2021年9月

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「気密性能測定、ついにC値0.3を達成!」

00.現場001.大工の技06.断熱

 

みなさん こんにちは

ネイチャー・デコールの大浦比呂志です。

 

いま、鎌倉市で進行中の「K様邸」で、気密測定が行われました。

今回の測定は結果により修正が出来るよう、プラスターボードを貼る前の段階で測定。

 

お金をかけて断熱の専門業者を入れて現場発泡ウレタン吹付け断熱を使えば、

ある程度の数値は見込めるが、ここは極力お金をかけずに、

大工さんの施工でグラスウールと気密シートを使ってそのクオリティを目指していく、

まさに、大工さんの腕と細部までの気使いが試される仕事になってきます。

 

 

いつも整理整頓された現場は、これを見ただけでも大工さんの家創りに対する想いが伝わってきます。

 

 

 

測定がはじまりしばらくすると、壁も天井も気密シートがパンパンに引っ張られていきます。

余計な隙間が他の部分にある場合は、そちらから引っ張れれてしまうため、いかに隙間なく気密シートが

張られているかが既に感じ取れます。

 

前回はこの引っ張りの圧で、シートを止めていたタッカー部の小さな穴から

引き剥がされてしまったため、

今回からは、そのタッカーの部分をひとつひとつテープ張りするという気の使いよう、流石です!

 

 

 

 

そして、今回出てきた結果が、なんとC値0.3という数値!

いままで、なかなかC値0.5の壁がやぶれませんでしたが、グラスウールと気密シートでこの数値は

物凄いことです!

 

C値0.3平方cmということは、建物にあるすべての隙間を集めたときに、1平方メートルあたり

0.3平方cmの隙間しか無い、ということです。

この数値は小さいほど隙間が小さいということで、その分熱が逃げにくく気密がとれた家、という事です。

なので、この数値はかなりの性能値を示しています!

 

 

 

今回、この現場を担当してくれている、遠藤大工さん。

この結果をみて、ホッと肩をなでおろし満面の笑みを浮かべてくれました。

断熱気密工事は、腕の良い大工さんの技術がなければ成り立ちません。

今回は、その技を見せてくれた大工さんに感謝しかありません!

本当にお疲れさまでした〜!

 

 

大浦比呂志(ネイチャー・デコール主宰)

ネイチャー・デコール www.nature-decor.com

 

 

 

 

「withコロナ時代、変化するおうち時間の過ごし方・趣味編」

06.家創りのヒント03.ペットと暮らす09.NDオーナーのライフスタイル03.ギャラリーハウス(趣味の家)09.NDのオーナーさん20.『本と猫のいる暮らし』

 

みなさん こんにちは

ネイチャー・デコールの大浦比呂志です。

 

大田区で進めていた「本と猫のいる暮らし」の家の竣工撮影を行ってきました。

リビング全体が書庫のような設えで、大好きな猫と暮らせる家、そんなコンセプトで計画された家。

 

お引渡しをしてからまだ半年くらい経過したばかりですが、見事に自分たちらしい暮らしぶり、

そして、なにより家に居ることが楽しくて仕方ない様子が随所に覗えました。

今回はそんな生活のワンシーンを紹介させていただきます。

 

 

 

エントランスホールからアンティークのドアを開け、LDKへ

 

 

 

 

海外のライブラリーの様に、天井までいっぱいの本棚、高いところには移動式のスチールはしごを

用意しました。また本棚の前にはアンティークの長椅子。本好きにはたまらないシチュエーションですね。

そして、リビングの吹き抜けには三方向にハイサイド窓を設けて、本棚で塞がれている壁を高い位置からの

光で部屋に明るさを取り込んでいます。

 

この背の高い本棚はこの家の愛猫「ポンズちゃん」のキャットステップ併用の本棚にもなっていて

棚を途中くり抜き、そのまま登って行くと本棚の上がキャットウォークになっています。

他にも猫のための仕掛けがいろいろ用意されています。

 

 

 

 

 

階段もポンズちゃんのお気に入りのコーナー

良い表情でポーズをとってくれています。

 

 

 

 

「本と猫のいる暮らし」というコンセプトの通り、場所を変えていろいろなところで本が読めるような

コーナーがあります。

ダイニング脇の出窓ベンチで横になりながら読書したり、外を感じながら明るい日差しの中、

サンルームで読書したり、そしてそれは猫にとっても同じようです。

この家には、人も猫も気分を変えて寛げる場所がたくさんあります。

 

 

 

 

 

 

そして、家族を気にせずに個々の趣味が楽しめる場所、また家族みんなで籠もれる場所、

用途に応じて空間を使い分けていくことが出来るようになっています。

 

一部屋まるごと、コミック本だけを壁いっぱいに積み上げた部屋、まるで漫画喫茶の様、

古い探偵推理ものの本やDVDとビデオだけで埋め尽くした、シアタールーム、

ご主人の部屋は、模型をつくったり、集め続けたフィギュアコレクションの部屋、

古いヒーロー物や、特撮、怪獣ものなどなど日本のサブカルチャーが勢ぞろい、、

まさに、サブカルの聖地、中野ブロードウェイのような品揃えです(笑)

もう、何日でも籠もっていれそうなワクワク満載のお宅でした〜

 

是非、withコロナ時代、変化するおうち時間の過ごし方のお手本にしてください。

 

このファミリーは、このスタイルを何十年もされてきたんでしょうね〜

やはり、Keep Onは大切ですね!

 

 

 

 

今日のウルシー(女性カメラマン)のワンカット

今日も、素敵な撮影、ありがとうございました!

 

 

大浦比呂志(ネイチャー・デコール主宰)

ネイチャー・デコール www.nature-decor.com