「藤沢市片瀬・casa brooklynの家 引き渡し!」
クリスマスイブの日に、藤沢市片瀬で進めてきた「casa brooklyn」の家、
なんとか滑り込み引き渡しを終えることが出来ました。
このお宅は、ブログの中でも紹介させていただいたように今回で3軒目の
注文住宅の家作りを体験されたご家族の家です。
実際出来上がった家を見られてどのように思われたのでしょうか?
3軒目の家では、今までの家の改善点を反映させながらデザインのテイストも
ナチュラルスタイルの家から一新しピリッとスパイスを効かせた
「casa brooklyn」というテーマで進めてきました。
ポーチの床には柄タイルでアクセントを効かせ、
黒いファサードと黒いドアがクールな印象を与えます。
そのまま階段も黒、木製手すりとのコンビネーションが新しいイメージです。
この眺望を得るためにかなり土地探しには時間を掛けたようです。
この家は、この眺望ありきで、どのようにしたら最大限に生かしきれるか、、
が、一番のテーマでした。
見晴らしの良い2階をLDKとバスルームにゾーニングし、
ワイド5メートル30センチの大開口窓、「ヘーベシーベ」を採用して、
景色をそのまま室内に取り込んでしまおう、というのが僕らの回答でした。
今日も快晴の青空の下、遠くに富士山が見えています。
大開口窓にまっすぐ伸びていく、長さ4.6メートルのキッチン&ダイニングカウンターが、この空間の中で大きなインパクトを放ってます。
キッチンで作業していても、ダイニングで食事していても、
ひらけた外の景色を眺めながら過ごすことが出来きるような設計になってます。
リビングスペースの光景
まだ、家具が揃ってませんが、ここに置かれる椅子・テーブル・
ソファー・ラグやカーテンまですべてのインテリアをコーディネート
させていただきました。
インテリアコーディネートは建築同様に、空間作りには欠かせない
大切な仕事になってきます。
スチールパーテーションの前に設置してるのが、バイオエタノール暖炉です。
モールテックスの天板を作りオリジナルの暖炉になりました。
更にオーナーさんのアイデアでキャスターを付けて移動も可能な暖炉に
していこうと言うことになりました。
取り扱いがし易く、施工性の良いバイオエタノール暖炉はこれから
日本の住宅の中でも使い勝手の可能性を感じます。
2階にあるバス&パウダールームも、ダークトーンとモザイクタイルで統一。
まだまだ、細部も見せ所満載なお家です。
西側デッキ。
奥行き5メートルもあるデッキは色々な活躍の場が出てくることでしょう。
家にはそれぞれいろんな目的がありますが、
人生をエンジョイするための家!
そんな明確な目的がある家は、設計者としても一番ワクワクさせられますね〜