「現場には赤紫色の花が!」
建て替えの住宅で、既存の庭にある樹木や花を新しい建物の計画や配置にあてはめて
計画していく。
既存の樹木で使えそうなもの、撤去するもの、新たに加えていく樹木などを、
建物を取り壊す時に一緒にガーデンデザイナーと共に考えていきます。
このようなスケッチで全体的なガーデンの計画をしていき、建築デザインとのバランスを
見ながら、シンボルとなる木や四季を楽しむ木など、実際に樹種も選定していきます。
この横浜市・青葉区の家では、ガーデンデザイナーの選定により、
比較的既存樹を生かしていく方向でプランが進んでいきました。
そして、なんとこの時期、リビングの大開口窓からはこのように赤紫色の花を付けた
「紅花トキワマンサク」の木が綺麗に咲き誇っていました。
実際自分も花が付くまで、木の名前もどんな色の花が付くのかもわからず、
ガーデンデザイナーに確認してはじめて知りました。
家の素材や色を決めていくように、ガーデンに植える樹木の樹形や花の色も大切ですね。
これから毎年、この時期になると赤紫色の花がシンボルツリーとなって
この家を印象付けていくようになるんですね。