「窓を入れてしまう前に、、」

 

横浜市青葉区で進めているお宅「海外生活経験をベースに」の家。

 

先日の上棟式から現在木工時が着々と進んでいます。

開口部のサッシもどんどん取り付けられていきます。

 

青.1

 

 

 

 

 

青.6

お嬢さんの部屋の一角には、こんな感じでネイチャー・デコールでも人気の

出窓ベンチが造り付けで造作されます。

 

 

青.3

丁度その部分も、木工時の下地組が出来ていて、出窓にはサッシが取り付けられる

、そんな段階です。

 

 

 

青.4青.5

そして、サッシが取り付いてしまう前に大事なこと。

 

どうしても、出窓は上からの雨を直接うけてしまう場所なので、

その部分の雨仕舞いには特に注意しなければなりません。

 

このディティールを見て頂くと、一般的な開口部の雨仕舞いの処理の上から

更に板金を被せて、窓の取り付く下場から雨が侵入しないような納まりになっています。

板金に20㎜〜30㎜の折り返しをつけて、板金を一体で立ち上げているのもポイントです。

 

ここにサッシが取り付けば、躯体への雨の侵入を最大限に防ぐことが出来ます。

 

このような、地味な作業の繰り返しですが、出来上がりからは見えて来ない

隠れてしまう部分の細かな配慮の積み重ねが、快適な家のベースになっていくんですね。