりデザイン性の高いものが生まれそうです。

楽しむためのビーチハウス 完成は2017春予定
また、こちらのブログで進捗をお知らせします。