「台湾オフィスデザイン 現場風景」

 

ネイチャー・デコールの新しい拠点のひとつとなる、台湾オフィスの工事が、
10月上旬の完成に向けていよいよ追い込みの時期となってます。

出来る限り、現地の素材で構成していこうというものの、

なかなか日本の様にはいかないのが現実です。

素材ひとつ、仕上げ方法、ディティール、現地では初めてのことばかりなので、
当然と言えば当然ですが、現地の監督と建築工事の方々が、
こちらからのスケッチや図面、サンプルを見ながら、
一生懸命にそれを具現化しようと奮闘中です。

 

住宅業界にショップデザインの手法をはじめて導入し、
今でこそ当たり前の「エージング」や「古材」「アーティストワーク」
「海外からの輸入品」を住宅の中で表現し、やり慣れない施工会社と大喧嘩しながら
第一軒目の住宅を創り上げた20年前を思い出してしまう、そんな感じです。

 

はじめて新しい扉を開いていく時というのは、どんな事でも同じなんだな?と、
あらためて、そのワクワク感と迫り来るリスクをポジティブに捉えていく、
気持ちの切り替えの大切さに気付かされます。

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全景
床
書棚
トイレ

台湾でのオフィス名が「Ladies&Gentlemen」

レディース&ジェントルマンのオフィスデザインでは、
まず中心の核となる部分にBARカウンターを設けました。
ロフトの様な空間には様々なシーンを想定した接客&プレゼンテーションコーナーがあります。
そこに置かれた、家具やマテリアル、ディスプレイにおいても、全てこれから台湾で提案していく
住空間に取り入れていけるようセレクトしております。
一日のうちで、過ごす時間の長い部屋、そして仕事場、
だからこそ、自分らしく自然体で居れる空間が欲しい。
その結論が「暮らしに遊び心を」。

 

…そんな、バックストーリーでオフィスデザインを進めております。

進捗は、またこのブログからお知らせします。 お楽しみに!